JPS59173892A

JPS59173892A - 自動両替機

Info

Publication number: JPS59173892A
Application number: JP58049199A
Authority: JP
Inventors: 坂本　啓司
Original assignee: Tateisi Electronics Co; Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1983-03-23
Filing date: 1983-03-23
Publication date: 1984-10-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の背景この発明は、自動両Ｎ機に関する。

一般に自動両替機においては、顧客は両替希望金種を両
替金種設定用押ボタン・スイッチを押すことにより設定
しなければならない。そしてこの操作は、両Ｍ設定ずみ
金額が投入金額に等しくなるまで繰返し行なわれる。同
一金種について多額の両替を行なう場合には、押ボタン
・スイッチを何回も押下しなければならず操作性が悪い
という問題があった。そこで、同−金種について、紙幣
１枚のみを設定する押ボタンの他に、たとえば２枚、５
枚、１０枚といった多数の紙幣を１回の押下で設定でき
る押ボタンを設け１＝自動両替機がある。しかしながら
この両替機では、同一金種について多数の押しボタン・
スイッチを設けなければならず両替金種設定用押ボタン
・スイッチの数が膨大となり、その構成が複雑になる。

また顧客は両替設定ずみ金額を念頭において次にどの単
位の押ボタンを押せばよいかを計算しなければならない
ので操作がめんどうである、という問題がある。

発明の概要この発明は、簡単な構成でかつ両替設定の操作性の向上
した自動両替機を提供することを目的とする。

この発明による自動両替機は、両替金種設定スイッチ、
両替金種設定スイッチによって・設定された両替設定デ
ータを金種ごとに記憶する手段、両替設定データにもと
づいて金種ごとに設定された金額を表示する表示器、両
替金種設定スイッチによる信号入力継続時間を計時する
手段、および両替金種設定スイッチによる信号入力継続
時間が所要時間を超えるごとに対応する金種の両替設定
データに一単位ずつ加口していく手段、を備えているこ
とを特徴とする。好ましくは、投入現金の金額から両替
設定ずみ金額を減算して得られる残り金額を記憶する手
段を備え、両替設定データの加算は、加算すべき一単位
の金額が残り金額以内であることを条件に行なう。

この発明によると希望する金種の両替金種・設定スイッ
チによる入力を継続させるだけで、たとえば押ボタン・
スイッチを押し続けるたけでその金種が選択されかつそ
の金種の単位（金額〉が加算されていき、そして加算さ
れる金額が表示器に表示されるから、顧客は表示器を見
て所望の金額になったときに押ボタンの押下を止めれば
よい。したがって顧客の操作はきわめて容易である。こ
の発明は同一金種を多数枚設定する場合にとくに有用で
ある。加算される一単位の金額が残り金額以内かどうか
が常時チェックされているから、投入金額以上の金額が
設定されるおそれは全くない。さらに、金種設定スイッ
チは少なくとも１金種に１個で足りるので、操作パネル
に多数個のスイッチを配列する必要はなく、構成が簡単
となる。

実施例の説明第１図は自動両替機の外観を示している。自動両替機の
前面のほぼ垂直に立上った操作面には、操作パネル（１
）、両替可能であることを示す取扱い表示器（５）、取
消し用照光式押ボタン・スイッチ（６〉および呼出し用
照光式押ボタン・スイッチ（７）が設けられている。は
ぼ水平な操作面には、紙幣の入出０　（２’）　、筒硬
貨取出口（３）　ａ３よび１１７台（８）が設けられて
いる。また係員キー（９）も備えられている。必要なら
ば、バラ硬貨取出口（４）、カード挿入口（１１）　、
両替操作手順を音声で案内するスピーカ（１２）および
顧客検知センサ（１３）などを設けることが好ましい。

第２図は操作パネル（１）を示している。操作パネル（
１）には、顧客による両替操作手順を文章で記載した案
内部（第２図には示されていない）、表示器群および押
ボタン・スイッヂ（以下単に押ボタンという）群が設け
られている。表示器としては、紙幣人出口（２）に投入
された被両替紙幣の総額を表示する預り金額表示器（３
１）、投入総額から両替設定ずみの金額を減算して得ら
れる残り金額の表示器り３２）、両替設定ずみの各金種
ごとの金額を表示するための金種別設定金額表示器（３
３）がある。押ボタンには、両替金種設定用の押ボタン
（３４）、訂正用押ボタン（図示略）などがある。

この実施例では金種には、５千円札、千円札、５００円
硬貨、１００円硬貨、５０円硬貨および１０円硬貨があ
る。紙幣は、金種設定押ボタンによって１枚を一単位と
して設定される。硬貨には、この実施例では筒硬貨しか
なく、筒便−貨１本を一単位として設定される。もちろ
ん、バラ硬貨設定用の押ボタンを設けることもてきるの
は言うまでもない。紙幣、バラ硬貨および筒硬貨の一単
位を１枚、１本とする必要はなく、必要に応じて一単位
を２枚、５枚、１０枚、５０枚、２本、５本、１０本な
どとしてもよい。

第３図は、自動両替機の電気的な構成を示している。自
動両替機はＣＰＵ（４０）によって制御される。ＣＰＵ
（４０）は、そのプログラムを記憶するメモリ（ＲＯＭ
）＜４１）と各種データを記憶するメモリ（ＲＡＭ＞（
４２）とを備えている。またこのＣＰＵ（４０）には入
力ポート（４３）および出力ポート（４４〉を介して、
操作パネル（１）、紙幣人出口（２）の奥に設けられた
ピルチェッカ（４５）、取消しおよび呼出し用押ボタン
（６）および（７）、紙幣人出口（２）、筒硬貨取出口
（３）およびバラ硬貨取出口（４）内にそれぞれ設けら
れた放出現金抜取検知器（４６）　、取扱い表示器（５
）、ならびに各種紙幣および各種硬貨の収納箱の駆動装
置および搬送装置（図示略）が接続されている。

必要ならば、カード挿入口（１１）の奥に配置されるカ
ードリーダ（４７）　、顧客センサ（１３）およびスピ
ーカ（１２）もＣＰＵ（４０）によって制御される。さ
らに、紙幣、硬貨の出入口、取出口やカード挿入口にフ
リッカ表示器を設ける場合にはこれらもまたＣＰＬＩ（
４０）に接続される。

第４図は、データ用メモリ（４２）の内容の一部を示し
ている。メモリ（４２）には、投入金額の総額および残
り金額をそ゛れぞれ記憶するエリヤ、ならびに各金種ご
とに両替設定された枚数または本数および金額を記憶す
る両替設定エリヤが設けられている。

第５図は自動両替機の全体的な動作を示している。紙幣
人出口（２）に被両替紙幣が投入されると（ステップ（
５１）　）　、投入された紙幣がピルチェッカ（４５）
によって鑑別されかつ計数される（ステップ（５２）、
）。そして投入紙幣の総額が預り金額としてメモリ（４
２）に記憶されるとともに表示器（３１）に表示される
（ステップ（５３）　）。この後、両替金種設定操作お
よび処理か行なわれる（ステップ（５４）　）。両替設
定が終ると、設定された金種の紙幣、間硬貨が設定され
た枚数、本数だけ人出口（２）および取出口（３）に放
出される（ステップ（５５）　）。

これらの現金が抜取られれば両替が終了する（ステップ
（５Ｇ）　）。

第６図は両替設定処理（第５図ステップ（５４））の詳
細を示している。まず残り金・額表示器（３２）に投入
金額と同額の数字が残り金額として表示されるとともに
、設定金額表示器（３３）のすべてに設定金額として０
が表示される。メモリ（４２）内の残り金額記憶エリヤ
にも投入金額と同額が記憶される。またメモリ（４２）
の両替設定エリヤがクリヤされる。

いずれかの押ボタンが押されると、どの金種が選択され
たかがチェックされる（ステップ（６２）〜（６７）　
）。たとえば、金種設定押ボタン（３４）のうら５千円
紙幣に対応するものが押されると（ステップ（６２））
、メモリ（４２）に記憶されている残り金種が５千円以
上がどうかがチェックされる（ステップ（６８））。残
り金額が５千円以上であれば、その押ボタンの表わす金
種の一単位データ（１枚、５千円）がメモリ（４２）内
の該当する両替設定エリヤに加算して記憶され、かつ加
算後の金額が対応する設定金額表示′、ａ（３３）に表
示される（ステップ（６９））。このステップ（６９）
で両ｌ！ｆ設定された金額が残り金額がら減筒されるこ
とにより新たな残り金額が線用され、この新残り金額が
メ［す（４２）に記憶されるとともに表示器（３２）に
表示される（ステップ（７０）’＞。残り金額が０にな
れば設定完了である（ステップ（７１・））。残り金額
がＯでな【プれば、５千円の金種設定押ボタンが一定時
間（たとえば０．５秒〜１秒程度）以上継続して押され
続けているがどうががチェックされる（ステップ（７２
）　　（７３）　）。同−押ボタンが一定時間以上継続
して押されていればステップ（６８）に戻って、同一金
種についての一単位の両替設定が続けて行なわれる。こ
のようにして同一の金種設定押ボタンが継続して押され
ている場合には、その金種についての両替設定単位〈金
額）が加算されていく。

同一の押ボタンが一定時間以上継続して押下されていな
ければステップ（６２）に戻って、次にどの金種設定押
ボタンが押されたかがチェックされる。ステップ（６８
）で、残り金額がその金種の一単位金額未満の場合にも
ステップ（６２）に戻る。

５千円の押ボタン以外の金種設定押ボタンが押された場
合にも、ステップ（６８）〜（７３）の処理と同じよう
な処理が行なわれるのは言うまでもない。また、バラ硬
貨設定用の押ボタン、紙幣や筒硬貨設定用であって、複
数′枚または複数本を一単位として設定する押ボタンが
設けられた場合にも、同じような処理が行なわれる。

第６図に示すフローチャートでは、訂正押ボタンその他
のファンクション押ボタンが押された場合の処理は省略
されている。

ステップ（７３）における一定時間を一定に固定せず、
多数枚、多数本の設定を容易にするために、漸次時間を
＞、ｕ　＜　していくようにすることもできよう。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動両替機の外観を示す斜視図、第２図は操作
パネルの一部を示す正面図、第３図は自動両替機の電気
的なＭ４成を示すブロック図、第４図はメモリの内容の
一部を示す図、第５図は自動両凹処理の全体を示リフロ
ー・チ１７−１〜、第６図は両替設定処理を示すフロー
・チャートである。（１）・・・操作パネル、（３２）・・・残り金額表示
器、（３３）・・・設定金額表示器、（３４）・・・金
種設定押ボタン・スイッチ、（４０）・・・ＣＰｔＪ、
　　（４２）・・・メモリ。以　　上外４名第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）両替金種設定スイッチ、両替金種設定スイッチによって設定された両替設定デー
タを金種ごとに記憶する手段、両替設定データにもとづ
いて金種ことに設定された金額を表示する表示器、両替金種設定スイッチによる信号入ノｒＭ！続時間を計
時する手段、および両替金種設定スイッチによる信号人力継続時間が所要時
間を超えるごとに対応する金種の両替設定データに一単
位ずつ加算していく手段、を備えている自動両替機。
（２）投入現金の金額から両替設定ずみ金額を減算して
得られる残り金額を記憶する手段を備え、両替設定デー
タの加算は、加算すべき一単位の金額か残り金額以内で
あることを条件に行なわれる、特許請求の範囲ｆｆ１（
１）項記載の自動画引Ｌ