JPS59173007A - 歩行型田植機の車輪昇降制御装置 - Google Patents

歩行型田植機の車輪昇降制御装置

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JPS59173007A
JPS59173007A JP4833083A JP4833083A JPS59173007A JP S59173007 A JPS59173007 A JP S59173007A JP 4833083 A JP4833083 A JP 4833083A JP 4833083 A JP4833083 A JP 4833083A JP S59173007 A JPS59173007 A JP S59173007A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、苗植付装置を連結した機体に、推進車輪を油
圧駆動昇降可能に取付け、機体下部に上下動自在に装備
した接地フロートと車輪昇降用の油圧制御弁とをリンク
連係するとともに、前記制御弁のスプールを車輪上昇操
作方向に弾圧付勢するバネを設け、前記接地フロートが
接地圧増大に伴って前記バネに抗して上方に変位したと
きに制御弁を車輪下降側に切換え、前記接地フロートが
接地圧減少に伴って下方に変位したときに制御弁を車輪
上昇側に切換えるように構成し、かつ、前記接地フロー
トと制御弁との連係リンク機構中に制御弁スプールに対
して接地フロートが相対的に上方に移動するのを許す融
通を設けるとともに、この融通を弾性的に保つバネを装
備しである歩行型田植機の車輪昇降制御装置に関する。
上記構成の車輪昇降制御装置においては、制御弁スプー
ルに対して接地圧検出センサーとしての接地フロートの
相対上方移動を許す弾性融通を形成することによって、
車輪が急に耕盤の凹部に落ち込んで接地フロートが制御
弁スプールの移動限界以上に大きく押上げられたときに
、前記弾性融通で接地フロートのみの上方移動を許し、
制御弁スプールと接地フロートとを連係するリンク機構
の損傷を防止するようにしているのであるが、この弾性
融通が逆に接地フロートの上方変位を制御弁スプールに
伝達するときにも働いて応答性が低下していた。
本発明は、通常の車輪昇降制御作動時には接地フロート
の上下変位を確実に制御弁に伝えて応答性の高い制御を
行わせることができ、しかも、接地フロートが不当に強
く、かつ大きく上方に移動されようとしたときには連係
リンク機構の変形や損傷を防止できるようにすることを
目的としたものであって、その特徴とするところは、冒
記構成の車輪昇降制御装置において、スプール付勢用バ
ネを圧力調節可能に構成するとともに、前記弾性融通用
バネを初期圧力をかけた状態で組込み、この初期圧力を
、前記スプール付勢用バネが最も強く軸部されたときに
スプールに働く付勢力に等しいか、これより大きく設定
しである点にある。
上記特徴構成によると、圃場の土質の硬軟に応じた適切
なセンサー感覚に変更するためにスプール付勢用バネの
圧力をどのように調節しても、制御弁スプールの移動範
囲内においては連係リンク機構中の弾性融通は実質的に
は働かず、このため接地フロートとスプールは相対的に
変位することがなく、フロート変位が遅れなく確実にス
プールに伝えられて応答性の良好な制御を行えるように
なった。
そして、不当に強く、かつ大きく接地フロートが押上げ
られて連係リンク機構に所定以上に強い力が作用しては
じめて弾性融通のバネが変形し、移動限界にあるスプー
ルに対する接地フロートの相対上方変位を許して連係リ
ンク機構の変形や損傷を確実に防止して耐久性を高める
ことができた。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図に歩行型田植機の全体が示され、概略
構成は次のようである。
機体の左右中心に配置された丸パイプ製の主フレーム+
11の前端にエンジン(2I及びミッションケース(3
)が直列に連結されるとともに、主フレームil+の後
部に4条植えの苗植付装置(4)及び操縦ハンドル(5
)が取付けられている。 機体の下方にはエンジン(2
)の下部から苗植付装置(4)の下部に亘る中空プラス
チック製の中央接地フロート(61が配備されるととも
に、苗植付装置(4)の下方には左右一対の後部接地フ
ロート+71 、 (7)が配備すしている。  ミッ
ションケース(3)の左右側部には、前部支点(又を中
心に一ヒ下揺動自在な車輪伝動ケース(8) 、 (8
1が後方に向けて延出され、その後端に夫々推進車輪(
91、+91が取付けられている。
曲記醒植付装置(4)は、マット状苗fPlを4列に並
置搭載して一定ストロークで往復横移動する苗のせ* 
t+o+と、この萌のせ台(lO)の下端から一定量づ
つ萌を切出して中央及び後部接地フロート+61 、 
+71 、 +7+で整地された田面(S)に植付ける
4組の苗植@構(11)・・、及びこれらの駆動機構を
装備した後部伝動ケース(121から構成されている。
第6図に前記推進車輪(91、+9+の懸架構造が示さ
れる。
前記主フレーム+11上には油圧シリンダ口3が固着さ
れるとともに、そのピストンロッド(13a)の先端部
に取付けたブラケット(141に、縦支点(Ylを中心
に旋回揺動自社な平衡アーム(旧が取付けられ、この平
衡アーム(151と各車輪伝動ケース(8)。
(8)から立設したアーム1161 、 +161とが
ロッドf171 、 ifηで連結され、ピストンロッ
ド(13a)の出退に伴つて両推進車輪+91 、 +
91が同時に同方向に昇降し、かつ、平衡アーム(15
)の縦支点(Y′)周シの旋回揺動によって左右車輪(
9) 、 +91が互いに反対方向に昇降できるよう構
成されている。
車輪昇降用の前記油圧シリンダ+131は自動及び手動
で作動制御可能であり、その詳細な構造を第3図乃至第
5図について説明する。
前記ミッションケース(3)の、t’ 側sには、ケー
ス内のギヤオイルを作動油・とじて吸引して加圧吐出す
るポンプ(図示せず)からの圧油供給を受ける3位置切
換え型の制御弁(1秒が取付けられ、この制御弁+tm
と前記油圧シリンダ(13)とが配管接続されている。
 そして、この制御弁(181のスプール(191が後
方に引出されるとピストンロッド(13a)が突出作動
して車輪+91 、 +91が下降され、逆に、スプー
ル(1g)が前方に押込まれるとピストンロッド(13
a)が引退して車輪(9) 、 +91が上昇される。
 尚、スプール(1(ト)は第8図に示すように正逆い
づれの方向にも作用する1個のコイルバネ例によって適
度の中立庫元力が与えられている。
ミッションケース(3)の右側面には、第9図に示すよ
うに支点ボルト(21&)と支点ピン(21b)を介し
てプラケツ) +211が取付けられ、これら支点ピン
(21b)及び支点ポル) (21&)に縦向きの揺動
リンクはと下向きアーム図1が夫々枢支連結されるとと
もに、…1記スプール09)の突出端には押引きリンク
(2」がピン連結され、この押引きリンク―)の側面に
植設した前後一対のピン(5)、@が、前記揺動リンク
のの下端に形成した上下長孔罰及び下向きアームe3)
の下端に形成した前後方向の円弧状長孔努1に夫々係合
されている。
そして、主フレーム(1)の前部上面に固着したU字形
ブラケット(至)の−辺にntJ後揺動自狂に取付けた
レバー(30)の一端(30a)と、前記揺動リンクの
の上端とに亘ってコイルバネ(31)が張架され、この
バネ(3])の張力によって押引きリンクf24)がス
プール(1aを押込む方向に弾性付勢されている。
又、前記レバー(30)はブラケット(29)の他辺に
形成した前後3箇所の切欠き凹部■・Oの1つに選択保
合可能であり、このレバー■の揺動調節によってバネ引
)の張力を3段階に切換え調節できるようになっている
又、前記下向きアームののボス部には横向きT形のリン
ク(331が固着され、この丁形リンク儲の下向き片(
33a)下端と押引きリンク(24)の後端に亘って引
張バネ(財)が張架され、もって、一体化され7jT形
リンクω)と下向きアーム(23)が押引きリンクf2
41に対して時計回り方向に回動付勢され、前記ピン(
イ)が長孔(財)の前端に押付は付勢されている。
前記中央接地フロート(6)及び後部接地フロー) (
7+ 、 +71は、苗植機構(111近くに設定した
共通の後部支点(Zlを中心に夫々独立して上下揺動自
在に支持され、かつ、中央のフロート(61は以下に示
すように前記制御弁(1印のスプール(増にリンク連係
されて、車輪自動昇降制御用のセンサーとして利用され
ている。
つま9、中央接地センサー(以下センサーフロートと呼
称する)(61の前部に固着したU形ブラケット鄭)に
第1センサーロツド(至)が枢支連結され、このロッド
(3G)の上端に固着したボス(36a)に第2センサ
ーロツド(9)が上下スライド自社に挿通され、更に、
第2センサーロツド啼の上端が前記T杉すンク(331
の後向き片(33b)先端に枢支連結されている。 前
記第2センサーロツド(9)には、下端が前記ボス(3
6a)に支持されたコイルバネ(38)が外嵌装着され
るとともに、このバネ弼の上端を受止めるバネ受部材(
ト)が抜差し自在なピン(40)で第2センサーロツド
(支)に固定されている。 そして、このバネ受部材(
支)はピン+40)の差し替えによってロッド(支)へ
の固定位置を上下3段階に切換え可能に構成されている
。 又、バネ受部材■からはボス(36a)の下端を受
止める支持片(39a)が一体連設され、もって、バネ
受部材C49)を上下調節してもバネ(至)の上下端支
持間隔(L)が変化しない構成となっている。
そして、この規定されたバネ支持間隔(L)に前記バネ
138)が初期圧縮変形されて組付けられ、かつ、この
初期圧力は、前記スプール付勢用バネ頭)を最も強く調
節したときスプール(1饋に働く付いる。
次に、自動車輪昇降制御の作動を説明する。
第3図は、耕盤fQlが成る深さにあるときの制御中立
状態を示し、この状態では車輪(9)は正しく耕盤(G
)に接し、機体は田面(S)に対して適切なレベルに保
たれている。 そして、このときセンサーフロート(6
)を上方に押上げる接地圧力と、前記バネGl)の付勢
力とがバランスして制御弁(18)のスプールα傷が中
立位置(n)にある。
この状態で植付走行を行っていて耕盤(Glの深い箇所
に至ると機体全体が沈下しかかシ、センサーフロート(
61の接地圧力が増大する。 そして、このフロート接
地圧力がバネ団)の付勢力と制御弁内の中立復元バネの
の予圧力との総和よりも大きくなると、T形すンク国と
下向きアーム(2)が時計回りに一体回動して押引きリ
ンク(24Jが後方に引張され、スプール(1俤が車輪
下降位置+4+に切換えられ、耕盤(G1に接地してい
る車輪(9)。
(9)が強制下降駆動されることで相対的に機体が上昇
されてゆく。 そして、この機体上昇によってセンサー
フロート(61の接地圧力が減少し、再び前記バランス
状態に至るとスプール(1g)が中立位置(n)に戻っ
て車輪下降作動が停止する。
又、逆に、耕盤(G)が浅くなって機体が相対的に田面
(S)から浮上しかかると、センサーフロート(6)の
接地圧力が減少して前記バランスがくずれ、スプール(
19)はバネcll)の付勢力によって車輪上昇位置(
u)に押込まれ、油圧シリンダ(]31の短縮作動で車
輪+9) 、 (91が上昇され、相対的に機体が下降
される。 そして、機体下降に伴ってフロート接地圧力
が再びバランス状態まで増大すると車輪上昇が停止され
る。
要するに、耕盤(Gjの深さ変動に伴う機体の浮沈がセ
ンサーフロート(6)の接地圧力の変動として感知され
、この接地圧力変動に伴ってセンサーフロート(61が
機体に対して上下変位すること、に基づいて制御弁(旧
が切換えられて、車輪(9)。
(9)がフロート変位方向と逆方向に昇降制御され、も
って、機体が常に田面fs’+に対して略一定のレベル
に維持され、植付深さが安定するのである。
そして、この場合、相対伸縮自在な前記第1、第2セン
サーロツド(至)、cl′71間に介装したバネ(2)
は、バネ(31)によるスプール付勢力よりも大きい初
期圧力を与えて組付けであるので、スプール0印を中立
位置(n)から車輪下降位置fill側に操作するとき
には、前記バネ(至)は圧縮変形されることがなく、セ
ンサーフロート(6)の上方変位が遅れなくT形すンク
[有]及び下向きアームのを介してスプールfl!II
に伝えられる。 そして、特に、耕盤(Glの深い箇所
に急に落ち込んだり、円面(S)の異動にセンサーフロ
ー861が乗り上がる等した場合には、スプール(1悌
がストロークエンドまで引出されてT形すンク(至)が
時計回りに回動阻止された状態で、なおもフロート(6
)が強力に押上げられることになシ、このフロート接地
圧力がバネ弼の初期圧力より大きくなったときに、はゝ
Yめてバネc18)が圧縮変形されて、センサーロッド
(至)、@部分での変形や破損が阻止される。
又、前記スプール付勢用バネ(311は圃場の硬軟によ
って適宜調節するものであり、田面(S’+の軟弱な圃
場ではセンサーフロート(61が大きく沈下しないと接
地圧力が充分増加せず、車輪下降制御が遅れるので、こ
の場合は、バネC311の張力を弱く調節することで制
御中立時における基準のフロート接地圧力を小さくシ、
センサー感度の高い敏感な制御を行う。 逆に、田面(
S)が硬い圃場では、田面fs)と機体との少しの相対
上下変位でもフロート接地圧力変動が大きく表われ、耕
盤(Glの小さい変化や田面(S)の凹凸によっても車
輪制御が頻繁に行われて、機体の安定性がかえって損わ
れやすくなる。 そこでこのようなときには、バネ(3
1)の張力を強くセットすることで制御中立時における
基準のフロート接地圧力を大きくし、センサー感度を低
くした安定性の高い制御を行うのである。
又、バネ受部材(支)を第2センサーロンド(9)に対
して上下に固定位@調節して第1、第2センサーロツド
t3)9国会体の長さ増減することで、制御中立時にお
けるセンサーフロート(6)の機体に対する基準姿勢を
調節することができる。
例えば、田面(Siが軟弱な圃場ではバネ受部材(&’
llを下方に調節して第1、第2センサーロ’71’(
3[i)。
−全体を長くする。 すると1、後部支点tz+で支持
されているセンサーフロート(6)の制御中立時の姿勢
は前部がりになる。 従って、この場合はフロート前部
が川面(S)に多く接することとなって、機体沈下が一
層敏感に感知できるようになる。 又、田面(siが硬
い圃場ではバネ受部材(イ))を上方に調節してセンサ
ーロッド全体を短くする。 すると、この場合センサー
フロート(6)は基準状態においてフロート前部底面の
川面(S)に対する迎え角が大きくなり、田面(S’+
の凹凸を円滑にフロート底面下に導いて無理なく押圧均
平しやすくなり、かつ、フロート前部が浮き気味になる
ことでセンサー感度が鈍り、耕盤fGlの小さい変化や
川面(S)の凹凸の影響を受けにくい制御が行える。
そして、このようにセンサーフロート(6)の基準姿勢
を調節しても、バネ(381の上下支持間隔(L+は一
定で初期圧力付与状態は変わらず、センサーフロート(
61と制御弁08)との連係特性は不変である。
又、前記制御弁a秒は人為的にも操作可能であり、その
だめの構造を次に説明する。
前記押引きリンク(24)の後端と、操縦l\ンドル(
5)に設けた機体昇降用(車輪昇降用)しd −f41
1トニ亘ッてレリーズワイヤ(4のが架設サレテイテ、
コルバー(411ヲレバーガイド(43)のr自動j位
flfA)にセットした状態では、レリーズワイヤ(4
2のインナーワイヤ(42a)が前方に押出され、押引
きリンク(241の後端にビン枢支したU字形連結金具
(刊の内部でインナーワイヤ先端金具(451が前方に
動き、この金具(49と連結金具(441の底部との間
に、スプール(1饋を中立位置(n)から車輪下降位置
++114 テシフトするストロークよシも大きい間隙
(0)ができる。 従って、この状態では、押引きリン
クUはスプール作動全範囲において前後動可能であシ、
前述した制御作動を行わせることができる。
又、レバー(41)を「機体上昇(車輪下降)」位置t
tnに切換えて係止固定すると、インナーワイヤ(42
a)が前記間隙(0)よりも大きく後方に引張され、こ
れによって押引きリンクのを介してスプール00が車輪
下降位置ta+に引出され、車輪下降による機体上昇が
行われる。
又、レバー(41)を「中立」位置(Nlに係止固定す
ると、インナーワイヤ(42a)は前記間隙(0)分だ
け後方に引かれ、この状態では押引きリンク(24)の
前方移動がワイヤ先端金具間と連結金具(441との接
当て阻止される。 従って、レバーf41)を一旦「@
体上昇」位置(Uに切換えて機体を任意の高さまで上昇
させたのち、レバー+41)を「中立」位置fNlに切
換えると、センサーフロート(61が浮上していても、
上記のように接当牽制された押引きリンク(財)に連結
のスプール(1[有]は中立位置(n)に保持され、機
体を任意の高さに維持でき、道路走行など苗植付装置(
4)を地上に大きく浮上させての走行時に利用する。
尚、前記車輪昇降レバー(旬は、苗植付装置(4)への
動力を断続するクラッチ(図示せず)にもワイヤ連係さ
れていて、「自動」位置囚・ではクラッチが入り、「中
立」位置(Nl及び「@体上昇」位置(6)ではクラッ
チ切りの状態となる。 又、このレバー(4])は、「
自動」位置囚と「中立」位置(Nlの中間に相当する「
旋回」位置中にも係止保持でき、この位置mでは苗植付
装置(4)への伝動クラッチが切られ、かつ、前記間隙
10)が、スプール口αを車輪下降位置1111までシ
フトできる大きさをもって残存し、苗植付作動を停止し
て自動昇降制御が行える状態になるよう構成されていて
、機体旋回時に次のように利用される。
つまり、畦際近くまでの一行程の植付は走行が完了する
と、まずレバー(9)を「自動」位置(2)から「旋回
」位置mに切換えて苗植付装置(4)を停止させる。 
次に操縦ハンドル(5)を少し引上げて機体をやや前部
がりに傾ける。 すると、センサーフロート(61の前
部が円面(S)に押付けられて接地圧力が上昇し、車輪
下降制御が働く。
これによって機体が少し上昇されて苗植付装置(4)が
田面is)から浮上され、センサーフロート(61及び
後部接地フロートI’yl t (7)の後部も田面(
S)から少し浮上する。 ここで操縦ハンドル(6)を
一定高さに保って制御中立状態を維持したままで機体を
Uターン旋回させる。 こうして、フロート後部で既植
苗を倒したり、フロート側面で田面(S)の泥を側方に
多く押し流すことなく機体方向転換を行うのである。 
そして、旋回後は再びレバー(41)を「自動」位置囚
に戻して次行程の植付走行に移るのである。
又、上述した車輪自動昇降制御は主クラッチを男って機
体を停止したときには作動しない方が望ましいものであ
る。
つまり、一般に歩行型田植機では圃場内での前進走行時
に車輪(9)の前進回転による逆トルクが機体を後方に
傾けるように働いて機体後部が沈下される傾向となる。
 そこで、機体停止状態で前傾するような重量バランス
に機体を設計することで車輪逆トルクによる後傾作用を
吸収して機体を前後略水平にして圃場内を安定よく走行
できるようにしている。 従って、植付は途中で、機体
前部の予備萌のせ台(51)から苗のせ台(lO)へ苗
の移し替えのためや、予備苗のせ台(511への苗補給
等のために主クラッチを切って機体を停止し、かつ操縦
ハンドル(5)から手を放すと、車輪逆トルクの消滅に
よって礪休は前部がりに傾斜し、これがセンサーフロー
ト(6)で感知されて車輪下降制御が行われ、機体が勝
手に大きく上昇されてしまうことになる。 但し、エン
ジン(2)を止めての機体停止状態では油圧機構が働か
ないので問題はないが、一般には苗補給等の作業途中の
機体停止のつどエンジン停止は行わないので、上記不具
合が生じる。
そこで、主クラッチを切っての機体停止時に昇降制御を
牽制する必要があシ、そのだめの構造が次のように昇降
制御機構に組込まれている。
前記!形すンク@の上向き片(33Q)には、操縦ハン
ドル(5)に設けた主クラツチレバ−(46)とミッシ
ョンケース(3)の上面に設けられた主クラツチ操作ア
ーム(4′71とに亘って架設されたレリーズワイヤ(
481のインナーワイヤ(48a)が貫通され、かつ、
このインナーワイヤ(48a)の前端近くにはネジ伸縮
調節自社なスリーブ(傭が外嵌されている。 そして、
前記主クラツチレバ−(佃がクラッチ切り位置(OFF
)に切換えられて、ワイヤ(48a)が後方に引張移動
されると、前記スリーブ(49)の後端が制御中立姿勢
にある上向き片(33りの曲面にちょうど接当して、T
杉すンク弥及びこれと一体の下向きアーム罷がこれより
も時計回シに回動されるのを阻止するように、前記スリ
ーブ(4(支)の長さが調節されている。
このようにすると、圃場内で苗補給等のために主クラッ
チを切って機体を停止したとき、機体が前方に倒れ込ん
でセンサーフロート(61の接地圧力が増大しても、ス
プール19)は車輪下降位1i 1(11に切換えられ
ることがなくなる。 尚、作業中に耕盤fG)の深い箇
所に急に落ち込んで機体が大きく前のめりになり、運転
者があわてて主クラッチを切って機体を停止させること
があり、このとき、センサーフロート(61の上昇によ
ってT形すンク儲が先に時計回りに回動されている状態
から、スリーブ(49)と上向き片(33c)との接当
てT形すンク(33)がセンサーフロート(61を田面
(s)に押込むように強制的に時計回りに回動されるの
であるが、このとき強力な圧縮力を受ける第1、第2セ
ンサーロンド(至)、(資)は介装したバネ弼の圧縮変
形によって短縮され、座屈や破損が防止される。
又、主クラッチを切って機体を停止したときの機体高さ
が畦から低くて新しい苗の補給が行いにくいときもあり
、このような場合には、そのままで機体昇降レバー(4
11を「機体上昇」位置(Uに切換えて、ワイヤ(42
a)で押引きリンク(財)を直接後方に引く。 すると
、上記のように時計回シの回動を阻止されている下向き
アーム(至)に対して押引きリンクc24)は前後長孔
努)とピン■を介して融通をもって連係されているから
、レバー(411を少し強く操作するとバネ(財)に抗
してすンクθ」を後方にシフトして車輪下降を行うこと
ができ、機体が適当な高さに上昇したところでレバー(
41)を「中立」位置へ)又は「自動」位置+A1に切
換えればよい。
尚、第3図中の符号ω)は、スプール(1!i)が車輪
上昇側のストロークエンドに至る前にT形シンク(至)
の下向き片(33a)と接当して押引きリンクt241
の前方移動を阻+hするために、前記ブラケット鎚)か
ら連設したストッパーであって、センサーフロート(6
)の前端が不測に田面(S)内に突入したまま前進して
フロート(61を下げる力が外力として強力に働いても
、この外力がスプールに及ぶことがなく、制御弁tll
lDが保護されている。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る歩行型田植機の車輪昇降制御装置の
実施例を示し、第1図は田植機の全体側面図、第2図は
田植機の全体平面図、第3図は車輪昇降制御装置の側面
図、第4図は制御装置の平面図、第5図は制御装置の斜
視図、第6図は車輪懸架構造の概略斜視図、第7図はセ
ンサーロッド部の正面図、第8図は第3図における■−
■線断面図、第9図は制御装置のリンク支点部の横断平
面図、第10図はレバー操作部の斜視図である。 (4)・・・・・萌植付装置、(61・・・・・・接地
フロート、(9)・・・・・推進車輪、a81・・・・
・・制御弁、(最・・・・・・スプール、(3D・・・
・・スプール付勢用バネ、(支)・・・・・・弾性融通
用バネ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 苗植付装置(4)を連結した機体に、推進車輪(9)を
    油圧駆動昇降可能に取付け、機体下部に上下動自在に装
    備した接地フロート(61と車輪昇降用の油圧制御弁(
    18)とをリンク連係する七ともに、前記制御弁(旧の
    スプール(191を車輪上昇操作方向に弾圧付勢するバ
    ネC311を設け、前記接地フロート(61が接地圧増
    大に伴って前記バネG11に抗して上方に変位したとき
    に制御弁(旧を車輪下降側にf7J換え、前記接地フロ
    ート(61が接地圧減少に伴って下方に変位したときに
    制御弁0印を車輪上昇側に切換えるように構成し、かつ
    、前記接地フロート(釦と制御弁α印との連係リンク機
    構中に制御弁スプール(1aに対して接地フロート(6
    )が相対的に上方に移動するのを許す融通を設けるとと
    もに、この融通を弾性的に保つバネ(至)を装備しであ
    る歩行型田植機の車輪昇降制御装置において、前記スプ
    ール付勢用バネC31+を圧力調節可能に構成するとと
    もに、前記弾性融通用バネ(迩を初期圧力をかけた状態
    で組込み、この初期圧力を、前記スプール付勢用バネc
    11)が最も強く調節されたときにスプール市に働く付
    勢力に等しいか、これよシ大きく設定しである歩行型田
    植機の車輪昇降制御装置。
JP4833083A 1983-03-22 1983-03-22 歩行型田植機の車輪昇降制御装置 Granted JPS59173007A (ja)

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