JPS59172501A - エチルヒドロキシアルキルメチルセルロ−スエ−テル - Google Patents

エチルヒドロキシアルキルメチルセルロ−スエ−テル

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JPS59172501A
JPS59172501A JP58239036A JP23903683A JPS59172501A JP S59172501 A JPS59172501 A JP S59172501A JP 58239036 A JP58239036 A JP 58239036A JP 23903683 A JP23903683 A JP 23903683A JP S59172501 A JPS59172501 A JP S59172501A
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JP
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substitution
hydroxyalkyl
ethyl
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weight
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JP58239036A
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English (en)
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マリ−・キヤサリン・ダンケ
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Dow Chemical Co
Original Assignee
Dow Chemical Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B11/00Preparation of cellulose ethers
    • C08B11/193Mixed ethers, i.e. ethers with two or more different etherifying groups

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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は有機−可溶性エチルヒドロキシアルキルメチル
セルロース エーテル類に関する。
種々のセルロース エーテルが知られてお妙、多年にわ
たり市販されている。これらの市場で入手出来るセルロ
ース エーテルは典型的にはアルカリセルロースと塩化
C1−4アルキル、C2−4アルカレンオキシド、クロ
ロ酢酸等との反応生成物である。メチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシグロビル
メチルセルロース、ヒドロキシグロビルセルロース等の
市場で入手出来るセルロース エーテル類の大部分は、
増結剤、保護コロイド、塗膜形成剤として及び他の用途
に対して水性の系で用いられる。これらのセルロース 
エーテル類は水性の系では有用であるが、水に可溶のエ
ーテルは一般に有機溶剤に不溶性であり且つ熱可塑性で
は無い。それ故にこれらのセルロース エーテルは例え
ばインキ等の様な有機系で使用出来ない。有機系に溶解
性を持ったセルロース エーテルの要求に答えて、例え
ばエチルセルロース及ヒエチルヒドロキシエチルセルロ
ースの様なよa疎水性のセルロース銹導体が開発されて
来た。これらのセルロース エーテルは有機−可溶性即
ち有機系に可溶でお9且つ熱可塑性ではあるが、該エチ
ルセルロース及びエチルヒドロキシエチルセルロースは
その用途を顕著に制限する他の欠点金持っている。例え
ば、殆んどのエチルセルロースは水素結合していない溶
剤、特に、C6又は高級アルカン知、ベンゼン、アルキ
ル置換芳香族等の俤な低い溶解度パラメーターを持った
溶剤に可溶では無い。一般に、か\る非極性溶剤中での
溶解性が必要な場合には、エチルセルロースは使用出来
ない。最近の価格の高騰がこれらの非極性溶剤の使用を
経済的によ妙魅力あるものとしているため、これら溶剤
中でのエチルセルロースの不溶性がその使用を顕著に制
限している。
ある種の極めて高度に置換されたエチルセルロース及び
エチルヒドロキシエチルセルロース誘導体はか\る浴剤
中で所望の溶解性を持ってはいるが、その製造が困難で
あり高価である。更に、それらの製造条件のために、エ
チルセルロース及ヒエチルヒドロキシエチルセルロース
は共ニ、比較的低分子量の種類のものしが一般に手に入
らない。分子量上でのこの制限がこれらのセルロースエ
ーテルの有用性を大巾に減らしている。従って、高い分
子量を持って製造出来る有機−可溶性セルロース エー
テルが高度に望まれている。
その上、エチルヒドロキシエチルセルロースの製造は製
造的観点からすると困難であり費用のが\るものである
エチルヒドロキシエチルセルロースの製造に用いるエチ
レンオキシドは水、塩化エチル及び反応混合物中に存在
するその他不純物と反応する。その結果として、本来低
いプロセスの総括収率が大きく下がり且つ生成物からの
除去が困難な多種多様の副生物が生成する。
それ故に、多種多様な有機溶剤に可溶で且つ熱可塑性で
あるセルロース エーテルが高度に望ましい。換eする
と及び加うるに、高い分子量を持って製造可能であり且
つ従来の有機−可溶性エーテルのプロセス上の制限を持
たぬ有機−可溶性セルロース エーテルが高度に望まし
い。
本発明はか\るセルロースエーテルに関する。本発明は
有機−可溶性エチル・C2−4ヒドロキシアルキルメチ
ルセルロース x−fルテアル。本発明のエチルヒドロ
キシアルキルメチルセルロース エーテルは公知の有機
−可溶性セルロース エーテルにみられる基本的なプロ
セス上の制限が無く製造可能であり、その結果、より安
い生産コストを可能とし、廃棄物の廃棄問題も少い。そ
の上、本発明のエチルヒドロキシアルキルメチルセルロ
ース エーテルはエチルセルロース及ヒエチルヒドロキ
シエチルセルロースに固有の分子量上の制限を持たない
。更に、エトキシ置換度、メトキシ置換度及びヒドロキ
シアルキル・モル置換を最適化することに依り、低い溶
解度パラメーターを持つている水素結合していない溶剤
中でさえも良好な溶解度を持つエチルヒドロキシアルキ
ルメチルセルロースが製造出来る。
セルロース’t−1C2−4ヒドロキシアルキルメチル
セルロースとハロゲン化エチルとの間の反応に触媒作用
を用うに充分な量のアルカリ金属水酸化物と接触させ、
且つ次に十分なハロゲン化エチルが02−4ヒドロキシ
アルキルメチルセルロースと反応して有機−可溶性エチ
ル・C2−4ヒドロキシアルキルメチルセルロース エ
ーテルを形成するように、高めた温度を含む諸条件下で
、該アルカリ金属水酸化物の存在下で、Cヒドロキシア
ルキルメチルセルロースを−4 ハロゲン化エチルと接触させることを特徴とする有機−
可溶性エチル・C2−4ヒドロキシアルキルメチルセル
ロースエーテルの製造方法である。本発明の方法を用い
ることに依って、広い範囲の有機溶解性を持っているセ
ルロース訪導体が容易に製造される。更に、本方法は高
い分子量を持った有機−可溶性セルロース エーテルの
製造に利用出来る。
本発明のエチルヒドロキシアルキルメチルセルロースx
 −fルはエーテルを有機−可溶性にするめに充分なエ
トキシ置換を含んでいる。一般にセルロース エーテル
のエトキシル含量が増加するに伴って有機溶解性が増加
する。
セルロース エーテル中のエトキシ置換の量は、エチル
基で置換された、セルロース分子上の無水グルコース単
位当りの平均水酸基数(置換度)により示される。セル
ロース分子の無水グルコース単位には3個の水酸基があ
るので、エトキシ置換度は、理論上は、0乃至3の範囲
をとることが出来る。特定のセルロース エーテルに有
機−溶解性を与えるのに必要な最少のエトキシ置換はヒ
ドロキシアルキルの量及びメトキシ置換に若干は左右さ
れるが、一般にエトキシ置換度は少くとも0.5でなけ
ればならぬ。好ましくはエトキシ置換度は少くとも1.
0であり、より好ましくは少くとも1.2であり、最も
好ましくは少くとも1.3である。
−ffK、エトキシ置換度が増加するのに伴って、エチ
ルヒドロキシアルキルメチルセルロースが次第次第に広
い範囲の有機溶媒に可溶となる。低い溶解度パラメータ
ーを持っているラクトール(Lactol ) [アメ
リカン・ミネラル・スピリッツ社の商標〕・スピリット
及びその他の水素結合していない溶剤での溶解性はエト
キシ置換度が少くとも約1.2、好ましくは少くとも約
1.3である時に一般に認められる。エトキシ置換によ
り、一時には生成物が冷(即ち0℃から5℃の、)水に
可溶だが、溶液を若干加温するとゲルを生じる結果とな
ることが見出された。
メトキシ置換の量もメトキシル基で置換された、無水グ
ルコース単位当りの平均水酸基数として示される。メト
キシ置換度とエトキシ置換度との合計は3以下であると
いえる。従って、最高のメトキシ置換度は2.5である
。好ましくは、メトキシ置換度は2.0よりも少であり
、より好ましくは1.8よりも少であり、最も好ましく
は約1.6より少である。最少メトキシ置換度は、エト
キシル化中に起るセルロース・ポリマーの分解を減少さ
せるに充分なものである。
以下に詳記する如く、セルロース分子をエトキシル化す
るに必要な反応条件は一般にポリマーにかなりの分解を
起し、より小分子量のものを生じさせる。ある程度のメ
トキシ置換があるとエトキシル化反応中に起る分解の変
合いを減少させる傾向があることが見出された。か\る
分解の減少は、メトキシ置換度が少くとも0.2、好ま
しくは約0.8、より好ましくは少くとも約1.1であ
る時に一般に認められる。
その結果として、最大メトキシ置換度は一般に約2.8
及び好ましくは約2.2より少、より好ましくは約19
より少である。
ヒドロキシアルキル置換の量はモル置換、即ちセルロー
ス分子の各無水グルコース単位と反応するアルキレンオ
キシドの平均分子数で示される。アルキレンオキシド分
子がセルロース分子と反応する度毎に新らしい水酸基が
形成されるので、ヒドロキシアルキル・モル置換には理
論的限界は無い。然し、アルキレンオキシド−セルロー
スの反応は塩化メチルの反応種容易では無く、一般にヒ
ドロキシアルキル・モル置換は約0.2乃至約1.5、
より典型的には約0.1乃至約1.0の範囲であろう。
ヒドロキシアルキル・モル置換が太きくなった時は、エ
トキシル化反応がより迅速且つより高収率で進むことが
見出された。出願人は理論に結びつけようとは意図して
いないが、エトキシル化反応はヒドロキシアルキル置換
基の水酸基で主に且つ優先的に進行して分子上に2−エ
トキシアルコキシ部分を形成するものと思われる。従っ
てヒドロキシアルキル・モル置換は有利には少くとも約
0.2、好ましくは少くとも約0.5及びより好ましく
は少くとも約0.7である。
ヒドロキシアルキル置換基はヒドロキシエチル、ヒドロ
キシブチル又はヒドロキシプロピルであり得る。一般に
、所望の割合でセルロース分子上により容易に配置出来
るためにヒドロキシエチル又はヒドロキシプロピルft
 4%が好ましい。生産上の評点が最も少いためヒドロ
キシアルキル置換が最も好ましい。
本発明のエチルヒドロキシアルキルメチルセルロースエ
ーテルはハロゲン化エチル、エチレン−、フロピレン−
又はブチレン−オキシド及びハロゲン化メチルをアルカ
リセルロースと反応させて製造される。アルカリ セル
ロースは好ましくはセルロースパルプを1モル過j1g
1のアルカリ金属水酸化物と反応させて製造する。アル
カリ金属水酸化物は50重量%又はそれ以上のアルカリ
金、;1水酸化物を含んだ水溶液として一般に用いられ
る。アルカリ セルロースはアルキレンオキシド及び(
好ましくは塩化メチルである)ハロゲン化メチルと、4
から12時間の間、約30℃−80℃の、好tt、<は
40℃−60℃の渦電で空気の不存在下で好ましくは反
応させる。アルキレンオキシド及び塩化メチルの殿は所
望のヒドロキシアルキル及びメトキシ置換を与える様に
選ぶ。
ハロゲン化エチル/アルカリセルロース反応ヲ、アルキ
レンオキシド及び塩化メチルとの反応と同時に実施する
ことも可能であるが、然し予め調製されているヒドロキ
シアルキルメチルセルロースをエトキシル化するのが遥
かにより好ましい。塩化メチル及びアルキレンオキシド
との反応と同時にエトキシル化反応が行われる時は、所
望のエトキシ置換度を得るのが困難であることが見出さ
れた。史に本発明のエチルヒドロキシアルキルメチルセ
ルロースの改良された有機−溶解性は、メトキシ基でヒ
ドロキシアルキル基を保護した事に一部分は由来してい
るものと思われる。
ヒドロキシアルキルメチルセルロースを製造し次にエト
キシル化する時に、この保護はより高度に好捷しいので
ある。
更に、アルカリセルロースのエトキシル化に一般的に必
要な諸条件〔即ち90℃−150℃、85−140ps
i(586−965kPa )圧力〕はセル0−ス鎖の
かなりの分解を起す傾向がある。アルキレンオキシド及
び塩化メチルとの反応と同時の場合よりも、ヒドロキシ
アルキルメチルセルロースにエトキシル化反応を実施し
た時の方がこの分解が減少することが見出された。
エチルヒドロキシアルキルメチルセルロースの好ましい
製造方法で出発物質として用いられるヒドロキシアルキ
ルメチルセルロースは先述した如く装置内で調製出来る
。別の方法として及び好ましくは、所望のヒドロキシア
ルキル・モル置換及びメトキシ置換度を持った如何なる
市販ヒドロキシアルキルメチルセルロース ニーテルモ
出発物質、!=して使用可能である。格別有用な出発物
質はメトセル0■                 
     0(METHOCEL  )E、  メトセ
ル F1メトセル K及び、最も好ましくはメトセル 
J(■は登録商標)としてザ・ダウ・ケミカル社から市
販されているヒドロキシプロピルメチルセルロース エ
ーテル類である。ヒドロキシプロピルメチルセルロース
は、好ましくは少くとも50重量%の、より好ましくは
少くとも73重量−のアルカリ金属水酸化物を含んだ水
溶液として用いるアルカリ金属水酸化物、好ましくは水
酸化ナトリウム、と反応させ、次にハロゲン化エチル、
好ましくは塩化エチル、と接触させる。
セルロース エーテルに有機−溶解性を付与するのに充
分なエトキシ置換を行うのに充分な高めた温度も含めた
条件で反応を行う。一般に反むげ、約90℃−150℃
の温度で約4−12時間の間実施する。反応は好ましく
は、空気の不存在下、不活性雰囲気下、加圧で実施する
。反応はべ゛ンゼン、トルエン又はメチルエチルケトン
の様な有機稀釈剤中のスラリ伏で、又は別の方法として
乾式法で実施することが出来る。好ましくは、過剰の水
を吸収し且つ副反応を少くするために過剰の固体水酸化
矢トリウムを反応物に添加する。反応後、トルエン/エ
タノール混合物の様な適当な有機溶媒を用いて生成物を
精製し、粉砕し、所望によりパッケージ化する。
生成物セルロース エーテルの分子量は主として原料セ
ルロース パルプの分子量(又は、出発物質としてヒド
ロキシアルキルメチルセルロースを使用した場合はヒド
ロキシアルキルメチルセルロースの分子量→及びエーテ
ル化反応中に起る分解の度合いによってきまる。驚くべ
きことには、特に出発物質としてヒドロキシアルキルメ
チルセルロースを使用した時に、エトキシル化反応中に
起る分解の度合いが、従来のエチルセルロース及びエチ
ルヒドロキシエチルセルロース生成物に比較して大巾に
減少している事が見出された。その結果、本発明のエチ
ルヒドロキシアルキルメチルセルロース エーテルはP
h[望に依り、従来のエチルセルロース及びエチルヒド
ロキシエチルセルロース生成物よりも高い分子量を持っ
て製造可能である。低分子のエチルヒドロキシアルキル
メチルセルロース生成物は低分子の出発物質を用いるか
、又は酸素、オゾン又は過酸化水素のアルカリセルロー
スへの添加、膨潤シたセルロースパルプ又ハアルカリセ
ルロースの漂白の様な公知の方法又は他の公知方法を用
いてポリマーの分解を誘起させるかして製造可能である
エチルヒドロキシアルキルメチルセルロースの分子量l
ま一般に、それに対する溶剤中でのそのものの溶成のR
; m−で表わされる。特に断り書きしない限り、エチ
ルヒドロキシアルキルメチルセルロースの分子量を本明
細す)中でG才、5oxtitsのトルエンと20重E
jt%のエタノールよりl1ljる溶剤混合物中でのエ
チルヒドロキシアルキルメチルセル−スの5重量%溶液
の20℃に於ける〔フルツクフィールドて与えておく。
本発明のエチルヒドロキシアルキルメチルセルロースは
1センチポアズ又はそれ以下の′ff4液粘度を持って
調製可能である。逆に、本発明のエチルヒドロキシアル
キルメチルセルロースの5%溶i粘it4o,oooセ
ンチポアズ( 4 0,0 0 0 kPa’s )又
はそれ以上に出来る。それに対シて、エチルセルロース
及びエチルヒドロキシエチルセルロースの5%溶液粘度
は一般に約700センチホアズ( 7 0 0 kPa
’S ) ヲ+ngサナイ。
本発明のエチルヒドロキンアルキルメチルセルロースは
その他の有機−可溶性セルロース エーテルと同一の方
法で使用出来る。か\る用途の好例はゲルラッカー、フ
ェス、ホットメルト組成物等の成分、繊維印刷インキ及
び輪転グラビヤ印刷インキの様な有機系での増粘剤、印
刷ペースト及び印刷インキのバインダー、医薬品等のだ
めのバインダー及び遅効性被覆剤である。これらのエチ
ルヒドロキシアルキルメチルセルロースのあるものの増
加した有機−溶解度及び分子酸のために、これらの新規
なセルロース エーテルは従来の有機−可溶性セルロー
ス エーテル類よ妙もより人混に、多種多様な有機系で
使用可能である。更に、本発明のエチルヒドロキシアル
キルメチルセルロースの多くは熱可塑性であり、熱可塑
性が望まれる用途で利用出来る。
本発明のエチルヒドロキシアルキルメチルセルロースは
如何なる適当な彫態でも使用出来る。例えば、これらの
セルロース エーテルは、それに対する有機溶剤の浴液
として、顆粒状又は粉末化したポリマーをバルクで、又
は水性媒体中の微粒子の分散、即ち“人工゛ラテックス
として使用可能である。
以下の実施例は本発明を例示するためのものであ妙、本
発明の範囲を限定するものではない。特に断らぬかぎり
、割合及びパーセントは重量である。
実施例1 試料N[Llはパー( Parr )ボンベにトルエン
8002及び約0.1乃至約0.3のヒドロキシプロピ
ル・モル置換、約1、1から1.6のメトキシ置換度を
持ったヒドロキシプロピルメチルセルロース541を充
填して製造した。原料セルロース エーテルは水溶性で
2チ水溶液として、20℃で約4.000センチポアズ
(4,000kPa’s )の粘度を示した。トルエン
は反応稀釈剤である。このスラリーに、50チの水酸化
ナトリウム水溶液40?と固体水酸化ナトリウム34f
/を共融して訓製した水酸化すi IJウム涼料を加え
た。反応器を真空排気し、追加の水区化す) IJウム
(固体)75.6tを加えた。次に反応器に塩化エチル
75りを添加した。反応器を閉じ、反応混合物を140
Cに6時間加熱した。反応後、生成物はトルエン稀釈削
に溶解している。
反応生成物の稀釈のために80%トルエン/20%エタ
ノール混合物を加えた。ついで生成物を熱水の添加によ
って沈でんさせ、濾過、中和、冷水中で洗浄し、乾燥し
た。生成物は1.36のメトキシ置換度、1.0のエト
キシ置換度及び0.24のヒドロキシプロピル・モル置
換を持って回収シた。生成物は沸騰ラクトール・スピリ
ット中で膨潤する。
実施例2 今回は、1.8から2.0のメトキシ置換度、0.2か
ら0.31のヒドロキシプロピル・モル置換及び4,0
00センチポアズ(4,000kPas )の2チ水溶
液粘度を持ったヒドロキシプロピルメチルセルロースを
出発物質に使用して、実施例1の一般的方法を繰返した
。生成物は1.8のメトキシ置換度、0.8のエトキシ
[換度及び0.2のヒドロキシプロピル・モル置換を持
っていた。生成物はトルエン及び80/2(lルエン/
エタノールに可溶で室温でラクトール・スピリット中で
膨潤した。ラクトール・スピリット中でゆるやかに加熱
した時、生成物は溶解した。
実施例3 実施例1の一般的方法を再び繰返した。今実験では、1
.1から1.6のメトキシ置換度、0.7から1.0の
ヒドロキシプロピル・モル置換、及び40.0・00セ
ンチポアズ(40,000kPas)の2%水溶液粘度
を持ったヒドロキシプロピルメチルセルロースを使用し
た。更に、原料のセルロース エーテルはグリオキサー
ルで小f= < 41fiかけ架4iI”+させて水に
より容易に分散する様にしてあった。今回は、水酸化ナ
トリウムの50重量%水溶液4(lとして水酸化ナトリ
ウムを反応器に添加し、ついで、急速に(■押している
混合物に固体水酸化ナトリウム109.6fを加えた。
この混合物を、真空排気し塩化エチルを添加する前に1
0分間かきまぜた。生成物は1.41のメトキシ1d換
度、1,25のエトキシ置el及び0.60のヒドロキ
シプロピル・モル置換を持っていた。この物質はラクト
ール・スピリット及びフレオン(登録商標)11クロロ
フルオロ炭化水素(E。
■、デュポン・ドノーム社により市販)に溶解した。
実施例4 今回は、1.1から1.6のメトキシ置換度、07から
1.0のヒドロキシプロピル・モル置換及び75,00
0センチポアズ(75,000kPa’s )の2φ水
溶液粘変を持ったヒドロキシプロピルメチルセルロース
を出発原料に用いて、実/A!i例の方法を再び繰返し
た。生成物は1.26のメトキシ置3(Qrlf、1.
09のエトキシ置換度及び0.6のヒドロキシプロピル
・モル置換を持っていた。これはラクトール・スピリッ
トに可溶で1,700センチポアズ(1,700kPa
s )の2%ラクトール・スピリット溶液粘度を持った
溶液となった。融点測定装置中でこの物質を加熱したと
ころ、155℃で軟化し、     分解の徴候も無く
197℃−200℃で溶融することが見出された。
実施例5 今回は、約0.03のヒドロキルブチル・モル置換、約
1.9のメトキシ置換度及び100センチポアズ(10
0kPa’s )の2チ水溶液粘度を持ったヒドロキシ
ブチルメチルセルロースを用いて、実施例1の方法を再
び繰返した。
生成物は1.77のメトキシ置換度、0.95のエトキ
シ置換度及び003めヒドロキシブチル・モル置換−t
 持っていた。
この生成物はyj<でp#[又は溶解せず且つ冷ラクト
ール・スピリットで膨潤した。この生成物は室温では水
に不溶性であったが、水冷10℃−5℃)水中に溶解し
た。ラクトール・スピリット中で加熱すると生成物は完
全に溶解した。
この生成物はトルエン及び80/20のトルエフ / 
:r−タンールにも可溶であった。
実施例6 3−ガロン反応器に’5 Q重量係の水門々化ナトリウ
ムを含  ゛む水溶液2602を加えた。反応器全閉じ
添加口よりトルエン2,600+++/を添加した。こ
れに、11から16のメトキシ置換噺、07から10の
ヒドロキシプロピル・モル置換及び5,000センチポ
アズ(5,000kPa’s )の2%水m液粘tを持
ったヒドロキシプロピルメチルセルロース4002を加
えた7、苛性、トルエン及びヒドロキシプロピルメチル
セルロースを15分間攪拌し、次に70℃に加熱した。
加熱した溶液にビード伏水酸化ナトリウム1.1132
及び追加のトルエン2.6501を加えた。反応器を再
び30分間密閉し、塩化エチル5.5ボンドを添加した
。反応器を次に140℃に9時間加熱した。反応物を8
0℃迄冷却し塩化エチルの追加の2.5ボンドを加えた
。反応混合物を次に140℃に3.5時間再加熱した。
生成物はトルエン稀釈剤に溶解する様になっており、次
にこれを反応器から回収シ、追加の80%トルエン/2
0%エタノールで稀釈して粒状にした。生成物は1.3
のエトキシ置換度、1.4のエトキシ置換度及び0.7
のヒドロキシプロピル・モル置換を持っていた。種々の
溶剤中にこの生成物を種々のv/r’に度で含んでいる
溶液、及びその粘度を次表に示した。
粘度(センチポアズ)(1(Pa’s)ラクトール・ス
ピリット   33  590  3960グラビヤイ
ンキ溶剤      32  470  164080
/20 トルエン/エタノール  28  233  
1430(ag己) 1)試料の1重量%を含んでいる溶液 2)試料の3重曖チを含んでいる溶液 3)試料の5重喰チを含んでいる溶液 リ インキ・ホーミュレーションに通常使用される回収
ラクトール これに反して、高粘度のエチルヒドロキシエチルセルロ
ース生成物は一般に80/20のトルエン/エタノール
中で650センチポアズ(650kPa’s)又はそれ
以下の5チ溶液帖変を示した。  、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 i、  有機−可溶性エチル・C2−4ヒドロキシアル
    キルメチルセルロース。 2、 0.5から2.0のエトキシ置換度、0.2がら
    2.5のメトキシ置換度及び0.02から1,2のヒド
    ロキシアルキル・モル置換を有する特許請求の範囲第1
    項記載の有機−可溶性エチル・C2−4ヒドロキシアル
    キルメチルセルロース。 3、ヒドロキシアルキル基がヒドロキシアルキル基であ
    る特許請求の範囲第2項記載のエチルヒドロキシアルキ
    ルメチルセルロース。 4、エトキシ置換度が少くとも0.8であり且っヒドロ
    キシアルキル・モル置換が少くとも()2である特許請
    求の範囲第3項記載のエチルヒドロキシプロピルメチル
    セルロース。 5、エトキシ置換度が少くとも1,2でめ、す、ヒドロ
    キシアルキル・モル置換が0.7と1.0の間であり、
    且つメトキシ置換度が少くとも1.0である特許請求の
    範囲第4項記載のエチルヒドロキシプロピルメチルセル
    ロース。 6、トルエン80重量%とエタノール20重量%の混合
    物中の該セルロースエーテル5重量%溶液として、該セ
    ルロースエーテルが20℃で、少くとも700センチポ
    アズの粘度を示す特許請求の範囲第2項記載のエチルヒ
    ドロキシアルキルメチルセルロース。 7.20℃、ラクトール・スピリット中で透明溶液を形
    成する特許請求の範囲第5項記載のエチルヒドロキシプ
    ロピルメチルセルロース。 8、熱可塑性である特許請求の範囲第1項記載のエチル
    ヒドロキシアルキルメチルセルロース。 9.C,4ヒドロキシアルキルメチルセルロースヲ、該
    C2−4ヒドロキシアルキルメチルセルロースとハロゲ
    ン化エチルとの間の反応に触媒作用を行うに充分なアル
    カリ金属水酸化物と接触させ、且つ次に、該C2−4ヒ
    ドロキシアルキルメチルセルロースを、該アルカリ金属
    水酸化物の存在下に、十分なハロゲン化エチルがN’E
    C2−4ヒドロキシアルキルメチルセルロースと反応し
    て有機−可溶性エチル−C2−4ヒドロキシアルキルメ
    チルセルロース エーテルを形成するように、高められ
    た温度を含む条件下で、ハロゲン化エチルと接触させる
    ことを特徴とする有機−可溶性エチル・C2−4ヒドロ
    キシアルキルメチルセルロース エーテルの製造方法。 10、アルカリ金属水酸化物が水酸化ナトリウムであ抄
    且つハロゲン化エチルが塩化エチルでおる特許請求の範
    囲第9項記載の方法。 11、エチル・C2−4ヒドロキシアルキルメチルセル
    ロースが少くとも1.2のエトキシ置換度を有する特許
    請求の範囲第10項記載の方法。 稔、エチル” C2−4ヒドロキシアルキルメチルセル
    ロースが、トルエン80重量%とエタノール20重量−
    の混合物中の5重量%溶液として測って、少くとも70
    0センチポアズ(700kPas)の粘度を有する特許
    請求の範囲第10項記載の方法。
JP58239036A 1982-12-29 1983-12-20 エチルヒドロキシアルキルメチルセルロ−スエ−テル Pending JPS59172501A (ja)

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