JPS5917012A - フランジ付きねじ - Google Patents

フランジ付きねじ

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JPS5917012A
JPS5917012A JP12589082A JP12589082A JPS5917012A JP S5917012 A JPS5917012 A JP S5917012A JP 12589082 A JP12589082 A JP 12589082A JP 12589082 A JP12589082 A JP 12589082A JP S5917012 A JPS5917012 A JP S5917012A
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JP
Japan
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screw
flange
head
thread
annular recess
Prior art date
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Application number
JP12589082A
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English (en)
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JPH0231248B2 (ja
Inventor
高橋 義光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topura Co Ltd
Original Assignee
Topura Co Ltd
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Publication date
Application filed by Topura Co Ltd filed Critical Topura Co Ltd
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Publication of JPS5917012A publication Critical patent/JPS5917012A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は屈曲7ランジ内の環状凹所によってねじ首下付
近の不完全ねじ部を完全に吸収し得る7ランジ付きねじ
に関する。
従来の転造ねじにあっては、ねじの首下付近が不可避的
に不完全ねじ部となり、これが締付力や保持力低下の原
因となったり、あるいは薄板等を締付ける場合に不完全
ねじ部によって空転を起こし締結不能となる欠点があっ
た。
斯かる問題を解決するものとして、例えば第6図に示す
如く弛み止め用座付ねじ(実公昭56−14416号)
が提案されているが、この従来技術においては、座部2
1の外周に一体形成した肉厚部22の上下端に突起23
を設け、座部下側の軸部周囲に前記肉厚部22に取り囲
まれた空間24を形成し、この空間24内に不完全ねじ
部25を位置せしめることによって不完全ねじ部の吸収
を行っていた。然しなからこの従来技術の構成によると
、座部外周に突設した突起23の突出幅が不完全ねじ部
25の吸収幅となるが、この突起23の突出幅はローレ
ット加工によって得られる程度の小さなものであること
から、通例ねじ山の1ピッチ〜1.5ピッチ幅にわたっ
て形成される不完全ねじ部25を空間24によって完全
に吸収できず、その結果依然として締付力や保持力の低
下あるいは空転による締結不能の問題を生じていた。
そこで本発明は従来技術の斯かる問題点を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、不完全ね
じ部の完全吸収を図ることによつて不完全締結の原因を
解消することにある。その他の目的とするところは簡易
な構成でもって不完全ねじ部の吸収幅を容易に拡大し得
るようになし、製品のコスト低減を図ることにある。
上記の目的を有する本発明の要旨は、頭部と、該頭部径
よりも大径のフランジとねじ軸部とを有してなるフラン
ジ付きねじにおいて、前記フラン・ゾ座面の軸部周囲に
凹環溝を設け、次いで該フランジを軸方向へ屈曲せしめ
てフランジ内方に環状凹所を形成し、この環状凹所によ
って首下付近の不完全ねじ部を吸収することを特徴とす
るフランジ付きねじにある。
以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明すると、第
1図乃至第6図には本発明の一実施例が記載されており
、成形後の7ランジ付きねじを図示した第1図において
、1は7ランジ付きねじの全体を示し、2はねじの頭部
、3はねじ軸部、4は上記頭部径よυも大径のフランジ
で、所定の幅Δtをもって軸方向へ屈曲せしめられてい
る。5は前記7ランジ座面すなわちねじの頭部座面6の
軸部3周囲に凹設された凹3!J溝で、この凹環溝5は
フランツ4の曲げ加工を容易にするのと同時に折曲げ時
に該フラン・ゾ4の基部に亀裂が生じるのを防止する働
きをなし、その結果7ランジ4の下降幅ΔLを拡大し得
る。7は前記屈曲フランジ4の内方に形成される環状の
凹所で、ねじの首下付近に形成される不完全ねじ部8は
この環状凹所7内に位置せしめられている。この場合に
おいて、屈曲フランジ4の下降幅Δtはねじ山の1ピッ
チ〜1.5ピッチ幅よυ大きいことから、通例ねじ山の
1ピッチ〜1.5ピッチ幅の範囲内において形成されろ
不完全ねじ部8は環状凹所7によって完全に吸収され、
その結果この不完全ねじ部8が屈曲フランジ4の下端す
なわちねじの頭部座面6よυ下方へ位置することもない
ので、ねじの頭部座面6より下方のねじ部には不完全ね
じ部が形成されることはない。
次に以上の構成を有するフランジ付きねじの製造工程を
説明するに、第2図にはねじの頭部座面6の軸部3周囲
に予め凹環溝5を凹設した転造ねじが示されており、こ
の転造ねじを第3図の抑圧用工具9によってその7ラン
ジ4が軸方向へ所定の幅Δtをもって降下するように曲
げ加工を施す。
ここで上記抑圧用工具9は第3図および第5図に示すよ
うに可動パンチ10と固定ダイス11よシなっていて、
10aは可動パンチ側のフランジ抑圧部、10bはねじ
頭部の外周と同径の頭部挿入部である。一方11!Lは
固定ダイス側におけるねじ軸部を収納するための軸部挿
入部、llbは座面部、llcは座面部11bより突出
した凸部である。斯くして上記の曲げ加工を終えると、
第1図および第4図(イ)、(ロ)に図示した本発明の
7ランジ付きねじが製造される。
なおねじの頭部2外周を鍛造によって成形する際K、頭
部座面6にすべり止め用の凹凸を形成することによシ、
弛み止め効果を向上させてもよい。
本発明のフランジ付きねじは上記のような構成であるの
で、この7ランジ付きねじを相手材にねじ込むと、不完
全ねじ部8は屈曲フランジ4の内方に形成される環状凹
所7内に完全に吸収されており、その結果該不完全ねじ
部8はねじの頭部座面6より上方に位置していて、ねじ
の頭部座面6より下方のねじ部には不完全ねじ部8が全
く形成されていないことから、保持力が低下したりある
いは空転する等の問題を生じることはない。
またねじ締めの際に、鋼板等が屈曲フランジ内方の環状
凹所内に引き寄せられる形態で締付けられるので、保持
力の増大により結合状態が良好となり、十分な締結力を
得られる効果がある。加うるK、ねじの頭部外周を鍛造
するときに頭部座面にすべり止め用の突起を形成した場
合にあっては、振動等による弛みを止める効果もある。
さらに本発明の7ランジ付きねじにおいては、7ランジ
座面の軸部周囲に予め凹環溝を凹設した状態でフランジ
を軸方向へ屈曲させるだけで、ねじ山の1ピッチ〜1.
5ピッチ幅よシ大きい7ラジジの下降幅を得ることがで
き、不完全ねじ部完全吸収のねじを低価格で提供し得る
等種々の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
I@1図乃至第5図は本発明の一実施例金示すもので、
第1図は成形後の7ランジ付きねじを示す一部破断正面
図、第2図はフランジ曲げ加工前の7ランジ付き転造ね
じを示す一部破断圧面図、第3図は抑圧用工具による7
ランジの曲げ工程を示す説明図、第4図(イ)は7ラン
ゾ曲げ加工終了後のフランジ付きねじを示す一部破断正
面図、第4図(ロ)は環状凹所による不完全ねじ部の吸
収状態を示す要部拡大図、第5図は7ランジ曲げ加工用
の抑圧用工具を示す縦断正面図、第6図は従来技術の構
成を示す正面図である。 符号の説明 1・・・7ランジ付きねじ 2・・・頭部3・“°ねじ
軸部     4・・フランジ5・・・凹環溝 6・・・7ランジ座面(頭部座面) 7・・・凹所       8・・・不完全ねじ部90
.・押圧用工具   Δl・・・7ランジの下降幅特許
出願人 株式会社 トーグラ 代理人 弁理士  世  良  和  信θ島第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 頭部と、該頭部径よりも大径の7ランジとねじ軸部とを
    有してなるフランジ付きねじにおいて、前記7ランジ座
    面の軸部周囲に凹環溝を設け、次いで該7ランジを軸方
    向へ屈曲せしめて7ランジ内方に環状凹所を形成し、こ
    の環状凹所によって首下付近の不完全ねじ部を吸収する
    ことを特徴とするフランジ付きねじ。
JP12589082A 1982-07-21 1982-07-21 フランジ付きねじ Granted JPS5917012A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12589082A JPS5917012A (ja) 1982-07-21 1982-07-21 フランジ付きねじ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12589082A JPS5917012A (ja) 1982-07-21 1982-07-21 フランジ付きねじ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5917012A true JPS5917012A (ja) 1984-01-28
JPH0231248B2 JPH0231248B2 (ja) 1990-07-12

Family

ID=14921446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12589082A Granted JPS5917012A (ja) 1982-07-21 1982-07-21 フランジ付きねじ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5917012A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61140443A (ja) * 1984-12-08 1986-06-27 ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト 小型オフセツト印刷機用枚葉紙反転装置
JPS61258359A (ja) * 1985-05-10 1986-11-15 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置
JP2014134279A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Sanko Metal Ind Co Ltd ドリル螺子
JP2015218780A (ja) * 2014-05-15 2015-12-07 日東精工株式会社 締結具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5022181U (ja) * 1973-06-23 1975-03-12

Patent Citations (1)

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JP2015218780A (ja) * 2014-05-15 2015-12-07 日東精工株式会社 締結具

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Publication number Publication date
JPH0231248B2 (ja) 1990-07-12

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