JPS63190921A - 締結具とその製造方法 - Google Patents

締結具とその製造方法

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JPS63190921A
JPS63190921A JP2182987A JP2182987A JPS63190921A JP S63190921 A JPS63190921 A JP S63190921A JP 2182987 A JP2182987 A JP 2182987A JP 2182987 A JP2182987 A JP 2182987A JP S63190921 A JPS63190921 A JP S63190921A
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安藤 正豊
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Topura Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば自動車等で外装用として用いる樹脂製
のバンパー、ウィンドモール、フェンダ−カバー、ラジ
ェターグリル等の部品を車体等の本体に取り付ける締結
具とその製造方法に関するものである。
(従来の技術) この種の締結構造は第10図で示すように、外装用の部
品101と一体成形された取付板102に設けられた一
方が開口する横長の嵌合溝103内に締結具104のク
リップ部を圧入状態で嵌め込み、該締結具のねじ軸部1
11にはゴム製でリング状のシール材105を嵌挿させ
て仮組みしたユニットを用意し、これを本体106の取
付孔に嵌挿させたのちに、ナツト107を螺合させて締
結を行うものである。
そして、前記の締結構造で使用される従来の締結具10
4としては、例えば第11図および第12図で示すもの
がおる。この締結具104は、回り止めさせるように方
形にした頭部108と、該頭部108から所定間隔をお
いて設けられた座金部109と、これら頭部108と座
金部109間に設けられ前記嵌合溝103内に圧入され
る小径軸部110とでクリップ部が構成され、該クリッ
プ部に基部側が埋設されたねじ軸部111の先端側は座
金部109から突設されている。前記構成による締結具
104は、クリップ部が樹脂材で射出成形されるが、そ
の際に金属材で予め製作された前記ねじ軸部111は基
部側がクリップ部内に鋳込まれて一体化される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記した従来形の締結具では次のような
問題点があった。
■射出成形機の金型が複稚化し、設計および金型製作の
コストが高いので、製品単価も高くなる。
■成形中にねじ軸部の先端側へ樹脂材が流出してねじ山
を潰したり、保持部分の中心からねじ軸部がずれたりし
て安定した品質のものが得にくいことや、多数個取りが
困難でおる等の品質や生産性に難点がある。
■締結個所によって、部品と本体間の長さやねじ軸部の
長さが異なる各種の締結具が要求されるので、これに対
応するためには金型を共用化することができず、生産性
の低下やコスト高を招き、あえて共用化すると艮ざ調整
用のスペーサを介在させる等の余分な部品と工数の増加
となる。
■ねじを製造する業者から樹脂加工する業者を経て組立
てする業者へと異なった業種間を経由する間の管理およ
び輸送費が増大する。
(問題点を解決するための手段) 本発明の第1は、頭部と、該頭部から一体に連設する小
径軸部と、該小径軸部から一体に突設された被転造軸の
先端側には転造ねじ山を設けると共に、当該小径軸部と
隣接する基端側には非ねじ部を備えたねじ軸部と、該ね
じ軸部の非ねじ部に嵌挿され前記頭部および小径軸部と
協働してクリップ部を形成する座金部で構成され、該座
金部は前記ねじ山転造と同時に非ねじ部を塑性変形させ
たカシメ部に固@されたことを要旨とする締結具で必る
本発明の第2は、被転進軸の一方端部に設けられた頭部
と、該頭部と一体に連設された小径軸部とをヘッダーで
圧造加工し、該圧造品は前記頭部および小径軸部と協働
してクリップ部を形成する座金部を前記小径軸部と隣接
する被転造軸に嵌挿させたのら、塑性変形用のチップを
上端側の一部に挿着させた転造用ダイスによって前記圧
造品の被転造軸を転造せしめ、当該被転造軸の先端側に
ねじ山を造成すると同時に、基端側の非ねじ部を塑性変
形させて前記座金部を固着させるカシメ部が造成された
ねじ軸部を設けたことを要旨とする締結具の製造方法で
おる。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。締
結具1は第1図および第2図で示すように、頭部2と小
径軸部3および座金部4からなるクリップ部と、ねじ軸
部5とで構成され、各部はいずれも金属材で形成されて
いる。頭部2は、締結具1が前記外装用の部品101と
一体成形された取付板102に嵌着された際に、当該取
付板102の内面側にあって回り止め機能を有するよう
に例えば平行な両側面を備えた長円形状をしている。こ
の頭部2からは、前記嵌合溝103内に圧入される円柱
状の小径軸部3が一体に連設されている。また小径軸部
3の一方端部には、締結具1が取付板102に嵌着され
た際に当該取付板102の外面側にあって、前記頭部2
と協働して取付板102を挾持すると共に、車体等の本
体106の締付は座面となる円板状の座金部4が固着さ
れている。更にねじ軸部5の先端には、前記本体106
の取付孔に挿入し易いよう小径の突入部6が形成されて
いる。
上記の締結具1の製造に際しては、まず第3図で示すよ
うに被転造軸7の一方端側に突入部6を、他方端側に頭
部2および小径軸部3を各々ヘッダー加工で圧造する。
この圧造品の被転造軸7には、座金部4を嵌挿して小径
軸部3に隣接配備させ、被転造軸7の基部を第5図で示
すように転造用ダイスで塑性変形させたカシメ部8によ
って小径軸部3の端部に固着させると共に、被転造軸7
にねじ山を設けてねじ軸部5を成形させる。
転造用ダイスは第6図で示すにうに、通常のこの種ダイ
スと同様にねじ軸部5の転造溝が刻設された転造面9を
有する移動ダイス10と、同じく転進溝(図示せず)を
刻設した固定ダイス11とを備えており、両ダイス10
,11の上面12゜13側にはカシメ部8を造成させる
ためのチップ14.15が挿着されている。チップ12
は第7図乃至第9図で示すように、移動ダイス10の上
面12および転造面9と平行状に僅かに突出する態様で
一定の厚みt2と巾d2を有する転進終端部14bと、
移動ダイス10の上面12および転造面9と一致する厚
みtlと巾d1から次第に厚みおよび巾を増加して転造
終端部14bの厚みt2と巾d2に一致するように所定
の傾斜角度θ1゜02を有する転進初期部14aとで構
成されている。尚、固定ダイス11に装着されるチップ
15は上記のデツプ14と同様の構成である。
従って、ダイス10.11を用いて前記した第4図の状
態のねじ部品を転造加工すると、チップ14.15で被
転造軸7は第5図で示すように塑性変形され、カシメ部
8によって座金部4が小径軸部3の隣接端部に固着され
ると共に、同時に転造面9等によってねじ軸部5が刻設
され、第1図で示す一体の締結具1が製造される。
(発明の効果) 本発明によると、圧造と簡単な転造用ダイスとによって
クリップ部とねじ山の加工を同時に通常のねじ部品と同
様に行うことができると共に、これらは同一の製造業者
によって製造されて組立業者に納入することができるの
で、製作および管理コストを低減して安価に提供するこ
とが可能となる。また、部品と本体間やねじ軸部の長さ
が異なる各種の締結個所に対応する長さのものを安価且
つ容易に提供することが可能である。
また、その他の従来技術の欠点も改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による締結具の正面図、第2図
は同側面図、第3図および第4図は同締結具の加工工程
における正面図、第5図は同締結具の要部拡大正面図、
第6図は同締結具の転造用ダイスの斜視図、第7図は同
ダイスに装着されるチップの平面図、第8図は同正面図
、第9図は同側面図、第10図は従来の締結具を用いた
締結構造の縦断面図、第11図は同締結具の一部を破断
して示す正面図、第12図は同締結具の側面図である。 [符号の説明] 1・・・締結具      2・・・頭部3・・・小径
軸部     4・・・座金部5・・・ねじ軸部   
  6・・・突入部7・・・被転造軸     8・・
・カシメ部9・・・転造面      10・・・移動
ダイス11・・・固定ダイス 12.13・・・(ダイスの)上面 14.15・・・チップ 第1図   第2図   第3図 第4図        第5図 第6図 第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)頭部と、該頭部から一体に連設する小径軸部と、
    該小径軸部から一体に突設された被転造軸の先端側には
    転造ねじ山を設けると共に、当該小径軸部と隣接する基
    端側には非ねじ部を備えたねじ軸部と、該ねじ軸部の非
    ねじ部に嵌挿され、前記頭部および小径軸部と協働して
    クリップ部を形成する座金部で構成され、該座金部は前
    記ねじ山転造と同時に非ねじ部を塑性変形させたカシメ
    部に固着されたことを特徴とする締結具。
  2. (2)被転造軸の一方端部に設けらた頭部と、該頭部と
    一体に連設された小径軸部とをヘッダーで圧造加工し、
    該圧造品は前記頭部および小径軸部と協働してクリップ
    部を形成する座金部を前記小径軸部と隣接する被転造軸
    に嵌挿させたのち、塑性変形用のチップを上端側の一部
    に装着させた転造用ダイスによって前記圧造品の被転造
    軸を転造せしめ、当該被転造軸の先端側にねじ山を造成
    すると同時に、基端側の非ねじ部を塑性変形させて前記
    座金部を固着させるカシメ部が造成されたねじ軸部を設
    けたことを特徴とする締結具の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5176646A (en) * 1991-02-19 1993-01-05 Takayuki Kuroda Motorized syringe pump
JP2008291874A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Topura Co Ltd 平座金圧着ボルトとその製造法
JP2015007473A (ja) * 2013-05-28 2015-01-15 寺尾機械株式会社 連結部材、該連結部材の製造方法、及び該製造方法に用いられる転造加工用型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS48102756A (ja) * 1972-04-10 1973-12-24

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