JPS5917003Y2 - 回転停止検出装置 - Google Patents
回転停止検出装置Info
- Publication number
- JPS5917003Y2 JPS5917003Y2 JP8195378U JP8195378U JPS5917003Y2 JP S5917003 Y2 JPS5917003 Y2 JP S5917003Y2 JP 8195378 U JP8195378 U JP 8195378U JP 8195378 U JP8195378 U JP 8195378U JP S5917003 Y2 JPS5917003 Y2 JP S5917003Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ratchet
- rotating member
- rotated
- feed pawl
- feed
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は回転する部分が回転を停止したことを検出した
ことにより生ずる機械的駆動力により他の作動部を作動
させる装置に関する。
ことにより生ずる機械的駆動力により他の作動部を作動
させる装置に関する。
従来、回転していることをカム等の手段、回転スイッチ
等により検出し、これの停止を電気的手段を媒介として
、即ち主としてソレノイドを利用することにより比較的
大なる機械的な力を得て、次の段階を作動させる装置が
利用されている。
等により検出し、これの停止を電気的手段を媒介として
、即ち主としてソレノイドを利用することにより比較的
大なる機械的な力を得て、次の段階を作動させる装置が
利用されている。
例えばテープレコーダにおいてはテープの走行方向を反
転させたり、カセットをエジェクトしたりするために多
く用いられているが、部品コストが高く、又、ソレノイ
ドの消費電力も大きく、ローコストな製品には利用でき
ない場合があった。
転させたり、カセットをエジェクトしたりするために多
く用いられているが、部品コストが高く、又、ソレノイ
ドの消費電力も大きく、ローコストな製品には利用でき
ない場合があった。
本考案はこの点を改良し、回転停止を検出すると共に次
段階作動のための回転力を得るもので、簡単な構造で比
較的大きな力を得られるものである。
段階作動のための回転力を得るもので、簡単な構造で比
較的大きな力を得られるものである。
以下、実施例としてカセットテープレコーダの自動停止
装置に本考案を応用して説明する。
装置に本考案を応用して説明する。
常時回転するモータ1からベルl−2を介して駆動され
るプーリー3には第1のカム4が一体に取付けられ回転
する。
るプーリー3には第1のカム4が一体に取付けられ回転
する。
該カム面に接する揺動レバー5は一端は回動自在にシャ
ーシ等に枢着され、他端には送り八6を回動自在に備え
、府ね7により前記カム面に接する如く付勢されて設け
られている。
ーシ等に枢着され、他端には送り八6を回動自在に備え
、府ね7により前記カム面に接する如く付勢されて設け
られている。
方、回転停止を検出される回転板8は磁気テープを巻取
るべきリール軸14と一体同軸に回転するもので、これ
は、ベルト2により駆動されるプーリー21により公知
のクラッチ手段を介して回転力を得ている。
るべきリール軸14と一体同軸に回転するもので、これ
は、ベルト2により駆動されるプーリー21により公知
のクラッチ手段を介して回転力を得ている。
クラッチ手段として20のフェルト等の摩擦滑合材とば
わ12とが作用する。
わ12とが作用する。
回転板8に対して更に前記とは別の摩擦滑合材9を介し
てラチェット10が第2の力lい11と一体同軸に取付
けらればi;x13によって圧接され、全体は軸23に
回転自在に取付けられる構成である。
てラチェット10が第2の力lい11と一体同軸に取付
けらればi;x13によって圧接され、全体は軸23に
回転自在に取付けられる構成である。
従って、プーリ−21→回転板8→ラチェット10の順
にそれぞれ摩擦滑合手段を介して回転力を得ている。
にそれぞれ摩擦滑合手段を介して回転力を得ている。
ラチェット10は前記の送り爪6がばね15によってラ
チェツ)10方向に付勢されて係合動作し、第2のカム
11には作動レバー22がばね16により付勢されて係
合動作する。
チェツ)10方向に付勢されて係合動作し、第2のカム
11には作動レバー22がばね16により付勢されて係
合動作する。
作動レバー22の一端は回動自在にシャーシ等に軸支さ
れ、他端17はロック板24の切込み24−1と係合当
接している。
れ、他端17はロック板24の切込み24−1と係合当
接している。
ロック板24は公知の並列押ボタンのロック用としての
ものであってばね19により図面左方に付勢されており
、釣部18が図示せざる押ボタンレバーをロックするべ
く設けられている。
ものであってばね19により図面左方に付勢されており
、釣部18が図示せざる押ボタンレバーをロックするべ
く設けられている。
いま、再生又は録音の押ボタンレバーが押さfl−、ロ
ック板24がロックされ、リール軸14が実線矢印方向
に回転して、テープを巻取っているとする。
ック板24がロックされ、リール軸14が実線矢印方向
に回転して、テープを巻取っているとする。
ノール軸14と一体回転する回転板8はラチェット10
に対して摩擦滑合材9を介して同一方向に駆動回転力を
与えるので、第1のカム4により揺動する揺動レバー5
に備えた送り爪6が逆方向即ち、点線矢印方向にラチェ
ツ)・10を回動させるが、直ちに実線矢印方向にラチ
ェット10は引きもどされ、結局、回転板8の回転中は
ラチェット10と共に第2のカム11は送り爪の移動量
丈は正逆の回転をくり返すのみで歩進的な回転はなし得
ない。
に対して摩擦滑合材9を介して同一方向に駆動回転力を
与えるので、第1のカム4により揺動する揺動レバー5
に備えた送り爪6が逆方向即ち、点線矢印方向にラチェ
ツ)・10を回動させるが、直ちに実線矢印方向にラチ
ェット10は引きもどされ、結局、回転板8の回転中は
ラチェット10と共に第2のカム11は送り爪の移動量
丈は正逆の回転をくり返すのみで歩進的な回転はなし得
ない。
但し、この場合送り爪6の移動速度よりもラチェツ)1
0の周縁の移動速度の方が大きく設定されていることが
条件である。
0の周縁の移動速度の方が大きく設定されていることが
条件である。
次にカセットテープが終端に至る等して走行を停止する
と、テープが緊張してリール軸14が回転を停止し回転
板8も停止する。
と、テープが緊張してリール軸14が回転を停止し回転
板8も停止する。
従ってプーリー21は摩擦滑合材20を介してスリップ
し回転をつづけ、第1のカム4も回転を継続するので送
り爪6は引きつづきラチェット10を送り、回動せしめ
るが、回転板8が停止しているのでラチェット10は引
きもどされることがなく、歩進的に回転させられる。
し回転をつづけ、第1のカム4も回転を継続するので送
り爪6は引きつづきラチェット10を送り、回動せしめ
るが、回転板8が停止しているのでラチェット10は引
きもどされることがなく、歩進的に回転させられる。
従ってカム11は作動レバー22を押して点線矢印方向
に移動させ、端部17がロック板24をばね19の偏倚
力に抗して動かすので、釣部18がロックしていた押ボ
タンレバーを解除させて、図示せざる公知の他機構をし
てテープレコーダ全体をスl−ツブ状態に復帰させる。
に移動させ、端部17がロック板24をばね19の偏倚
力に抗して動かすので、釣部18がロックしていた押ボ
タンレバーを解除させて、図示せざる公知の他機構をし
てテープレコーダ全体をスl−ツブ状態に復帰させる。
この場合、押ボタンレバーの復帰力、あるいはカセット
排出の動力、又は次回のカセット装填時の押圧力などを
利用して第2のカム11を第1図示の状態に復元させる
機構の必要なことは言うまでもない。
排出の動力、又は次回のカセット装填時の押圧力などを
利用して第2のカム11を第1図示の状態に復元させる
機構の必要なことは言うまでもない。
上記の実施例ではカセットテープレコーダの自動停止装
置を例示したが、このほか、自動反転カセットの自動排
出、などにも利用でき、又、テープレコーダ以外の機器
にも利用できることはもちろんで゛ある。
置を例示したが、このほか、自動反転カセットの自動排
出、などにも利用でき、又、テープレコーダ以外の機器
にも利用できることはもちろんで゛ある。
更に、第1.第2の両カム手段を同軸に取付けて構成す
ることも、実施例で同軸に設けた回転力伝達手段、ある
いは一体のカムとラチェットなどを別軸、別体に設けて
も同様の効果が得られる。
ることも、実施例で同軸に設けた回転力伝達手段、ある
いは一体のカムとラチェットなどを別軸、別体に設けて
も同様の効果が得られる。
以上のように本考案ではカム・クランク、エキセン等の
第1の駆動手段により常時駆動されて揺動し、揺動端に
送り爪を回動自在に備えるレバーと、回転停止を検出さ
れる回転部材から摩擦滑合手段を介して回転力を得てい
るラチェット、該ラチェットに連動するカム等の第2の
駆動手段とを備えて、回転部材の回転中は送り爪がラチ
ェツとを送っても直ちにラチェットは復帰し従って回転
せず、回転部材の回転停止と共にラチェットは歩進的な
回転を行って、カム手段を作動せしめて所要の次段の駆
動を行わせるように構成したので、ソレノイド等を利用
する必要なしに回転停止に伴う次段階の駆動力が得られ
、又、歩進的な駆動力により比較的大なる力が得られる
特徴があり、実用的効果大である。
第1の駆動手段により常時駆動されて揺動し、揺動端に
送り爪を回動自在に備えるレバーと、回転停止を検出さ
れる回転部材から摩擦滑合手段を介して回転力を得てい
るラチェット、該ラチェットに連動するカム等の第2の
駆動手段とを備えて、回転部材の回転中は送り爪がラチ
ェツとを送っても直ちにラチェットは復帰し従って回転
せず、回転部材の回転停止と共にラチェットは歩進的な
回転を行って、カム手段を作動せしめて所要の次段の駆
動を行わせるように構成したので、ソレノイド等を利用
する必要なしに回転停止に伴う次段階の駆動力が得られ
、又、歩進的な駆動力により比較的大なる力が得られる
特徴があり、実用的効果大である。
図面は本考案の実施例で、第1図は上面図、第2図は要
部の説明的断面図である。 4・・・第1のカム、5・・・揺動レバー、6・・・送
り爪、8・・・回転板、9・・・摩擦滑合材、10・・
・ラチェット、11・・・第2のカム、22・・・作動
板。
部の説明的断面図である。 4・・・第1のカム、5・・・揺動レバー、6・・・送
り爪、8・・・回転板、9・・・摩擦滑合材、10・・
・ラチェット、11・・・第2のカム、22・・・作動
板。
Claims (1)
- 第1の駆動手段を介して常時揺動するように設けた揺動
レバーと、該揺動レバーの端部に回動するように設けた
送り爪と、回転停止を検出する回転部材から摩擦滑合手
段を介して回転力を得るラチェット、該ラチェットと連
動する第2の駆動手段を介して作動するように設けた作
動レバーと、よりなり、上記回転部材の回転時における
ラチェツI・は上記第1の駆動手段により常時揺動下に
ある揺動レバーの揺動に伴なって前進及び後退が行なわ
れる送り爪を介して該送り爪の前進動作で送り方向に回
動されると共に同送り爪の後退動作で上記回転部材の回
転と連動して戻り方向に回動され、上記回転部材の回転
停止時における上記ラチュツl−は上記送り爪の前進動
作に伴なって送り方向にのみ間欠送りされるようにした
ことを特徴とする回転停止検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8195378U JPS5917003Y2 (ja) | 1978-06-15 | 1978-06-15 | 回転停止検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8195378U JPS5917003Y2 (ja) | 1978-06-15 | 1978-06-15 | 回転停止検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54183393U JPS54183393U (ja) | 1979-12-26 |
JPS5917003Y2 true JPS5917003Y2 (ja) | 1984-05-18 |
Family
ID=29002326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8195378U Expired JPS5917003Y2 (ja) | 1978-06-15 | 1978-06-15 | 回転停止検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917003Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-15 JP JP8195378U patent/JPS5917003Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54183393U (ja) | 1979-12-26 |
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