JPS5916817A - アミノ酸輸液 - Google Patents

アミノ酸輸液

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JPS5916817A
JPS5916817A JP12494682A JP12494682A JPS5916817A JP S5916817 A JPS5916817 A JP S5916817A JP 12494682 A JP12494682 A JP 12494682A JP 12494682 A JP12494682 A JP 12494682A JP S5916817 A JPS5916817 A JP S5916817A
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昌夫 遠藤
Morio Kasai
葛西 森夫
Masuhiro Soda
曽田 益弘
Ko Hayasaka
早坂 滉
Yoshinori Hirai
平井 慶徳
Shiro Fukui
福井 四郎
Seiichi Furuya
古屋 清一
Terukazu Muto
武藤 輝一
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Eisai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なアミノ酸輸液に関する。
蛋白質′は生体細胞の主要構成成分であり、その基本構
成物質がアミノ酸である。生体は体蛋白質の合成と分解
とを繰り返す動的状態にあり、その窒素平衡を維持する
ためには外界から蛋白質又はその材成物貿であるアミノ
酸を[E flXする必要かある。従って、消化器疾患
その他の15p囚で食餌等の栄養01式を経口摂取でき
ないか又は困鼾な場合非経口的にアミノ酸等の栄養源を
補給して栄養管理及び窒素平衡の維持を行なわねばなら
ない。
現在、上記観点から6柚のアミノ酸輸液か開発市販され
ている。之等をその基本組成により大別すれは次の四種
に分類される。
■ Vuj−N  処方 (1946年)v  FAO
処方  (1957年) ■ FAO/WHO処力(1960年)■ ヒト血清蛋
白組成比(1970年)即ち、現在市販のアミノ酸輸液
はいずれも人乳。
全卵等の経口栄養源のアミノ酸組成を模したものである
か又は正常ヒト血漿中のアミノ酸組成を基礎としている
。しかして近年、之等公知のアミノ酸輸液の投与によっ
ては尚充分な栄S:管理が行ない得ない症例か種々報告
されるに至った。即ち、例えは、新生児、乳児、又は小
児のように肝1賦が充分に成熟しておらず、肝機能が未
R(1・な患者や成人といえども術後早期等の侵襲下患
者等の場合、公知のアミノ酸輸液の投与では充分な栄拳
袖給が行ない得ず、体力維持改善等のアミノ酸輸液本来
の効果を奏し得ないことが認められた。
之等は特に肝機能の未熟さ又は低下による物質代謝関連
酵素の活性低下に基づくものとされ、特ニ上記酵素のう
ちフェニルアラニンハイドロキシラーゼ(phenyl
alanine bydroxylase)、シスタチ
オナーゼ(cystathionase)、チロシント
ランスアミナーゼ(tyrosinetransami
nase)等の活性の低下により、肝臓でのアミノ酸代
鮨は阻害され、新生児、幼若乳児等ではフェニルケトン
尿症、高チロシン血症、過メチオニン血症等により脳障
害や成長障害を誘発し、公知のアミノ酸輸液の投与では
その危険性が大きいと云われている。
本発明の目的は経口的に栄養源を摂取することができな
いか又は困難な患者に蛋白源(栄養源)を補給して栄養
管理及び窒素平衡の維持を行ない得るアミノ酸輸液を提
供することにある。
殊に、本発明は肝機能が未熟な又は肝機能が低下してい
る患者に対して何らの障害等の有害作用を惹起するおそ
れもなく、上記栄賃補袷を行ない得るアミノ酸輸液を提
供するものである。
上記目的は遊離アミノ酸として下記の組成範囲を有する
アミノ酸輸液により達成される。
アミノ酸     組成範囲(P/全アミノ酸100g
)L−インロイシン     7.20−8.80L−
ロイシン      12.60 − 15.4OL−
バリン       7.20 − 8.8OL−リジ
ン        9.45 − 11.55L−)レ
オニン      5.13    1i、27■7−
トリプトファン    1.80 −  22OL−メ
チオニン      8.15 −  8.85L−シ
スティン      1.26 −  1.F)4L−
フェニルアラニン   6.aO−7,7(IL−チロ
シン       0.45    0.55L−ヒス
チジン      4.50 −  5.6(IL−ア
ルギニン      9.45 − 11.56L−ア
ラニン       7.20 −  8.8OL−グ
リシン       5.81 −  6.49L−セ
リン       2.70 − 8.8OL−プロリ
ン       4.50−5.5()L−アスパラギ
ン酸    0.90 −  1.1OL−グルタミン
酸     0.90−  1.10上記組成の本発明
アミノ酸輸液は殊に下記(11〜(6)の点において特
長付けられ、この・5長に基づいて特に新生見+R児、
小児、老人、11h後早期の成人等の肝機能が未熟若し
くは低下している患者に対して充分な栄養補給効果を多
し、之等、!t1、者の血漿アミノ酸パターンを是正し
、しかも公知のアミノ酸輸液に見られる如き脳障害や成
長障害等の惹起されるおそれを完全に回避し、所依の栄
養管理を可能とするものである。
(1)L−フェニルアラニンとL−チロシンとの関連に
おいて、L−フェニルアラニンの相対mmを少なく、L
−チロシンのそれを多クシたこと。
(2)L−メチオニンとL−システィンとの関連におい
てL−メチオニンの相対型」を少なく、1.、−システ
ィンのそれを多くしたこと。
(3)  分枝アミノ酸(L−ロイシン、L−インロイ
シン及びL−バリン)の配合量を多くしたこと。
(4)  必須アミノ酸を非必須アミノ酸に対して比較
的多くしたこと。
+51L−’Jリジン配合量を多クシ、たこと。
(6)  アスパラギン酸とグルタミン酸との配合量を
相対的に減少させたこと。
即ち、本発明のアミノ酸@液は上記(1)の点に基づい
て、フェニルアラニンハイドロキシラーゼ活性が低下し
ている患者に投与しても、フェニルアラニンが相対的に
過剰となることなく、又チロシンの不足類句も生じない
。又、上記チロシン配合量はチロシントランスアミナー
ゼ活性低下患者に対しても高チロシン血症等を発現する
おそれのない適正範囲に決定されている。上記(2)の
点の採用に基づいて、シスタチオナーゼ活性低下患者へ
の投与によってもメチオニン過剰及びシスチン不足を生
じるおそれがない。上記(3)の点の採用によって、筋
肉又は腎組織で之等分枝アミノ酸が充分に利用でき、体
内窒素平衡を維持し得る。上記(4)の点より、体内で
合成されない必須アミノ酸が充分に補給される。又、上
記(5)の点の採用により、乳幼児、老人、病中病後2
回復期などの細胞増殖が盛んな場合に要求される多量の
リジンを充分に補給できうる。更に上記(6)の点の採
用によって、細胞膜透過性の比較的悪いアミノ酸の体内
貯部のおそれを回避できる。
このよう各こ本発明のアミノ酸輸液は従来公知のアミノ
酸輸液とは異なる新しい組成を有することによって、殊
に肝機能低下等及びこれにより物質代謝関連酵素活性が
低下している巧者に対して極めて有効に利用でき、所望
の優れた効果を奏し得るものである。
本発明のアミノ酸輸液を構成する各アミノ酸は純粋結晶
状アミノ酸であるのが好ましく、之等は通常、遊Nrア
ミノ酸の形態で用いられるが特に遊Nf形態である必要
はなく、薬理学的に許容される金属塩例えば、ナ) I
Jウム塩、カリウム塩等、鉱酸塩例えば、塩酸塩、研、
酵塩智、有機酸塩例えば、酢酸塩、ツし酸塩、リンゴ酸
塩等の形なで、又は生体内で加水分解されて遊Nfアミ
ノ酸に変換されるエステルの形吻で用いることもできる
。之等塩及びエステルとしては例えば、L−、−リジン
塩酸塩、L−リジン酢酸塩、L−リジンリンゴ酸塩、1
.−アルギニン塩酸塩、L−ヒスチジン塩酸塩−水和物
、L−チロシンメチルエステル、L−チロシンエチルエ
ステル、L−システィンメチルエステル、L−システィ
ンエチルエステル、L−メチオニンメチルエステル、L
−メチオニンエチルエステル等を挙げることができる。
又、上記アミノ酸はその一部又は全部をN−アシル誘導
体、例えば、N−アセチル−L −) IJブトファン
、N−アセチル−し−システィン、N−アセチル−し−
プロリン等の形態で用いてもよく、之等は得られるアミ
ノ酸輸液に還元糖を配合する場合等に見られるメイラー
ド反応による褐変現象を有利に抑制できる。
更に上記アミノ酸は二種のアミノ酸の塩例えば、L−ア
ルギニンL−グルタミン酸塩、L−リジンL−アスパラ
ギン酸塩等あるいは同柿又は異種のアミノ酸をペプチド
結合させたジペプチドの形餓、例えは、L−チロシル−
し−チロシン、L−アラニル−L−チロシン、L−アル
ギニル−L−チロシン、L−チロシル−し−アルギニン
等としても利用することができ、又L−システィンはそ
の一部又は全部をL−シスチンに代替使用することがで
きる。
本発明のアミノ酸輸液は上記各抑形fμのアミノ酸又は
その誘導体を透彫アミノ酸として上述した特定範囲とな
るように配合することにより調製される。
その調製方法は通常のアミノ酸輸液のそれらと実質的に
異ならず、例えば代表的には注射用蒸留水等に上記アミ
ノ酸又はその誘導体を混合溶解し、必要に応じて安定化
剤(例えは、亜硫酸す) IJウム、亜硫酸水素ナトリ
ウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム等)
、PII調節剤(例えは、塩酸、酢酸、乳酸、リンゴ酸
、クエン酸又は水酸化ナトリウム等)及びその他の添加
剤を加え、得られる水溶i(を加熱滅菌又は無菌濾過等
により淋菌化する方法によればよい。
斯して−1される本発明のアミノ酸柚tf4:のPII
は4.0〜7.0で好ましくは5,5〜7.0であり、
アミノ酸濃度としては2〜15ffli!:%、好まし
くは8〜12ψ焔鳴である。
本発明アミノl¥P 翰filの特に好ましい1つのア
ミ/ 酸&Fi hMはL−チロシンとL−フェニルア
ラニンとのlfj’At比が1対12〜17の節、囲に
あり、又り一システインとL−メチオニンとの重量比が
1対2()〜81の範囲にある。又、必須アミノ酸即ち
、L−イソロイシン、L−ロイシン、L−バリン、L−
リジン、L−)レオニン、L−)リプトファン、L−メ
チオニン及びL−フェニルアラニンの総重量を他の非必
須アミノ酸総重澁の1.2〜1.7倍の範囲としたアミ
ノ酸輸液は本発明の他の好ましい処方である。更に、本
発明の他の好ましい実施態様においては分枝アミノ酸R
11ぢI、−ロイシン、L−イソロイシン及びL−バリ
ンの紛W< h4か全アミノ酸ff1fi)の26〜3
41.の範囲にある。
更に又、L −IJリジン配合量を全Tミノl′fI′
f+1の95市量呪以上配1合したアミノ酸も1:Iτ
′f′7.は仲の好ましい処方でおる。
」1記本発明アミノ酸輸液の使用又は%IMl ffi
!2に当っては投与するアミノ酸の利用率を倍加し、2
等アミノ酸の生体内での31工臼への合成を助け、エネ
ルギー源としての消11!3を抑制するたυ′)に例え
は、グルコース、フルクトース、キシリトール、ソルビ
ト−ル、マルト−ス等の)i、’j 貿を添加配合する
こともてき、之等糖質以外にも31)j常この桓のアミ
ン”酸輪f代番こ添加配合できることが知られている各
種成分例えば、脂質、ビタミン類、電解質、徴せ元素等
を任釆)に添加配合することができる。
上記11iz 賀と1.では例えば、大yy、 i++
 、綿実油、ゴマ油、卵黄レシチン、大豆レシチン等を
、ビタミン類としてはビタミンA、ビタミンB、ビタミ
ンB2 、ビタミンB6 、ニコヂン酸、パントテン白
匂。
ビタミンC,ヒタミンD、ビタミンE、ビメテン。
葉酸等を、電解質としては塩化ナトリウム、酢酸ナトリ
ウノ・、塩化カリウム、 (f、を酸マグネシウム。
塩化マグネシウム、塩化カルシウム、リン酸二カリウム
、リンr(6)−ナトリウム等を、及び微艙11−素と
しては鉄、!止鉛、マンカン、銅、ヨウ素、コバルト等
を大々挙けることができる。
本発明のアミノ酸輸液は無uj水溶厳の形影に調製され
、末+1’l IFfl lk内又は中心静111ie
内等の后静Ink内投与姦こよって投与され、又、経腸
役向にJ、つてもよく、所期の優れた栄養補給効果を奏
し得る。
上記本発明アミノ酸輸液の]り与YJはJlη゛1ニヤ
のアミノ酸輸液のそれと同様にすれはよく、一般には1
1成人1人当り約50〜4000m7、好ましくは約1
()0〜20110mlを目安としてこれを投与すべき
店名の病理状態、栄養状態、年イ)・、休矩等に応じて
適宜にj[夕させることかできる。
以下、本発明アミノ酸輸液の代表例につきそれらの製造
例を挙げる。
?J:造例1 L−イソロイシン     8.(100,061OL
−ロイシン      14.(1(10,1067I
、−バリン       8.fl 0   0(16
88■、−リジン       10.5(1(1,(
1718■、−トレオニン      5.70   
 11.0479L−1−リプトフTン    2.1
3 +1    0.0098L−メチオニン    
  3.51)     0口23517−システィン
      1.40     (1,(1116■、
−フェニルアラニン   7.On     O,04
24I、−チロシン       0.50    0
.0028I7−ヒスチジン      5.00  
  0.0822I、−アルギニン     10.5
0    (1,06081、−アラニン      
 8yl+ +1     (1,0898L−グリシ
ン       5.90     (+、U786L
−セリン       8.00   0.0285r
−−−プロリン       5.(l Q     
O,(+ 484L−77、ハラギン酸    1.0
11    (+、() 075L−グルタミン酸  
   1.00    0.0 (J 68総アミノ酸
ffi     1005’//770.7929七v
≠上記組成となるしdの各アミノ酸純結晶を注射用蒸留
水に添加し、攪拌溶解した後、安定化剤きして亜硫酸水
素ナトリウム0.82を加え、p H#&節剤として酢
酸を用いp Hを約6.5+こした。次いで得られたア
ミノ酸水溶液を無菌沖過し、輸液容器に充填し、窒素置
換後容器を閉塞し、これをオートクレーブ中110℃下
に40分間滅菌処理して本発明のアミノ酸輸液(総アミ
ノ酸濃度lO屯石%)を得る。
1造例2 ■、−イソロイシン     8,00    0.0
61OL−ロイシン      14.00    0
.1067L−バリン       8.00   0
.0688L−リジン       10,50   
0.0718L−)レオニン      5.70  
 0.0479L−)リプトファン    2.00 
   0.0098L−メチオニン      8.5
0   0.0285■、−システィン      1
.40    0.0116I7−フェニルアラニン 
  7.00   0.0424L−チロシン    
   0.50   0.0028L−ヒスチジン  
    5.00   0.0822L−アルギニン 
    10.50   0.0603L−アラニン 
      8.00   0.0898L−グリシン
       5.90    0.0786L、−セ
リン       8.00   0.0285L−プ
ロリン         5.00    0.048
4L−7スバラギン酸    t、oo     o、
0075L−グルタミン酸      1.00   
 0.0068総アミノ酸量    100ii’/l
  O,7929七Vl製造例1においてp H調節剤
として酢酸の代りにリンゴ酸を用いた他は製造例1と同
様にして上記組成の本発明アミノ酸輸液(総アミノ酸濃
度10鼠ii%)を得る。
製造例3 ■、−イソロイシン     800   0.061
0L−ロイシン      14.00    0.1
067L−バリン       8.00   0.0
(i83L−リジン       10,50    
0.0718L−)レオニン      5.70  
  0.0479L−)リプトファン    2.00
    0.0098L−メチオニン      8.
50    0.0285L−システィン      
1.40    0.0116L−フェニルアラニン 
  7.00    0.0424L−チロシン   
    0.50   0.0028L−ヒスチジン 
     5,00    0.0822L−アルギニ
ン     10.50   0.0608L−アラニ
ン       8.00   0.0898L−グリ
シン       5.90    0.0786L−
セリン       8.00   0.0285L−
プロリン       5.00    0.0484
L−アスパラギン酸    1.00   0.007
5L−グルタミン酸      1.00    0.
0068製造例1においてPH訓節剤として酢酸の代り
にクエン酸を用いた他は製造例1と同様にして上記組成
の本発明アミノ酸輸e、(総アミノ酸濃度10電量%)
を得る。
製造例4 1、−インロイシン      8.00   0.0
610■、−ロイシン       14.00  0
.1067I、−バリン       8.00  0
.0688L−リジン        10,50  
0.0718I、−トレオニン       5.70
   0.0479N−丁セチル−L−)リブトファン
  2.41    0.0098(L−トリプトファ
ンとして  2.00   0.0098)L−メチオ
ニン       8,50  0.0285L−シス
ティン       1.40   0.0116I−
−フェニルアラニン    7.00  0.0424
I、−チロシンエチルエステル 0.58  0.00
28(L−チロシンとして     0.50   0
.0028)I、−ヒスチジン       5,00
  0.0822L−アルギニン      10,5
0  0.0608L−アラニン        8.
00  0.0898L−グリシン        5
,90  0.0786L−セリン        8
.00  0.0285L−プロリン        
 5,00   0.0484L−アスパラギン酸  
   1.00   0.0075総アミノ酸fk  
    1009/l O,7929−Tニアel製造
例1と同様にして上記組成の本発明アミノ酸輸e、(総
アミノ酸濃度10重量呪)を得る。
製造例5 L−インロイシン      8.00   0.06
1OL−ロイシン       14.00   0.
1067L−バリン       &00   (1,
0688L−リジン酢酸塩     14.82   
0.0718L−)レオニン       5,70 
 0.0479L−トリプトファン     2.00
   tl、(+ 098L−メチオニン      
 8,50   0.0285L−システィン    
   1.40   0.011612−フェニルアラ
ニン    7.00  0.0424L−チロシン 
       0.50   o、on2s■、−ヒス
チジン塩酸塩−水和物   6.76   0.0B2
2I、−アルギニン塩酸塩   12,70  0.0
608L−アラニン        8.00  0.
0898L−グリシン        5.90  0
.0786L−セリン        8.00  0
.0285L−プロリン         5.00 
  0.0484L−アスパラギン酸     1.0
0  0.0075L−グルタミン酸      1,
00   0.0068総遊離アミノ酸量   10(
H’/f  O,7929モWl製造例1においてPH
調節剤として酢酸の代りに水酸化プトリウムを用いた他
は製造例1と同様にして上記組成の本発明アミノ酸輸液
(総アミノ酸濃度10電量%)を得る。
製造例6 L−インロイシン      2,40   0.01
88I7−ロイシン        4.20   0
.032OL−バリン       2.40  0.
0205L−リジン酢酸塩      4.45   
 (1,0215L−)レオニン       1.7
1   0.0144L−トリプトファン     0
.60  0.0029L−メチオニン       
1.05   0.007OL−システィン     
  0.42   0.0085L−フェニルアラニン
    2.10    C1,0L27L−チロシン
        0.15  0.0008L−ヒスチ
ジン塩酸塩−水和物   2.08    G、009
7L−アルキニン塩酸塩    8.81   0.0
18LL−アラニン        2.40  0.
0269L−グリシン        1.77   
(1,0286L−セリン        0.90 
 0.(1086L−プロリン         1.
50   0.018OL−アスパラギン酸     
0.80  0.0028L−グルタミン酸     
 0.80   0.0020製造例1においてpl(
調節剤として酢酸の代り1こ水酸化ナトリウムを用いた
他は製九例1と同様にして上記組成の本発明アミノ酸輸
液(総アミノ酸′R度8重指%)を得る。
以下、上記各製造例で調製した本発明のアミノ酸輸液を
例にとり、これを動物実除に供した結果につき詳述する
試験例1 体重約18(1’のウィスター系雄性ラットを用い、−
夜絶食後ベントバルビタール麻酔下に腹部正中線を切開
し、8分間の腹腔内撹拌術を加えた後80分間空気ty
hして開腹し手術侵毅モデルとした。その後右外頚静脈
にシリコンチューブを押入して被験アミノ酸輸液(製造
例1の本発明アミノ酸輸液又は比較対照液としてFAO
/WHO処方の市販アミノ酸輸液と50%0%グルツー
スビタミン、電解質、の混合液の連続注入を開始し、7
体fif化及び窒素出納について本発明アミノ酸輸液と
市販アミノ酸輸液を比較した。
ラットは1群7匹を用い、両群ともに栄養輸液の投与液
量は270 mf/7f/da)’、投与型索引は1、
69 / Kli’ / day、  投与グルコース
量は57.59/Kf/dayとした。輸液投与開始後
7日目の本発明アミノ酸輸液群の体重増加率は市販のア
ミノ酸輸液群に比し、有意(P<0.001 )に大き
く、 7日間の累積窒素出納も本発明のアミノ酸輸液群
が高価であった。7日間の体重変化及び累積窒素出納を
それぞれ表1及び表2に示した。
表  1 表  2 試験例2 体重約200yのfU東なウィスター系雄性ラットに麻
酔下、シリコンラバーカテーテルを頚静脈から上大静脈
内に押入留置して代謝ケージに戻した後、直ちに製造例
2に記載の本発明アミノ酸輸液を含む品カロリー輸液(
1日の注入fi50mf中に製造例2に記載のアミノ酸
輸液を12.7mf。
グルコースを109及びビタミン、ミネラルを含ム)ヲ
無拘束下で7日間連続注入した。但し、注入1日目は1
/2濃度の輸液を注入した。
対照群には市販アミノ酸輸液を含む高カロIJ−輸液(
1日の注入ff150m’f中にアミノ酸を 本発明の
アミノ酸輸液と等窒素量、グルコースを109及びビタ
ミン、ミネラルを含む)を本発明アミノ酸III′i7
液群と同一条件で注入した。
その結果、下記表8に示すように本発明アミノ酸輸液群
の体重増加量及び窒素出納は市販アミノ酸輸液群より優
れていることが明らかになった。
また注入期間中尿中に排泄されたアミノ酸量は両群とも
少なく、注入されたアミノ酸が体内でよく利用されたこ
とが判明した。
更に、注入期間終了後の血漿尿素窒素量及び肝脂質量は
両群とも正常であった。
表8 鳴門市撫養町立岩字芥原115 (バ出 願 人 田辺製薬株式会社 大阪市東区道修町3丁目21番地

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 1lff Klアミノ酸として下記の組成範囲を有
    することを特徴とするアミノ酸輸液。 L−インロイシン      7.20 −  8.8
    OL−ロイシン       12.60 − 15.
    4OL−バリン       7.2(1−8,8OL
    −リジン         9.45 − 11.55
    L−トレオニン       5.18 −  6.2
    7L−)リプトファン     1.80 −  2.
    2OL−メチオニン      8.15 −  8.
    85L−システィン       1.26 −  1
    .54L−フェニルアラニン   6.80 −  7
    .7OL−チロシン        0.45 −  
    0.55L−ヒスチジン       4.50−  
    5.5OL−アルギニン       9.46 − 
    11.55L−アラニン        7.20 −
      8.8OL−グリシン        5.81−
      6.49L−セリン        2.70 −
     8.8OL−プロリン        4.50 −
      5.5OL−アスパラギン酸    0.90 −
      1.1OL−グルタミン酸      0.90 
    −  1.10■ L−チロシンとL−フェニルアラニ
    ンとの重度比が1対12〜17の範囲にあること及びL
    −システィンとL−メチオニンとのmJt比が1対2.
    0〜8.1の範囲にあることの少なくとも一方を満足す
    る特許請求の範囲第1項に記載のアミノ酸輸液。 ■ 非必須アミノ酸と必須アミノ酸との重勉比が1対1
    .2〜1.7の範囲にある特許請求の範囲第1項又は第
    2項に記載のアミノ酸輸液。 ■ I、−ロイシン、L−イソロイシン及びL−バリン
    から成る分枝アミノ酸が全アミノ酸の26〜g4重、i
    %の範囲にある特許請求の範囲第1項乃至第8項のいず
    れかに記載のアミノ酸輸液。 ■ L−リジンが全アミノ酸の9.5m!%以上含有さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4′
    項のいずれかに記載のアミノ酸輸液。 ■ 肝機能未成熟若しくは低下患者に投与される特許請
    求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載のアミノ酸
    輸液。
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