JPS5916688Y2 - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPS5916688Y2 JPS5916688Y2 JP6892578U JP6892578U JPS5916688Y2 JP S5916688 Y2 JPS5916688 Y2 JP S5916688Y2 JP 6892578 U JP6892578 U JP 6892578U JP 6892578 U JP6892578 U JP 6892578U JP S5916688 Y2 JPS5916688 Y2 JP S5916688Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchange
- heat
- heat exchanger
- fan
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は燃焼暖房器の熱交換器に関するものである。
従来の熱交換器すなわち、図面に示したように高温燃焼
ガスを通す熱交換パイプを互に適度の間隔を保って束状
に構成し、これにファンで赤熱が起きないように十分に
空気を吹きつけて熱交換する熱交換器にあっては、直接
ファンから送られる空気に接触しないところの熱交換パ
イプのかげになる部分、すなわち熱交換器を通過する空
気流路の最終部分に位置するところでは、空気温度が高
くなっているため、極端に、熱交換パイプの過冷却はな
いが、直接ファンから送られる空気と接触するところは
、非常に熱交換が良好で冷却されやすいから、熱交換パ
イプが露点温度以下になることがあった。
ガスを通す熱交換パイプを互に適度の間隔を保って束状
に構成し、これにファンで赤熱が起きないように十分に
空気を吹きつけて熱交換する熱交換器にあっては、直接
ファンから送られる空気に接触しないところの熱交換パ
イプのかげになる部分、すなわち熱交換器を通過する空
気流路の最終部分に位置するところでは、空気温度が高
くなっているため、極端に、熱交換パイプの過冷却はな
いが、直接ファンから送られる空気と接触するところは
、非常に熱交換が良好で冷却されやすいから、熱交換パ
イプが露点温度以下になることがあった。
しかしこのような使い方ではパイプ内に結露するドレン
の為材料の腐蝕を促進させるので、長期の使用に耐えら
れないという欠、ζがあった。
の為材料の腐蝕を促進させるので、長期の使用に耐えら
れないという欠、ζがあった。
この考案はこのような欠点を解決すべくなされたもので
、以下図に示す一実施例について詳しく説明することに
する。
、以下図に示す一実施例について詳しく説明することに
する。
１は一端がバーナ（図示せず）に連なり、矢印２で示し
た高温の燃焼ガスを熱交換パイプ群に供給する熱焼筒で
、３はこの燃焼筒１からの高温燃焼ガスを通して熱交換
を行なう熱交換パイプ群で、個々の熱交換パイプを互に
適度の間隔を保って束状に構成している。
た高温の燃焼ガスを熱交換パイプ群に供給する熱焼筒で
、３はこの燃焼筒１からの高温燃焼ガスを通して熱交換
を行なう熱交換パイプ群で、個々の熱交換パイプを互に
適度の間隔を保って束状に構成している。
この熱交換パイプ群３は熱交換器接続室４によって燃焼
筒１に接続されている。
筒１に接続されている。
５は熱交換用の送風ファンで、熱交換パイプ群３の上部
に設けられている。
に設けられている。
本例のものでは、熱交換パイプ群ゴの上段部、すなわち
、ファン５から吹きつけられる熱交換用空気の直接接触
する部分の流路最初部分に位置する熱交換パイプの内部
にねじり板６を挿入し、ファン５から吹きつけられる熱
交換用空気流路に対して、上段熱交換パイプの影になる
熱交換パイプにはねじり板６を入れていない。
、ファン５から吹きつけられる熱交換用空気の直接接触
する部分の流路最初部分に位置する熱交換パイプの内部
にねじり板６を挿入し、ファン５から吹きつけられる熱
交換用空気流路に対して、上段熱交換パイプの影になる
熱交換パイプにはねじり板６を入れていない。
７は熱交換パイプ群を通過した燃焼ガスを集める集ガス
室で、熱交換パイプ群を接続している。
室で、熱交換パイプ群を接続している。
８はこの集ガス室７のガスを本体外へ導びく排気バイブ
ロである。
ロである。
そして９はファン５によって送られる熱交換用の空気流
を示す。
を示す。
しかして本例の熱交換器は以上のように構成したもので
あるから、ねじり板６を挿入した上段部の熱交換パイプ
と、パイプ内を流れるガスとの熱伝達率が大きくなり、
パイプとガスの熱交換がよく行なわれ、パイプ表面温度
が上昇して、直接ファン５から空気が吹きつけられても
、熱交換パイプの表面温度は、露点温度まで低下するこ
とがなくなると同時に、熱交換用空気の流路最初部分に
、上記熱交換パイプ群があるので、熱交換用空気と熱交
換パイプとの熱交換も盛んに行なわれる。
あるから、ねじり板６を挿入した上段部の熱交換パイプ
と、パイプ内を流れるガスとの熱伝達率が大きくなり、
パイプとガスの熱交換がよく行なわれ、パイプ表面温度
が上昇して、直接ファン５から空気が吹きつけられても
、熱交換パイプの表面温度は、露点温度まで低下するこ
とがなくなると同時に、熱交換用空気の流路最初部分に
、上記熱交換パイプ群があるので、熱交換用空気と熱交
換パイプとの熱交換も盛んに行なわれる。
一方ねじり板６を挿入していない下段部の熱交換パイプ
の表面温度については、熱交換パイプとガスとの熱伝達
率が小さいので熱交換パイプの表面温度は上がらないが
、熱交換用空気の流路の最終部分にあり、この温度は比
較的高温の為しかも、熱交換用空気流９に対して上段の
熱交換パイプの影になる部分にあるので、それほど熱交
換されずに、熱交換パイプ表面温度が露点温度以下に下
がらない。
の表面温度については、熱交換パイプとガスとの熱伝達
率が小さいので熱交換パイプの表面温度は上がらないが
、熱交換用空気の流路の最終部分にあり、この温度は比
較的高温の為しかも、熱交換用空気流９に対して上段の
熱交換パイプの影になる部分にあるので、それほど熱交
換されずに、熱交換パイプ表面温度が露点温度以下に下
がらない。
以上、実施例による説明からも明らかなように本考案の
熱交換器は、高温燃焼ガスを通す熱交換パイプのうちの
ファンによる空気流の上流側に並び、該空気流に最初に
接触することになるものに対してのみ抵抗体を挿入した
もので、抵抗体によって当該熱交換パイプにおける高温
燃焼ガスとの熱伝達率を大きく、冷却されやすい熱交換
パイプに限ってその過冷却を防ぐことができる。
熱交換器は、高温燃焼ガスを通す熱交換パイプのうちの
ファンによる空気流の上流側に並び、該空気流に最初に
接触することになるものに対してのみ抵抗体を挿入した
もので、抵抗体によって当該熱交換パイプにおける高温
燃焼ガスとの熱伝達率を大きく、冷却されやすい熱交換
パイプに限ってその過冷却を防ぐことができる。
従って、熱交換パイプの過冷却による結露の発生からく
る腐蝕を防止することができ、寿命を長いものとしうる
。
る腐蝕を防止することができ、寿命を長いものとしうる
。
第１図は熱交換器の一部断面説明図、第２図は第１図の
Ａ−Ａ線矢視断面図である。 １は燃焼筒、２は燃焼ガス、３は熱交換パイプ群、４は
熱交換器接続室、５はファン、６はねじり板、７は集ガ
ス室、８は排気口、９は熱交換用空気流である。
Ａ−Ａ線矢視断面図である。 １は燃焼筒、２は燃焼ガス、３は熱交換パイプ群、４は
熱交換器接続室、５はファン、６はねじり板、７は集ガ
ス室、８は排気口、９は熱交換用空気流である。
Claims (1)
- 内側に高温燃焼ガスを通す熱交換パイプを互に適度の間
隔を保って束状に構成し、これに一側からファンで空気
を吹きつけて熱交換させる熱交換器において、前記複数
の熱交換パイプのうちの、前記ファンの形成する空気流
に対して上流側に並び該空気流と最初に接触するものに
対してのみそれらの内部にねじり板などの抵抗体を挿入
した構成の熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6892578U JPS5916688Y2 (ja) | 1978-05-22 | 1978-05-22 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6892578U JPS5916688Y2 (ja) | 1978-05-22 | 1978-05-22 | 熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54169953U JPS54169953U (ja) | 1979-11-30 |
| JPS5916688Y2 true JPS5916688Y2 (ja) | 1984-05-16 |
Family
ID=28977258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6892578U Expired JPS5916688Y2 (ja) | 1978-05-22 | 1978-05-22 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5916688Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-22 JP JP6892578U patent/JPS5916688Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54169953U (ja) | 1979-11-30 |
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