JPH0330717Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0330717Y2 JPH0330717Y2 JP1983063761U JP6376183U JPH0330717Y2 JP H0330717 Y2 JPH0330717 Y2 JP H0330717Y2 JP 1983063761 U JP1983063761 U JP 1983063761U JP 6376183 U JP6376183 U JP 6376183U JP H0330717 Y2 JPH0330717 Y2 JP H0330717Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- fin
- heat
- brazing
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 15
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、各種燃焼機器の熱交換器に関す
る。一般にフインアンドチユーブ式熱交換器は多
数のフインを並設したものを箱状に形成し、フイ
ンに直交して伝熱管を貫挿するものであるが、該
吸熱フインと伝熱管をろう接するためのろう材を
挿入支持する置きろう用穴を前記フインのすべて
に穿つたものは公知である(例えば実開昭55−
73188号公報)。しかしながら、これらは熱交換器
組立後、ろう材を前記置きろう用穴に挿入するの
に便利なように置きろう用穴を箱型に形成された
熱交換器の端面板の双方もしくは少なくとも一方
に貫通させているため、特に、高負荷燃焼など燃
焼室内の圧力が大きくなると端面板に穿たれた置
きろう用穴から燃焼排ガスが器具内へ流れ出し、
これがために器具の腐蝕が著しく、しかも、器具
内を流過する燃焼用給気に燃焼排ガスが混入して
燃焼性を悪化するとともに、組立て時あるいは炉
中ろう付け作業時におけるろう材の保持が不安定
であるなどの不具合があつた。
る。一般にフインアンドチユーブ式熱交換器は多
数のフインを並設したものを箱状に形成し、フイ
ンに直交して伝熱管を貫挿するものであるが、該
吸熱フインと伝熱管をろう接するためのろう材を
挿入支持する置きろう用穴を前記フインのすべて
に穿つたものは公知である(例えば実開昭55−
73188号公報)。しかしながら、これらは熱交換器
組立後、ろう材を前記置きろう用穴に挿入するの
に便利なように置きろう用穴を箱型に形成された
熱交換器の端面板の双方もしくは少なくとも一方
に貫通させているため、特に、高負荷燃焼など燃
焼室内の圧力が大きくなると端面板に穿たれた置
きろう用穴から燃焼排ガスが器具内へ流れ出し、
これがために器具の腐蝕が著しく、しかも、器具
内を流過する燃焼用給気に燃焼排ガスが混入して
燃焼性を悪化するとともに、組立て時あるいは炉
中ろう付け作業時におけるろう材の保持が不安定
であるなどの不具合があつた。
この考案は多数のフインが並設された吸熱フイ
ンにおいて、その両端面板には置きろう用穴を穿
設せず、すなわち、左右の両端面板を除いた中間
板、のみ置きろう用穴を穿つことにより燃焼排ガ
スの器具内への流出をなくし従来にない安全性と
耐久性及び作業性等の向上を図つたものである。
ンにおいて、その両端面板には置きろう用穴を穿
設せず、すなわち、左右の両端面板を除いた中間
板、のみ置きろう用穴を穿つことにより燃焼排ガ
スの器具内への流出をなくし従来にない安全性と
耐久性及び作業性等の向上を図つたものである。
以下その一実施例を図面に基づき説明すると、
Aは多数並設せる吸熱フイン1に伝熱管2を蛇行
状に貫通して構成されたフインアンドチユーブ式
熱交換器で、吸熱フイン1の各板の両端を直角に
折曲してスペーサ1aを形成し、これらのスペー
サ1aを相隣接する板に当接してこれらを連続接
着することにより多数のフインを等間隔に並設
し、前後端の端面板1′,1″と中間板1とから
なる吸熱フイン1を箱状に形成している。上記吸
熱フイン1には該吸熱フイン1と伝熱管2をろう
接するためのろう材3を挿入支持する置きろう用
穴4を伝熱管2に近い位置に穿つものであるが、
吸熱フイン1の前後端に設けた両端面板1′,
1″には該置きろう用穴4は穿設せず、多数の中
間板1にだけ穿つている。しかして、高負荷燃
焼などで燃焼室内の圧力が大きくなつた場合でも
燃焼排ガスが器具内へ流れ出ることはないのであ
る。なお、その組立てにあたつては先ず伝熱管2
に一方端の端面板1′を嵌めつけ、次いで、置き
ろう用穴4を穿つた多数の中間板1を順次挿入
してこれらの両端スペーサ1aで各板の間隔を同
一に保つて並置せしめた後、ろう材3を置きろう
用穴4に挿入し、その後他方端のスペーサ1aを
もたない端面板1″を伝熱管2に嵌めつけて伝熱
管2を貫挿した吸熱フイン1を箱状に組立てセツ
トしフインアンドチユーブ式熱交換器Aを形成す
るものである。図中5はスカートで、その上部に
上記フインアンドチユーブ式熱交換器Aを設置し
て内胴Bを構成している。6は給水管で、スカー
ト5の外面を巻回して熱交換器Aの伝熱管2の入
口側に接続されている。7は給湯管で、熱交換器
Aの伝熱管2の出口側に接続されている。
Aは多数並設せる吸熱フイン1に伝熱管2を蛇行
状に貫通して構成されたフインアンドチユーブ式
熱交換器で、吸熱フイン1の各板の両端を直角に
折曲してスペーサ1aを形成し、これらのスペー
サ1aを相隣接する板に当接してこれらを連続接
着することにより多数のフインを等間隔に並設
し、前後端の端面板1′,1″と中間板1とから
なる吸熱フイン1を箱状に形成している。上記吸
熱フイン1には該吸熱フイン1と伝熱管2をろう
接するためのろう材3を挿入支持する置きろう用
穴4を伝熱管2に近い位置に穿つものであるが、
吸熱フイン1の前後端に設けた両端面板1′,
1″には該置きろう用穴4は穿設せず、多数の中
間板1にだけ穿つている。しかして、高負荷燃
焼などで燃焼室内の圧力が大きくなつた場合でも
燃焼排ガスが器具内へ流れ出ることはないのであ
る。なお、その組立てにあたつては先ず伝熱管2
に一方端の端面板1′を嵌めつけ、次いで、置き
ろう用穴4を穿つた多数の中間板1を順次挿入
してこれらの両端スペーサ1aで各板の間隔を同
一に保つて並置せしめた後、ろう材3を置きろう
用穴4に挿入し、その後他方端のスペーサ1aを
もたない端面板1″を伝熱管2に嵌めつけて伝熱
管2を貫挿した吸熱フイン1を箱状に組立てセツ
トしフインアンドチユーブ式熱交換器Aを形成す
るものである。図中5はスカートで、その上部に
上記フインアンドチユーブ式熱交換器Aを設置し
て内胴Bを構成している。6は給水管で、スカー
ト5の外面を巻回して熱交換器Aの伝熱管2の入
口側に接続されている。7は給湯管で、熱交換器
Aの伝熱管2の出口側に接続されている。
この考案は以上説明したように、箱状に形成し
たフインアンドチユーブ式熱交換器の前後端の両
端面板1′,1″には置きろう用穴4を穿つていな
いので、熱交換器Aを通過する燃焼排ガスの器具
内への流出による器具の腐蝕あるいは燃焼性の悪
化等は生ぜず、また、ろう材3は前後の両端面板
1′,1″で挟持された状態に保持されるから組立
て時、あるいは炉中ろう付け作業中みだりに抜脱
することはない。したがつて、従来のものに比べ
安全性と耐久性及び作業性等にすぐれた効果を奏
する。
たフインアンドチユーブ式熱交換器の前後端の両
端面板1′,1″には置きろう用穴4を穿つていな
いので、熱交換器Aを通過する燃焼排ガスの器具
内への流出による器具の腐蝕あるいは燃焼性の悪
化等は生ぜず、また、ろう材3は前後の両端面板
1′,1″で挟持された状態に保持されるから組立
て時、あるいは炉中ろう付け作業中みだりに抜脱
することはない。したがつて、従来のものに比べ
安全性と耐久性及び作業性等にすぐれた効果を奏
する。
第1図はこの考案の一実施例を示す一部切欠全
体斜視図、第2図は要部の拡大断面図、第3図は
フインの斜視図である。 A……熱交換器、1……吸熱フイン、1′,
1″……端面板、1……吸熱フインの中間板、
2……伝熱管、3……ろう材、4……置きろう用
穴、5……スカート。
体斜視図、第2図は要部の拡大断面図、第3図は
フインの斜視図である。 A……熱交換器、1……吸熱フイン、1′,
1″……端面板、1……吸熱フインの中間板、
2……伝熱管、3……ろう材、4……置きろう用
穴、5……スカート。
Claims (1)
- 多数のフインを並設せる吸熱フイン1により箱
状に形成されたフインアンドチユーブ式熱交換器
において、吸熱フイン1の中間板1には置きろ
う用穴4を穿ち、左右の両端面板1′,1″には置
きろう用穴を設けないことを特徴とする熱交換
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6376183U JPS59170784U (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6376183U JPS59170784U (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | 熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59170784U JPS59170784U (ja) | 1984-11-15 |
JPH0330717Y2 true JPH0330717Y2 (ja) | 1991-06-28 |
Family
ID=30193942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6376183U Granted JPS59170784U (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59170784U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58122883U (ja) * | 1982-02-09 | 1983-08-20 | リンナイ株式会社 | 熱交換器 |
-
1983
- 1983-04-27 JP JP6376183U patent/JPS59170784U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59170784U (ja) | 1984-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100451526C (zh) | 用于锅炉和热水供应系统的通用热交换器 | |
JPH0330717Y2 (ja) | ||
EP0985895B1 (en) | Heat exchanger unit and use | |
KR100228032B1 (ko) | 가스보일러의 콘덴싱열교환기 | |
JPH043893A (ja) | 熱交換器 | |
JPS642121Y2 (ja) | ||
CN210089139U (zh) | 一种热交换器及其燃气采暖热水炉 | |
JPH0625796Y2 (ja) | 瞬間貯湯式給湯機用熱交換器 | |
US5566648A (en) | Heat exchanger | |
JPS6222784Y2 (ja) | ||
JPS6237078Y2 (ja) | ||
EP0751363A1 (en) | Heat exchanger | |
JPS60126540A (ja) | 給湯暖房機用熱交換器 | |
JP2694894B2 (ja) | 熱交換器 | |
JPS5842788Y2 (ja) | 多管式熱交換器 | |
KR950011995A (ko) | 가스보일러 | |
JPH0749248Y2 (ja) | 熱交換器 | |
JPS6311555Y2 (ja) | ||
JPS6143042Y2 (ja) | ||
JP2588082Y2 (ja) | 熱交換器における伝熱管 | |
KR0139994Y1 (ko) | 열 교환기 | |
JPS59189029U (ja) | 排ガス熱回収温水器 | |
JP2574480Y2 (ja) | 流動層式熱交換器 | |
JPS59170779U (ja) | 熱交換器装置 | |
CN115265253A (zh) | 翅片结构、换热器和热水装置 |