JPS616584A - 空冷復水器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は蒸気タービン等の空冷復水器に関するものであ
る。

従来の技術 従来形の空冷式復水器を第２図により説明する。

−復水器０２はパネル状のユニットで構成され、架構０
１の上に取付けられ、架構Ｏ１の内部下部にファン０４
を内蔵するガイド０３を設け、又復水器０２内に蒸気ヘ
ッダ０５及び分岐管０７と分岐管０７から分岐した冷却
管０８とを設け、さらに凝縮した水が流れる連絡管０９
及びそのヘッダ０６を設ける。又冷却管０８は通常伝熱
面積を増す目的でフィンが取付けられている。

ファン０４より吹出された風は復水器を構成する冷却管
０８の間を通って冷却管内の蒸気を冷却する。蒸気から
凝縮した水は連絡管０９を通りヘッダ０６を経て外部へ
取出す。

発明が解決しようとする問題点 冷却管を冷却し温度が上昇した空気は外気の条件に左右
され、特に無風状態では空冷復水器のまわりに滞留する
。ファンはこの滞留した空気を再度冷却用として吸込み
、伝熱管の冷却に使用する。

しかしながら温度の高くなった空気はモ分な冷却性能が
得られずその結果復水器の性能が低下する。

問題点を解決するための手段 本発明は、内部に蒸気の冷却管を有する空冷復水器にお
し・て、冷却空気の出口側の取付板にダクト又は煙突を
設け、該ダスト又は煙突内に冷却用ファンを設けて、排
気を外部へ排出し、排気の再循環を防止することによっ
て前記問題点を解決した。

実施例 本発明を添付図面の実施例により説明する。第１図にお
いて、４本の支持梁１と取付板８よりなる枠内に復水器
を内蔵し、復水器は蒸気管２の先端に連絡管３を有し、
その連絡管３に複数の冷却管５を接続し、冷却管５はド
レン管６を介して凝縮水連絡管４に接続されている。冷
却管５は単位長さあたりの伝熱面積を増加させるため通
常フィン付管が採用されている。

上部の取付板８にダクト又は煙突９を接続し、そのダク
ト内に冷却用ファン７を設けている。

作用 蒸気は蒸気管２より連絡管３を通って冷却管５に分散す
る。空気は外部より矢印の如く浸入し、冷却管５群の間
を通って熱交換を行い冷却用ファン７に吸込まれる。

又熱交換を行った蒸気は凝縮してドレン管３を通って凝
縮水連絡管４に集められ外部へ排出される。

発明の効果 本発明は上記の構成であり、冷却用ファン７から出た温
排気はダクト又は煙突９を通ることにより復水器より離
れた位置に排出されるため、温排気が復水器中を再循環
することがない。又このダクトの効果によりファン７は
常に冷空気を冷却用空気として使用することができ、従
って常に復水器として高性能な性能が期待される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の斜視図、第２ａ図は従来例の斜視図、
第２ｂ図は同正面図である。 ５・・冷却管、７・・冷却用ファン、８・・取付板、９
・・ダクト又は煙突。 （ほか２名） 第１図 第２０図 節’ｌｂ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内部に蒸気の冷却管を有する空冷復水器において、冷却
   空気の出口側の取付板にダクト又は煙突を設け、該ダス
   ト又は煙突内に冷却用ファンを設けて、排気を外部へ排
   出し、排気の再循環を防止するようにした空冷復水器。