JPS5855330Y2 - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPS5855330Y2 JPS5855330Y2 JP5391978U JP5391978U JPS5855330Y2 JP S5855330 Y2 JPS5855330 Y2 JP S5855330Y2 JP 5391978 U JP5391978 U JP 5391978U JP 5391978 U JP5391978 U JP 5391978U JP S5855330 Y2 JPS5855330 Y2 JP S5855330Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- coil
- air
- heat exchanger
- bare
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は空気調和機用の針状フィン付コイル形熱交換器
に関するもので、熱交換用空気の偏流をなくして、熱交
換効率を向上せしめる如くしたことを特徴とするもので
ある。
に関するもので、熱交換用空気の偏流をなくして、熱交
換効率を向上せしめる如くしたことを特徴とするもので
ある。
第4図に示す如く一対のサイドプレート1,1間に蛇行
状に配設した冷媒流通用チューブ2の周面に針状フィン
3を放射状に設けたこの種の熱交換器は、フィン先端、
つまり各チューブの中間部分が最もフィン密度が小さい
ため、熱交換用の風はこのフィン密度の小さい部分を集
中的に矢印の如く通過する傾向がある。
状に配設した冷媒流通用チューブ2の周面に針状フィン
3を放射状に設けたこの種の熱交換器は、フィン先端、
つまり各チューブの中間部分が最もフィン密度が小さい
ため、熱交換用の風はこのフィン密度の小さい部分を集
中的に矢印の如く通過する傾向がある。
針状フィンの先端部分はチューブ2aから最も離れた部
分であり、従って第4図に示す従来の熱交換器では部分
的に風が集中する、いわゆる偏流現象が生じるので、熱
交換率が低い欠点があった。
分であり、従って第4図に示す従来の熱交換器では部分
的に風が集中する、いわゆる偏流現象が生じるので、熱
交換率が低い欠点があった。
本考案は上記の点に鑑み、蛇行状に配列せしめた針状フ
ィン付コイルにおける各チューブの段列の中間に裸コイ
ルのチューブを平行状に設置し、該裸コイルによる空気
抵抗によって熱交換用空気の偏流をなくすようにしたも
のである。
ィン付コイルにおける各チューブの段列の中間に裸コイ
ルのチューブを平行状に設置し、該裸コイルによる空気
抵抗によって熱交換用空気の偏流をなくすようにしたも
のである。
以下本考案の実施例を第1図ないし第3図に基づき説明
する。
する。
図示する如く針状フィン付コイル5はその周面に針状フ
ィン6を放射状に設けると共に、一対のサイドプレート
7.7によって蛇行状に支持して、平行状の多段階な列
8a、8b、8C・・・・・・を形成している。
ィン6を放射状に設けると共に、一対のサイドプレート
7.7によって蛇行状に支持して、平行状の多段階な列
8a、8b、8C・・・・・・を形成している。
一方、再熱用裸コイル9は前記針状フィン付コイル5と
ほぼ同径のチューブ9 a 、9 a・・・・・・から
なり、該再熱用裸コイル9を前記針状フィン付コイル5
の空気出口側において同針状フィン付コイル5の各段列
8a、8b、8C・・・・・・の中間部裏側の凹部に、
該針状フィン付コイル5と平行状になるように蛇行状に
配置している。
ほぼ同径のチューブ9 a 、9 a・・・・・・から
なり、該再熱用裸コイル9を前記針状フィン付コイル5
の空気出口側において同針状フィン付コイル5の各段列
8a、8b、8C・・・・・・の中間部裏側の凹部に、
該針状フィン付コイル5と平行状になるように蛇行状に
配置している。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、該実施例
の熱交換器は第3図に示す如き状態で冷媒回路に組込ん
で使用するものである。
の熱交換器は第3図に示す如き状態で冷媒回路に組込ん
で使用するものである。
そこで、第3図において圧縮機11を運転すると、該圧
縮機11から吐出される冷媒は、実線矢印の如く凝縮器
12、膨張弁13、蒸発器として使用する針状フィン付
コイル5の順で循環する。
縮機11から吐出される冷媒は、実線矢印の如く凝縮器
12、膨張弁13、蒸発器として使用する針状フィン付
コイル5の順で循環する。
一方、フィン14はそれから吹き出す風を前記針状フィ
ン付コイル5に吹き付け、該コイル5内を流れる冷媒と
熱交換させて、空気調和作用を行なう。
ン付コイル5に吹き付け、該コイル5内を流れる冷媒と
熱交換させて、空気調和作用を行なう。
また、前記圧縮機11から吐出される冷媒の一部を3方
流量制御弁15によって点線矢印の如く再熱用裸コイル
9に供給し、前記針状フィン付コイル5によって除湿冷
却した空気調和用の空気を適温に再熱することができる
。
流量制御弁15によって点線矢印の如く再熱用裸コイル
9に供給し、前記針状フィン付コイル5によって除湿冷
却した空気調和用の空気を適温に再熱することができる
。
以上の如く空気調和運転において、第2図に矢印で示す
如く熱交換用の空気Aは、熱交換器の入口側においては
最も抵抗の小さい部分、すなわち針状フィン付コイル5
の各段列8 a 、8 b・・・・・・の中間部分に集
中しようとするが、該針状フィン付コイル5の各段列8
a、8b・・・・・・の中間部分の出口側には再熱用裸
コイル9が位置して、前記空気Aの抵抗となるため、前
記空気Aは横方向に広がって針状フィン付コイル5の近
傍を流れることになる。
如く熱交換用の空気Aは、熱交換器の入口側においては
最も抵抗の小さい部分、すなわち針状フィン付コイル5
の各段列8 a 、8 b・・・・・・の中間部分に集
中しようとするが、該針状フィン付コイル5の各段列8
a、8b・・・・・・の中間部分の出口側には再熱用裸
コイル9が位置して、前記空気Aの抵抗となるため、前
記空気Aは横方向に広がって針状フィン付コイル5の近
傍を流れることになる。
つまり、従来の如く針状フィンにおける最も密度の小さ
い部分に集中する偏流がなくなる訳である。
い部分に集中する偏流がなくなる訳である。
なお、第3図の実施例で裸コイル9を再熱用として使用
しているが、第5図に示す如く裸コイル9と針状フィン
付コイル5とを直列に接続して、ともに蒸発器或いは凝
縮器として使用することができる。
しているが、第5図に示す如く裸コイル9と針状フィン
付コイル5とを直列に接続して、ともに蒸発器或いは凝
縮器として使用することができる。
斜上の如く本考案は、針状フィン付コイル5における熱
交換用空気の出口側において、前記針状フィン付コイル
5の各段列8 a 、8 b・・・・・・の中間部の凹
部に裸コイル9を前記針状フィン付コイル5と平行状に
設け、前記再熱用裸コイル9による空気抵抗によって熱
交換用空気の偏流をなくしたもので、熱交換効率が向上
し、また特にコイル9は裸状のものを使用したから、該
コイル9を針状フィン付コイル5,5に接近した状態に
設置することができ、このため、より風の偏流をなくす
ことができると同時に、熱交換器全体の厚みをコンパク
トにできる利点がある。
交換用空気の出口側において、前記針状フィン付コイル
5の各段列8 a 、8 b・・・・・・の中間部の凹
部に裸コイル9を前記針状フィン付コイル5と平行状に
設け、前記再熱用裸コイル9による空気抵抗によって熱
交換用空気の偏流をなくしたもので、熱交換効率が向上
し、また特にコイル9は裸状のものを使用したから、該
コイル9を針状フィン付コイル5,5に接近した状態に
設置することができ、このため、より風の偏流をなくす
ことができると同時に、熱交換器全体の厚みをコンパク
トにできる利点がある。
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図は前回の
II−II線視図、第3図は冷媒回路の説明図、第4図
は従来例の説明図、第5図は他の実施例の説明図である
。 5・・・・・・針状フィン付コイル、6・・・・・・針
状フィン、9・・・・・・裸コイル。
II−II線視図、第3図は冷媒回路の説明図、第4図
は従来例の説明図、第5図は他の実施例の説明図である
。 5・・・・・・針状フィン付コイル、6・・・・・・針
状フィン、9・・・・・・裸コイル。
Claims (1)
- 針状フィン付コイル5における熱交換用空気の出口側に
おいて、前記針状フィン付コイル5の各チューブの各段
列8 a 、8 b・・・・・・の中間部の凹所に裸コ
イル9を前記針状フィン付コイル5と平行状に設けたこ
とを特徴とする熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5391978U JPS5855330Y2 (ja) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5391978U JPS5855330Y2 (ja) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | 熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54155664U JPS54155664U (ja) | 1979-10-29 |
JPS5855330Y2 true JPS5855330Y2 (ja) | 1983-12-17 |
Family
ID=28947680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5391978U Expired JPS5855330Y2 (ja) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855330Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-04-21 JP JP5391978U patent/JPS5855330Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54155664U (ja) | 1979-10-29 |
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