JPH0765757B2 - 空調用室内熱交換器 - Google Patents
空調用室内熱交換器Info
- Publication number
- JPH0765757B2 JPH0765757B2 JP1179595A JP17959589A JPH0765757B2 JP H0765757 B2 JPH0765757 B2 JP H0765757B2 JP 1179595 A JP1179595 A JP 1179595A JP 17959589 A JP17959589 A JP 17959589A JP H0765757 B2 JPH0765757 B2 JP H0765757B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- heat transfer
- medium
- air conditioning
- cross flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
供せられ、室内空気から熱を取り込み、もしくは室内空
気へ熱を放出する多段のフィンチューブ式熱交換器に関
するものである。
ブ式熱交換器は、第2図に示すように、プレートフィン
1を垂直に貫通する媒体通路である多段の伝熱管2の段
方向に2系統に分岐し、各々の系統の伝熱管2の段数が
同一になるように構成されていた。
ィン式熱交換器4が室内空気の流入側に設けられ、プレ
ートフィン式熱交換器4の斜め下方である室内機3の空
気流出側にクロスフローファン5がもうけられていた。
フローファン5を回転させることにより、室内空気をフ
ィンチューブ式熱交換器4の多数のプレートフィン1の
間を通過させ、熱媒体と熱交換し、冷風あるいは温風を
室内に吹き出すようになっていた。
の媒体通路構成では、次のような課題があった。
路抵抗を下げるために2系統に分岐しているが、各々な
系統の流路抵抗を同一にし同一流量を確保するため、熱
媒体の通路である伝熱管2の接続段数を両系統とも同一
にしている。一方、2次側媒体である空気の流れは第3
図の矢印で示したように、プレートフィン1の間を通過
する風速はクロスフローファン5から遠いほど小さく、
近いほど大きいという不均一な風速分布を有しているた
め、1次側2次側の流量が適合せず、フィンチューブ式
熱交換器4の熱伝達性能も十分発揮していなかった。つ
まり、室内機3の構成上、プレートフィン式熱交換器4
の2次側媒体である空気の風速の不均一分布は避けられ
ず、相対的にクロスフローファン5から遠い部位では1
次側媒体の流量が大き過ぎ、クロスフローファン5に近
い部位では小さ過ぎて、熱交換効率を減少させていた。
体の流路抵抗をクロスフローファンから遠い系統を大き
く、近い系統を小さくして異なる流量とし、プレートフ
ィン式熱交換器の熱伝達性能を向上させることを目的と
する。
は、1次側媒体通路である伝熱管を段方向に2系統に分
岐し、クロスフローファンに近い媒体通路系統の伝熱管
の段数を一方のクロスフローファンから遠い媒体通路系
統の伝熱管の段数より少なくなるようにし、系統により
媒体通路の長さを異なる構成としている。
熱交換器の1次側媒体の通路系統は、クロスフローファ
ンに近い通路系統は伝熱管の延長がクロスフローファン
から遠い通路系統より短くなり1次側媒体の流量は相対
的に大きくなる。この結果、クロスフローファンに近い
部位は2次側媒体である空気の風速が大きく1次側媒体
の流量・流速も大きくなることから、熱交換量が増大
し、プレートフィン式熱交換器全体としても熱交換効率
が向上することになる。
る。
レートフィン1を貫通する伝熱管、3は室内機、4は室
内機3の室内空気吸い込み側に設けられたプレートフィ
ン式熱交換器、5はクラスフローファンでありプレート
フィン式熱交換器4の斜め下方で室内機3の室内空気流
出側に設けられている。ここでプレートフィン式熱交換
器4の1次側媒体通路である伝熱管2を段方向に2系統
に分岐し、クロスフローファン5に近い媒体通路系統の
伝熱管2の段数を一方のクロスフローファン5から遠い
媒体通路系統の伝熱管2の段数より少なくなるように
し、系統により媒体通路の長さを異なる構成としてい
る。
式熱交換器4の1次側媒体の通路系統は、クロスフロー
ファン5に近い通路系統は伝熱管2の延長がクロスフロ
ーファン5から遠い通路系統より短くなり1次側媒体の
流量は相対的に大きくなる。この結果、クロスフローフ
ァン5に近い部位は2次側媒体である空気の風速が大き
く1次側媒体の流量・流速も大きくなることから、熱交
換量が増大し、プレートフィン式熱交換器4全体として
も熱交換効率が向上することになる。
次側媒体通路である伝熱管を段方向に2系統に分岐し、
クロスフローファンに近い媒体通路系統の伝熱管の段数
を一方のクロスフローファンから遠い媒体通路系統の伝
熱管の段数より少なくなるようにしたため、クロスフロ
ーファンに近い通路系統の1次側媒体の流量は相対的に
大きくなる。この結果、クロスフローファンに近い部位
は2次側媒体である空気の風速が大きく1次側媒体の流
量・流速も大きくなることから、熱交換量が増大し、プ
レートフィン式熱交換器全体としても熱交換効率が向上
することになる。また、熱交換効率が向上し、暖房時は
吹き出し温風温度が高くなり、冷房時は吹き出し冷風温
度が低くなり、快適な室内空調となる。
の断面図、第2図は従来の空調用室内熱交換器の断面
図、第3図は空調用室内機の断面図である。 1……プレートフィン、2……伝熱管、3……室内機、
4……プレートフィン式熱交換器、5……クロスフロー
ファン。
Claims (1)
- 【請求項1】クロスフローファンの稼働により空調を行
う空調用室内機の多段の伝熱管を有するフィンチューブ
式熱交換器を設け、媒体通路である伝熱管を段方向に2
系統に分岐し、前記クロスフローファンに近い媒体通路
系統の伝熱管の段数を一方の前記クロスフローファンか
ら遠い媒体通路系統の伝熱管の段数より少なくなるよう
媒体通路である伝熱管を接続した空調用室内熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1179595A JPH0765757B2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 空調用室内熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1179595A JPH0765757B2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 空調用室内熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0345835A JPH0345835A (ja) | 1991-02-27 |
JPH0765757B2 true JPH0765757B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=16068479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1179595A Expired - Lifetime JPH0765757B2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 空調用室内熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0765757B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006110179A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Fuairudo Kk | 腰部加圧用ベルト |
JP2009108001A (ja) | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Fuairudo Kk | 疼痛緩和用組成物とその利用 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5834338U (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-05 | 株式会社東海理化電機製作所 | 薄型マイクロスイツチ |
JPS6041465U (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-23 | 松下電工株式会社 | 開閉壁の振れ止め構造 |
JPS62178823A (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-05 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
-
1989
- 1989-07-11 JP JP1179595A patent/JPH0765757B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5834338U (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-05 | 株式会社東海理化電機製作所 | 薄型マイクロスイツチ |
JPS6041465U (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-23 | 松下電工株式会社 | 開閉壁の振れ止め構造 |
JPS62178823A (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-05 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0345835A (ja) | 1991-02-27 |
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Legal Events
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