JPH0749247Y2 - フィンチューブ式熱交換器 - Google Patents

フィンチューブ式熱交換器

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JPH0749247Y2
JPH0749247Y2 JP1990046245U JP4624590U JPH0749247Y2 JP H0749247 Y2 JPH0749247 Y2 JP H0749247Y2 JP 1990046245 U JP1990046245 U JP 1990046245U JP 4624590 U JP4624590 U JP 4624590U JP H0749247 Y2 JPH0749247 Y2 JP H0749247Y2
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JP
Japan
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heat exchanger
fin
tube
tube heat
fin tube
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JP1990046245U
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JPH0410275U (ja
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辰英 川原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両用空気調和機の蒸発器等に好適なフィンチ
ューブ式熱交換器に関する。
(従来の技術) 従来のこの種フィンチューブ式熱交換器の1例が第5図
ないし第7図に示されている。
第5図において、1はアルミニウム等からなり断面が偏
平で蛇行するように屈曲されたコルゲート状のチュー
ブ、2はアルミニウム等の帯板を蛇行するように屈曲し
てなるコルゲート状のフィンである。
このフィン2はチューブ1の間隙内に配設され、その各
頂面はそれぞれ対向するチューブ1の偏平面にロー付け
等によって接合されている。
フィン2の偏平面には、第6図に示すように、その長手
方向に沿って所定の間隔を隔てて多数のスリット3及び
ガイド4が形成されている。
5は入口側マニホルド、6は出口マニホルド、7は側板
である。
このようにして構成された熱交換器8は、第7図に示す
ように、ケース9内に配設されて、クーリングユニット
10を構成している。
しかして、車両用空気調和機の運転時、図示しないファ
ンユニットから送られた車室内の空気が吸入口11からケ
ース9内に入り、チューブ1及びフィン2の間を通って
冷却された後、吹出口12から吹き出される。
これと同時に冷媒が入口側マニホルド5を経てチューブ
1内に形成された図示しない複数の冷媒通路内に入り、
この冷媒通路を流過する過程でチューブ1及びフィン2
を介して室内空気と熱交換することによって蒸発気化し
た後、出口側マニホルド6に入り、ここで合流して排出
される。
(考案が解決しようとする課題) 上記熱交換器においては、コルゲートフィン2の全面に
多数のスリット3が形成されているため、最も外側に位
置し、かつ、チューブ1の弯曲部によって被覆されてい
ない上端部2a及び下端部2bのスリット3から外方に空気
が流出し、この空気は第7図に示すように、以後、熱交
換作用を営むことなくケース9との隙間を通って吹出口
12から吹き出されてしまうという不具合があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決するために提出されたものであ
って、その要旨とするところは、コルゲート状のチュー
ブ及びこのチューブの間隙に配設され、多数のスリット
を有するコルゲート状のフィンを備えたフィンチューブ
式熱交換器において、上記フィンの最も外側に位置し、
かつ、上記チューブの弯曲部によって被覆されていない
部分のスリットを閉塞したことを特徴とするフィンチュ
ーブ式熱交換器にある。
(作用) 本考案においては、上記構成を具えているため、熱交換
器に流入した空気は熱交換器を流過する途中でフィンの
最も外側に位置し、かつ、チューブの弯曲部によって被
覆されていない部分から外部に流出することなくその全
てが熱交換器を流過する。
(実施例) 本考案の1実施例が第1図ないし第3図に示されてい
る。
第1図及び第2図に示すように、フィン2の最も外側に
位置し、かつ、チューブ1の湾曲部1aによって被覆され
ていない部分、即ち、上端部2a及び下端部2bにはスリッ
ト3が形成されていない。他の構成は第5図ないし第7
図に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同
じ符号が付されている。
フィン2の製造時、その全面に亘ってスリット3が形成
されているときは、第4図に示すように、ガイド4を押
し戻すことによってスリット3を閉塞すれば良い。
しかして、熱交換器に流入した空気の全ては途中からバ
イパスすることなく熱交換器を流過して熱交換作用を営
むので、熱交換性能が向上する。
(考案の効果) 本考案においては、フィンの最も外側に位置し、かつ、
チューブの弯曲部によって被覆されていない部分のスリ
ットを閉塞したため、熱交換器に流入した空気は熱交換
器を流過する途中からその外部に流出することなくその
全てが熱交換器を流過して熱交換作用を営む。
かくして、極めて簡単な構成であるにも拘らず熱交換器
の性能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の第1の実施例を示し、第
1図は斜視図、第2図はフィンの部分的拡大斜視図、第
3図はクーリングユニットの縦断面図である。第4図は
本考案の第2の実施例を示す第2図に対応する部分的拡
大斜視図である。第5図ないし第7図は従来の1例を示
し、第5図は熱交換器の斜視図、第6図はフィンの部分
的拡大斜視図、第7図はクーリングユニットの断面図で
ある。 チューブ……1、弯曲部……1a、フィン……2、最外側
部……2a、2b、スリット……3

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コルゲート状のチューブ及びこのチューブ
    の間隙に配設され、多数のスリットを有するコルゲート
    状のフィンを備えたフィンチューブ式熱交換器におい
    て、上記フィンの最も外側に位置し、かつ、上記チュー
    ブの弯曲部によって被覆されていない部分のスリットを
    閉塞したことを特徴とするフィンチューブ式熱交換器。
JP1990046245U 1990-04-27 1990-04-27 フィンチューブ式熱交換器 Expired - Lifetime JPH0749247Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990046245U JPH0749247Y2 (ja) 1990-04-27 1990-04-27 フィンチューブ式熱交換器

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JP1990046245U JPH0749247Y2 (ja) 1990-04-27 1990-04-27 フィンチューブ式熱交換器

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Publication Number Publication Date
JPH0410275U JPH0410275U (ja) 1992-01-29
JPH0749247Y2 true JPH0749247Y2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=31561159

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61121380U (ja) * 1985-01-16 1986-07-31

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JPH0410275U (ja) 1992-01-29

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