JPS5824118Y2 - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPS5824118Y2 JPS5824118Y2 JP2844977U JP2844977U JPS5824118Y2 JP S5824118 Y2 JPS5824118 Y2 JP S5824118Y2 JP 2844977 U JP2844977 U JP 2844977U JP 2844977 U JP2844977 U JP 2844977U JP S5824118 Y2 JPS5824118 Y2 JP S5824118Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- exhaust
- baffle plate
- exhaust gas
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は温風暖房機の熱交換器に関するものであり、熱
効率を高めることを目的としたものである。
効率を高めることを目的としたものである。
まず、一般的な温風暖房機の概略構成を、本考案の実施
例を示す第１図に従って説明する。
例を示す第１図に従って説明する。
第１図において、１は燃焼室でバーナ２に面する開口１
Ａと熱交換器３に連通ずる開口１Ｂを有している。
Ａと熱交換器３に連通ずる開口１Ｂを有している。
４はバーナ２と同一形状に成型されたバーナカバーで前
記開口１Ａを有する燃焼室１に対向し、前記開口１Ｂに
相当する開口ＩＢ’は給気路５に連通している。
記開口１Ａを有する燃焼室１に対向し、前記開口１Ｂに
相当する開口ＩＢ’は給気路５に連通している。
そして上記熱交換器３の端部すなわち排気流入口６は上
記開口１Ｂに連通し、反対端の排気流出ロアには排気路
９が設けられ、対流用送風機１０を介して屋外に排気を
流出させている。
記開口１Ｂに連通し、反対端の排気流出ロアには排気路
９が設けられ、対流用送風機１０を介して屋外に排気を
流出させている。
上記温風暖房機に使用される熱交換器３は従来の場合、
例えば第１，２図に示すように中空の長方体形状を威し
、その底面の両端に排気流入口６．排気流出ロアが設け
られている。
例えば第１，２図に示すように中空の長方体形状を威し
、その底面の両端に排気流入口６．排気流出ロアが設け
られている。
従って排気は該熱交換器の中心部へ向った最短距離を通
過する傾向が強く、外周部には排気が流れにくくなり、
上記熱交換器の実質効率が低下する不都合があった。
過する傾向が強く、外周部には排気が流れにくくなり、
上記熱交換器の実質効率が低下する不都合があった。
そこで熱交換器内の流入口６と流出ロアとの中間部にじ
ゃま板を取付けて排気の流れを強制的に変えたものが実
施されているが、この場合でも排気は中心部に向って流
れ、熱交換器の中心部でのみ両側へ回り、再度中心部へ
向って流れるため全体の熱効率はあまり良好とならない
。
ゃま板を取付けて排気の流れを強制的に変えたものが実
施されているが、この場合でも排気は中心部に向って流
れ、熱交換器の中心部でのみ両側へ回り、再度中心部へ
向って流れるため全体の熱効率はあまり良好とならない
。
又、熱交換器内部にじゃま板を取付けると、すす等の掃
除が非常にやりにくい等の欠点があった。
除が非常にやりにくい等の欠点があった。
本考案は上記の欠点を除去するためになされたもので、
熱交換器の排気流入口及び排気流出口のそれぞれに半円
状のじゃま板を取着して一段と熱効率を高めた熱交換器
を提供するものである。
熱交換器の排気流入口及び排気流出口のそれぞれに半円
状のじゃま板を取着して一段と熱効率を高めた熱交換器
を提供するものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本考案の実施例を含む温風暖房機の構成概略図
である。
である。
第２図ａは上記じゃま板８を形成した熱交換器の上面図
であり、第２図すはその側面の断面図を示す。
であり、第２図すはその側面の断面図を示す。
第３図はじゃま板８の斜視図である。図において、じゃ
ま板８は排気流入口６及び排気流出ロアの口径より若干
大きい半円状のステンレス又はアルミメッキ鋼板等によ
り形成され、熱交換器３の下面又は上面にスポット溶接
等により取着される。
ま板８は排気流入口６及び排気流出ロアの口径より若干
大きい半円状のステンレス又はアルミメッキ鋼板等によ
り形成され、熱交換器３の下面又は上面にスポット溶接
等により取着される。
次に上記じゃま板８の上面図、第２図ａを参照して排気
の流れを説明すると、排気流入口６から上昇してくる排
気はじゃま板８に妨げられて矢印Ａに示すようにじゃま
板８の内周に沿って一旦、熱交換器３の左端外周部へ導
かれ、それから向きを変えて熱交換器３の両側に沿って
じゃま板８の両端と熱交換器３との間隙を通って右側へ
スムーズに流れる。
の流れを説明すると、排気流入口６から上昇してくる排
気はじゃま板８に妨げられて矢印Ａに示すようにじゃま
板８の内周に沿って一旦、熱交換器３の左端外周部へ導
かれ、それから向きを変えて熱交換器３の両側に沿って
じゃま板８の両端と熱交換器３との間隙を通って右側へ
スムーズに流れる。
なお、半円状のじゃま板８に代えて、平板状のじゃま板
を設けた場合、そのじゃま板に当った排気は当該じゃま
板に沿って熱交換器３の両側部（第２図ａにおいて上、
下部）に直角に当たろうとするため排気流入口６から出
てじゃま板に当たらず両側部に沿うように流れようとす
る排気との間に乱流を生じ流通抵抗が大きくなって燃焼
筒に影響を及ぼすことになる。
を設けた場合、そのじゃま板に当った排気は当該じゃま
板に沿って熱交換器３の両側部（第２図ａにおいて上、
下部）に直角に当たろうとするため排気流入口６から出
てじゃま板に当たらず両側部に沿うように流れようとす
る排気との間に乱流を生じ流通抵抗が大きくなって燃焼
筒に影響を及ぼすことになる。
しかも半円状のじゃま板８の場合は、じゃま板８に当っ
た排気も左端に当たり、熱交換器３の外周部を沿うよう
に流れるから、非常に熱効率を高めるが、平板状のじゃ
ま板の場合、じゃま板８に当った排気はそのまま熱交換
器３の両側部に向うため、排気の流れという点も考慮し
た場合、熱効率が悪くなる。
た排気も左端に当たり、熱交換器３の外周部を沿うよう
に流れるから、非常に熱効率を高めるが、平板状のじゃ
ま板の場合、じゃま板８に当った排気はそのまま熱交換
器３の両側部に向うため、排気の流れという点も考慮し
た場合、熱効率が悪くなる。
さて、じゃま板８を通過した排気はその後多少中心部へ
向って流れるが排気流出ロアには同様のじゃま板８があ
るため再度外周部に広がった後、矢印Ｂに示すような流
れによって排気路９に流出される。
向って流れるが排気流出ロアには同様のじゃま板８があ
るため再度外周部に広がった後、矢印Ｂに示すような流
れによって排気路９に流出される。
すなわち、右側に向って流れる排気はじゃま板８の外周
に沿って、再度熱交換器３の両側部へ向かうように広げ
られ且つ熱交換器３の右端外周部に沿うようにスムーズ
に流れて排気流出ロアに吸い込まれる。
に沿って、再度熱交換器３の両側部へ向かうように広げ
られ且つ熱交換器３の右端外周部に沿うようにスムーズ
に流れて排気流出ロアに吸い込まれる。
このような流れはじゃま板８が半円状であって、且つ外
周部を流れに向けているから生じるのであって、平板状
であればその両端で乱流が生じるばかりでなく、熱交換
器３の右端外周部に沿って流れる排気が少なくなって、
熱効率が低下することになる。
周部を流れに向けているから生じるのであって、平板状
であればその両端で乱流が生じるばかりでなく、熱交換
器３の右端外周部に沿って流れる排気が少なくなって、
熱効率が低下することになる。
以上説明したように本考案によれば、熱交換器の排気流
入口及び排気流出口にそれぞれ半円状のじゃま板をその
外周側が互いに対向するように取着したから、排気の流
れがスムーズになる上、熱交換器の中心部及び外周部に
わたって行きわたることになるので温度分布が平均化さ
れて良好となり更に熱効率を高ることが可能な熱交換器
を提供することができる。
入口及び排気流出口にそれぞれ半円状のじゃま板をその
外周側が互いに対向するように取着したから、排気の流
れがスムーズになる上、熱交換器の中心部及び外周部に
わたって行きわたることになるので温度分布が平均化さ
れて良好となり更に熱効率を高ることが可能な熱交換器
を提供することができる。
又、じゃま板の取付は位置が熱交換器の両端部であるた
め、スス等が付着した場合でも容易に掃除ができる等の
利点があり実用価値大なるものである。
め、スス等が付着した場合でも容易に掃除ができる等の
利点があり実用価値大なるものである。
第１図は本考案の実施例を含む温風暖房機の構成概略図
、第２図ａは本考案実施例を示す熱交換器の上面図、第
２図すは本考案実施例を示す熱交換器の側面の断面図、
第３図はじゃま板の斜視図である。 図中、３は熱交換器、６は排気流入口、７は排気流出口
、８はじゃま板で゛ある。
、第２図ａは本考案実施例を示す熱交換器の上面図、第
２図すは本考案実施例を示す熱交換器の側面の断面図、
第３図はじゃま板の斜視図である。 図中、３は熱交換器、６は排気流入口、７は排気流出口
、８はじゃま板で゛ある。
Claims (1)
- 燃焼室からの高温排気の排気通路になると共に対流用送
風機により送風される室内空気との熱交換を行う温風暖
房機の熱交換器において、上記熱交換器の排気流入口及
び排気流出口にそれぞれ半円状のじゃま板をその外周側
が互いに対向するよう取着したことを特徴とする熱交換
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2844977U JPS5824118Y2 (ja) | 1977-03-08 | 1977-03-08 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2844977U JPS5824118Y2 (ja) | 1977-03-08 | 1977-03-08 | 熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53122752U JPS53122752U (ja) | 1978-09-29 |
| JPS5824118Y2 true JPS5824118Y2 (ja) | 1983-05-23 |
Family
ID=28874446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2844977U Expired JPS5824118Y2 (ja) | 1977-03-08 | 1977-03-08 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5824118Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-03-08 JP JP2844977U patent/JPS5824118Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53122752U (ja) | 1978-09-29 |
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