JPS5916656B2 - トロ−ル船におけるワ−プの張力測定装置 - Google Patents

トロ−ル船におけるワ−プの張力測定装置

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Publication number
JPS5916656B2
JPS5916656B2 JP51066744A JP6674476A JPS5916656B2 JP S5916656 B2 JPS5916656 B2 JP S5916656B2 JP 51066744 A JP51066744 A JP 51066744A JP 6674476 A JP6674476 A JP 6674476A JP S5916656 B2 JPS5916656 B2 JP S5916656B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tension
warp
angle
detector
trawler
Prior art date
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Expired
Application number
JP51066744A
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English (en)
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JPS52150287A (en
Inventor
嵩 佐藤
清暉 木本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hakodate Seimo Sengu Co Ltd
Original Assignee
Hakodate Seimo Sengu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hakodate Seimo Sengu Co Ltd filed Critical Hakodate Seimo Sengu Co Ltd
Priority to JP51066744A priority Critical patent/JPS5916656B2/ja
Publication of JPS52150287A publication Critical patent/JPS52150287A/ja
Publication of JPS5916656B2 publication Critical patent/JPS5916656B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、トロール船における漁網用ワープの張力測定
装置に関するものである。
トロール船においては、漁網を引くワープの張力測定は
、漁数の大綱状態や海底に在る障害物への漁網の引掛り
やワープの切断或いはワープと漁網の離脱等を知る上で
極めて重要である。
このため従来より各種の張力測定装置が提案されている
が、何れも測定精度その他の点で問題があつた。本発明
はかゝる事情に鑑み、実用上極めて高精度を保持し得る
この種張力測定装置を提供せんとするものであるが、以
下図示した一実施例に基づきこれを説明すれば、1はト
ロール船、2はトロール船上に設置されたウインチ、3
は第2図に明示した如くトロール船1上に設けられた支
持部材1aにロードセルの如き張力検出器4を介して揺
動可能に吊下された一個のローラから成るトップローラ
装置、5は一端がウインチ2の巻き胴に固着されていて
トップローラ装置3を介して他端が海中の漁網6に連結
されたワープ、7は支持部材1a上に設置されていてト
ロール船1の吃水線と水平線とのなす角度を検出し得る
ように構成された傾斜角検出器として役立つポテンショ
メーターである。一般にトロール船1により漁網6を第
1図の如き状態で引く場合はトップローラ装置3は第2
図に示す如き方向に傾斜するが、この場合、ウインチ2
とトップローラ装置3間に在るワープ5の部分と水平線
とのなす角度をα、トップローラ装置3と漁網6間に在
るワープ5の部分と水平線とのなす角度(投網角)をβ
、張力検出器4からの出力をτ、トップローラ装置3の
自重をW)ワープ5に作用する張力をTとすると、トッ
プローラ装置3の垂直面(紙面)内および該垂直面に対
し直交する面内での傾斜角が何れも小さい範囲では、ト
ップローラ装置3の自重Wの第2図A方向以外の分力は
無視し得るから、第2図を参照することにより明らかな
ようにτ−W α+β、2 の関係が成り立ち、上記張力Tは と表わし得る。
上記(1)式において、船体の動揺(特にピツチング運
動)が無いか無視し得る範囲では、角度αはトロール船
1の種類すなわちウインチ2とトツプローラ装置3との
相対位置により定数と考えることができ、又投網角βは
漁網6の位置すなわちワープ5の繰り出し長さより予め
用意されたグラフから自動的に求めることが出来る。然
しながら、船体のピツチング運動が或る程度以上に大き
くなると、角度αは定数と考えることができなくなり、
又ワープ5に作用する張力Tは間断なく増減すること\
なる。即ち、船体のピツチング運動の結果、船首が水面
上に高く突出するような状態の時は張力検出器4からの
出力τは小さくなり、又船首が水中に没するような状態
の時は上記出力τは大きくなつて、曳網によりワーブ5
に作用している張力Tを確実に知ることは出来なくなる
。船体のピツチング運動に起因するか\る張力Tの変化
をなくするため、ポテンシヨメータ一として構成された
傾斜角検出器7が利用される。このポテンシヨメータ一
は揺動体7aが垂直位置に在る時すなわちトロール船1
の吃水線が水平線と平行で上記(1)式が成り立つよう
な状態の時出力が零であり、船体のピツチング運動の結
果前記出力τが変化した時(1)式における(τ−W)
/2の変化分を相殺し得るような出力±γを上記(1)
式に導入し得るように構成されている。その結果前記(
1)式はと変形される。
実際の曵網時には、トツプローラ装置3と漁網6との距
離は可成りあるので(約1000メートル)、船体が如
何にピツチング運動しても投網角βは殆んど変化せず、
実用上その変化は無視し得る。第3図は上記(2)式の
演算回路を示すものであるが図中、8はロードセルの如
き張力検出器4に接続された張力変換器、9は張力変換
器8の出力からトツプローラ装置3の自重Wを減算する
ための減算器、10は減算器9に接続された1/2割算
器である。
一方、11は例えばトツプローラの回転数と回転方向と
を電気的に検出してワープ5の繰り出し長さに対応した
信号を出力するように構成された測長器、12は測長器
11からの入力により前記グラフから投網角βを求める
ための変換回路、13は変換回路12からの出力に前記
角度αを加算するための加算器、14は加算器13から
の出力にその極性に応じて前記γを加算または減算する
ための加減算器、15は加減算器14に接続された1/
2割算器、16は割算器15からの出力をSln変換す
るための変換器、17は変換器16からの出力の逆数を
求めるための割算器である。18は割算器10と17か
らの出力を掛け合わせるための乗算器、19は乗算器1
8からの出力を増巾するための増巾器、20は増巾器1
9に接続されたA−D変換器、21は変換器20からの
出力をデジタル表示するための表示器である。
本発明装置は上記の如く構成されているが、トロール船
1による実際の曵網時には上記(2)式を十分適用し得
る状態にあるから、曵網中、表示器21によりワープ5
に作用する張力の大きさが実際の数値として安定且つ高
精度で表示される。上記実施例によれば、傾斜角検出器
7は支持部材1a上に設置されたポテンシヨメータ一と
して構成されているが、このポテンシヨメータ一は操舵
室内に設置してもよいし、又この傾斜角検出器としては
光学的或いは磁気的手段等を用いて構成することも出来
ることは云うまでもない。上述の如く本発明によれば、
船体がどのような動揺状態に在る場合でも、ワープに作
用する張力の大きさが、トツプローラ装置の自重をも考
慮した形で極めて正確且つ安定にデジタル表示されるよ
うになつているから、曳網中ワープに作用する張力を高
い精度で把握することができ、荒海での操業中において
も漁数の入網状態や障害物への漁網の引掛り等を常に適
確に知ることが出来る。
又、トツプローラ装置が一個のローラから成つているの
で、ローラ自体を大きくして耐久力を向上させつ\も装
置全体を小型化出来、構造が簡単となることにより衝撃
を受けても故障しにくく、ワープとローラとの接触角が
大となるため測長誤差が小となるなどの利点も有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はトロール船の曵網状態を示す側面図、第2図は
本発明に係るワープの測張原理を示すための説明図、第
3図は本発明に係る張力測定装置のプロツク図である。 1・・・・・・トロール船、1a・・・・・・支持部材
、2・・・・・・ウインチ、3・・・・・・ローラ装置
、4・・・・・・張力検出器、5・・・・・・ワープ、
6・・・・・・漁網、7・・・・・・傾斜角検出器、8
・・・・・・張力変換器、9・・・・・・減算器、10
・・・・・・割算器、11・・・・・・測長器、12・
・・・・・変換回路、13・・・・・・加算器、14・
・・・・・加減算器、15・・・・・・割算器、16・
・・・・・Sin変換器、17・・・・・・割算器、1
8・・・・・・乗算器、19・・・・・・増巾器、20
・・・・・・A−D変換器、21・・・・・・デジタル
表示器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 張力検出器を介して船体の一部に揺動可能に吊下さ
    れ且つウインチに連結された張力測定されるべきワープ
    と掛合せしめられた一個のローラから成るローラ装置と
    、船の吃水線と水平線とのなす角度を検出する傾斜角検
    出器と、ワープの繰り出し長と予め用意されたグラフか
    ら投網角を検出する投網角検出器とを含んでいて、上記
    張力検出器からの出力と、上記ローラ装置の重量と、上
    記ウインチとローラ装置との間に在るワープ部分と水平
    線とのなす角度と、上記投網角検出器からの出力と、上
    記傾斜角検出器からの出力とから上記ワープに作用する
    張力を演算して、該張力をデジタル表示するようにして
    成るトロール船におけるワープの張力測定装置。
JP51066744A 1976-06-08 1976-06-08 トロ−ル船におけるワ−プの張力測定装置 Expired JPS5916656B2 (ja)

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JP51066744A JPS5916656B2 (ja) 1976-06-08 1976-06-08 トロ−ル船におけるワ−プの張力測定装置

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JP51066744A JPS5916656B2 (ja) 1976-06-08 1976-06-08 トロ−ル船におけるワ−プの張力測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52150287A JPS52150287A (en) 1977-12-13
JPS5916656B2 true JPS5916656B2 (ja) 1984-04-17

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JP51066744A Expired JPS5916656B2 (ja) 1976-06-08 1976-06-08 トロ−ル船におけるワ−プの張力測定装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014084210A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Hitachi Ltd エレベーターのロープ張力検査装置及びロープ張力検査方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014084210A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Hitachi Ltd エレベーターのロープ張力検査装置及びロープ張力検査方法

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JPS52150287A (en) 1977-12-13

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