JPS59166426A - ワイヤカツト放電加工用ノズル装置 - Google Patents

ワイヤカツト放電加工用ノズル装置

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JPS59166426A
JPS59166426A JP4095183A JP4095183A JPS59166426A JP S59166426 A JPS59166426 A JP S59166426A JP 4095183 A JP4095183 A JP 4095183A JP 4095183 A JP4095183 A JP 4095183A JP S59166426 A JPS59166426 A JP S59166426A
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nozzle
machining
machining fluid
wire
wire electrode
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Kiyoshi Inoue
潔 井上
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Inoue Japax Research Inc
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Publication of JPS6250251B2 publication Critical patent/JPS6250251B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/02Wire-cutting
    • B23H7/08Wire electrodes
    • B23H7/10Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
    • B23H7/101Supply of working media

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ワイヤ電極を挿通する一対の加工液噴射ノズ
ルを相対向させ、両ノズル間に介在させる被加工物とワ
イヤ電極との間に間欠的な電圧パルスを印加し、かつ両
ノズルから加工部に向けて加圧された加工液を噴出する
ワイヤカット放電加工用ノズル装置に係り、特に高速カ
ットに適した噴流ガイド手段を有するものに関する。
ワイヤカット放電加工において、高速加工を行うにば、
加工部分の加工液圧、又は流速さらには流量を高くし、
加工部における泡の発生や外部からの空気気泡の巻込み
流入を少なくすると共に、加工部分における液流を多く
して、気中放電の発生の防止、加工屑の高速排除と共に
ワイヤ電極の断線事故防止のためその温度を低く保つこ
とが必要である。本発明は、高速加工を可能とするため
に、加工溝を経て加工部から外部へ漏れる加工液の量を
少なくし、もって加工部の加工液流量、圧力を増大させ
たワイヤカット放電加工用ノズル装置を提供することを
目的とする。
この目的を達成するため、本発明においては、前記一対
の加工液噴射ノズルを、その加工液噴射圧力、流速、又
は流量等(以後「加工液噴射圧力等」と言う。)を互に
異ならせて構成配置したものに於て、前記加工液噴射圧
力等が他方に対して、低く設定された側の一方の加工液
噴射ノズルの周囲に、磁性材でなる被加工物に吸着する
磁石を埋め込んだ可撓性材料でなり、かつ該ノズル近傍
に前記加工液噴射圧力等が前記一方の加工液噴射ノズル
のそれに対して高く設定された他方の加工液噴射ノズル
から加工部加工間隙及び加工済加工溝を介して被加工物
上画布上昇して来た加工液を通過させる加工液通過部を
有するパッドを設けたことを特徴とする。尚、前記一方
及び他方の加工液噴射ノズルとは一対の位置決めガイド
間の加工部ワイヤ電極の軸が水平線とはソ一致する状態
でワイヤ電極が更新走行する形式のワイヤカット放電加
工装置に於ては、被加工物の左右両側の何れのノズルが
一方及び他方の何れに該当しても良いが、前記一対の位
置決めガイド間の加工部ワイヤ電極の軸が鉛直線とはシ
一致する状態でワイヤ電極が更新走行する形式のワイヤ
カット放電加工装置に於ては、通常被加工物の下部側に
設けられる加工液噴射ノズルが、上記他方の、即ち加工
液噴射圧力等が一方(被加工物上部側ノズル)に対して
高く設定された加工液噴射ノズルに該当する。
以下本発明の詳細を図面に示す実施例により説明する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例であり、第1図
において、1はワイヤ電極、2゜3は該ワイヤ電極1の
ガイドローラ4.5を取付けた」下アームおよび下アー
ムであり、これらは図示しない装置本体に取付けられる
。6,7は手動ハンドルまたはモータ8,9によって上
下位置調節可能にアーム2.3に取付けられた支持部材
、10は該 支持部材6に取付けられ、耐摩性で通常は
絶縁性の押付ピン10′により抑圧変位したワイヤ電極
1と接触することによりワイヤ電極1に電圧を印加する
上部通電装置としての通電ピン、11は下部ガイドロー
ラを兼用する下部通電装置としての通電ローラであって
、ワイヤカット放電加工に供されたワイヤ電極1と接触
して通電するものであるため、上部の清浄ワイヤ電極1
に対する固定通電ピン10に対して回転ローラとしたも
のであって、接触面積を大きくするためにピン10に対
して充分径が大きく、また通電ローラ11に対するワイ
ヤカット放電加工電源からの通電は、ローラ11又は該
ローラ11の回転軸に対するブラツシ通電により行なわ
れている。12.13はそれぞれ支持部材6,7に微小
位置調整可能に、または固定して取付けられた中空円筒
状のノズル本体であり、これらのノズル本体12.13
の上下端面にはそれぞれ開口部14.15および16゜
17が形成され、これらの開口部14〜17はノズル本
体12.13のほぼ中心軸線部に形成されていて、前記
ガイドローラ4,5間のワイヤ電極1がはソ鉛直、かつ
直線状で同軸状に挿通するような位置関係に配置されて
いる。さらにノズル本体1.2.13の内部には、上下
位置決めガイド18119のガイドホルダ20.21が
同軸状にそれぞれ固設してあり、また上方のノズル本体
12の下端開口部15と、下方のノズル本体13の上端
開口部17には、それぞれノズル22.23が互いに対
向するように同軸状に固設、寸たは図示例のように軸方
向に移動自在に嵌設されている。
前記ガイドホルダ20.21はノズル本体12゜13内
加工液が流通する孔20a、21aを有する中空の筒体
であり、先端部にはダイス状位置決めガイド18.19
が取付けられ、これらのガイド18.19によってノズ
ル22.23間に介在させる被加工物24の上部及び下
部におけるワイヤ電極1の加工部27の位置決めを行な
っている。
まだ、この例のノズル22.23は、所望の軸方向長さ
内径および軸方向内径絞りを有する中空円筒状体であり
、ノズル本体12.13内のフランジ部22a、23a
の外径はノズル本体12.13の先端部の内径とほぼ等
しく形成され、これのフランジ22a、23aによって
ノズル本体12゜13からの脱落を防いでいる。
ノズル本体12.13には、加工液の加工供給ホース2
5.26がそれぞれ取伺けられ、ここから加工液がノズ
ル本体12.13内に所定の圧力及び流量で供給され、
内部の位置決めガイド18゜19を冷却し、上下のノズ
ル22.23から被加工物24の加工部27へそれぞれ
上方、下方から噴出されると共に、各ノズル本体1.2
.13の上端、下端の開口部14.16から噴出して通
電ピン10及び通電ローラ11とワイヤ電極1との間に
も加工液を供給1〜でワイヤ電極1と通電ピン10及び
通電ローラ11を冷却するようになっている。なお、通
電ローラ11に対する冷却は、ノズル22.23から加
工部27に噴射した加工液の流下によりはソ充分に行な
われる場合には、ノズル本体13の下端開口16は、ワ
イヤ電極1を項度挿通ずる程度の充分小さなものとする
か、或いはさらにシールしたりすることもある。即ち後
述するように図示実施例の構成のような場合、下部ノズ
ル23.即ち下部ノズル本体13側の加工液の供給圧力
等が上部のそれよ沙も高く設定され、かつその圧力等を
保つ必要があることからも、開口16は充分小さく又は
シールされたりするのである。而して下方のノズル本体
13につながる加圧供給ホース26から供給される加工
液の圧力Bは、上方のノズル本体12につながる加圧供
給ホース25から供給される加工液の圧力P2よりも高
く (例えばPt= 5〜20 kg/ crl XP
2= 1−1.0 kg/ c4 )設定され、従って
ノズル22及び23の開口径がはソ同一々らば、加工液
の噴流量及び流速も下方が大きく、重力に抗して下方か
らの加工液噴流が」1昇するようになっている。この図
示実施例の場合ノズル22及び23は共にノズル本体1
2及び13に対してワイヤ電極1の軸方向に可動で、上
側ノズル22は必要に応じて設けられるスプリング22
Aに抗してノズル22先端を被加工物24表面に押し付
けるか、微小間隙Gを保つように加工液がノズル本体1
2内に所定の圧力等で供給されてノズル22をピストン
的に力水せしめ、他方下側ノズル23はノズル本体13
内に供給され、ノズル23から噴出する加工液の噴射圧
力等により、該ノズル23の先端が被加工物24の下面
に完全に加圧当接する状態とし、ノズル23の噴出加工
液をノズル23の先端と被加工物24の下面との当接部
分から出来るだけ周囲に4洩噴出(7ないように、或い
はまだ前記当接部分から噴出加工液中に空気を吸い込ま
ないように為されるものである。而して、ノズル23或
いはさらにノズル22の被加工物24への加圧当接によ
り加工送りのだめの相対移動を阻害しないようにノズル
22及び23は通常合成樹脂又は合成樹脂を被覆したも
の、さらには好ましくは電気絶縁性で低摩擦性の合成樹
脂等が用いられ、またさらにノズル23の噴射量1](
乙シールのための可撓弾性体の0リングが設けられたり
するものである。
寸だ、被加工物24は、加工テーブル31に固定され、
加工テーブル31はモータ32,33に」:ってワイヤ
電極2の軸と直角な平面上を数値制御装置による制御の
下に所定の輪郭形状等に沿って自在に移動できるように
なっている。また、ワイヤ電極1は、図示し々い装置本
体のカラム等に設けた貯蔵リールからブレーキローラ等
を介して繰り出され、上方のアーム2のガイドローラ4
を介して下方へ延び、下方のアーム3のガイドローラ5
を介して図示し々い巻取りローラを経てカラム本体等の
巻取りリールまたは回収容器に巻取りまだは回収される
ようになっている。そして、被加工物24とワイヤ電極
1との間に間欠的な電圧パルスを印加し放電加工を行う
ものである。
しかして本発明においては、加工液噴射圧力等が他方に
対して低く設定されている一方のノズルとなる上ノズル
22の周囲に、図示実施例ではワイヤ電極1の引き込み
側で、前記一方のノズルに対し加工液噴射圧力等が高く
設定されている他方のノズルとなる下ノズル23からの
ワイヤ電極1に沿う同軸状の加工液噴流が点線39で示
すように被加工物24に形成された加工溝30から加工
部27より離れだ所に流れて外部に漏れることを防ぎ、
加工部27に充分な圧力で、所定の流速及び流量の加工
液が流れるように、磁性材からなり、被加工物24に吸
着する片状、条片状、短い棒又は角柱状、板状、粒子状
、まだは粉末状、或いは之等の混合体の磁石34 (例
えば第3図参照)を埋め込むか混合したゴムや軟質合成
樹脂等の可撓性材1.35でなる通常」下ノズル22の
外径」:りも充分大径の大兄円板をしたパッド36を設
ける。
該パッド36は、第2図にも示すように円形をなし、中
心の筒状取付部36aをノズル22の下部に嵌合し、給
料バンド37およびその両端のつば37aの穴に挿通し
てナツト(図示せず)に螺合したボルト38によりノズ
ル22に締付は固定するようになっており、ノズル22
の近傍には加工液通過部となる複数個の穴36bを円周
方向に分割して形成配設してなる。
このようなパッド36を設ければ、該パッド36を含み
かつ可撓性を有するために被加工物24の上面に吸着し
てパッド36の外径の範囲にわたって加工溝30の上面
部を塞ぐため、点線39に示すように加工溝30中の加
工部27から離れた所を通って漏れていた加工液がパッ
ド36に阻まれ、実線40に示すように穴36bから流
出されるようになる。
即ち、加工液噴出圧力等が高い下ノズル23からの加工
液噴流で被加工物24上面に迄達しだ加工液には、当然
加工溝30側に流出するものが少なくないもの、X1パ
ッド36面に押さえられて穴36bから上部へ噴出する
ように流出する加工液の流れも形成され、これがため加
工部27近傍の加工液噴射圧力等を高めることができる
ものである。
このような加工液の流れを作ることにより、ワイヤ電極
1のまわりの加工部27の加工液の液圧を高くし、かつ
流速、流量を大きくすることができるため、加工部27
およびワイヤ電極1の温度が下がり、同−材質及び同一
径のワイヤ電極1で従来よりも平均加工電流を増すこと
ができ高速で加工が行えるようになり、かつ泡の発生や
空気の吸込みによるワイヤ電極の切断のような事故発生
のおそれも少なくなる。
第4図はある電極、被加工物条件における加工液流量と
ワイヤ電極温度との関係を示す図であり、この図から分
るように、加工液流量を増加させると共にワイヤ電極1
と有効に接触させればワイヤ電極の温度を大幅に変える
ことができ、このことから、加工部27における加工液
流量を増やすことによってワイヤ電極温度を低下させう
ろことが理解できる。また、第5図は加工液の液圧(ノ
ズル本体13内圧力で噴射圧力、なおノズル本体13内
の加工液圧力は、前記本体12内の1.5〜5倍に設定
される。)と加工部における泡の発生量との関係を平均
加工電流をIOA、15A、18Aと変えた場合につい
て示すもので、液圧を」−げることによシ泡の発生が抑
えられ、このことから、本発明のように加工部における
加工液の圧力の上昇を図ることにより、泡の発生量を少
なくして加工速度を一ヒげると共に、ワイヤ電極切断の
可能性を小とすることができることが理解される。
第6図および第7図は本発明の他の実施例であり、本実
施例は、パッド36′として全周にわたって液通過部を
設けず、平板部のある一定の範囲にわたって切除部36
b′を設けると共に、ノズル本体を前記加圧送給ホース
25を接続した上半部12aとガイドホルダ20および
ノズル22を取付けだ下半部12bとに分け、両者を回
動可能に結合したものである。すなわち、上半部12a
の下部はコ字形断面をなすように形成し、該コ字形部4
2に断面り字形のリング状を々す結合部材43をシール
部材50を介して嵌合し、結合部材43の下部を下半部
12bの」一部に形成したL字形部51にビス52等に
よって結合することによシ、上半部12aと下半部12
bとを相互に回動可能に結合し、上半部12aには出力
歯車54を有するモータ53を取付け、結合部材43に
嵌着した外歯歯車55)該モータ53の出力歯車54に
噛合させ、モータ53を正逆に回転駆動することにより
、下半部12bが上半部12aに対して回動し、これに
よってパッド36′の切除部36b′の向きが変えられ
るようにしたものである。ノズル22のつば22aには
溝60が形成され、該溝60がノズルホルダの下半部1
2bの内壁に縦向きに設けたキー61に摺動自在に嵌合
されることにより、ノズル22は下半部12bに対して
回り止めされている。なお、ノズルホルダ20は上半部
12a側に設けられても良い。
この構成において、数値制御装置によって現地点の加工
部の溝の向きに切除部36b′が位置するようにモータ
53を駆動することにより、下ノズル23から加工間隙
又はその近傍加工部と加工溝30を経て上部に向かう噴
流は、第7図の矢印56に示すように加工方向の前方に
向かい、ノズル22の先端の周辺部を経て矢印57で示
すように切除部36b′から排出されるので、下ノズル
23からの噴流58は加工部27に押し込まれ、加工部
27における加工液流量、圧力を前記実施例以上に増大
させることができる。
第8図および第9図は本発明の他の実施例であり、本実
施例は、下ノズルの構造が第1図の実施例と異なってお
り、先ず、上ノズル部は、加工液噴射ノズル22′がノ
ズル本体12と一体の固定ノズルであるから、ノズル本
体12、従ってノズル22′先端の位置を支持部材6の
調整によシ、ノズル22′先端が被加工物24上面に微
小間隔を置いて位置するか、軽く当接するように位置決
めされる。また本実施例の下ノズル23′は、ワイヤ電
極1と同軸の、通常最も加工液噴射圧力等が高いメイン
噴流58を発生させるメインノズル44と、メイン噴流
5官が、」−ノズル22′による噴流加工液、加工部2
7の被加工物24切断面及び当該部分のワイヤ電極1が
加工の進方向の既加工済溝側に突弧状、又は弓状になっ
た状態で加工が進行していることによる形状効果、及び
鉛直方向の上昇流であることから重力によって曲がるこ
とを防ぐアシスト噴流59をメイン噴流5?の周りに、
即ち同軸状に包皮した同軸噴流として発生させるザブノ
ズル45からなる。まだ、この実施例では、メインノズ
ル44による加工液噴射圧力等の高い状態での加工液噴
流を容易に可能とするように、下ノズル本体13′の開
口16をガイド19の筒状ガイドホルダ21′によって
塞いだ状態、即ちガイドホルダ21′の外周に穴21a
は無く、ワイヤ電極1のガイド19のダイスとの微小隙
間から微小量の加工液が、ホルダ21′内から通電ロー
ラ11側へ漏れる外は、下ノズル本体13′内に供給さ
れた加圧加工液は全てメインノズル44から加工部27
へとワイヤ電極1に同軸状に沿って噴射させられる。サ
ブノズル45は下ノズル本体13′に対して前記ノズル
23と同様に、可動のメインノズル44に、先端開口を
はソ同一、又は加工目的等に応じて一方が他方に対して
僅かに引込んだ状態に固設され、周囲にサブノズル内部
へ加工液を供給する加圧供給ホース46を好捷しくは複
数個放散同形に接続しである。
この構成において、下ノズル本体13′からメインノズ
ル44内へ加圧供給ホース26から供給する加工液の圧
力を例えば10〜20kg/ffl、サブノズル45内
へ加圧供給ホース46から供給する加工液の圧力を例え
ば5〜9kg/ffl、tた上ノズル本体12から上ノ
ズル22′内へ加圧供給ホース25から供給する加工液
の圧力を例えば3〜10に9 / craに設定して加
工を行い、メインノズル44からのメイン噴流5gをサ
ブノズル45からのアシスト噴流5つによって支えるこ
とにより、メイン噴流5?の4qれ(曲がり)が防止さ
れ、加工部27における加工液の圧力、流量共に増加し
、前記実施例以上に加工速度を上げることができる。
この場合、下ノズル23′はメインノズル44に必要に
応じて設けたフランジ部44a等の作用により、下ノズ
ル本体13′から突出して、メインノズル44及びザブ
ノズル45の各先端を被加工物24の下面に押し付ける
ようにして加工液を噴射するが、前記各ノズル先端と被
加工物24下百との近接又は接触状態は、例えばメイン
ノズル44の液圧を高めて行くと成る液圧値でノズル先
端と被加工物下面とが密着するもの\、さらに液圧を高
くして行くと成る液圧値で、ノズル先端と被加工物下面
との間に微小隙間が形成されるようになる等、ノズル2
2′、44、及び45の加工液噴射圧の設定相互関係や
、被加工物24の板厚、加工溝を変化させる加工条件、
及び加工の途中に於ける加工輪郭形状(ノズル22′、
44、及び45の開口面に相対向する加工溝の合計の面
積)の変化等によっても、微小離隔した状態から、少し
強く加圧当接した状態文種々変化するが、前述実施例の
構成配置で、前記各ノズル22′、44、及び45に於
ける加工液噴射圧力等の高低の値を前述の如き関係に設
定しておくことにより、加工平均電流を増大させてワイ
ヤ電極1の断線事故なく高速加工を安定に継続させるこ
とができる。なお、第10図に示すように、ザブノズル
45に接続する加圧供給ホース46によるノズル45内
加工液噴射流入の向きを、サブノズル45の中心から外
れた方向として旋回流を生じさせることにより、アシス
ト噴流5′?かむらなく噴出され、圧力の偏よりが防が
れる。
上記実施例はいずれも、加工液噴射ノズルと」−下に鉛
直対向して設けられた例について説明しだが、両ノズル
が水平方向て対向するように配設される場合も本発明が
適用できる。ことは、前述の如く明らかである。また、
加工液噴射圧力等が低い側の加工液噴射ノズルの側に設
けるパッドの構造としては、実施例のような1枚の部材
によってなるものではなく、上部の支持部材でゴム板等
でなる下部材を支持する構成してもよく、その構造も変
更しうろことは言うまでもない。まだ、その他の変更例
としては、前記パッドを他方のノズル側° にも同時に
取り付けて加工するようにすることもできるものである
以上述べたように、本発明の特徴とするところは、前記
一対の加工液噴射ノズルを、その加工液噴射圧力、流速
、又は流量等(以後「加工液噴射圧力等」と言う。)・
を互に異ならせて構成配置したものに於て、前記加工液
噴射圧力等が他方に対して低く設定された側の一方の加
工液噴射ノズルの周囲に、磁性材でなる被加工物に吸着
し、加工液噴射圧力等が前記一方の加工液噴射ノズルの
それに対して高く設定された他方の加工液噴射ノズルか
ら加工部加工間隙及び加工済加工溝を介して被加工物下
面迄上昇して来た加工液噴流が被加工物に加工した溝よ
り漏れろことを防き゛、かつ該一方の加工液噴射ノズル
刊近から流出させる磁石を埋設した可撓性材料でなるパ
ッドを設けだので、加工部における加工液流量、圧力等
が増大すると共に、泡の発生が抑えられるので、ワイヤ
カット放電加工の加工速度を上げることが可能になると
共に、ワイヤ切断事故の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のノズル装置の一実施例を示す縦断面図
、第2図は第1図の上ノズル部の斜視図、第3図は第1
図のパッドの断面図、第4図は加工液流量と電極温度と
の関係図、第5図は加工液の液圧と泡発生量との関係図
、第6図は本発明の他の実施例を示す−1ニノズル部の
一部切開斜視図、第7図はその作用を説明するノズル、
ワークの断面図、第8図は本発明の他の実施例を示す縦
断面図、第9図はその下ノズルの平面図、第10図は第
9図の変形例図である。 1・・・ワイヤ電極、22・・・上ノズル、23.23
’・・・下ノズル、24・・・被加工物、27・・・加
工部、30・・・加工溝、36.36’・・・ハツト、
36b・・・穴、36b′・・・切除部、44・・・メ
インノズル、45・・・サブノズル。 特許出願人 株式会社井上ジャパックス研究所代理人 
弁理士 若 1)勝 − (23) 第2図 第3阻 第4図 ヵロエ橘芝彰特ICf/h) 第5図 強圧(仁uml)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一対の間隔を置いて配置した位置決めガイド間に
    ワイヤ電極を軸方向に更新送り移動せしめつX前記ワイ
    ヤ電極の軸方向と直角方向から被加工物を微小間隙を介
    して相対向せしめ、該間隙に被加工物の両側にワイヤ電
    極と同軸状に相対向して配置した一対の加工液噴射ノズ
    ルから加工液を噴射供給せしめつX前記ワイヤ電極と被
    加工物間に間歇的な電圧パルスを印加し発生する放電に
    より加工を行い、前記ワイヤ電極と被加工物間に前記直
    角方向の平面上に於ける相対的加工送りを与えるワイヤ
    カット放電加工に於て、前記一対の加工液噴射ノズルは
    その加工液噴射圧力、流速、又は流儀等(以後「加工液
    噴射圧力等」と言う。)を互に異ならせて構成してあっ
    て、前記加工液噴射圧力等が他方に対して低く設定され
    た側の一方の加工液噴射ノズル先端の周囲に、該一方の
    加工液噴射ノズルの外径よりも充分大きな外径を有する
    円板状であって、被加工物に吸着する磁石を埋め込んだ
    可撓性材料から成り、 前記一方のノズル先端の周り近
    傍に加工液通過用の穴を有する磁性パッドを設けたこと
    を特徴とするワイヤカット放電加工用ノズル装置。  
              −・m辷#=璋辷戸汁→←蔭珈ヨ
    ミ肝品ヨもと邊」し、(2)前記一対の位置決めガイド
    間の加工部ワイヤ電極の軸が鉛直線とはソ一致するワイ
    ヤカット放電加工であって、前記一方の加工液噴射ノズ
    ルが被加工物の上部側に設けられたものである特許請求
    の範囲第1項記載のワイヤカット放電加工用ノズル装置
    。 (3)前記一方及び他方の加工液噴射ノズルの一方又は
    両方が、加工液の供給噴射に応じてワイヤ電極軸方向に
    進退するノズルを備えて成る特許請求の範囲第1項又は
    第2頂側れかに記載のワイヤカット放電加工用ノズル装
    置。 (4)前記他方の加工液噴射ノズルが、ワイヤ電極と同
    軸のメインノズルと、該メインノズルをさらに同軸状に
    包皮して環状加工液噴射口を形成するザブノズルとから
    構成されている特許請求の範囲第1項、第2項、又は第
    3項の何れかに記載のワイヤカット放電加工用ノズル装
    置。。 (5)前記円板状磁性パッドが一部に切欠き部を有し、
    該切欠き部が前記加工送シ方向の先端側にあるように前
    記一方の加工液噴射ノズルの側に於てワイヤ電極の軸の
    廻りに制御回動可能に取り付けられている特許請求の範
    囲第1項、第2項、第3項、又は第4項の何れかに記載
    のワイヤカット放電加工用ノズル装置。
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