JPS6186131A - ワイヤカツト放電加工方法 - Google Patents
ワイヤカツト放電加工方法Info
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- JPS6186131A JPS6186131A JP20523484A JP20523484A JPS6186131A JP S6186131 A JPS6186131 A JP S6186131A JP 20523484 A JP20523484 A JP 20523484A JP 20523484 A JP20523484 A JP 20523484A JP S6186131 A JPS6186131 A JP S6186131A
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- Japan
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- machining
- workpiece
- nozzle
- nozzles
- wire
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
- B23H7/101—Supply of working media
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- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ワイヤ電極を挿通する一対の加工液噴射ノズ
ルを相対向させ1両ノズル間に介在させる被加工物とワ
イヤ電極との間に間歇的な電圧パルスあるいは放電パル
スとなる電圧パルスを印加し、かつ両ノズルから加工部
に向けて加圧された加工液を噴出するワイヤカット放電
加工方法に係り、特に高速カットに適した加工液洩れの
防止子一段を有するものに関する。
ルを相対向させ1両ノズル間に介在させる被加工物とワ
イヤ電極との間に間歇的な電圧パルスあるいは放電パル
スとなる電圧パルスを印加し、かつ両ノズルから加工部
に向けて加圧された加工液を噴出するワイヤカット放電
加工方法に係り、特に高速カットに適した加工液洩れの
防止子一段を有するものに関する。
(従来の技術)
ワイヤカット放電加工においては、高速加工を行なうに
は、加工部分の加工液圧、または流速さらには流量を高
くし、加工部における泡の発生や外部からの空気気泡の
巻込み流入を少なくすると共に、加工部分における液流
を多くして、気中放電の発生の防止、加工屑の高速排除
と共にワイヤ電極の断線事故防止のためその温度を低く
保つ必要がある。
は、加工部分の加工液圧、または流速さらには流量を高
くし、加工部における泡の発生や外部からの空気気泡の
巻込み流入を少なくすると共に、加工部分における液流
を多くして、気中放電の発生の防止、加工屑の高速排除
と共にワイヤ電極の断線事故防止のためその温度を低く
保つ必要がある。
しかしながら、加工液の供給量や液圧を高くしてノズル
から加工部へ噴射供給すると、ノズル先端から加工部を
経過しないで外部へ洩れる量や周囲へ飛散する量も多く
なり、また折角一方のノズルから噴出供給した加工液が
、他方のノズルから噴出供給されて加工部を流れる加工
液流等に充分な影響を与え得す1期待したほどには加工
部への加工液の供給量、または流通流量が増加しないこ
とがあった。
から加工部へ噴射供給すると、ノズル先端から加工部を
経過しないで外部へ洩れる量や周囲へ飛散する量も多く
なり、また折角一方のノズルから噴出供給した加工液が
、他方のノズルから噴出供給されて加工部を流れる加工
液流等に充分な影響を与え得す1期待したほどには加工
部への加工液の供給量、または流通流量が増加しないこ
とがあった。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は上記点に鑑み、高速加工をするため、加工部を
経過しないで外部に洩れるとか、無為に流下する加工液
流量を低下させ、その結果加工液の加工部への流通流量
および圧力を増大させることのできるり、必要により、
加工形状に応じて加工液洩れ流量、または加工部におけ
る加工液の流れの状態を変更制御できて常に所定の加工
液条件で加工を行なうことが可能となるワイヤカット放
電加工方法を福供しようとするものである。
経過しないで外部に洩れるとか、無為に流下する加工液
流量を低下させ、その結果加工液の加工部への流通流量
および圧力を増大させることのできるり、必要により、
加工形状に応じて加工液洩れ流量、または加工部におけ
る加工液の流れの状態を変更制御できて常に所定の加工
液条件で加工を行なうことが可能となるワイヤカット放
電加工方法を福供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明の方法は、前記相対向するノズルまたはノズル近
傍部から粉状磁石を磁性材でなる被加工物の表面に供給
することにより、被加工物の表面にノズル先端にほぼ同
軸環状に粉状磁石を吸着させて一種の囲い状物を形成さ
せ、ノズル先端当接被加工物表面に沿う加工部以外への
加工液の洩れを防止することにより、加工部の加工液の
流れの状態を所望に変るようにしたことを特徴とす・る
。
傍部から粉状磁石を磁性材でなる被加工物の表面に供給
することにより、被加工物の表面にノズル先端にほぼ同
軸環状に粉状磁石を吸着させて一種の囲い状物を形成さ
せ、ノズル先端当接被加工物表面に沿う加工部以外への
加工液の洩れを防止することにより、加工部の加工液の
流れの状態を所望に変るようにしたことを特徴とす・る
。
(作用)
本発明においては、加工部以外の部分への加工液の洩れ
を防止、または易飛散性を妨害させるので、加工部にお
ける流量、液圧、あるいは流速を大とすることができ、
また、粉状磁石の供給量、時機を制御すること、例えば
、コーナ部の加工部にのみ粉状磁石を供給するようにす
ることにより、直線部と同等または従来のコーナ部にお
ける加工送り速度の減少制御や加工エネルギの減少制御
による場合よりも高速でかつ安定した加工を可能にし、
コーナ部のだれやコーナ部でのワイヤ電極の断線事故等
の不具合を少なくすることができる。
を防止、または易飛散性を妨害させるので、加工部にお
ける流量、液圧、あるいは流速を大とすることができ、
また、粉状磁石の供給量、時機を制御すること、例えば
、コーナ部の加工部にのみ粉状磁石を供給するようにす
ることにより、直線部と同等または従来のコーナ部にお
ける加工送り速度の減少制御や加工エネルギの減少制御
による場合よりも高速でかつ安定した加工を可能にし、
コーナ部のだれやコーナ部でのワイヤ電極の断線事故等
の不具合を少なくすることができる。
(実施例)
以下本発明の一実施例を図面により説明する。
図面は本発明を適用した加工液噴射ノズル回りの構成例
を示す図であり、lはワイヤ電極、6A。
を示す図であり、lはワイヤ電極、6A。
6Bは該ワイヤ電極lのガイドローラ7A 、 7Bを
取付けた上アームおよび下アームであり、これらは図示
しない装置本体のカラム等に取付けられる。8A、8B
は手動ハンドルまたはモータ9A、9Bによって上下位
!調節可能にアーム6A、6Bに取付けられた支持部材
、lOは通電ビンであり、これは支持部材8Aに取付け
られ、耐摩耗性で絶縁性の押付ピンlo′により押圧変
位したワイヤ電極lと接触することによりワイヤ電極に
電圧を印加する上部通電装置を構成するものである。1
1は下部ガイドローラを兼用する下部通電装置としての
通電ローラ、12.13はそれぞれ前記支持部材8A、
8Bにワイヤ電極lの軸心方向と直角方向に微小位置調
節可能に、または固定して取付けられた中空円筒状のノ
ズル本体であり、これらのノズル本体12.13の上下
端面にはそれぞれ開口部14.15および16.17が
形成されている。
取付けた上アームおよび下アームであり、これらは図示
しない装置本体のカラム等に取付けられる。8A、8B
は手動ハンドルまたはモータ9A、9Bによって上下位
!調節可能にアーム6A、6Bに取付けられた支持部材
、lOは通電ビンであり、これは支持部材8Aに取付け
られ、耐摩耗性で絶縁性の押付ピンlo′により押圧変
位したワイヤ電極lと接触することによりワイヤ電極に
電圧を印加する上部通電装置を構成するものである。1
1は下部ガイドローラを兼用する下部通電装置としての
通電ローラ、12.13はそれぞれ前記支持部材8A、
8Bにワイヤ電極lの軸心方向と直角方向に微小位置調
節可能に、または固定して取付けられた中空円筒状のノ
ズル本体であり、これらのノズル本体12.13の上下
端面にはそれぞれ開口部14.15および16.17が
形成されている。
ノズル本体12.13の内部には、上下位置決めガイド
18.19のガイドホルダ20.21が同軸状にそれぞ
れ固設してあり、また上方のノズル本体12の下端開口
部15と、下方のノズル本体13の上端開口部17には
、それぞれノズル22.23が互いに対向するように同
軸状に固設される(ノズル22)かまたは軸方向に移動
可能に嵌設されている(ノズル23)。前記ガイドホル
ダ20.21はノズル本体12.13内加工液が流通す
る孔20a、21aを有する中空の筒体である。また、
ノズル22.23は所望の軸方向長さ、内径および軸方
向径絞りを有する中空円筒状体であり、下方のノズル2
3はフランジ23aによってノズル本体13からの脱落
を防いでいる。
18.19のガイドホルダ20.21が同軸状にそれぞ
れ固設してあり、また上方のノズル本体12の下端開口
部15と、下方のノズル本体13の上端開口部17には
、それぞれノズル22.23が互いに対向するように同
軸状に固設される(ノズル22)かまたは軸方向に移動
可能に嵌設されている(ノズル23)。前記ガイドホル
ダ20.21はノズル本体12.13内加工液が流通す
る孔20a、21aを有する中空の筒体である。また、
ノズル22.23は所望の軸方向長さ、内径および軸方
向径絞りを有する中空円筒状体であり、下方のノズル2
3はフランジ23aによってノズル本体13からの脱落
を防いでいる。
この他必要に応じて、加工液圧に対抗するように押しバ
ネを設ける場合もある。
ネを設ける場合もある。
前記ノズル本体12.13には、加工液の加圧供給ホー
ス25.26がそれぞれ取付けられ、ここから加工液が
各ノズル本体12.13内にそれぞれ所定の圧力および
流量で供給され、内部の位置決めガイド18.19を冷
却し、上下のノズル22.23から被加工物24の加工
部27へそれぞれワイヤ電極に沿って同軸状に上方、下
方から噴出すると共に、各ノズル本体12の上端の開口
部14およびノズル本体13の下端から噴出して通電ピ
ンlOおよび通電ローラ11とワイヤ電極lどの間にも
加工液を供給してワイヤ電極lと通電ピンlOおよび通
電ローラ11を冷却するようになっている。30は加工
溝、39.40はそれぞれ上下のノズル22.23から
噴出される加工液の流れを示す。
ス25.26がそれぞれ取付けられ、ここから加工液が
各ノズル本体12.13内にそれぞれ所定の圧力および
流量で供給され、内部の位置決めガイド18.19を冷
却し、上下のノズル22.23から被加工物24の加工
部27へそれぞれワイヤ電極に沿って同軸状に上方、下
方から噴出すると共に、各ノズル本体12の上端の開口
部14およびノズル本体13の下端から噴出して通電ピ
ンlOおよび通電ローラ11とワイヤ電極lどの間にも
加工液を供給してワイヤ電極lと通電ピンlOおよび通
電ローラ11を冷却するようになっている。30は加工
溝、39.40はそれぞれ上下のノズル22.23から
噴出される加工液の流れを示す。
前記被加工物24は、加工テーブル31に固定され、該
加工テーブル31はX軸モータ32、Y軸モータ33に
よってワイヤ電極lの軸と直角な平面上を数値制御装置
による制御の下に所定の輪郭形状等に沿って自在に移動
できるようになっている。また、ワイヤ電極lは、図示
しない装置本体のカラム等に設けた貯蔵リールからブレ
ーキローラ等を介して引き出され、ガイドローラ7A部
から下方へ延び、前記通電ピン10.上部ノズル本体1
2、ガイド18、およびノズル22、被加工物24の加
工部27.下部ノズル23、ガイド19.下部ノズル本
体13、そして下方のアーム6Bの通電ローラ11およ
びガイドローラ7Bを介して図示しない巻取リローラを
経てカラム本体等の巻取リリールまたは回収容器に巻取
りまたは回収されるようになっている。そして、被加工
物24とワ、イヤ電極1との間に間歇的な電圧パルスを
印加し、放電加工を行なうものである。
加工テーブル31はX軸モータ32、Y軸モータ33に
よってワイヤ電極lの軸と直角な平面上を数値制御装置
による制御の下に所定の輪郭形状等に沿って自在に移動
できるようになっている。また、ワイヤ電極lは、図示
しない装置本体のカラム等に設けた貯蔵リールからブレ
ーキローラ等を介して引き出され、ガイドローラ7A部
から下方へ延び、前記通電ピン10.上部ノズル本体1
2、ガイド18、およびノズル22、被加工物24の加
工部27.下部ノズル23、ガイド19.下部ノズル本
体13、そして下方のアーム6Bの通電ローラ11およ
びガイドローラ7Bを介して図示しない巻取リローラを
経てカラム本体等の巻取リリールまたは回収容器に巻取
りまたは回収されるようになっている。そして、被加工
物24とワ、イヤ電極1との間に間歇的な電圧パルスを
印加し、放電加工を行なうものである。
しかして本実施例においては、上下のノズル22.23
(またはノズル本体12.13)に、ノズル22.23
を包囲するように粉状磁石供給用補助ノズル43.45
を取付け、各補助ノズル43.45にそれぞれ粉状磁石
供給用ホース44゜46を取付ける。
(またはノズル本体12.13)に、ノズル22.23
を包囲するように粉状磁石供給用補助ノズル43.45
を取付け、各補助ノズル43.45にそれぞれ粉状磁石
供給用ホース44゜46を取付ける。
第2図は前記ノズル22.23および補助ノズ43.4
5に対する加工液、粉状磁石の供給装置等を示す図であ
り、41は粉状磁石を水等の加工液に混入して流動性を
持たせた流体42を入・れたホッパ、47はその下端に
設けた弁装置、48はモータ48aにより作動させられ
て前記流体42を管路49を介して前記補助ノズル43
.45から流出、または噴出させるポンプ、50は加工
排液を溜める加工液受け、51は加工排液を液と加工屑
および粉状磁石等の固形物とに分離するサイクロン等の
固形分分離装置で、加工液はサイクロン51の管壁の内
側を流上して分離され、前記加工液タンク52に流入し
て貯蔵され、一方1分離加工屑は、サイクロンの内壁か
ら降下し、底部排出口から流下して貯蔵タンク53に流
下して貯蔵される。54はモータ54aにより作動させ
られて前記タンク52内の加工液を管路55を介して前
記ノズル22.23から噴出させるポンプである。
5に対する加工液、粉状磁石の供給装置等を示す図であ
り、41は粉状磁石を水等の加工液に混入して流動性を
持たせた流体42を入・れたホッパ、47はその下端に
設けた弁装置、48はモータ48aにより作動させられ
て前記流体42を管路49を介して前記補助ノズル43
.45から流出、または噴出させるポンプ、50は加工
排液を溜める加工液受け、51は加工排液を液と加工屑
および粉状磁石等の固形物とに分離するサイクロン等の
固形分分離装置で、加工液はサイクロン51の管壁の内
側を流上して分離され、前記加工液タンク52に流入し
て貯蔵され、一方1分離加工屑は、サイクロンの内壁か
ら降下し、底部排出口から流下して貯蔵タンク53に流
下して貯蔵される。54はモータ54aにより作動させ
られて前記タンク52内の加工液を管路55を介して前
記ノズル22.23から噴出させるポンプである。
56は加工電源であり、出力電圧パルスおよび該電圧パ
ルスによる放電パルスの電気的条件(電圧パルス幅、休
止幅、無負荷電用、短絡電流値等)の選択切換機能を有
する。57は該加工電源56および前記モータ32,3
3,48a、54aおよびワイヤ電極lの巻取リリール
58の駆動モータ58aを、補助記憶装置59に記憶さ
れた加工情報に基づいて制御するNC装置である。
ルスによる放電パルスの電気的条件(電圧パルス幅、休
止幅、無負荷電用、短絡電流値等)の選択切換機能を有
する。57は該加工電源56および前記モータ32,3
3,48a、54aおよびワイヤ電極lの巻取リリール
58の駆動モータ58aを、補助記憶装置59に記憶さ
れた加工情報に基づいて制御するNC装置である。
この装置を用いて加工を行なう場合は、NC装置57に
よりモータ58aを作動させて巻取りリール58にをワ
イヤ電極lを巻取ることにより、ワイヤ電、極lをその
軸線方向に移動させると同時に、補助記憶装置59に記
憶された加工位置情報によってX軸モータ32およびY
軸モータ33を作動させて被加工物24をワイヤ電極l
に対して相対移動させ、かつ加工電源56から間歇的に
電圧パルスを印加してワイヤ電極lと被加工物24との
間で放電させるか、あるいは前記電圧パルスまたは一定
の直流電圧を内蔵コンデンサに印加して充電させ、ワイ
ヤ電極lと被加工物24との間で放電させる動作を繰返
すかし、さらにホッパ41の弁装置47を好適な開度に
開き、かつモータ48a、54aを作動させて、ノズル
22.23から加工液を加工部27に対して噴出させ、
かつ補助ノズル43.45から粉状磁石を含む流体を流
出させる。
よりモータ58aを作動させて巻取りリール58にをワ
イヤ電極lを巻取ることにより、ワイヤ電、極lをその
軸線方向に移動させると同時に、補助記憶装置59に記
憶された加工位置情報によってX軸モータ32およびY
軸モータ33を作動させて被加工物24をワイヤ電極l
に対して相対移動させ、かつ加工電源56から間歇的に
電圧パルスを印加してワイヤ電極lと被加工物24との
間で放電させるか、あるいは前記電圧パルスまたは一定
の直流電圧を内蔵コンデンサに印加して充電させ、ワイ
ヤ電極lと被加工物24との間で放電させる動作を繰返
すかし、さらにホッパ41の弁装置47を好適な開度に
開き、かつモータ48a、54aを作動させて、ノズル
22.23から加工液を加工部27に対して噴出させ、
かつ補助ノズル43.45から粉状磁石を含む流体を流
出させる。
このように、粉状磁石を含む流体42をノズル22.2
3のまわりから流出させれば、第3図に上方のノズル2
2のまわりについて示すように、被加工物24が磁性体
である場合に限るが、この粉状磁石60が被加工物24
の表面にワイヤ電極lにほぼ同軸状等環状に付着し、こ
れらがノズル22から仮想線61に示す加工液の洩れ流
を抑制、妨害、さらには防止する上、下側のノズル23
からあ加工液流40が加工溝30を通って上部から流出
するのに対して抵抗となるので、加工部27に流れる加
工液の流量、液圧あるいは液密度が増大することになり
、気泡の発生が無く、加工屑を確実に洗い流し、安定で
、高速加工が可能となる。
3のまわりから流出させれば、第3図に上方のノズル2
2のまわりについて示すように、被加工物24が磁性体
である場合に限るが、この粉状磁石60が被加工物24
の表面にワイヤ電極lにほぼ同軸状等環状に付着し、こ
れらがノズル22から仮想線61に示す加工液の洩れ流
を抑制、妨害、さらには防止する上、下側のノズル23
からあ加工液流40が加工溝30を通って上部から流出
するのに対して抵抗となるので、加工部27に流れる加
工液の流量、液圧あるいは液密度が増大することになり
、気泡の発生が無く、加工屑を確実に洗い流し、安定で
、高速加工が可能となる。
ところで、第4図の仮想線62に示すように、加工溝3
0のコーナ部においては、だれや噴流加工液の割れによ
る加工不安定を生じるが、このだれは、コーナ部で加工
不安定を解消し、従来よりも加工速度を上げ、ガイド1
8.19間ワイヤ電極1の直線度を改善することにより
、実@63で示すように小さくなり、ワイヤ電極lの断
線事故も少なくなる。このことを縦断面図で示すと第5
図のようになる。第5図に示すように、加工速度が遅い
場合には、仮想線62で示すようにワイヤ電極1と加工
面とのギャップ(膨らみ)が大きく5高速加工であれば
、実線63で示すようにギャップが小さくなる。
0のコーナ部においては、だれや噴流加工液の割れによ
る加工不安定を生じるが、このだれは、コーナ部で加工
不安定を解消し、従来よりも加工速度を上げ、ガイド1
8.19間ワイヤ電極1の直線度を改善することにより
、実@63で示すように小さくなり、ワイヤ電極lの断
線事故も少なくなる。このことを縦断面図で示すと第5
図のようになる。第5図に示すように、加工速度が遅い
場合には、仮想線62で示すようにワイヤ電極1と加工
面とのギャップ(膨らみ)が大きく5高速加工であれば
、実線63で示すようにギャップが小さくなる。
そこで第6図に示すように、コーナ部64で噴流液割れ
等が生ぜずに安定な高速加工が行なえるように、コーナ
部の加工輪郭経路が曲り始める直前ないし少し前に前記
弁装置47を一時的に開くと共に、モータ48aを作動
させて流体42を補助ノズル43.45から被加工物2
4に供給するようにして、前記加工液の洩れを防止すれ
ば。
等が生ぜずに安定な高速加工が行なえるように、コーナ
部の加工輪郭経路が曲り始める直前ないし少し前に前記
弁装置47を一時的に開くと共に、モータ48aを作動
させて流体42を補助ノズル43.45から被加工物2
4に供給するようにして、前記加工液の洩れを防止すれ
ば。
コーナ部のだれや加工不安定あるいはワイヤ電極断線事
故を減少させることができる。
故を減少させることができる。
第7図および第8図は本発明の他の実施例を示すもので
、ノズル本体12の外側に前記ホース44を接続する筒
状体65を、該筒状体65とノズル本体12どの間に環
状流路66が形成されるように取付け、該筒状体65お
よびノズル22に対して軸受67.88を介して一方の
みに流出口69aを有する回転体69を該回転体69の
外周に取付けた外歯歯車70を、前記筒状体65に取付
けたモータ71により回転される歯車72に噛合させ、
前記モータ71を加工位置情報に応じて作動させること
により、加工直後の加工溝30上をカバーするようにす
ることにより、特に相手側ノズル23からの加T遁′3
0を春す為加丁体着40が阻まれ、加工液がワイヤ電極
1の加工進行方前方から流出するようにすることにより
、少ない粉状磁石で加工液洩れが有効になされるように
したものである。
、ノズル本体12の外側に前記ホース44を接続する筒
状体65を、該筒状体65とノズル本体12どの間に環
状流路66が形成されるように取付け、該筒状体65お
よびノズル22に対して軸受67.88を介して一方の
みに流出口69aを有する回転体69を該回転体69の
外周に取付けた外歯歯車70を、前記筒状体65に取付
けたモータ71により回転される歯車72に噛合させ、
前記モータ71を加工位置情報に応じて作動させること
により、加工直後の加工溝30上をカバーするようにす
ることにより、特に相手側ノズル23からの加T遁′3
0を春す為加丁体着40が阻まれ、加工液がワイヤ電極
1の加工進行方前方から流出するようにすることにより
、少ない粉状磁石で加工液洩れが有効になされるように
したものである。
なお、上記実施例においては、2木のノズル22.23
が上下方向に対向する例について示したが、横方向に対
向する場合もある。また、ノズル22.23あるいはノ
ズル本体12.13(7)いずれかに粉状磁石の流出手
段を設けるようにしても良く、また粉状磁石は、ノズル
22.23をほぼ同軸環状に1繞する補助ノズル43.
45や流出口69aを有する回転体69等からでなく、
ノズル22.23から加工液に混合されて噴出する構成
であっても良く、従ってその場合補助ノズル43.45
や回転体69の付設は必要でなくなるが、ノズル22.
23から加工液と共に噴出された粉状磁石がノズル22
.23先端開口廻りと被加工物24表面との間に吸着し
て滞留し易いように、前記ノズル22.23先端開口廻
りを肉厚に構成したり、該肉厚に構成したノズル22.
23先端開口廻りの被加工物24との対向面に鉄材等強
磁性体の環状体を埋設して、該環状体にも粉状磁石を吸
着させるようにすることができ、また該環状体を永久磁
石とすれば、前記粉状磁石は永久磁石でない強磁性体粉
として、被加工物24表面ではなく、ノズル22.23
先端開口廻りの被加工物24との対向面に吸着させた状
態とすることができ、このようにすれば、粉状磁石を被
加工物24表面の加工輪郭線に沿って吸着させて行く場
合と異なり前記強磁性体粉は大部分がノズル22.23
と共に移動することになるから、その補給は少量で、時
々行なえば済むことになる。なお、この環状磁石は、前
記補助ノズル43 、45や回転体69の先端開口廻り
の被加工物対向面に設けても良く、かかる方式によれば
、被加工物24が磁性材でない物の加工の場合のにも本
発明と実質上同一の目的、作用効果を享受する加工を行
なうことができる。
が上下方向に対向する例について示したが、横方向に対
向する場合もある。また、ノズル22.23あるいはノ
ズル本体12.13(7)いずれかに粉状磁石の流出手
段を設けるようにしても良く、また粉状磁石は、ノズル
22.23をほぼ同軸環状に1繞する補助ノズル43.
45や流出口69aを有する回転体69等からでなく、
ノズル22.23から加工液に混合されて噴出する構成
であっても良く、従ってその場合補助ノズル43.45
や回転体69の付設は必要でなくなるが、ノズル22.
23から加工液と共に噴出された粉状磁石がノズル22
.23先端開口廻りと被加工物24表面との間に吸着し
て滞留し易いように、前記ノズル22.23先端開口廻
りを肉厚に構成したり、該肉厚に構成したノズル22.
23先端開口廻りの被加工物24との対向面に鉄材等強
磁性体の環状体を埋設して、該環状体にも粉状磁石を吸
着させるようにすることができ、また該環状体を永久磁
石とすれば、前記粉状磁石は永久磁石でない強磁性体粉
として、被加工物24表面ではなく、ノズル22.23
先端開口廻りの被加工物24との対向面に吸着させた状
態とすることができ、このようにすれば、粉状磁石を被
加工物24表面の加工輪郭線に沿って吸着させて行く場
合と異なり前記強磁性体粉は大部分がノズル22.23
と共に移動することになるから、その補給は少量で、時
々行なえば済むことになる。なお、この環状磁石は、前
記補助ノズル43 、45や回転体69の先端開口廻り
の被加工物対向面に設けても良く、かかる方式によれば
、被加工物24が磁性材でない物の加工の場合のにも本
発明と実質上同一の目的、作用効果を享受する加工を行
なうことができる。
(発明の効果)
本発明によれば、加工部に供給される加工液の流量、流
速あるいは液圧を高めることができ、加工部における泡
の発生や外部からの空気気泡の巻込み流入を少なくして
気中放電の発生の防止すると共に、高速加工に適した加
工液流を発生させることができる。また、粉状磁石の供
給を制御することにより、加工部の形状に応じた洩れ量
の制御を行なうことができ、固定の洩れ防止部材を設け
た場合に比較し、フレキシビリティ−に富んだ加工液流
を発生させることができる。
速あるいは液圧を高めることができ、加工部における泡
の発生や外部からの空気気泡の巻込み流入を少なくして
気中放電の発生の防止すると共に、高速加工に適した加
工液流を発生させることができる。また、粉状磁石の供
給を制御することにより、加工部の形状に応じた洩れ量
の制御を行なうことができ、固定の洩れ防止部材を設け
た場合に比較し、フレキシビリティ−に富んだ加工液流
を発生させることができる。
第1図は本発明の一実施例を示すノズルまわりの構成を
示す断面図、第2図は本発明の加工液および粉状磁石の
供給を行なうシステムの構成図、第3図は本発明の詳細
な説明する断面図、第4図はコーナ部のだれの説明図、
第5図は同じく加工部の中央部の膨らみを説明する断面
図、第6図は本発明における粉状磁石の供給態様の一例
を示す説明図、第7図は本発明の他の実施例を示す断面
図、第8図は第7図のE−E断面図である。 第7図 第8図 9a
示す断面図、第2図は本発明の加工液および粉状磁石の
供給を行なうシステムの構成図、第3図は本発明の詳細
な説明する断面図、第4図はコーナ部のだれの説明図、
第5図は同じく加工部の中央部の膨らみを説明する断面
図、第6図は本発明における粉状磁石の供給態様の一例
を示す説明図、第7図は本発明の他の実施例を示す断面
図、第8図は第7図のE−E断面図である。 第7図 第8図 9a
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、間隔を置いて配置した一対の位置決めガイド間にワ
イヤ電極を軸方向に更新送り移動させながら前記ワイヤ
電極の軸方向に対して略直角方向に被加工物を相対的に
移動させ、両者が相対向する加工部へ被加工物の両側へ
相対向するように配置した加工液噴射ノズルからワイヤ
電極に沿って加工液を噴射供給させつつ前記ワイヤ電極
と被加工物との間に間歇的な電圧パルスまたは放電パル
スとなる電圧パルスを印加し、発生する放電により加工
を行なうワイヤカット放電加工において、前記相対向す
るノズルまたはノズル近傍部から粉状磁石を磁性材でな
る被加工物の表面に供給することにより、被加工物に粉
状磁石をノズル先端の廻りにほぼ同軸環状に吸着させて
加工部以外への加工液の洩れを防止したことを特徴とす
るワイヤカット放電加工方法。 2、前記粉状磁石の被加工物表面への供給を、被加工物
の加工直後の部分に対して行なうようにしたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のワイヤカット放電加
工方法。 3、前記粉状磁石の被加工物表面への供給を、コーナ部
加工の際にのみ行なうようにしたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項または第2項記載のワイヤカット放電
加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20523484A JPS6186131A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | ワイヤカツト放電加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20523484A JPS6186131A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | ワイヤカツト放電加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6186131A true JPS6186131A (ja) | 1986-05-01 |
JPH0455807B2 JPH0455807B2 (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=16503624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20523484A Granted JPS6186131A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | ワイヤカツト放電加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6186131A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63306828A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-14 | Fanuc Ltd | ワイヤ放電加工装置の加工液ノズル |
US5177334A (en) * | 1990-09-17 | 1993-01-05 | Mitsubishi Denki K.K. | Wire cut electric discharge machining apparatus |
-
1984
- 1984-09-28 JP JP20523484A patent/JPS6186131A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63306828A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-14 | Fanuc Ltd | ワイヤ放電加工装置の加工液ノズル |
US5177334A (en) * | 1990-09-17 | 1993-01-05 | Mitsubishi Denki K.K. | Wire cut electric discharge machining apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0455807B2 (ja) | 1992-09-04 |
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