JPS59164251A

JPS59164251A - パワ−ブレ−キブ−スタ用真空ケ−シング

Info

Publication number: JPS59164251A
Application number: JP59035446A
Authority: JP
Inventors: ペ−タ−・ベ−ム; ペ−タ−・フオルツ
Original assignee: Alfred Teves GmbH
Current assignee: Continental Teves AG and Co oHG
Priority date: 1983-03-05
Filing date: 1984-02-28
Publication date: 1984-09-17
Also published as: GB8403513D0; FR2541957B1; ES277447U; DE3307880A1; IT1173423B; IT8419878A0; ES277447Y; FR2541957A1; GB2136520B; GB2136520A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、その周縁部が気密に接続される２つの金属
板ケーシングシェルによシ真空ケーシングを形成し、こ
の真空ケーシングを軸方向可動壁によって真空室と作動
室に気密に区画し、上記軸方向可動壁はダイアフラムプ
レートと可撓ダイアフラムとから構成されこの可撓ダイ
アフラムは上記ダイアフラムグレートの外周部と上記真
空ケーシングとの間に折シ返し部を備えこの折゛シ返し
部の外縁ビードは上記ケーシングシェルの接続部でクラ
ンプされケーシングシェルはリングによ多接続される自
動車パワーブレーキブースタ用真空ケーシングに関する
ものである。

自動車用のこの種の真空パワーブレーキブースタでは、
マスターブレーキシリンダが真空ケーシングの１側に固
着され、他側は自動車好ましくは泥よけに取付けられて
いる。ブレーキ作動中マスターブレーキシリンダの作動
ピストンに作用するブレーキ力は、マスターシリンダか
ら自動車に固定されているパワーブレーキブースタの作
用点に反力として伝達されなければならない。これらの
比較的高い張力が真空ケーシングを介して伝達されるこ
とを考えると、真空ケーシングは鋼板で作られねばなら
ない。しかしこれは、パワーブレーキブースタの重ｆｔ
ｔ＝軽くするという一般的な要請に反する。

真空ケーシングの肉厚を薄くすることにより、可成シの
軽量化がなされている。この場合、張力は別の張力部材
、例えばボルト（ドイツ国公開公報第２８４５７９４号
）、或いは真空ケーシングの両側壁間に設けられた中心
補強チューブ（ドイツ国公開公報第２８３７９１１号）
によって伝達されている。いずれの場合も、軸方向可動
壁の張力部材貫通部のシールに特別の構造上の考慮をな
す必要がある。

別の張力部材を用いることなく、比較的肉厚の薄い軽金
属を用い軽量化を図ｐつつ真空ケーシングを介して反力
を伝達し得ることが明らかになった。但しこの場合、ケ
ーシングシェルの接続部は、ブレーキブースタの予め定
められた外径寸法のもとで、従来の強力鋼製のものと比
ベプースタ用ピストンの有効断面積を減らさないように
設計されなければならない。

この発明の目的は、軽金属製の真空ケーシングで、接続
部が製造面から簡単で、ケーシングの重量が＠量で且つ
真空ケーシングの肉厚が比較的厚いのに拘らずブースタ
ピストンの有効断面積が従来の鋼製シェルのものに比べ
て小さ−ぐなっていない真空ケーシングを提供しようと
するものである。

この発明は、ケーシングシェルのリムをこれらの接続部
でカラー状に外方に曲げ、これらの端面は円筒面を形成
すると共に上記リム自体でダイアフラムの折シ曲げ部の
外縁ビードをクランプし且つケーシングシェルの接続部
を囲むすングの内面を上記リムの端面に当接させた状態
で、内側に同く曲げ端部又は凹部によってリムを囲んで
固定するものである。

好１しくけ、ケーシングシェルのリムはそれらの接続部
でフック状に外側に曲げられ、これらの外表面がケーシ
ングシェルの外周面となす角度を９０°より小さく、望
ましくｌｄ：６０°としたものである。またクランプ部
の完全なシールを得るため、リングは１端部が内側に直
角に曲げられ、また他端部にはケーシングシェルのリム
を支持する凹部が設けられている。

リングの重量は／？クワ−レーキブースタの他の各部、
特に容量の太きなケーシングシェルに比べ、余υ問題に
ならない。そこで、リングは例えば鋼の強力材料を用い
ることが好ましく一方ケーシングシェルは軽金属製とし
てろる。

好ましい実施例におい−Ｃ１ケーシングシェルの外側に
フック状に曲けたリムの端面は、ケーシングシェルの外
周面から、ケーシングシェルの肉厚の１倍乃至１．５倍
の距離に必るようにしである。

以下この発明の一実施例を図面によシ説明する。第１図
に示すノ々ワーブレーキブースタは、軸方向に可動な可
動壁２により作動室３と真空室４とに区画された真空ケ
ーシング１で構成されている。可動壁２は、鋼板を深絞
シしたダイアフラムプレート５と、この上に当接される
可撓ダイアフラム６とから構成されている。との可撓ダ
イアフラム６には、ダイアフラムプレート５の外周部と
真空ケーシング１との間をシールする折返し部７が形成
されている。

ピストンロッド８によシ作動される制御弁９は、ピスト
ンロッド８に接続された制御弁１０を備えている。この
制御弁は、第１図に示す非作動状態では、作動室３と通
じるようにパルプハウジング１１内の弁を開け、一方真
空室４は□パルプハウジング１１の側部にあけられ、端
部前面周囲に開口する空気ダクト１２に通じている。ピ
ストン８の軸方向移動によシ制御弁９を作動させると、
真空室４と作動室３との接続が断たれ、また作動室３は
大気に接続されて、可動壁２は真空室４側に移動する。

パルプハウジング１ノの前面凹部に設けられた弾性ゴム
のリアクショングレート１３及び７ランノヘツド１５を
備えた押しロッド１４．を介して、ブレーキ力はブレー
キ装置のマスクシリンダの作動ピストン（図示せず）に
伝達される。

このマスクシリンダはパワーブレーキブースタの真空室
側に固定されている。

圧縮はね１６が真空ケーシングｌの端壁２４とダイアフ
ラムプレート５との間に設けられて、可動壁２を図示す
る初期位置に維持する。

ダイアフラムプレート５は椀状のノ１プ１７ｆ有してお
シ、どのハブ１７の端部には内方に向く押え７ランゾ１
８が形成され、バルブノ〜ウジングｌノの肩１９に当接
している。

鋼板製の押え板２θが、ダイアフラムプレート５をプレ
スして成形したタブ２１（切欠き部）によシ、ダイア７
ラムプレート５に固定され、また端部はパルプハウジン
グ１１の端面に当接している。ブレーキが作動された場
合で、真空系に故障があるときは、押え板２０が軸方向
の力をパルプ只つゾング１１からダイアフラムプレート
５に伝え移動させる。同時に押え板２０は、マスクシリ
ンダを分解する際に、押しロッド１４が脱落するのを防
止する。即ち押え板２０の内側縁が、パルプノ・クラン
プ１１の凹部内に位置する押しロッド１４のフランジヘ
ッド１５を保持する。

真空ケーシング１は、２つの比較的肉厚の軽金属ケーシ
ングシェル２２．２３から構成されている。補強板２５
が、ケーシングシェル２２のマスクシリンダ側の端壁２
４の内面に当接している。ケーシングシェル２２の端壁
２４は、その端部２７が円筒周壁２８に擬声されている
。

同様に、真空ケーシング１の作動室側の内壁２３．１の
内面に補強板３０が尚、接されている。

ケーシングシェル２２　、’　２３は、その端縁が作動
室に近い側で接続されている。端壁２３，１を有するケ
ーシングシェル２３及び真空室４を囲むケーシングシェ
ル２２には、それぞれその端縁に円筒周壁２８から外側
に曲るリム４９゜４５が形成されている。これらリムは
、曲げ端部４３，４４を有するリング３７により、折シ
返し部７の外縁ビード３８をクランプした状態で接続さ
れる。

最適なシール効果及び最高の機械的強度を得るために、
ケーシングシェル２２．２３のリム４５．４９は、その
接続部で７．り状に外側に曲けられ、半径方向外向きの
狭い端面４１，４２は円筒面を形成している。またリム
はケーシングシェル２２．２３の外周面４７．４８に対
しそれぞれα、βの角度をなして円錐面を形成し、この
角度は６０°になっている。リング３７．４６は薄肉の
強力鋼板から成形され、一方ケーシングシェル２２，２
３は比較的肉厚の軽金属から成形されている。ケーシン
グシェル２２．２３の外向きリム４５．４９の端面４１
．４２は、それぞれケーシングシェル２２．２３の外周
面４７．４８からａ及びｂの距離にあシ、この距離はケ
ーシングシェル２２．２３の肉厚Ｃの１倍乃至１．５倍
になっているので、有効径ｆを設置上許容される外径寸
法ｇに対し相当大きくすること、ができる。

第３図はケーシングシェル２２．２３の端縁部の接続状
態の他の例を示すもので、この場合のリング４６は、第
２図に示すリング３７と異なシ、１側に内側に向く曲げ
端部５１を形成し他側に凹部５０を周方向に形成して、
リム４５゜４９によシ折シ返、し部７の外縁ビード３８
をクランプした状態でケーシングシェル２２．２３を接
続するようになっている。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は縦断
面図、第２図は第１図のケーシング接続部の拡大断面図
、第３図は接続部の他の例を示す断面図である。ｌ・・・真空ケーシング、２・・・可動壁、３・・・作
動室、４・・・真空室、５・・・ダイアフラムプレート
、６・・・可撓ダイアフラム、７・・・折シ返し部、２
２゜２３・・・ケーシングシェル１．３７　、４６・・
・リング、３８・・・外縁ビード、４１．４２・・・端
面、４３゜４４．５１・・・曲げ端部、４５．４９・・
・リム、４７゜４８・・・外周面、５０・・・凹部。

Claims

【特許請求の範囲】１、その周縁部が気密に接続される２つの金属板ケーシ
ングシェル（、？２．２３）により真空ケーシング（１
）を形成し、この真空ケーシング（１）を軸方向可動壁
（２）によって真空室（４）と作動室（３）に気密に区
画し、上記軸方向可動壁（２）はダイアスラムプレート
（５）と可撓ダイアフラム（６）とから構成され、との
可撓ダイアフラム（６）は上記夕ゝイアフラムプレート
（５）の外周部と上記真壁ケーシング（１）との間に折
シ返し部（７）を備え、この折シ返し部（７）の外縁ピ
ード（３８）は上記ケーシングシェル（Ｚ２．２Ｓ）の
接続部でフランジされ、ケーシングシェル（２２，２３
）はリング（３７，４６）によ多接続される自動車パワ
ーブレーキブースタ用真空ケーシングにおいて、ケーシングシェル（２ｚ、２ｓ）のリム（４５゜４９）
はそれらの接続部でカラー状に外側に曲げられ、それら
の端面（４）、４２）は直径（ｄ）の円筒面を形成する
と共に上記リム（４５，４９）自体で前記折り曲げ部（
７）の外縁ビード（３８）”ｋクランプし且つケーシン
グシェル（２２，２３）の接続部を囲む前記リング（３
７゜４６）の内面を上記リム（４５，４９）の端面（４
１，４２）に当接させた状態で、内側に向く曲げ端部Ｃ
４３，４４）又は凹部（５０）によってリム（４５，４
９）を囲んで固定したことを特徴とするパワーブレーキ
ブースタ用真空ケーシング。２、　ケーシングシェル（２２，２３）のリム（４５，
４９）はそれらの接続部でフック状に外側に曲げられ、
これらの外表面はケーシングシェル（２，？、２３）の
外周面（４７，４８）とそれぞれα−１βの角度をなし
、これら角度は９０°よシ小さく望ましくは６０’とな
っている特許請求の範囲第１項に記載のパワープレーキ
プースタ用真空ケーシング。３．　ケーシングシェル（２２，ｚｓ）のリム（４５，
４９）をシリンダするリング（４６）は、一端部（５１
）が内側に直角に曲げられ、また他端部にはケーシング
シェル（２２）のリム（４５）を支持する凹部（５０）
が設けられている特許請求の範囲第１項又は第２項のい
ずれか１に記載のｉ？ワーブレーキブースタ用真空ケー
シング。４、リング（３７，４６）は強力材例えは鋼材で作られ
、またケーシングシェルＣ２２，２３）は軽金属例えば
アルミニウムで作られている特許請求の範囲第１項ない
し第３項のいずれか１に記載の／？クワ−レーキブース
タ用の真空ケーシング。５、　ケーシングシェル（２２，２３）の外側にフック
状に曲げられたリム（４５，４９）の端面（４２，４２
）は、ケーシングシェル（２２゜３３）の外周面（４ｙ
、４８）からそれぞれ（ａ、ｂ）の距離にあｐ、この距
離はケーシングシェル＜２２．２３）の肉厚（ｃ）の１
倍及至１．５倍となっている特許請求の範囲第１項ない
し第４項のいずれか１に記載のパワーブレーキブースタ
用真空ケーシング。