JPH09509633A - 対称のケーシングをもつ空気圧サーボ装置 - Google Patents

対称のケーシングをもつ空気圧サーボ装置

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JPH09509633A JP7522722A JP52272295A JPH09509633A JP H09509633 A JPH09509633 A JP H09509633A JP 7522722 A JP7522722 A JP 7522722A JP 52272295 A JP52272295 A JP 52272295A JP H09509633 A JPH09509633 A JP H09509633A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、対称軸線(X−X′)を有するシリンダ(38)及びカバー(40)を備えたケーシング(10)を包含し、ケーシングの内部が可動壁構造体(12)によって、部分真空源に常時接続される前方室(14)と、三方弁(26)により前方室(14)又は圧力源に選択的に接続される後方室(16)とに密封的に区分され、三方弁が、カバー(40)内を密封態様で摺動する可動壁構造体(12)の後方管状部分(22)内に配置され、制御ロッド(30)によって駆動される制動補助用空気圧サーボ装置に関する。本発明によると、サーボ装置のシリンダ(38)とカバー(40)が2つの同一の半シェル(38,40)で作られている。

Description

【発明の詳細な説明】 対称のケーシングをもつ空気圧サーボ装置 本発明の主題は、自動車の制動に補助を与えるのに用いられる型式の空気圧サ ーボ装置である。 このようなサーボ装置は、慣例的に、対称軸線を有するシリンダ及びカバーを 備えたケーシングを包含し、ケーシングの内部が可動壁構造体によって、部分真 空源に常時接続される前方室と、三方弁により前方室又は圧力源に選択的に接続 される後方室とに密封的に区分され、三方弁が、カバー内を密封態様で摺動する 可動壁構造体の後方管状部分内に配置され、制御ロッドによって駆動されるよう になっている。 多数の文献がこの型式の空気圧サーボ装置に関連している。すべての周知の実 施例では、サーボ装置のケーシングは、典型的には、シリンダとも称する前方半 シェルと、カバーとも称する後方半シェルとで形成されており、シリンダとカバ ーは、前方室と後方室との間の密封を提供する非転動形ダイヤフラムの外周ビー ドをそれらの間に閉じ込めるようにして、クリンプ加工によって互いに固着され ている。 カバーは慣例的に車両の防火壁にエンジン室側で固定されるようになっており 、後方に向かい車両の乗員室内に入り込む、軸とも称する軸線方向円筒状延長部 を包含する。この軸は、三方弁を収容する可動壁構造体を密封摺動するように受 容する。 シリンダはサーボ装置の対称軸線のまわりで平坦面を包含し、この面は、サー ボ装置の駆動時にサーボ装置の可動壁構造体に固着したプッシュロッドによって 駆動されるマスターシリンダの取付フランジを受けるようになっている。 結果として、サーボ装置のケーシングを一緒に構成するシリンダとカバーは、 2つの異なる構成部品をなしている。このことは、時間並びに設計、製造、保管 及び取扱いのコストが2倍となることを意味している。特に、上述した軸を包含 するカバーは、非常に手の込んだもので且つその複雑な形状のために製造が高く つく構成部品を構成しており、製造又は組立ラインでの不合格品は取るに足らな いものではない。 従って、本発明の目的は、ケーシングを製造するコストが大幅に低減されるよ うにしたサーボ装置を提案することによって、この問題を解決することにある。 この目的のため、本発明は、サーボ装置のシリンダとカバーが2つの同一の半 シェルで作られるようにした上記型式のサーボ装置を提案している。 本発明の他の目的、特徴及び利点は、非限定的な例として添付図面を参照して 行う実施例の下記説明から明らかとなるであろう。 図1は、本発明に従って製作した制動補助用空気圧 サーボ装置の縦断側面図である。 図2及び3は、図1のサーボ装置のケーシングを形成する半シェルのそれぞれ の斜視図である。 図4は、図1のサーボ装置の半部分の側面図である。 図5は、図4の線V−Vに沿うサーボ装置の部分的な拡大縦断面図である。 図6は、図1のサーボ装置に装備される逆止弁の変形例の断面図である。 図7は、サーボ装置のケーシングを形成する半シェルの変形例の図5と同様の 拡大縦断面図である。 図1は、通常の方法で車両のブレーキペダルとこの車両のブレーキ回路を制御 するマスターシリンダとの間に配置されるように設計された制動補助用空気圧サ ーボ装置を断面で示している。慣例により、マスターシリンダに向かって指向す るサーボ装置の部分を“前方”と称し、ブレーキペダルに向かって指向するサー ボ装置の部分を“後方”と称する。従って図1では、前方が左側で、後方が右側 である。 図示のサーボ装置は、軸線X−X′を中心とする対称回転体を呈するシェルの 形状の外部ケーシング10を包含する。サーボ装置の内部構造及びその作動は本 発明の一部を構成するものではなく、ここでは単に思い起こすだけとする。 可動壁構造体12がケーシングの内部に前方室14と後方室16とを画成する 。可動壁12は例えばエラ ストマー製の撓み可能な非転動形ダイヤフラム15と組合わされ、このダイヤフ ラムの内周端縁は、軸線X−X′に沿って配置された中空ブーストピストン20 にビード18を介して密封態様で収容されている。 中空ピストン20は管状部分22の形状で後方に延びており、この管状部分は ケーシング10の後方壁を密封態様で貫通している。ピストン20とケーシング 10の前方壁との間に挟装された圧縮スプリング24は、通常ピストン20を図 1に示した後方休止位置に保持し、この位置では、後方室16がその最小容積を 有するとともに、前方室14がその最大容積を有する。 ピストン20の後方管状部分22内には、部分真空源に常時接続される前方室 14に又は図示の例ではサーボ装置の外部の大気で構成される圧力源に後方室1 6を選択的に連通させる三方弁26が収蔵されている。三方弁26の作動は、制 御ロッド30に固着されたプランジャ28によって制御され、管状部分22の外 部に突出するこの制御ロッドの後方端部(図示しない)は、車両のブレーキペダ ル(図示しない)によって直接に制御される。 制御ロッド30が後方休止位置にある時、弁26は通常サーボ装置の2つの室 14及び16の間の連通を確立する。車両の運転者がブレーキペダルを駆動する と、制御ロッド30そしてプランジャ28の前方移動を生じさせて、弁26を駆 動する結果となる。 弁26は、第1段階では、室14及び16を互いに隔離し、次に第2段階では 、後方室16と制御ロッド30のまわりに存在する大気との間の連通を確立する 。 このようにして、大気圧の空気が後方室16内へ入れられ、可動壁12の2つ の面に圧力差を生起し、その結果高いブースト力をピストン20に発生させ、こ のブースト力は制御ロッド30に加えられた入力に付加され、マスターシリンダ 36のピストン(図示しない)を駆動するプッシュロッド34に反動ディスク3 2を介して伝達される。 本発明によると、ケーシング10は、外側及び内側から斜めに見た図2及び3 に示した2つの同一の半シェル38及び40で形成されている。半シェル38は 例えばサーボ装置の前部に配置されて慣例的なシリンダに取って代わり、半シェ ル40はサーボ装置の後部に配置されて慣例的なカバーに取って代わるものであ る。さらに、図1の上半分及び下半分は2つの変形例を示している。 図2及び3は、各半シェル38又は40が、サーボ装置の組立時に軸線X−X ′に対して直角をなし、且つ中央開口44とこの中央開口のまわりに均等に分配 された開口46とを穿設された平坦中央部分42を包含することを示している。 各半シェルはまた、略円筒状の周辺部分50に接続した切頭円錐形の全体形状 の中間部分48を包含する。 周辺部分50は一連の同一の軸線方向舌部54を形成されて鋸歯状端縁を呈する 。周辺部分50は、その中間部分48との接続部と、舌部54の間の鋸歯状部分 の底部すなわち舌部54に隣接する端縁55との間に半径方向肩部52をさらに 形成されている。 舌部54は、2つの連続する舌部の間の円周方向の差分が各舌部の共通の幅よ りも僅かに大きくなるようにして、部分50の周辺端縁に沿って均等に分配され ている。換言すると、端縁55の円周方向長さは舌部54の円周方向長さよりも 僅かに大きい。有益的には、舌部54は僅かに二等辺四辺形の形状とすることが でき、この四辺形の短い底辺は外側に向いている。そして、舌部の円周方向長さ はこの四辺形の長い底辺に沿って測定されるものである。 さらに、2つの舌部の間に位置する部分における半径方向肩部52の外径は軸 線方向舌部の内径よりも僅かに小さく、あるいは軸線X−X′から測定した端縁 55の外半径は軸線方向舌部54の内半径よりも僅かに小さいので、一方の半シ ェルの舌部54は他方の半シェルの端縁55に重なり、他方の半シェルの舌部5 4と絡み合うことができる。 サーボ装置のケーシング10の後方部分を形成する半シェル、この場合には4 0は、開口44内に密封態様で収容される環状前方部分58と管状後方部分60 とを包含する部材56を組付けられ、この管状後方部 分内ではピストン20の後方管状部分22が摺動する。車両の乗員室からエンジ ン室を隔離する防火壁にサーボ装置を固定するために、開口46内にはねじ62 が配置される。ねじ62は、有益的には、部材56の環状部分58を半シェル4 0に固定するのに関与し得る。 サーボ装置のケーシングの前方部分を形成する半シェル、この場合には38は 、図1の上半分及び下半分に示した2つの変形例に従って、半シェル38の平坦 中央部分42の寸法に一致する寸法の環状部材64又は64′を組付けられてい る。 図1の下半分では、環状部材64は、マスターシリンダ36の寸法に一致する 寸法の中央開口と、この中央開口のまわりに均等に分配された開口66とを形成 されていることがわかり、これらの開口66は半シェル38の開口46に対して 幾何学的レイアウト及び数の上で一致しているので、開口46及び66は軸線方 向に整合し、マスターシリンダの取付フランジ70と相互作用するねじ68によ ってマスターシリンダ36を半シェル38上に締着できるようにする。 マスターシリンダ36は従来のマスターシリンダと比較すると多少変更されて おり、フランジ70を貫通してコネクタ74の中に出現する通路72を包含する 。コネクタ74は内燃機関の吸気マニホルド又は真空ポンプのような部分真空源 に接続するための端部取付具76を受容するようになっており、端部取付具76 は 逆止弁78を包含する。 前述の説明によると、本発明がどのようにして実施されるかが理解されたであ ろう。半シェルを部材56に密封態様で組付け、次に例えばクリンプ加工により ねじ62を半シェル上に固定し、最後にサーボ装置の内部機構、すなわち可動壁 12を備えたピストン20、プッシュロッド34、三方弁組立体26及びこの組 立体内の制御ロッド30を設置することによって、サーボ装置の後方部分が最初 に組立てられる。 並行して、半シェルを環状部材64に組付け、次に例えばクリンプ加工により ねじ68を固定することによって、サーボ装置の前方部分が組立てられる。 それから、サーボ装置の前方及び後方部分が、それらの間に圧縮スプリング2 4及び撓み可能なダイヤフラム15の外周ビード80を挟入することによって、 互いに組付けられる。組立作業の開始時には、図4に示されているように、一方 の半シェルの舌部54は舌部の寸法及びこれら舌部間の空間の寸法のため他方の 半シェルの舌部54の間に挟入され、また舌部の内径及び2つの舌部間の肩部5 2の外径のため絡み合うこととなり、舌部が上述した四辺形の形状を与えられて いる場合には組立体の動きがさらに容易となる。 組立作業を完了するため、2つの半シェル38及び40が、図4及び5に最も よく示されているように、例えばクリンプ加工によって互いに固着される。この ため、プレカット82が各舌部の自由端縁に平行に形成されている。このような クリンプ加工は、2つの半シェルを互いに対して押し付け、それからポンチ(図 示しない)でもって各舌部にその自由端縁側のプレカット82に近い部分上に図 5の矢印Fの方向に力を加えて、一方の半シェルの各舌部におけるプレカットと 自由端縁との間にある外方部分を変形させ、この変形した部分を他方の半シェル の肩部52上に載置させることによって、慣例の方法で実施し得る。 これらの作業の後、サーボ装置が組付けられ、すぐに使用できる。こうして、 上記のように変更されたマスターシリンダ36が、ねじ68によってサーボ装置 に固定される。フランジ70に形成した通路72は、半シェル38の開口44の 内側に出現することとなり、勿論環状部材64はこの通路を妨害しないように構 成されている。 それから、サーボ装置/マスターシリンダ組立体が、従来のマスターシリンダ と同様に、ねじ62でもって車両の防火壁に設置され、端部取付具76を部分真 空源に接続することによって作動可能となる。 従って、本発明は、ケーシングが2つの同一且つ製作容易な半シェルと後方の 半シェルに取付けられる追加の部材56とで形成されているため、低コストのサ ーボ装置を製作することを可能にしていることがわかる。この部材56は作動中 には応力を受けないので、 該部材は熱成形プラスチックのような軽量材料から作ることができる。こうして 、本発明はまたサーボ装置のケーシングの重量を軽減することに寄与している。 さらに、可動壁及び三方弁のようなサーボ装置の他の内部構成部品は変更されな いので、本発明に従って製作したケーシング内にこれらの部品を用いることがで きる。マスターシリンダだけがその製造コストやその重量に大きく関係すること なしに多少変更されているに過ぎない。 図1の上半分は、従来のマスターシリンダを変更なしで使用できるようにした 変形例を示している。 図1の上半分から、半シェル38及び40がここでもまた同一であることがわ かる。各半シェルは、前述した実施例における半シェルの中央開口の径よりも僅 かに大きい径の中央開口44を包含する。 前方半シェル38は、開口66を形成した環状部材64′に組付けられ、これ らの開口は半シェル38の開口46に対して幾何学的レイアウト及び数の上で一 致しているので、開口46及び66は軸線方向に整合する。 環状部材64′はまた開口84を形成されており、この開口の中心は開口66 の中心よりも軸線X−X′に接近しているので、半シェル38と環状部材64′ が組付けられた時これらの開口84は半シェル38の開口44により画定された 周辺の内側に完全に位置す る。開口84は従来のマスターシリンダの取付フランジ70′に形成した開口8 6に対して幾何学的レイアウト及び数の上で一致する。 サーボ装置を組立てるため、開口46及び66がそれぞれ軸線方向に整合する ようにして半シェル38と環状部材64′を結合することによって、サーボ装置 の前方部分が組立てられる。それから、2つの構成部品が例えば密封リベット8 8によって互いに固着される。変形例として、密封リベット88が開口46−6 6の一部にだけ配置され、他の開口が密封ストッパで閉塞されてよい。 サーボ装置のケーシングの組立ての残りの作業は、前記実施例に関して行った 説明に完全に従うものである。従来のマスターシリンダが使用できることのほか に、この実施例の更なる利点は、図6に示されているように、リベット88の1 つが逆止弁78′を包含する端部取付具76′で代用でき、半シェル38に追加 の開口を形成するのを回避できることである。 図7は、サーボ装置の最終組立てのためのクリンプ加工作業を回避している、 上述した実施例の変形例を示している。この図からわかるように、各半シェルの 周辺部分50は連続した半径方向肩部52′を形成されており、この肩部は、そ の凹面が半シェルの凹面と同じ方向を向くように湾曲している。 最終組立て時、ダイヤフラム15の外周ビード80 が2つの肩部52′の凹面の間に収蔵されるようにして、2つの半シェルが互い に合わされる。それから、半シェル38及び40が肩部52′を締着するたが9 0によって互いに固着される。サーボ装置を組立てる他の作業は前述した作業と 同じである。 このように、本発明は特に経済的なサーボ装置を製作することを実際に可能に しており、サーボ装置のためのハウジングは、設計及び製作するのが簡単で且つ サーボ装置の構成部品の取扱い及び保管を容易にする単一の構成部品の製造を必 要とするだけである。 勿論、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、対照的に、当業者 には自明の多数の変更を受け入れることができる。従って、各半シェルの中間部 分48は平坦として中央部分42と同じ平面に位置することができ、また、周辺 部分の端部分に形成した舌部54の数は任意の値に等しくてよく、特に単一の舌 部が軸線X−X′のまわりで略180°にわたって延びるように設計でき、ある いは、舌部を例えば2〜4の間の少数とし、そして各舌部が、できればクリンプ 点毎に1つのプレカットを設けるようにして、他方の半シェルに数箇所でクリン プされるようにすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スピネッロ サルヴァトーレ フランス国ドランシ 93700 アブニュ プラディエ 12

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 対称軸線(X−X′)を有するシリンダ(38)及びカバー(40)を備え たケーシング(10)を包含し、ケーシングの内部が、撓み可能な非転動形ダイ ヤフラム(15)と協働する可動壁構造体(12)によって、部分真空源に常時 接続される前方室(14)と、三方弁(26)により前方室(14)又は圧力源 に選択的に接続される後方室(16)とに密封的に区分され、三方弁が、カバー (40)内を密封態様で摺動する可動壁構造体(12)の後方管状部分(22) 内に配置され、制御ロッド(30)によって駆動される制動補助用空気圧サーボ 装置において、サーボ装置のシリンダ(38)とカバー(40)が2つの同一の 半シェル(38,40)で作られていることを特徴とする空気圧サーボ装置。 2 請求項1記載のサーボ装置において、各半シェル(38,40)がサーボ装 置の対称軸線(X−X′)に対して直角な平坦中央部分(42)、中間部分(48 )及び略円筒状の周辺部分(50)を包含することを特徴とするサーボ装置。 3 請求項2記載のサーボ装置において、平坦中央部分(42)が、中央開口( 44)と、この中央開口(44)のまわりに均等に分配された開口(46)とを 形成されていることを特徴とするサーボ装置。 4 請求項3記載のサーボ装置において、周辺部分( 50)が、少なくとも1つの軸線方向舌部(54)を包含する鋸歯状端縁を形成 されていることを特徴とするサーボ装置。 5 請求項4記載のサーボ装置において、周辺部分(50)が、中間部分(48 )へのその接続部と舌部(54)に隣接するその端縁(55)との間に半径方向 肩部(52)を形成されていることを特徴とするサーボ装置。 6 請求項5記載のサーボ装置において、舌部に隣接する端縁(55)の円周方 向長さが舌部(54)の円周方向長さよりも僅かに大きいことを特徴とするサー ボ装置。 7 請求項6記載のサーボ装置において、舌部(54)が僅かに二等辺四辺形の 形状を有し、この二等辺四辺形の短い底辺が外側に向いていることを特徴とする サーボ装置。 8 請求項6記載のサーボ装置において、舌部(54)に隣接する端縁(55) の外半径が舌部(54)の内半径よりも僅かに小さいことを特徴とするサーボ装 置。 9 請求項7又は8記載のサーボ装置において、2つの半シェル(38,40) が、舌部(54)の外側部分を変形させてこの変形した部分を他方の半シェル( 38,40)の肩部(52)上に載置させることによって、互いに固着されるこ とを特徴とするサーボ装置。 10 請求項9記載のサーボ装置において、舌部(54) にはその自由端縁に平行に少なくとも1つのプレカット(82)が形成されてい ることを特徴とするサーボ装置。 11 請求項3記載のサーボ装置において、周辺部分が、湾曲し連続した半径方向 肩部(52′)を形成され、この半径方向肩部の凹面が半シェルの凹面と同じ方 向に向いていることを特徴とするサーボ装置。 12 請求項11記載のサーボ装置において、撓み可能な非転動形ダイヤフラム( 15)の外周ビード(80)が各半シェルの半径方向肩部(52′)の凹面の間 に収蔵されていることを特徴とするサーボ装置。 13 請求項12記載のサーボ装置において、半シェルが、2つの半径方向肩部( 52′)を締着するたが(90)によって互いに固着されていることを特徴とす るサーボ装置。 14 請求項9又は13記載のサーボ装置において、可動壁構造体(12)の後方 管状部分(22)が、サーボ装置のケーシング(10)の後方部分を形成する半 シェル(40)の中央開口(44)内に密封態様で収容された部材(56)内を 密封態様で摺動することを特徴とするサーボ装置。 15 請求項14記載のサーボ装置において、サーボ装置のケーシング(10)の 後方部分を形成する半シェル(40)の中央開口(44)内に密封態様で収容さ れた部材(56)が、熱成形プラスチックのような軽 量材料から作られていることを特徴とするサーボ装置。 16 請求項9又は13記載のサーボ装置において、ケーシング(10)の前方部 分を形成する半シェル(38)が、中央開口及びこの中央開口のまわりに均等に 分配された開口(66)を包含する部材(64,64′)に組付けられ、この開 口(66)が半シェル(38)の中央開口(44)のまわりに形成した開口(4 6)に対して幾何学的レイアウト及び数の上で一致することを特徴とするサーボ 装置。 17 請求項16記載のサーボ装置において、半シェル(38)と部材(64)の 中央開口のまわりに形成した開口(46,66)が、軸線方向に整合し、マスタ ーシリンダの取付フランジ (70)と相互作用する固定ねじ(68)によって マスターシリンダ(36)を半シェル(38)に固定できるようにしていること を特徴とするサーボ装置。 18 請求項16記載のサーボ装置において、半シェル(38)と部材(64′) の中央開口のまわりに形成した開口(46,66)が、軸線方向に整合し、リベ ット(88)又は密封ストッパによって閉塞されていることを特徴とするサーボ 装置。 19 請求項16記載のサーボ装置において、半シェル(38)と部材(64′) の中央開口のまわりに形成した開口(46,66)が、軸線方向に整合し、逆止 弁(78′)を包含する端部取付具(76′)を受容 することを特徴とするサーボ装置。
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