JPS5916353Y2 - 空気輸送装置における圧力タンクの排気機構 - Google Patents
空気輸送装置における圧力タンクの排気機構Info
- Publication number
- JPS5916353Y2 JPS5916353Y2 JP3019879U JP3019879U JPS5916353Y2 JP S5916353 Y2 JPS5916353 Y2 JP S5916353Y2 JP 3019879 U JP3019879 U JP 3019879U JP 3019879 U JP3019879 U JP 3019879U JP S5916353 Y2 JPS5916353 Y2 JP S5916353Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure tank
- compressed air
- opening
- exhaust
- mechanism body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は圧縮空気により粉粒体を輸送する空気式輸送装
置において、粉流体の輸送完了後に圧力タンク内の残留
圧縮空気を排出させるための機構に関する。
置において、粉流体の輸送完了後に圧力タンク内の残留
圧縮空気を排出させるための機構に関する。
粉粒体の輸送完了後における圧力タンクの残留圧縮空気
の排出は、従来、圧力タンクに装備した排気用バルブに
より行っていた。
の排出は、従来、圧力タンクに装備した排気用バルブに
より行っていた。
しかし当該バルブでは通路を開いた時、一度に多量の圧
縮空気が排出されるため、その多量の圧縮空気を処理す
る大規模の集塵機が必要であるとともに、該バルブは圧
縮空気と一諸に排出される粉粒体に接触して研摩作用を
受けて短期間で摩耗し、故障が多発していた。
縮空気が排出されるため、その多量の圧縮空気を処理す
る大規模の集塵機が必要であるとともに、該バルブは圧
縮空気と一諸に排出される粉粒体に接触して研摩作用を
受けて短期間で摩耗し、故障が多発していた。
本考案は上記の事情に鑑みなされたもので、以下に本考
案の一実施例について図面に基づき詳細に説明する。
案の一実施例について図面に基づき詳細に説明する。
１は粉粒体を空気輸送するための圧力タンクで、上部の
鏡板の中央部には粉粒体貯蔵用のホッパ２が圧力タンク
１内と連通可能にして装着され且つ、漏斗状の底部の下
端には輸送管３の一端が連通連結されている。
鏡板の中央部には粉粒体貯蔵用のホッパ２が圧力タンク
１内と連通可能にして装着され且つ、漏斗状の底部の下
端には輸送管３の一端が連通連結されている。
また圧力タンク１の上部には、排気孔４が形成され、該
排気孔４は排気機構５及び導管６を介して集塵機７に連
通されている。
排気孔４は排気機構５及び導管６を介して集塵機７に連
通されている。
そして前記排気機構５は第２図に示すように、円形状の
開口８，８を有する円筒状を威すとともに中央部の内面
が球面状である機構本体９と、外周面が該機構本体９の
中央部内周面と同一の球状であるとともに前記開口８，
８と連通する開口１０．１０を有して樽状を威し、且つ
可撓性及び伸縮性を有するとともに上下両端外周部が機
構本体９の内周面に気密状に固着された開閉部材１１と
、中央部に前記開口８より小径の通気孔１２を形成して
導管６の入口側に装着された絞り部材１３とで構成され
ている。
開口８，８を有する円筒状を威すとともに中央部の内面
が球面状である機構本体９と、外周面が該機構本体９の
中央部内周面と同一の球状であるとともに前記開口８，
８と連通する開口１０．１０を有して樽状を威し、且つ
可撓性及び伸縮性を有するとともに上下両端外周部が機
構本体９の内周面に気密状に固着された開閉部材１１と
、中央部に前記開口８より小径の通気孔１２を形成して
導管６の入口側に装着された絞り部材１３とで構成され
ている。
また機構本体９の周壁には圧縮空気の給排気孔１４が透
設されて、図示しない方向切換弁を介して圧縮空気源と
連結されていて、給排気孔１４を通して機構本体９の内
周面と開閉部材１１の外周面とで形成される中空室に圧
縮空気を給排することにより、開口１０を開開できるよ
うになっている。
設されて、図示しない方向切換弁を介して圧縮空気源と
連結されていて、給排気孔１４を通して機構本体９の内
周面と開閉部材１１の外周面とで形成される中空室に圧
縮空気を給排することにより、開口１０を開開できるよ
うになっている。
このように構成されたものは、排気機構５に給排気孔１
４から圧縮空気が供給されて開口１０が閉じられている
状態の下に、粉粒体がホッパ２から圧力タンク１内に間
欠的に供給され、続いて輸送管３を介して所定の場所に
空気輸送されている。
４から圧縮空気が供給されて開口１０が閉じられている
状態の下に、粉粒体がホッパ２から圧力タンク１内に間
欠的に供給され、続いて輸送管３を介して所定の場所に
空気輸送されている。
ところで、粉粒体の輸送完了後、圧力タンク１内に残留
している圧縮空気を排出させるには、排気機構５から給
排気孔１４を通じて圧縮空気を排出させて開口１０を開
くと、圧力タンク１内の残留圧縮空気は排気孔４から噴
出し、続いて、その流線が通気孔１２に向かって収束す
るようにして通気孔１２内に入り、通気孔１２を通過し
た後、導管６内を貫流して集塵機７から放出する。
している圧縮空気を排出させるには、排気機構５から給
排気孔１４を通じて圧縮空気を排出させて開口１０を開
くと、圧力タンク１内の残留圧縮空気は排気孔４から噴
出し、続いて、その流線が通気孔１２に向かって収束す
るようにして通気孔１２内に入り、通気孔１２を通過し
た後、導管６内を貫流して集塵機７から放出する。
この場合通気孔１２を通過することにより、排気孔４か
ら噴出する圧縮空気は、集塵機７に送り込まれる容量が
制御されて通気孔１２を通過しない場合より非常に少な
く、しかも、その圧縮空気と一諸に排出される粉粒体は
開閉部材１１や機構本体９の内周面と接触してそれらを
摩耗させることは少ない。
ら噴出する圧縮空気は、集塵機７に送り込まれる容量が
制御されて通気孔１２を通過しない場合より非常に少な
く、しかも、その圧縮空気と一諸に排出される粉粒体は
開閉部材１１や機構本体９の内周面と接触してそれらを
摩耗させることは少ない。
こうして圧力タンク１内の残留圧縮空気は所定時間経過
後完全に排出される。
後完全に排出される。
本考案は上記のように構成されたから、粉粒体の輸送完
了後、開口１０を開いて圧力タンク１内の残留圧縮空気
を排出させても、絞り部材１３の開口１２に制御されて
、当該圧縮空気は一度に多量に集塵機７に送り込まれる
ことがないため、集塵機７は従来のものに比べ、小型で
小規模でよく、しかも排気孔４から噴出する圧縮空気は
、その流線が開口１２に向かって収束するように流れる
ため、その噴出する圧縮空気と一諸に排出される粉粒体
によって開閉部材１１や機構本体９の内周面が接触して
短期間で摩耗することが少ない等の実用的効果を奏する
。
了後、開口１０を開いて圧力タンク１内の残留圧縮空気
を排出させても、絞り部材１３の開口１２に制御されて
、当該圧縮空気は一度に多量に集塵機７に送り込まれる
ことがないため、集塵機７は従来のものに比べ、小型で
小規模でよく、しかも排気孔４から噴出する圧縮空気は
、その流線が開口１２に向かって収束するように流れる
ため、その噴出する圧縮空気と一諸に排出される粉粒体
によって開閉部材１１や機構本体９の内周面が接触して
短期間で摩耗することが少ない等の実用的効果を奏する
。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は正面図、第２
図は第１図のＡ部詳細図の断面図である。 １：圧力タンク、４：排気口、６：導管、７：集塵機、
１３：絞り部材。
図は第１図のＡ部詳細図の断面図である。 １：圧力タンク、４：排気口、６：導管、７：集塵機、
１３：絞り部材。
Claims (1)
- 圧力タンク１の排気口４に、円筒状を威すとともに中央
部内面が球面状である機構本体９を連通接続し、該機構
本体９内には、樽状を威し且つ可撓性及び伸縮性を有す
るとともに両端外周部が該機構本体９に気密状に固着さ
れた開閉部材１１を設け、前記機構本体９の周壁には方
向切換弁を介し圧縮空気源と連通ずる給排気孔１４を透
設し、前記機構本体９の他端開口には、中央部に該機構
本体９の通気開口８よりも小径の通気孔１２を有する絞
り部材１３を機構本体９に同心させて装着し、該絞り部
材１３の他面を導管６を介して集塵機７に連通接続した
ことを特徴とする空気輸送装置における圧力タンクの排
気機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3019879U JPS5916353Y2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | 空気輸送装置における圧力タンクの排気機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3019879U JPS5916353Y2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | 空気輸送装置における圧力タンクの排気機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55129230U JPS55129230U (ja) | 1980-09-12 |
| JPS5916353Y2 true JPS5916353Y2 (ja) | 1984-05-14 |
Family
ID=28879401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3019879U Expired JPS5916353Y2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | 空気輸送装置における圧力タンクの排気機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5916353Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-08 JP JP3019879U patent/JPS5916353Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55129230U (ja) | 1980-09-12 |
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