JP3410373B2 - 粉体輸送装置 - Google Patents

粉体輸送装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、エアを利用して粉
体を搬送する、特に、船倉内にセメント等の粉体を搬入
・搬出する粉体輸送装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば、セメント等の粉体を、岸
壁等に設置されている粉体貯留設備等の積込設備から船
体内に区画形成されている複数の船倉内に積み込む作業
は、以下のようにして行われている。まず、セメント等
の粉体を、粉体貯留設備から、粉体供給フィーダ(シュ
ートやスクリュフィーダ等)を用いて、船体上に設置し
た分配タンク内に投入する。その後、基部がそれぞれ分
配タンクに接続されると共に先部が負圧状態の船倉に挿
入されている複数のエアシュートを介して、粉体を各船
倉内に積み込む。ここで、エアシュートは、先部が約7
°の傾斜角度で下傾している。また、エアシュートの内
部は通気性板によって上部粉体移送空間と下部エア圧入
空間とに区画されており、下部エア圧入空間から上部粉
体移送空間に向けてエアを噴出して粉体移送時の摩擦抵
抗を低減する構成となっている。かかる構成によって、
各種粉体をエアシュートを用いて各船倉に円滑に積み込
むことができる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した構成
を有する粉体輸送方法又は装置は、未だ、以下の解決す
べき課題を有していた。即ち、分配タンクはエアシュー
トと同様に気密状態になっているので、船倉を負圧状態
にするのみでは十分な搬送能力を確保できない。従っ
て、エアシュートの傾斜角度をいきおい大きくとる必要
があり、具体的には、約7°に設定されている。しか
し、エアシュートの傾斜角度を大きくとることは、エア
シュートの長さとの関係から、甲板からの分配タンクの
高さを著しく高くすることになる。従って、岸壁に設置
した積込設備も高くする必要があり、設備費が高くなる
という問題が生じる。また、分配タンクによって、操舵
室から見る甲板上の視界も悪くなり、クレーン操作等の
各種船上作業を困難なものにすることにもなる。 【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、エアシュートを用いた粉体輸送装置の全高
を可及的に低く保持しつつ、円滑に粉体を輸送すること
ができ、設備費を低減できると共に、各種作業も円滑に
行うことができる粉体輸送装置を提供することを目的と
する。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る粉体輸送装置は、先部が下傾するエアシュートの内
部を通気性板によって上部粉体移送空間と下部エア圧入
空間とに区画し、下部エア圧入空間から上部粉体移送空
間に向けてエアを噴出して通気性板の上に載せて粉体を
移送する粉体輸送装置において、エアシュートの先部に
負圧状態の粉体貯留部に挿入される粉体流出口を設ける
と共にその基部に大気と連通する粉体流入口を設け、か
つ、エアシュートの傾斜角度を1°〜5°、好ましく
は、2°〜4°に設定している。 【0006】ここで、エアシュートの傾斜角度を1°〜
5°としたのは、例えば、粉体輸送装置を船上に設置す
る場合には、船は通常1°未満で前後方向に揺れるの
で、エアシュートの傾斜角度を1°未満とすると、殆ど
エアシュートを下傾したことに意味がなくなり、粉体を
円滑に移送することができなくなるからである。また、
傾斜角度を5°より大きくすると、エアシュートの基部
に設けた粉体流入口の高さが高くなり、エアシュートを
コンパクトな構造に保持できず、他の関連設備の高さも
高くしなければならない、或いは、十分な作業視界を得
ることができない等の問題を生ずるからである。従っ
て、吸引ブロワーによって粉体貯留部を負圧状態にする
と共に下部エア圧入空間から上部粉体移送空間に向けて
エアを噴出することによって、エアシュートを通して粉
体を粉体貯留部に移送することができる。この際、エア
シュートの基部に設けた粉体流入口が大気と連通してい
るので、エアシュートの傾斜角度を1°〜5°と小さく
した場合であっても、粉体貯留部を負圧状態にすること
によって、粉体を円滑に粉体貯留部に移送することがで
きる。 【0007】上記構成において、船体上に複数のエアシ
ュートを設置し、エアシュートの粉体流出口を粉体貯留
部を形成する複数の船倉内にそれぞれ挿入し、エアシュ
ートの粉体流入口を大気と連通する単一の分配タンクに
連通連結するように構成することもできる。この場合、
岸壁に設置されている積込設備からセメント等の粉体を
分配タンクに供給した後、各エアシュートを通して、対
応する船倉に粉体を円滑に積み込むことができる。ま
た、分配タンクの高さを低くできるので、積込設備の高
さを可及的に低くできると共に操舵室からの視界を十分
に確保できる。 【0008】また、複数のエアシュートの粉体流入口に
それぞれ流量制御弁を取付け、各エアシュートに、流量
制御弁の上流側と下流側を連通連結するエア連通路を形
成することもできる。この場合、各流量制御弁を操作し
て、各船倉に均等に粉体を分配しながら積み込むことが
でき、所定の船倉に所定量の粉体を積み込んで船体のバ
ランスも取ることができる。また、エア連通路を通して
十分なエアの流れを確保できるので、各エアシュートに
おける粉体の円滑な輸送も確保できる。さらに、従来、
分配タンク内の原料を含む空気をその下方に位置する下
部船倉に流していたため、少量ではあるが前工程の原料
の後工程の原料への混じりが発生していたが、下部船倉
への配管を無くすことができるので、このような前工程
の原料の後工程の原料への混じりを確実に防止すること
ができる。 【0009】 【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。まず、図1〜図4を参照して、本発
明の一実施の形態に係る粉体輸送装置Aの全体構成を説
明する。なお、本実施の形態は、粉体輸送装置Aが、船
体10内に区画形成された粉体貯留部を形成する複数の
船倉13〜20中に、セメント等の粉体を積み込むため
に用いる粉体輸送装置の場合である。図1(a)、
(b)に、それぞれ、本発明の一実施の形態に係る粉体
輸送装置Aを装備した船体10の一部を、正面図と平面
図によって示す。図示するように、船体10の内部は、
隔壁11、12によって複数の船倉13〜20に区画さ
れており、甲板21上の略中央位置には上部を大気に連
通又は開放した単一の分配タンク22が設置されてい
る。なお、船倉13〜20は、後述する吸引ブロワから
なる負圧発生装置47によって負圧状態にある。 【0010】分配タンク22の下部には、図2に示すよ
うに、粉体を、岸壁23に設置された積込設備24及び
第1の粉体供給フィーダ25を介して分配タンク22に
供給する第2の粉体供給フィーダ26が連通状態に接続
されている。なお、粉体を、船体10において第2の粉
体供給フィーダ26と反対側をなす位置に配置された第
2の粉体供給フィーダ26aを介して、分配タンク22
に供給することもできる。また、分配タンク22の下部
には、粉体を分配タンク22から各船倉13〜20に移
送するため、船体10の甲板21上に配置された複数の
エアシュート27〜34の内、エアシュート27〜30
の基部に設けた粉体流入口35〜38がそれぞれ接続さ
れている。一方、エアシュート27〜34の先部には船
倉13〜20に挿入されている粉体流出口39〜46が
設けられており、粉体流出口39〜46は負圧状態にあ
る船倉13〜20の上部空間に連通状態に挿入されてい
る。 【0011】上記した構成によって、積込設備24か
ら、第1の粉体供給フィーダ25及び第2の粉体供給フ
ィーダ26を通して分配タンク22内に粉体を供給する
ことができる。また、船倉13〜20は負圧状態にある
ので、この負圧を利用して、分配タンク22から各船倉
13〜20に向けて、エアシュート27〜34を通し
て、粉体を移送することができる。 【0012】次に、上記した構成を有する粉体輸送装置
Aの各部の構成について、図1〜図6を参照して詳細に
説明する。図1に示すように、甲板21上であって、分
配タンク22の略直下をなす個所には予備室46aが設
置されており、その内部には、図示しない吸引配管を介
して複数の船倉13〜20に連通連結される吸引ブロワ
からなる負圧発生装置47が配設されている。また、予
備室46a内には、分配タンク22の底部に設けたエア
圧入空間55及び各エアシュート27〜34の下部エア
圧入空間65(図7参照)内に圧送エア供給配管(図示
しない。)を介して供給することができるファン又はブ
ロワー(500〜2000mmAq)からなる圧送エア
発生装置48が配設されている。 【0013】図1〜図6、特に、図3〜図6に示すよう
に、分配タンク22は、内部に粉体流入空間49を形成
した有底筒状のタンク本体50を具備する。タンク本体
50の上端中央部には大気と連通する開口51が形成さ
れており、その底部には粉体流入空間49にエアを下方
から噴出可能な流動床52が形成されている。そして、
流動床52は、平板53と、その上に間隔をあけて配置
されキャンバス布を表面に貼着した多孔円錐板54によ
って形成され、両者間にはエア圧入空間55が形成され
ている。 【0014】図3〜図6に示すように、タンク本体50
の下部であって、円周方向に180°対向する位置に
は、それぞれ、粉体供給口56、57が形成されてい
る。そして、一方の粉体供給口56には第2の粉体供給
フィーダ26の下流側端が連通連結されており、他方の
粉体供給口57は蓋板58によって閉蓋されている。タ
ンク本体50の下部であって、粉体供給口56、57の
形成位置を外した個所には、4個の粉体排出口59〜6
2が円周方向に間隔をあけて形成されている。そして、
エアシュート27〜30の基部に設けた粉体流入口35
〜38がそれぞれ粉体排出口59〜62に接続されてい
る。 【0015】次に、図1、図4及び図7を参照して、エ
アシュート27〜30の構成について説明する。図1に
示すように、エアシュート27〜30はその基部から先
部に向けて下傾しており、その勾配は1°〜5°、好ま
しくは2°〜4°に設定されている。図7に示すよう
に、エアシュート27(他のエアシュート28〜30も
同様である。)の内部は、通気性板の一例であるキャン
バス布63によって上部粉体移送空間64と下部エア圧
入空間65とに区画されている。そして、上部粉体移送
空間64を通して、粉体が分配タンク22から船倉13
内に移送されることになる。この際、下部エア圧入空間
65には、圧送エア発生装置48によって圧送エア供給
配管を介して圧送エアが供給され、この圧送エアはキャ
ンバス布63を通して上部粉体移送空間64内に噴出す
ることになる。従って、粉体移送時の粉体とキャンバス
布63との間の摩擦抵抗を小さくして、粉体を移送する
ことができる。 【0016】図1、図3、図4及び図8に示すように、
エアシュート27〜30の粉体流入口35〜38に、そ
れぞれスルース弁等の流量制御弁66〜69が接続され
ている。そして、各部流量制御弁の66〜69の上流側
と下流側間には、それぞれ、エア連通路70〜73が形
成されている。具体的には、エア連通路70〜73の一
端開口は分配タンク22の天井壁74に設けた連通口7
5〜78に連通連結されていると共に、他端開口はエア
シュート27〜30の各部流量制御弁の66〜69の下
流側をなす個所に連通連結されている。かかる構成によ
って、各流量制御弁66〜69を操作して、各船倉13
〜20に均等に粉体を分配しながら積み込むことがで
き、また、所定の船倉13〜20に所定量の粉体を積み
込んで船体10のバランスも取ることができる。この
際、エア連通路70〜73を通して十分なエアの流れを
確保できるので、各エアシュート27〜34における粉
体の円滑な輸送も確保できる。 【0017】図示の実施の形態におけるその他の構成に
ついて説明すると、図2に示すように、岸壁23上には
粉体圧送装置79が配設されており、この粉体圧送装置
79によっても、粉体を分配タンク22に圧送できるよ
うにしている。即ち、粉体圧送装置79は、粉体を貯蔵
する粉体貯蔵タンク80と、その内部に配設された環状
の圧送エア噴出管81と、粉体貯蔵タンク80の下部吐
出口82に設けた圧送エア噴出ノズル83とから構成さ
れている。そして、下部吐出口82は、粉体圧送配管8
4を介して、分配タンク22の周壁上部に設けた粉体圧
入口85が連通連結されている。 【0018】上記した構成によって、粉体圧送装置79
より粉体を分配タンク22に圧送することができると共
に、分配タンク22に圧送されてきた粉体を、船倉13
〜20に発生させた負圧を利用して、エアシュート27
〜34を通して円滑に船倉13〜20内に移送すること
ができる。なお、通常動作時には、粉体圧送装置79よ
り分配タンク22に圧送される粉体圧送圧力よりエアシ
ュート27〜34を通して分配タンク22内に発生する
負圧がはるかに大きいので、分配タンク22に圧送され
てきた粉体は外部に開口51を通して流出することはな
い。 【0019】しかし、何らかの理由によってエアシュー
ト27〜34が閉塞した場合、分配タンク22は正圧に
なり、粉体圧送装置79から分配タンク22に圧送され
てきた粉体が開口51を通して外部に流出するおそれが
ある。そこで、本実施の形態では、開口51にバグフィ
ルター86を取付け、このような場合でも、外部から分
配タンク22内へのエアの十分な流入を確保しながら、
粉体が外部に流出するのを確実に防止するようにしてい
る。即ち、バグフィルター86は開口51に下端面開口
の密閉ケーシング87を取付け、密閉ケーシング87内
にリテイナーによって保形された多数の筒状濾布88を
配設することによって形成されている。そして、密閉ケ
ーシング87の上部に形成された清浄エア流入空間89
は、密閉ケーシング87の周壁に設けたエア連通管90
を介して予備室46aの内部空間に連通しており、予備
室46aは、その周壁に設けた開口91を介して大気に
連通している。 【0020】次に、上記した構成を有する粉体輸送装置
Aを用いて粉体を船倉13〜20に積み込む作業につい
て説明する。まず、負圧発生装置47を作動して、船倉
13〜20内を減圧状態(負圧状態)にすると共に、エ
アシュート27〜34内及び分配タンク22内を減圧状
態にする。また、圧送エア発生装置48を作動して、エ
アシュート27〜34の下部エア圧入空間65内に圧送
エアを圧送し、上部粉体移送空間64に向けて噴出す
る。一方、積込設備24から第1の粉体供給フィーダ2
5及び第2の粉体供給フィーダ26を通して粉体を分配
タンク22内に供給する。この際、上記したように分配
タンク22内及びエアシュート27〜34は減圧状態に
あり、しかも、分配タンク22はバグフィルター86等
を介して大気に連通しているので、分配タンク22内に
供給されてきた粉体は、エアシュート27〜34の傾斜
角度を1°〜5°に設定しても、円滑に、エアシュート
27〜34を通して、船倉13〜20内に移送されるこ
とになる。 【0021】また、エアシュート27〜30に設けた各
流量制御弁66〜69を操作することによって、各船倉
13〜20に均等に粉体を分配しながら積み込むことが
できる。さらに、所定の船倉13〜20に所定量の粉体
を積み込んで船体10のバランスも取ることができる。
この際、エア連通路70〜73を通して十分なエアの流
れを確保できるので、各エアシュート27〜34におけ
る粉体の円滑な輸送も確保できる。 【0022】以上、本発明を、一実施の形態を参照して
説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記
載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施
の形態や変形例も含むものである。 【0023】 【発明の効果】請求項記載の粉体輸送装置において
は、エアシュートの先部に負圧状態の粉体貯留部に挿入
される粉体流出口を設けると共にその基部に大気と連通
する粉体流入口を設けたので、エアシュートの傾斜角度
を1°〜5°に設定して粉体輸送装置をコンパクトな構
造に保持しながら、粉体を、円滑に、エアシュートを通
して粉体貯留部に移送することができると共に、設備費
を低減できる。また、他の関連設備を低く保持すること
ができ、また、作業環境において良好な視界を確保でき
る。 【0024】また、この粉体輸送装置においては、船体
上に複数のエアシュートを設置し、エアシュートの粉体
流出口を粉体貯留部を形成する複数の船倉内にそれぞれ
挿入し、エアシュートの粉体流入口を大気と連通する単
一の分配タンクに連通連結している。従って、岸壁に設
置されている積込設備からセメント等の粉体を分配タン
クに供給した後、各エアシュートを通して、対応する船
倉に粉体を円滑に積み込むことができる。また、分配タ
ンクの高さを低くできるので、積込設備の高さも可及的
に低くできると共に、操舵室からの視界等を十分に確保
できる。 【0025】そして、この粉体輸送装置においては、複
数のエアシュートの粉体流入口にそれぞれ流量制御弁を
取付け、各エアシュートに、流量制御弁の上流側と下流
側を連通連結するエア連通路を形成している。従って、
各流量制御弁を操作して、各船倉に均等に粉体を分配し
ながら積み込むことができ、所定の船倉に所定量の粉体
を積み込んで船体のバランスも取ることができる。ま
た、エア連通路を通して十分なエアの流れを確保できる
ので、各エアシュートにおける粉体の円滑な輸送も確保
できる。また、エア連通路を通して十分なエアの流れを
確保できるので、各エアシュートにおける粉体の円滑な
輸送も確保できる。さらに、従来、分配タンク内の原料
を含む空気その下方に位置する下部船倉に流していた
ため、少量ではあるが前工程の原料の後工程の原料への
混じりが発生していたが、下部船倉への配管を無くすこ
とができるので、このような前工程の原料の後工程の原
料への混じりを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】(a)、(b)はそれぞれ本発明の一実施の形
態に係る粉体輸送装置の正面図及び平面図である。 【図2】図1のI−I線による横断面図である。 【図3】本発明の一実施の形態に係る粉体輸送装置にお
ける分配タンクの平面図である。 【図4】同側断面図である。 【図5】同横断面図である。 【図6】図4のII─II線による縦断面図である。 【図7】本発明の一実施の形態に係る粉体輸送装置にお
けるエアシュートの断面図である。 【図8】本発明の一実施の形態に係る粉体輸送装置にお
ける流量制御弁とエア連通路の配置説明図である。 【符号の説明】 A:粉体輸送装置、10:船体、11:隔壁、12:隔
壁、13:船倉、14:船倉、15:船倉、16:船
倉、17:船倉、18:船倉、19:船倉、20:船
倉、21:甲板、22:分配タンク、23:岸壁、2
4:積込設備、25:第1の粉体供給フィーダ、26:
第2の粉体供給フィーダ、26a:第2の粉体供給フィ
ーダ、27:エアシュート、28:エアシュート、2
9:エアシュート、30:エアシュート、31:エアシ
ュート、32:エアシュート、33:エアシュート、3
4:エアシュート、35:粉体流入口、36:粉体流入
口、37:粉体流入口、38:粉体流入口、39:粉体
流出口、40:粉体流出口、41:粉体流出口、42:
粉体流出口、43:粉体流出口、44:粉体流出口、4
5:粉体流出口、46:粉体流出口、46a:予備室、
47:負圧発生装置、48:圧送エア発生装置、49:
粉体流入空間、50:タンク本体、51:開口、52:
流動床、53:平板、54:多孔円錐板、55:エア圧
入空間、56:粉体供給口、57:粉体供給口、58:
蓋板、59:粉体排出口、60:粉体排出口、61:粉
体排出口、62:粉体排出口、63:キャンバス布、6
4:上部粉体移送空間、65:下部エア圧入空間、6
6:流量制御弁、67:流量制御弁、68:流量制御
弁、69:流量制御弁、70:エア連通路、71:エア
連通路、72:エア連通路、73:エア連通路、74:
天井壁、75:連通口、76:連通口、77:連通口、
78:連通口、79:粉体圧送装置、80:粉体貯蔵タ
ンク、81:圧送エア噴出管、82:下部吐出口、8
3:圧送エア噴出ノズル、84:粉体圧送配管、85:
粉体圧入口、86:バグフィルター、87:密閉ケーシ
ング、88:筒状濾布、89:清浄エア流入空間、9
0:エア連通管、91:開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 53/00 - 53/28 B65G 53/32 - 53/66 B65G 67/60 B63B 25/04 - 25/06 B63B 27/28

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 先部が下傾するエアシュートの内部を通
    気性板によって上部粉体移送空間と下部エア圧入空間と
    に区画し、該下部エア圧入空間から前記上部粉体移送空
    間に向けてエアを噴出して前記通気性板の上に載せて粉
    体を移送する粉体輸送装置において、 前記エアシュートの先部に負圧状態の粉体貯留部に挿入
    される粉体流出口を設けると共にその基部に大気と連通
    する粉体流入口を設け、かつ、該エアシュートの傾斜角
    度を1°〜5°に設定し 船体上に複数の前記エアシュートが設置され、前記エア
    シュートの粉体流出口が前記粉体貯留部を形成する複数
    の船倉内にそれぞれ挿入され、前記エアシュートの粉体
    流入口が大気と連通する単一の分配タンクに連通連結さ
    れ、 更に、前記複数のエアシュートの粉体流入口にそれぞれ
    流量制御弁が取付けられ、かつ、前記流量制御弁の上流
    側と下流側を連通連結するエア連通路が形成されている
    ことを特徴とする粉体輸送装置。
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