JPS5916324B2 - レコ−ドプレヤ−用帯電防止タ−ンテ−ブルマット - Google Patents
レコ−ドプレヤ−用帯電防止タ−ンテ−ブルマットInfo
- Publication number
- JPS5916324B2 JPS5916324B2 JP50108821A JP10882175A JPS5916324B2 JP S5916324 B2 JPS5916324 B2 JP S5916324B2 JP 50108821 A JP50108821 A JP 50108821A JP 10882175 A JP10882175 A JP 10882175A JP S5916324 B2 JPS5916324 B2 JP S5916324B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antistatic
- record
- mat
- turntable
- wood pulp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、レコードプレヤー用の帯電防止ターンテーブ
ルマットに関する。
ルマットに関する。
レコード盤上にはほこりがどうしても付着してしまうた
め長い間多くの問題を引き起こしてきた。
め長い間多くの問題を引き起こしてきた。
それらの問題は、トラッキングフォース（ｔｒａｃ一ｋ
ｉｎｇｆｏｒｃｅｓ）の非常に小さな超軽量ピックアッ
プを用いたＨｉ−Ｆｉ装置の採用に伴なつてますます深
刻になつてきた。そのようなほこりは、主として、レコ
ード盤上に静電気が帯電することによつてそれがレコー
ド盤の表面にほこりを吸着させるために生ずるのである
。レコード盤の表面に静電気が存在すると、Ｈｉ−Ｆｉ
装置の場合には、静電気の蓄積によつて究極的にピック
アップを通５ して放電されてパリパリという雑音、そ
して時にはスピーカーのトントンおよびパンパンという
雑音を生じるなどの不都合も起つてくる。この問題を解
決するために、これまでも、レコード盤表面に帯電防止
用スプレーあるいは液体をｒｏ用いて塗布する試みがな
され、またこの問題解決のために各種の含浸布およびテ
イツシユ（ｔｉｓｓ−ｕｅｓ）が製造されてきた。
ｉｎｇｆｏｒｃｅｓ）の非常に小さな超軽量ピックアッ
プを用いたＨｉ−Ｆｉ装置の採用に伴なつてますます深
刻になつてきた。そのようなほこりは、主として、レコ
ード盤上に静電気が帯電することによつてそれがレコー
ド盤の表面にほこりを吸着させるために生ずるのである
。レコード盤の表面に静電気が存在すると、Ｈｉ−Ｆｉ
装置の場合には、静電気の蓄積によつて究極的にピック
アップを通５ して放電されてパリパリという雑音、そ
して時にはスピーカーのトントンおよびパンパンという
雑音を生じるなどの不都合も起つてくる。この問題を解
決するために、これまでも、レコード盤表面に帯電防止
用スプレーあるいは液体をｒｏ用いて塗布する試みがな
され、またこの問題解決のために各種の含浸布およびテ
イツシユ（ｔｉｓｓ−ｕｅｓ）が製造されてきた。
そのような処理は一時的には静電気を消失させることは
あつても、それらはレコード盤の溝に何らかの沈着物を
残すこと’５ になるため、繰り返えし使用すると、特
に最近のＨｉ−Ｆｉ装置の超軽量ピックアップの場合、
再生の質の低下の原因となる。また、上述のような影響
を及ぼす程度にまで静電気が蓄積する以前に、レコード
盤表面の静電気■０ を逃がしてしまうために、ターン
テーブル自体を導電性表面とする試みも行なわれてきた
。
あつても、それらはレコード盤の溝に何らかの沈着物を
残すこと’５ になるため、繰り返えし使用すると、特
に最近のＨｉ−Ｆｉ装置の超軽量ピックアップの場合、
再生の質の低下の原因となる。また、上述のような影響
を及ぼす程度にまで静電気が蓄積する以前に、レコード
盤表面の静電気■０ を逃がしてしまうために、ターン
テーブル自体を導電性表面とする試みも行なわれてきた
。
レコード盤とターンテーブルとの間にアルミニウム箔等
の導電性物質を使用することももちろん可能であろう。
しかしその場合、こんどはレコード盤の表■５ 面が損
傷を受けることになつて再生の質を害すること１こなつ
てしまう。さらに、ターンテーブノレ自体の表面に導電
性物質を一体化することも試みられたが、一体化する導
電性物質の量がレコード盤表面上の静電気の蓄積を防止
するには不十分であ■０ るため、うまくゆかないこと
が分かつた。ここに、本発明の目的は、静電気をレコー
ド盤表面から逃がし、液体を塗布することなくほこりを
完全に払拭して清浄なものとし、レコード盤をターンテ
ーブルに載せたまゝ静電気の帯電の蓄積■５ を防止す
る手段を提供することである。かくして、本発明によれ
ば、ウッドパルプの繊維に沿つて活性炭素粉末を均一に
沈着させ、アクリル系ラテツクスエマルジヨンで含浸さ
せた、ウツドパルプ繊維から成る繊維マツトによつて、
それに接触して置かれたレコード盤から静電気を効果的
に除去し得ることが見い出された。さらに、上記ラテツ
クスエマルジヨンに高導電性カーボンブラツク顔料を含
有させると、ウツドパルプ繊維上に活性炭素を強固に保
持する一力、活性炭素が静電気を逃がす能力を有する強
固な粉おちしない物質を与えるのに十分なラテツタスエ
マルジヨンとすることができる。すなわち、活性炭素だ
けでは、取扱中の表面からの粉おちを防ぐために必要な
ラテツクスの量が多くなつて十分な導電性が得られなく
なるから、活性炭素とカーボンブラツタ顔料の組合せが
必要となるのである。例えば綿布のようなスクリムは、
さらに強化するために、レコード盤と接触しない面に一
体化することが好ましい。繊維マツトに存在する活性炭
素の量は良好な導電性を与えるに十分なものでなければ
ならず、炭素および繊維の全重量に対し少なくとも２５
重量？が好ましい。
の導電性物質を使用することももちろん可能であろう。
しかしその場合、こんどはレコード盤の表■５ 面が損
傷を受けることになつて再生の質を害すること１こなつ
てしまう。さらに、ターンテーブノレ自体の表面に導電
性物質を一体化することも試みられたが、一体化する導
電性物質の量がレコード盤表面上の静電気の蓄積を防止
するには不十分であ■０ るため、うまくゆかないこと
が分かつた。ここに、本発明の目的は、静電気をレコー
ド盤表面から逃がし、液体を塗布することなくほこりを
完全に払拭して清浄なものとし、レコード盤をターンテ
ーブルに載せたまゝ静電気の帯電の蓄積■５ を防止す
る手段を提供することである。かくして、本発明によれ
ば、ウッドパルプの繊維に沿つて活性炭素粉末を均一に
沈着させ、アクリル系ラテツクスエマルジヨンで含浸さ
せた、ウツドパルプ繊維から成る繊維マツトによつて、
それに接触して置かれたレコード盤から静電気を効果的
に除去し得ることが見い出された。さらに、上記ラテツ
クスエマルジヨンに高導電性カーボンブラツク顔料を含
有させると、ウツドパルプ繊維上に活性炭素を強固に保
持する一力、活性炭素が静電気を逃がす能力を有する強
固な粉おちしない物質を与えるのに十分なラテツタスエ
マルジヨンとすることができる。すなわち、活性炭素だ
けでは、取扱中の表面からの粉おちを防ぐために必要な
ラテツクスの量が多くなつて十分な導電性が得られなく
なるから、活性炭素とカーボンブラツタ顔料の組合せが
必要となるのである。例えば綿布のようなスクリムは、
さらに強化するために、レコード盤と接触しない面に一
体化することが好ましい。繊維マツトに存在する活性炭
素の量は良好な導電性を与えるに十分なものでなければ
ならず、炭素および繊維の全重量に対し少なくとも２５
重量？が好ましい。
ラテツクス中のカーボンブラツク顔料の量は最終製品の
所望導電性を確保するに十分なものとすべきであつて、
通常はラテツクス全重量に対し２〜５重量？である。本
発明に係る帯電防止製品は湿式あるいは乾式製紙法によ
つて、あるいは不繊布製造法によつて製造し得る。
所望導電性を確保するに十分なものとすべきであつて、
通常はラテツクス全重量に対し２〜５重量？である。本
発明に係る帯電防止製品は湿式あるいは乾式製紙法によ
つて、あるいは不繊布製造法によつて製造し得る。
しかし、本発明に係るマツトは例えば英国特許第１，２
８３，７２１号に開示されたような空気気流（ＡｉｒＩ
ａｙｉｎｇ）法によつて製造するのが好ましい。実施例 活性炭素およびウツドパルブの等重量部の混合物を乾燥
ウエブ成形機に投入し、綿あるいは他のスクリム上に沈
着させる。
８３，７２１号に開示されたような空気気流（ＡｉｒＩ
ａｙｉｎｇ）法によつて製造するのが好ましい。実施例 活性炭素およびウツドパルブの等重量部の混合物を乾燥
ウエブ成形機に投入し、綿あるいは他のスクリム上に沈
着させる。
スクリム上の得られたウエブはツインワイヤ含浸装置に
案内され、そこで例えばアクリル系ラテツクス（例Ｐｒ
ｉｍａｌＢｌ５）８％（乾燥固体基準）および固体分含
量３０重量？のカーボンブラツクペースト（例Ｈｉｎｓ
ｈｅｌｗＯＯｄＰａｓｔｅカーボンブラツク）８％を含
む液体で含浸される。この含浸されたウエブを赤外線ト
ンネル乾燥機に入れて表面を部分的に乾燥し、次いで慣
用の製紙用シリンダーに送る。このようにして得られた
物質の典型的特性は次の通りである。このようにして製
造された物質はしつかりしているがしかし軟かい表面を
有しており、密度は非常に小さい。
案内され、そこで例えばアクリル系ラテツクス（例Ｐｒ
ｉｍａｌＢｌ５）８％（乾燥固体基準）および固体分含
量３０重量？のカーボンブラツクペースト（例Ｈｉｎｓ
ｈｅｌｗＯＯｄＰａｓｔｅカーボンブラツク）８％を含
む液体で含浸される。この含浸されたウエブを赤外線ト
ンネル乾燥機に入れて表面を部分的に乾燥し、次いで慣
用の製紙用シリンダーに送る。このようにして得られた
物質の典型的特性は次の通りである。このようにして製
造された物質はしつかりしているがしかし軟かい表面を
有しており、密度は非常に小さい。
この物質をターンテーブルの直径に合わせて切断し、中
心孔を設けてターンテーブルの軸に合わせる。この帯電
防止マツトの上にレコード盤を置くと、静電気はマツト
およびターンテーブル軸を通つて放電され、ためにすぐ
れた再生が得られる。
心孔を設けてターンテーブルの軸に合わせる。この帯電
防止マツトの上にレコード盤を置くと、静電気はマツト
およびターンテーブル軸を通つて放電され、ためにすぐ
れた再生が得られる。
Claims (1)
- １ ウッドパルプ繊維の重量の少なくとも１／３の活性
炭素粉末をウッドパルプの繊維に沿つて均一に沈着させ
、次いで該繊維に高導電性カーボンブラック顔料を含む
アクリル系ラテックスエマルジョンを含浸させてから乾
燥したウッドパルプ繊維のマットからなることを特徴と
する、レコードプレヤー用帯電防止ターンテーブルマッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50108821A JPS5916324B2 (ja) | 1975-09-08 | 1975-09-08 | レコ−ドプレヤ−用帯電防止タ−ンテ−ブルマット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50108821A JPS5916324B2 (ja) | 1975-09-08 | 1975-09-08 | レコ−ドプレヤ−用帯電防止タ−ンテ−ブルマット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5233502A JPS5233502A (en) | 1977-03-14 |
| JPS5916324B2 true JPS5916324B2 (ja) | 1984-04-14 |
Family
ID=14494366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50108821A Expired JPS5916324B2 (ja) | 1975-09-08 | 1975-09-08 | レコ−ドプレヤ−用帯電防止タ−ンテ−ブルマット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5916324B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4343927A (en) * | 1976-11-08 | 1982-08-10 | Chang Sing Hsiung | Hydrophilic, soft and oxygen permeable copolymer compositions |
| JPS5928127A (ja) * | 1982-08-07 | 1984-02-14 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 酸素透過性硬質コンタクトレンズ |
| JPS58194014A (ja) * | 1982-05-08 | 1983-11-11 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 酸素透過性硬質コンタクトレンズ |
| JPS5919918A (ja) * | 1982-07-27 | 1984-02-01 | Hoya Corp | 酸素透過性ハ−ドコンタクトレンズ |
| JPS60231720A (ja) * | 1984-04-30 | 1985-11-18 | Kuraray Co Ltd | ポリシロキサングラフト共重合体の製造法 |
| US4600751A (en) * | 1984-12-18 | 1986-07-15 | Dow Corning Corporation | Hydrophilic silicone-organic copolymer elastomers |
| EP0211067B1 (en) * | 1985-01-29 | 1991-03-13 | Bausch & Lomb Incorporated | Oxygen-permeable lenses |
| JPS6254220A (ja) * | 1985-09-03 | 1987-03-09 | Nippon Contact Lens:Kk | コンタクトレンズ材料 |
| CA1300803C (en) | 1986-12-29 | 1992-05-12 | Mitsui Chemicals Inc. | Fluorine-containing polymers and oxygen-permeating articles composed of said polymers |
| EP0297822B1 (en) * | 1987-06-29 | 1992-08-26 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Fluorine-containing mono- or poly-alkylene glycol and method for producing same |
-
1975
- 1975-09-08 JP JP50108821A patent/JPS5916324B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5233502A (en) | 1977-03-14 |
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