JPS59161453A - 強化ポリプロピレン組成物 - Google Patents
強化ポリプロピレン組成物Info
- Publication number
- JPS59161453A JPS59161453A JP3560783A JP3560783A JPS59161453A JP S59161453 A JPS59161453 A JP S59161453A JP 3560783 A JP3560783 A JP 3560783A JP 3560783 A JP3560783 A JP 3560783A JP S59161453 A JPS59161453 A JP S59161453A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polypropylene
- ethylene
- propylene
- diameter
- impact resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガラス繊維で強化したポリプロピレン組成物に
関し、さらに詳しくは、極めて細い直径の≠≠＝棲幹牟
ガラス繊維を配合することを特徴とする耐衝撃性の改良
された強化ポリプロピレン組成物に関するものである。
関し、さらに詳しくは、極めて細い直径の≠≠＝棲幹牟
ガラス繊維を配合することを特徴とする耐衝撃性の改良
された強化ポリプロピレン組成物に関するものである。
従来よりポリプロピレンの物性を改善する目的でガラス
繊維（以下ＯＦと略称する）を配合することが行われて
おり、より良い改善効果を得るためにポリプロピレンの
変成やＧＦの表面処理等各種の桿案がなされている。し
かし、ＧＦ強化ポリオレフィン組成物は、引張、強度、
剛性、寸法安定性等は優れたものが得られるが、一般的
に耐衝撃性の向上は不充分であった。耐衝撃性の向上の
ためにポリプロピレンにゴム状物質を添加したり、エチ
レンとプロピレンの共重合物を用いることも考えられる
が、剛性が低下する。剛性を向上させるためにＧＦを配
合する場合には逆に耐衝撃性が低下する等と／（ランス
のとれた物性の組成物を得ることは困酢であった。
繊維（以下ＯＦと略称する）を配合することが行われて
おり、より良い改善効果を得るためにポリプロピレンの
変成やＧＦの表面処理等各種の桿案がなされている。し
かし、ＧＦ強化ポリオレフィン組成物は、引張、強度、
剛性、寸法安定性等は優れたものが得られるが、一般的
に耐衝撃性の向上は不充分であった。耐衝撃性の向上の
ためにポリプロピレンにゴム状物質を添加したり、エチ
レンとプロピレンの共重合物を用いることも考えられる
が、剛性が低下する。剛性を向上させるためにＧＦを配
合する場合には逆に耐衝撃性が低下する等と／（ランス
のとれた物性の組成物を得ることは困酢であった。
本発明者はＯＦ強化ポリプロピレン組成物の物性改良の
ため鋭意研究の結果、従来用いられていた直径１３μ程
度のＯＦに代えて極めて細いＯＦを配合することにより
剛性と耐衝撃性とをバランス良く向上させ得ることを発
見し本発明を完成するに到った。
ため鋭意研究の結果、従来用いられていた直径１３μ程
度のＯＦに代えて極めて細いＯＦを配合することにより
剛性と耐衝撃性とをバランス良く向上させ得ることを発
見し本発明を完成するに到った。
本発明においてポリプロピレンとしては、プロピレンを
主成分とするエチレンプロピレン共重合体、あるいは該
共重合体にエチレンプロピレンラバーを添加したもので
、エチレン成分含量が５〜２０Ｗｔｑｂのものが好まし
く用いられる。
主成分とするエチレンプロピレン共重合体、あるいは該
共重合体にエチレンプロピレンラバーを添加したもので
、エチレン成分含量が５〜２０Ｗｔｑｂのものが好まし
く用いられる。
このようなポリプロピレンにＧＦとの親和性を向上させ
るための公知の変成ポリプロピレン、例えば無水マレイ
ン酸をグラフト重合させたポリプロピレンを添加するこ
とは物性向上に有効である。
るための公知の変成ポリプロピレン、例えば無水マレイ
ン酸をグラフト重合させたポリプロピレンを添加するこ
とは物性向上に有効である。
本発明で用いられるＧＦは直径が３ミクロン以下、好ま
しくは２゜５ミクロン以下、更に好ましくは最大直径が
３ミクロン以下で平均直径が１ミクロン以下のものであ
る。ＧＦに、公知の方法に従って、ポリプロピレンとの
接着性を向上させるためのカップリング剤による表面処
理ならびにポリプロピレン中に均質に分散させるための
切断処理を施すことは物性向上のため有効である。
しくは２゜５ミクロン以下、更に好ましくは最大直径が
３ミクロン以下で平均直径が１ミクロン以下のものであ
る。ＧＦに、公知の方法に従って、ポリプロピレンとの
接着性を向上させるためのカップリング剤による表面処
理ならびにポリプロピレン中に均質に分散させるための
切断処理を施すことは物性向上のため有効である。
ポリプロピレンに配合するＯＦの量は得られた組成物に
対し５〜４Ｑｗｔ％が好ましい。５ｗｔ％未満では引張
強度や剛性の改善が十分でなく、４Ｑｗｔ％を超すと均
一な混線が困難となり耐衝撃性も低下しいずれも好まし
くない。
対し５〜４Ｑｗｔ％が好ましい。５ｗｔ％未満では引張
強度や剛性の改善が十分でなく、４Ｑｗｔ％を超すと均
一な混線が困難となり耐衝撃性も低下しいずれも好まし
くない。
以下に実施例および比較例によって本発明を更に説明す
る。なお物性値の測定法および試料調製法は下記に拠る
。
る。なお物性値の測定法および試料調製法は下記に拠る
。
アイゾツトインパクト強度： ＪＩＳ Ｋ７１１０（
ノツチあり） 曲げ弾性率： ＪＩＳ Ｋ７２０３ 引張強度 ： ＪＩＳ Ｋ７１１３ 落球衝撃強度：東洋精機部のデュポンインパクトテスタ
ーを用い、撃芯先端の直径０．２５インチ、試験片受台
の内径１．５０インチ、試験片５０鰭×５０闇×２門、
試験温度−２０Ｃで５０％破壊エネルギーを測定した。
ノツチあり） 曲げ弾性率： ＪＩＳ Ｋ７２０３ 引張強度 ： ＪＩＳ Ｋ７１１３ 落球衝撃強度：東洋精機部のデュポンインパクトテスタ
ーを用い、撃芯先端の直径０．２５インチ、試験片受台
の内径１．５０インチ、試験片５０鰭×５０闇×２門、
試験温度−２０Ｃで５０％破壊エネルギーを測定した。
ＧＦの表面処理： Ｑ２ｗｔ％の水を含浸させたＧＦ塊
と、グラスファイバーに対し０．５ｗｔ％に相当するｒ
−アミノプロピルトリエトキシシランのアルコール溶液
をヘンシェルミキサーを用いて混合することにより、Ｏ
Ｆの粉砕、溶媒の蒸発ならびに表面処理を行った。表面
処理をしないＧＦは粉砕のみを行った。粉砕後の繊維長
はいずれも０．１〜１，０門の範囲内にあった。
と、グラスファイバーに対し０．５ｗｔ％に相当するｒ
−アミノプロピルトリエトキシシランのアルコール溶液
をヘンシェルミキサーを用いて混合することにより、Ｏ
Ｆの粉砕、溶媒の蒸発ならびに表面処理を行った。表面
処理をしないＧＦは粉砕のみを行った。粉砕後の繊維長
はいずれも０．１〜１，０門の範囲内にあった。
混合二所定量のポリプロピレン、変成ポリプロＩ
ピレン（無水マレイン酸を２ｖｔ％グラフト
重合させたポリプロピレン）、ＥＰＲｌならびＫＧＦを
ブレングーで予備混合した後、単軸押出機によって混練
し、造粒した。
ピレン（無水マレイン酸を２ｖｔ％グラフト
重合させたポリプロピレン）、ＥＰＲｌならびＫＧＦを
ブレングーで予備混合した後、単軸押出機によって混練
し、造粒した。
試験片：前記試験方法に則った各試験片をいずれも射出
成形法で作製した。
成形法で作製した。
使用した各材料ならびに配合比、およびそれらの物性値
を第１表に一括して表示した。
を第１表に一括して表示した。
第１表に示されたデータから明らかなようにエチレンプ
ロピレン共重合体に通常のＧＦを配合した場合は耐衝撃
性の低下が著しい（比較例２．７〜９）が、極細ＯＦを
配合した場合にはこの低下の度合を大巾に低減させるこ
とが出来る（実施例１〜３）。更にＧＦをカップリング
剤で表面処理することや、ポリプロピレンにＥＦＲを混
合することも耐衝撃性を一層向上させることも明示され
ている。
ロピレン共重合体に通常のＧＦを配合した場合は耐衝撃
性の低下が著しい（比較例２．７〜９）が、極細ＯＦを
配合した場合にはこの低下の度合を大巾に低減させるこ
とが出来る（実施例１〜３）。更にＧＦをカップリング
剤で表面処理することや、ポリプロピレンにＥＦＲを混
合することも耐衝撃性を一層向上させることも明示され
ている。
以 上
３４９−
Claims (1)
- １）プｄピレンを主成分とするエチレン・プロピレン共
重合体にガラス繊維を配合するに際し、直径３ミクロン
以下の極細ガラス繊維を配合することを特徴とする強化
ポリプロピレン組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3560783A JPS59161453A (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 強化ポリプロピレン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3560783A JPS59161453A (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 強化ポリプロピレン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59161453A true JPS59161453A (ja) | 1984-09-12 |
| JPH0140854B2 JPH0140854B2 (ja) | 1989-08-31 |
Family
ID=12446512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3560783A Granted JPS59161453A (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 強化ポリプロピレン組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59161453A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6291547A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-27 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリプロピレン樹脂組成物 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5087139A (ja) * | 1973-12-04 | 1975-07-14 | ||
| JPS53130743A (en) * | 1977-04-20 | 1978-11-15 | Sumitomo Chem Co Ltd | Improved composition of reinforced polyolefin |
| JPS5493038A (en) * | 1977-11-18 | 1979-07-23 | Rhone Poulenc Ind | Composition based on polypropylene and glass fiber |
-
1983
- 1983-03-04 JP JP3560783A patent/JPS59161453A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5087139A (ja) * | 1973-12-04 | 1975-07-14 | ||
| JPS53130743A (en) * | 1977-04-20 | 1978-11-15 | Sumitomo Chem Co Ltd | Improved composition of reinforced polyolefin |
| JPS5493038A (en) * | 1977-11-18 | 1979-07-23 | Rhone Poulenc Ind | Composition based on polypropylene and glass fiber |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6291547A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-27 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリプロピレン樹脂組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0140854B2 (ja) | 1989-08-31 |
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