JPS5915862B2 - クミタテブヒンオコベツカスルソウチ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、からみ合ったあるいは互いに付着した組立部
品を個別化する装置であって、複数の未整理のかつから
み合った組立部品のための収容容器と、該容器内で容器
出口範囲に配置されていて、組立部品を互いに分離しつ
つストックから搬出する搬出装置とが設けられている形
式のものに関する。

個別化すべき組立部品は、ばねたとえばコイルばね、ね
じりばね、円すい形ばねあるいはスイッチ用接触片、ト
ランジスターのような電気的構成部品もしくはピン、小
さな管などであり、このばあいそれぞれの組立部品は２
つあるいはそれ以上の部品がからみ合っている。

このような組立部品は、なかんづく連続大量生産のばあ
いに必要であり、しかも確実に所定の位置に個別的に取
り付けられなければならない。

公知の装置は、所定の組立部品グループのためたとえば
ほぼ同じ大きさの円筒形組立部品、ヘッドを有するボル
トあるいは円板のためにのみそれぞれ適している。

原則てして公知の全ての装置のばあい組立部品の個別化
および方向付けを同一装置部分で行うように努力がはら
れれており、このばあい同一装置部分はたとえば容器で
あって、個別化すべき部品が１つのこの容器内に入れら
れ、この容器によっであるいはこの容器内で運動せしめ
られ、次いでその都度１つの組立部品のみを特定の姿勢
をとって通過させる出口を経て搬出される。

組立部品の必要な運動を達成するために、とりわけ媒介
物たとえば空気あるいは液体が容器内に噴射あるいは吸
入される。

公知の装置のばあい、駆動されるかき混ぜアームも容器
内に付加的に設けられる。

公知の装置は、ばねおよび小さな管を個別化するために
直立の円筒状容器を備えており、この円筒状容器は部品
を貯蔵するようになっていてしかも底には上方に向かっ
て拡がる圧縮空気用のノズルを設けていて、従って組立
部品が容器内で渦動せしめられる。

容器のカバーに、そこから上方に向かう傾胴する出口ノ
ズルが設けられており、この出口ノズルの通路横断面積
はばねもしくは小さな管の円筒形直径よりわずかに小さ
くなっている。

これらの出口ノズルのそれぞれの円周には、空気のため
の小さな出口開口を有している。

出口ノズル開口付近で浮動し、軸線がノズル軸線と一致
した組立部品のみが出口ノズルを通って搬出される。

１つのばね部品が出口を通って搬出されるまでには、き
わめて多くのばね部品が運動せしめられなければならな
い。

このことによって運転量に比べて整列される組立部品は
きわめてわずかである。

出口ノズルは、端部でからみ合った組立部品によって遮
断され、かつ鋭敏な組立部品のばあいには強く摩耗され
、さらに搬出されず、しかも運動する組立部品は貯蔵容
器内に逆戻りするばあいに再び引っかかってしまう。

別の形式の公知装置の全てについても同じような欠点が
生じる。

全ての公知装置においては、組立部品が個別化されただ
けで組立場所に未整列の状態で供給されるだけで、多く
の組立作業が十分であると思われていた。

個別化される必要のある部品は、従来だいたいにおいて
個別化に適している左右対称の部品のばあいだけではな
く、すでに冒頭で述べられたような小さな不規則に成形
された部品、及び止め輪、コンデンサ、抵抗器などであ
る。

薄板および類似のものは、表面付着により互いに引っ掛
かるので、このような部品もしばしば個別化される必要
がある。

本発明の課題は、不規則な形状の部品でも可能であり、
高い効率で作業し、要するに個別化される組立部品毎に
組立部品の運動がわずかであり、かつまた種々異なる組
立部品にできる限り適し、あるいは種々異なる組立部品
に簡単に適応されることができ、しかも鋭敏な表面たと
えば貴金属被覆を有する部品にも使用されるような組立
部品を個別化する簡単な装置を提供することである。

このような課題を解決するために本発明の第一の発明で
は、部品の処理方向で見て前記搬出装置の後方に供給搬
送路が配置されており、該供給搬送路の後方に直線搬送
装置が配置されており、該直線搬送装置の、部品の処理
方向で見て後方部分が個別化装置として形成されており
、この個別化装置によって個別化された部品は取出し個
所から排出され、個別化されずにスリットから落下した
部品は前記収容容器へ戻されるようになっており、さら
に前記搬送装置が、６部を中心にして回転する回転ブラ
シによって形成されており、さらに前記個別化装置が、
組立部品の横断面形状に相応する横断面を有する個別搬
送通路と、該個別搬送通路の所定予定位置からそらされ
た組立部品を整合するためのそらせ部材とを備えており
、さらに容器出口及び供給搬送路が、複数の組立部品の
同時通過を許容する寸法を有しているようにした。

さらに本発明の第２の発明によれば、部品の処理方向で
見て前記搬出装置の後方に直線搬送装置が配置されてお
り、該直線搬送装置の、部品の処理方向で見て後方部分
が個別化装置として形成されており、この個別化装置に
よって個別化された部品は取出し個所から排出され、個
別化されずにスリットから落下した部品は上昇通路を介
して直線搬送装置へ戻されるようになっており、さらに
前記搬出装置が、筋部を中心にして回転する回転ブラシ
によって形成されており、さらに前記個別化装置が、組
立部品の横断面形状に相応する横断面を有する個別搬送
通路と、該個別搬送通路の所定予定位置からそらされた
組立部品を整合するためのそらせ部材とを備えており、
さらに容器出口が、複数の組立部品の同時通過を許容す
る寸法を有しているようにした。

組立部品が、整理もしくは解離された後に再びからみ合
いの危険にさらされることは不合理であると言うことは
周知のことである。

従って本発明の装置では、少なくとも１つの予め選ばれ
た解離度合に達するとすぐに搬出が行なわれる。

出口は複数の組立部品の通過を許容するので、出口にお
いて部品が引っ掛かる危険がなく、かつこれらの部品は
種々異なる相対位置でもこのような出口を通って搬出さ
れることができる。

貯蔵個所において、新らたなからみ合いは著しく排除さ
れる。

装置は種々異なる組立部品に適しかつ特別な作業に簡単
に適応されることができる。

部品の整列が所望されもしくは必要であるばあいには、
直線搬送装置の後方には整列ステーションとしての個別
化装置が配置されており、この個別化装置において部品
は所望の位置に選ばれもしくは予定位置からそらされあ
るいはまだからみ合っている部品は取り除かれる。

まだからみ合っている部品のこのような取り除きによっ
て、個別化が簡単になる。

所定の組立部品のばあい、所定の加工時間に所定の個別
化度合が得られる。

公知の装置では個別化された組立部品しか搬出されない
ので、従って個別化のための前加工がきわめて長く行な
われなければならない。

これに対して本発明では、ただわずかにからみ合ってい
る部品が強くからみ合っている部品のかたまりから分離
されるために、はとんどのばあい比較的短い加工時間だ
けでよい。

まだからみ合っていてそらせ部材により投下された部品
は再び容器を経て直線搬送装置へ、又は上昇通路を経て
直線搬送装置へ供給され、次いでそれぞれの部品は平均
して、他の部品とのからみ具合に相応するだけ強く搬出
装置の作用が受けられるようになっている。

それぞれ１つの個別化装置を形成する搬出装置を有する
２つ以上の受は取り容器は互いに前後しであるいは平行
に配置されることもでき、もしくは比較的簡単な１つの
個別化装置は、からみ合いあるいは所定の予定個所から
そらされた部品を投下しかつ個別化された部品を継送す
る１つのそらせ部材と協働せしめられ、さらにそらせ部
材に投下された部品は、高い個別化装置に供給される。

個別化のために以下に述べられる渦動室が使用される。

さらにとりわけ簡単な構成により、搬出装置は、貯蔵容
器を形成する受は取り容器の貯蔵水平面の下方に設けら
れ、回転体の形状を有する少なくとも１つの回転ブラシ
から成っており、このブラシは、その軸線を中心に回転
駆動可能であり、かつ少なくとも該ブラシの回転方向で
貯蔵容器内の組立部品を個別化して出口から搬出せしめ
る。

からみ合った組立部品を貯蔵する容器から何個の部品を
搬出するために簡単な搬送ブラシで十分である。

剛毛の密度、剛毛もしくはほかのブラシの縁の配置およ
びブラシの圧着力は、該ブラシと協働する対抗面に対し
て整理すべき組立部品によって選択される。

最も簡単なばあい、ブラシは、放射状の剛毛およびブラ
シからほぼ剛毛の長さ間隔で配置された支持面が使用さ
れ、従って駆動されるブラシは、部品を支持面を介して
さらに搬送する。

ブラシの筋部と対抗面との間の通過スペースは、個別化
すべき部品の寸法の小さい方の最大直径より大きくなけ
ればならない。

組立部品のための所定の走行通路には、互いに前後した
複数の、・ 互いに機能を補充し合う搬送ブラシを設け
ることもでき、このばあいたとえば貯蔵容器の近くのブ
ラシが個別化を行ないかつ別のブラシが個別化された部
品を整ダルて搬送通路あるいは類似のもの内に継送する
。

個別化すべき部品を整列しかつ継送するために、直線搬
送装置が設けられ、搬送装置において延びている縦みぞ
は、組立部品の投影面に相応する形状を有しており、こ
のばあい種々異なる形状の組立部品への適応は、みぞを
有する直線搬送装置の部材を交換することによってのみ
得られる。

交差する案内通路、および所定の予定位置からそれた部
品のためそれぞれの搬送装置内のそらせ部材、ガイド面
などを有する複数の直線搬送装置を互いに前後して配置
することによって、複雑な部品も所定の位置に整列され
る。

このばあいたとえば直線搬送装置の最初の区分では、部
品がどの起立面、要するに側面を起立させればよいかが
決定される。

次の直線搬送装置区分では、段階的に所定の位置にそれ
ぞれの搬送方向に対して起立面の軸線が整列され、ある
いはこのような所定位置からそらされた部品が投下され
る。

以下に図示の実施例につき本発明を説明する。

第１図に示された装置は脚プレート１を備えており、該
脚プレートに定置された側壁２が互いに間隔を置いて固
定されている。

これらの側壁は平行に、しかも左側へ拡げられて配置さ
れることもできる。

両方の側壁の間には嵌め込まれた薄板３，４によって鋳
込まれた貯蔵容器５が規定され、この貯蔵容器の下側に
は、互いに相対的に延びる薄板部分３ａ 、４ａの間の
すきまによって規定される出口６が設けられており、こ
の出口は、このような実施例のばあい両方の側壁２の間
の全間隔にわたっており、このばあいこの間隔は、個別
化すべき部品の寸法の小さい方の最大直径より数倍も大
きい。

貯蔵容器５の内側には、静止状態で出口６を閉鎖する右
部７および毛８から成る回転ブラシが配置されていて、
該回転ブラシが、モータ（図示せず）のみを介して逆時
計回りに回転駆動可能である。

右部７と薄板部分との間隔は、個別化すべき部品の寸法
の小さい方の最大直径より大きく、要するに縦長の円筒
形状の部品のばあいの最大直径より大きい。

出口６は同時に、別の収容容器を形成する渦動室１０自
体の人口を形成していて、この渦動室は下方をプレート
状の装入体１１によって制限されており、該装入体は両
方の側壁２の間で左側から右側へ少なくともほぼ水平に
延び、かつ続いて湾曲し上方へ傾胴して向かう脚１１ｂ
に移行しており、その内側にガイド面１２を形成してい
る。

出口６の下側にノズル体１３が設けられていて、このノ
ズル体が単数あるいは複数の導管１４を介して、個々に
あるいは共通にあるいはグループで圧縮空気を供給する
送風ノズル１５を有しており、これらの送風ノズルのう
ちの唯１つが、装入体１１の上側に対して平行に、つま
り水平に向いており、しかしながら別の送風ノズルは傾
胴して上方に向けられることができる。

渦動室１０がフラップあるいはその他の遮断装置によっ
て区分されており、このばあいフラップ２０は、図示さ
れない唯１つのシリンダ・ピストンユニット、電磁石あ
るいは類似のもの、レバーを介して、静止状態から時計
回りに渦動室１０内で旋回可能であり、その結果、フラ
ップ２０は渦動室内で自由に運動される。

ブラシ駆動を制御するためにモータ、圧縮空気供給装置
を介して、送風ノズル１５のために導管１４と該導管に
配置された遮断装置（図示せず）を介して、フラップ２
０を操作するためにシリンダ・ピストンユニットを介し
て中央の制御装置が使用され、該制御装置は制御導管を
介してモータ、遮断装置及びシリンダ・ピストンユニッ
トと接続されている。

駆動するばあい制御装置が、予めプログラムを組まれた
時間間隔でモータを作動せしめ、その結果ブラシ７．８
が駆動され、かつ少なくとも貯蔵された組立部品を個別
化することによって離れた組立部品が出口６を通って渦
動室１０内に搬送される。

時間単位でブラシによって搬送される部品の量は、あら
ゆる組立部品の種類ごとにほぼ一定であり、従ってこの
ようなブラシは、所定の時間内に所定の組立部品量を収
容容器として示された渦動室１０に供給する調量装置と
して役立つ。

貯蔵容器５あるいは渦動室１０に、ブラシ搬送装置を使
用しないばあいに固有の調量装置たとえば揺動装置を介
して、個別化すべき所定の貯蔵された組立部品を供給す
ることもできる。

モータによって同時にあるいは少し遅れて、中央の制御
装置が遮断装置を介して送風ノズル１５へ圧縮空気を供
給せしめる。

組立部品の種類およびからみ具合に応じて、一定して圧
縮空気が供給されるか、あるいは圧縮空気が脈動的にも
しくは間けつ的にノズルの交換によって供給されること
ができる。

実際的にはあらゆる組立部品でも、また経験的には短時
間で、有利な手順で作業が行なわれる。

いずれにせよ組立部品が渦動室１０内でかき回わされ、
このばあい組立部品のからみは、壁もしくはフラップへ
の衝突によってかつ圧縮空気ジェットの作用によって取
除かれる。

所定の組立部品量が渦動室１０内に入るとすぐに、ブラ
シ７．８のスイッチが切られかつ同時にあるいは少し遅
れてフラップが圧縮空気供給が行なわれるさいに開放さ
れる。

フラップ開゛放時間のプログラムに応じて、渦動室１０
内の組立部品の一部が、あるいは該渦動室の組立部品全
部が供給搬送路３４内に搬送されることができる。

さらに、第１の発明では貯蔵容器５の上方には個別化ス
テーションが配置されており、この個別化ステーション
は、プレート２９に組み込まれた電気的な振動部材３０
と、該振動部材によって駆動される直線搬送装置３１と
から成っている。

直線搬送装置を、第３図〜第６図に関連して以下に説明
する。

直線搬送装置３１が複数の搬送みぞに組立部品を収容し
、かつ組立部品を右から左へ搬送し、次いで直線搬送装
置の後方に配置された個別化装置３１ａにおいて予め決
められた予定位置からそれあるいはまだからみ合った組
立部品がスリット３２を介して投下され、その結果組立
部品は再び貯蔵容器５内に落ちる。

個別化された組立部品は、管あるいはホース３３を介し
て収容個所へ搬送される。

直線搬送装置３１は、フラップ２０の開放により渦動室
１０から個別化される組立部品を供給される。

組立部品は、このばあい圧縮空気によって供給搬送路３
４内で上昇せしめられ、この供給搬送路は、上方へ突出
する装入体１１の脚１１ｂと貯蔵容器の側壁３と案内薄
板３５とカバープレート３６との間で決められており、
このばあいカバープレート３６は、投下された組立部品
を受は止めるためおよび直線搬送装置３１上に排出する
ために衝突面３７を設けている。

直線搬送装置３１の平行な搬送みぞは、個別化すべき組
立部品の１つの投影面に適合している。

円筒状のばねのばあい、複数のみぞを有しており、要す
るに大抵半円形の横断面を有している。

個別化装置３１ａのそらせ板、ガイド面あるいはそらせ
部材によって、まだからみ合っているかあるいは予定位
置からそれた個別化される部品が投下される。

第２図の実施例のばあい、個別化すべき組立部品のため
の堆積個所を形成する、直線搬送装置３１の右側部分が
ほぼ右方向へ延びている。

貯蔵容器５のブラシ７．８は、直線搬送装置３１の縦み
ぞに対して横方向に配置されており、かつ出口６は直線
搬送装置の受取面の上方に直接設けられている。

ブラシが、個別化されるべき組立部品を直接直線搬送装
置に投下するばあいに、ブラシは駆動される。

ブラシが貯蔵された組立部品に及ぼすならし効果によっ
て、比較的長い組立部品は縦になっであるいは少ししか
傾胴しないで出口６に向けられることができ、かつまた
ブラシによってまだ保持されており部分的には直線搬送
装置に載っている部品への直線搬送装置の作用によって
、部品は簡単に縦方向に向けられることができる。

第２の発明では、所定位置からそらされたまだからみ合
っている部品は、スリット３２を通ってみぞの下方部分
を形成するガイド面３９に落され、次いで再び渦動室１
０と協働する送風ノズル１５を介して出口４０に達せら
れる。

フラップ２０が、すでに述べられた形式で開放され、次
いで組立部品は戻り通路４２を介して上方へ搬出され、
かつガイド面４３を介して直線搬送装置３１の右側端部
上に投下される。

直線搬送装置３１および振動部材３０は、みぞ３Ｂの内
壁４１によって支持されている。

第２図の装置は間けつ的に駆動されることが有利である
。

少なくともブラシ７．８が所定の時間間隔で作動される
ことができる。

最後にブラシが作動停止され、フラップ２０の開放によ
ってのみ前述のかきまぜにより組立部品が渦動室１０か
ら投下される。

直線搬送装置３１の右側部分はプレートとして構成され
ていて（第３図のほぼ中央位置に示す縦の線より右側）
、このプレートの上側はのこ歯状横断面を有しており、
要するに縦みぞ４４と杉綾みぞに向かって傾胴する面４
５とが形成されており、この実施例のばあい前記縦みぞ
の横断面は、円筒状の組立部品たとえばコイルばねを受
は取るために、該コイルばねの横断面に相応するように
定められている。

下降する傾斜面４５に沿って滑り落ちたコイルばねは縦
みぞ４４内へ案内され、杉綾みぞ内で振動によって左側
へ搬送される。

このような堆積個所に続いて左側部分では、複数の縦み
ぞ４４を有する縦材４６のみがさらに延びており、その
結果これらの縦材の間にスリット３２が形成される。

第６図から判るように、縦みぞ４４を有する縦材が所定
の長さ範囲でほぼみぞの中央まで切り取られており、こ
れによって切り欠き４７が形成されている。

従って、コイルはね全長にわたって縦みぞ４４の起立し
た部分に当接されていないようなコイルばねは、このよ
うな切り欠き４７から側方へころげ落ちる。

切り欠き４７の長さは、コイルばねの長さより長くなっ
ている。

さらに、第３図、第５図及び第６図に示すように、縦材
４６のウェブの上に載着部材４Ｂが載せられており、到
着するコイルはねに向かう側の載着部材端部４９がそら
せ部材を形成していて、このそらせ部材４９に、コイル
ばねの上方へ持ち上がった部分がぶつかり、その結果コ
イルばねは、正しい位置に向けられるかあるいはスリッ
ト３２へ投下される。

個別化されたコイルばねは、最終的に通路５０内に達し
、この通路は側方スリット５１を有しているので、この
通路に締め付けられたコイルばねも側方スリット５１に
釘を通して押し戻すことができる。

第１図で示すように、直線搬送装置３１の全長面に実際
に手が届くことができ、従って障害を簡単に取り除くこ
とができる。

端部でからみ合っているばねは実際に完全に一致してい
る軸線を有していないので個別化装置３１ａのスリット
３２上で取り除かれる。

ばねは個別化装置からさらにホースあるいは管３３内に
達し、このホースあるいは管によって受は取り個所に案
内される。

組立部品をこのようなホースから手動あるいは自動的に
制御して何個に取出し装置は公知であり、従ってここで
は説明を省略する。

縦材４６を有する直線搬送装置３１は、それぞれ組立部
品に適応される。

個別化する装置の種々異なる別の配置およびグループ分
けもしくは構成が可能である。

たとえば最も簡単な形式では、貯蔵容器だけから成り、
この貯蔵容器は脚台に固定されていて、しかも出口の下
方に引き出し板を配置されており、この引き出し板がブ
ラシと駆動接続されており、引き出し板を引っ張るさい
にブラシによって組立部品が貯蔵容器から個別的に搬出
されて引き出し板に堆積されるような簡単な装置でもよ
い。

装置の出口を搬送装置の上方に設けるか、あるいは実施
例とは違う別の直線搬送装置を使用することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の個別化装置を示す縦断面図、第
２図は第２の個別装置を示す縦断面図、第３図は本発明
における直線搬送装置の側面図、第４図は第３図の■−
■線に沿った断面図、第５図は第３図のＶｌ−Ｖｌ線に
沿った断面図、第６図は第３図の■−■線に沿った断面
図である。 ・ １・・・・・・脚プレー１．２・・・・・・側壁
、３，４・・・・・・薄板、３ａ、４ａ・・・・・・薄
板部分、５・・・・・・貯蔵容器、６・・・・・・出口
、７・・・・・・右部、８・・・・・・毛、１０・・・
・・・渦動室、１１・・・・・・装入体、１１ｂ・・・
・・・脚、１２・・・・・・ガイド面、１３・・・・・
・ノズル体、１４・・・・・・導管、２０・・・・・・
フラップ、２９・・・・・・プレート、３０・・・・・
・振動部材、３１・・・・・・直線搬送装置、３１ａ・
・・・・・個別化装置、３２・・・・・・スリン１．３
３・・・・・・ホース、３４・・・・・・供給搬送路、
３５・・・・・・案内薄板、３６・・・・・・カバープ
レート、３７・・・・・・衝突面、３８・・・・・・み
１ ぞ、３９・・・・・・ガイド面、４０・・・・・・
出口、４１・・・・・・内壁、４２・・・・・・戻り通
路、４３・・・・・・ガイド面、４４・・・・・・縦み
ぞ、４５・・・・・・傾斜面、４６・・・・・・ウェブ
、４７・・・・・・切り欠き、４８・・・・・・載着部
材、４９・・・・・・端部、５０・・・・・・通路、５
１・・・・・・側方スリット。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ からみ合ったあるいは互いに付着した組立部品を個
   別化する装置であって、複数の未整理のかつからみ合っ
   た組立部品のための収容容器と、該容器内で容器出口範
   囲に配置されていて、組立部品を互いに分離しつつスト
   ックから搬出する搬出装置とが設けられている形式のも
   のにおいて、部品の処理方向で見て前記搬出装置の後方
   に供給搬送路３４が配置されており、該供給搬送路の後
   方に直線搬送装置３１が配置されており、該直線搬送装
   置の、部品の処理方向で見て後方部分が個別化装置３１
   ａとして形成されており、この個別化装置によって個別
   化された部品は取出し個所から排出され、個別化されず
   にスリット３２から落下した部品は前記収容容器５へ戻
   されるようになっており、さらに前記搬出装置が、６部
   ７を中心にして回転する回転ブラシによって形成されて
   おり、さらに前記個別化装置３１ａが、組立部品の横断
   面形状に相応する横断面を有する個別搬送通路４４と、
   該個別搬送通路の所定予定位置からそらされた組立部品
   を整合するためのそらせ部材４９とを備えており、さら
   に容器出口６及び供給搬送路３４が、複数の組立部品の
   同時通過を許容する寸法を有していることを特徴とする
   組立部品を個別化する装置。 ２ からみ合ったあるいは互いに付着した組立部品を個
   別化する装置であって、複数の未整理のかつからみ合っ
   た組立部品のための収容容器と、該容器内で容器出口範
   囲に配置されていて、組立部品を互いに分離しつらス［
   ツクから搬送する搬送装置とが設けられている形式のも
   のにおいて、部品の処理方向で見て前記搬出装置の後方
   に直線搬送装置３１が配置されており、該直線搬送装置
   の、部品の処理方向で見て後方部分が個別化装置３１ａ
   として形成されており、この個別化装置によって個別化
   された部品は取出し個所から排出され、個別化されずに
   スリット３２から落下した部品は上昇通路４２を介して
   直線搬送装置３１へ戻されるようになっており、さらに
   前記搬送装置が、６部７を中心にして回転する回転ブラ
   シによって形成されており、さらに前記個別化装置３１
   ａが、組立部品の横断面形状に相応する横断面を有する
   個別搬送通路４４と、該個別搬送通路の所定予定位置か
   らそらされた組立部品を整合するためのそらせ部材４９
   とを備えており、さらに容器出口６が、複数の組立部品
   の同時通過を許容する寸法を有していることを特徴とす
   る組立部品を個別化する装置。