JPS59158486A - 紙葉類の処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はたとえば乗物の乗車券や劇場の入場券などを大
量に発行して指定枚数集積しこれを把束部へ自動的に移
送して包装処理を行なう紙葉類の処理装置に関する。

１− 〔発明の技術的背景とその問題点〕 乗車券などの自動発行装置としてはたとえば実願昭５３
−１６７７４０号に開示されるものが知られている。す
なわち、この発行装置は第１図および第２図に示すよう
に、用紙供給部１から供給される用紙に印刷ヘッド２で
所定事項を印刷したのちこれを力仝夕３で所定寸法に切
断して連続的に券紙Ａを発行するようにたっている。そ
して、この券紙Ａは搬送路４によって搬送されて排出口
５から排出され、集積箱６・・・内に所定枚数ごと集積
される。この集積された券紙Ａ・・・はそれぞれテープ
などによって把束されるように々っている。

しかしながら、従来においては、各集積箱６・・・に集
積した券紙Ａ・・・を操作者が手で抜き取り、輪ゴム々
どで結束したり、あるいは別装置の把束専用機に運んで
包装していたため極めて手間取るという不都合があった
。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情に着目して々されたもので、その目的
とするところは、操作者が集積され九紙葉類を手で運ぶ
ことなく把束できるようにし、かつ、集積部に集積され
た紙葉類を目視できるようにしだ紙葉類の処理装置を提
供しようとするものである。

〔発明の概要〕

本発明は発行部から排出されて集積部に集積された紙葉
類を移送機構によって把束部に自動的に移送して把束す
るとともに上記集積部の上部側を透明カバーによって被
うものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を第３図乃至第１７図に示す一実施例を参
照して説明する。第３図は乗車券等の自動発行包装装置
を示すもので、図中１１は券発行部、１２は把束部であ
る。上記券発行部１１はその上面部に第４図に示すよう
な操作パネル部１３を有している。この操作ｉ’？ネル
部１３の一側部には駅コード表１４が設けられ、他側部
には表示部１５が設けられている。また、上記表示部１
５の下部側には操作部１６が設けられている。この操作
部１６には券種釦１７、連絡社線釦１８、発着駅釦１９
、有効日ダイヤル２０、小児釦２１、運賃釦２２および
束数釦２３が配設され、これらは券発行時の操作順に沿
って向かって左側から順次配設されている。

したがって、操作手順を誤ることｈく確実容易に操作で
きるようになっている。また、２４は上記発着駅釦１９
、運賃釦２２などの入力時に操作されるテンキー釦であ
る。壕だ、前記テンキー釦２４の右側方部には把束切り
離し釦２５および把束単独釦２６が配設され、前記把束
切り離し釦２５の操作により券発行部１ノと把束部１２
の連動が切り離されて発券のみが単独に行ガわれ、前記
把束単独釦２６の操作により把束のみが単独に行なわれ
る。また、上記束数釦２３の操作により、１０枚の一束
から１００枚の一束まで１０種数の束数を設定できるよ
うになっている。

一方、上記券発行部１１の本体２７内には第５図に示す
ように券印刷発行ユニット２８．２８が平列に２基配設
されている。これら券印刷発行ユニット２８．２８はた
とえば実願昭５４−１０５４７２号に開示されるものが
用いられる。

すなわち、第７図中２９は用紙装填部で、この用紙装填
部２９から紙葉類としての感熱紙３０が搬送路３１に沿
って送り出されるようになっている。また、上記搬送路
３１には感熱紙３０の搬送方向に沿って順次カッタ３２
、サーマルドツト印刷部３３およびエンコード部３４が
配設されている。

しかして、券発行時には用紙装填部２９から感熱紙３０
が供給され、このロール状の感熱紙３０はカッタ３２の
動作により所定寸法に切断された後、サーマルドツト印
刷部３３において操作部１６の操作に応じた事項が感熱
印刷されて連続的に券発行される。これら印刷の終了し
た券紙はエンコード部３４に送られ、その裏面に印刷事
項に対応した情報が磁気記録されることになる。このよ
うにして発行された券紙Ａは排出路３５によって搬送さ
れ排紙口３６から排５− 紙される。

また、上記排紙口３６には集積部としての集積箱３７が
連設されている。これら集積箱３７゜３７は移動自在に
設けられ、第８図に示すように券紙Ａ・・・を早く集積
した方から図示しない駆動機構により移載機構３８の受
渡部３Ｒｈに移動されるようになっている。また、上記
集積箱３’１．３７は手操作によって集積箱３７内の券
紙Ａ・・・を取出したり、あるいは集積箱３７に手補給
できる位置５４に移動することができるようになってい
る。また、上記集積箱３７の移動範囲の上部側は開閉可
能な透明カバー５５によって被われている。この透明カ
バー５５により集積箱３７に集積される券紙Ａの集積状
態さらには印刷状態を目視で判別することができるよう
になっており、集積状態および印刷状態が悪いときは上
記透明カバー５５を開放して券紙を取出すことができる
。

一方、上記移載機構３８はキャリッジベース３９上を上
記集積箱３７の移動方向と直交する方向に往復動するピ
ッカーブロック４ｏおよびこのピッカーブロック４０の
移動路に沿って配設されたガイド板４１、券ブツシャ４
２、ストッパ４３とによって構成されている。

しかして、上記集積箱２７の移動により移載機構３８の
受渡部３８ａに券紙Ａ・・・が移動されると、ぎツカ−
ブロック４０の動作により、集積箱２７内の券紙Ａ・・
・が取出されがイド板４１゜４１にガイドされて搬送さ
れてストッパ４３に当接してストップされる。しかるの
ち、券紙Ａ・・・は券ゾッシャ４２の動作により第１１
図に示すように把束部１１へと送り出されることになる
。

上記把束部１ノは上記券発行部１１にねじ正固定されて
一体化されその本体４５内にはフィルム４８ａ　、　４
８ｂを巻装置るフィルムリール４６．４７を上・下に配
設し、これらフィルムリーｆｉｖ４６．４７のフイにム
４８ａ、４Ｆｌｂは案内ローラ４９・・・によってシー
ル部５ｏに案内されている。前記シール部５ｏは上下動
自在な押圧部材５１とこの押圧部材５１に連設されたシ
ールカッター５２とによって構成されている。

前記シールカッター５２の下端面には第１２図に示すよ
うにその両端側に位置して先端シール用電熱線５６およ
び後端シール用電熱線５７が配設されるとともにこれら
両者間に位置してカッター用電熱線５８が備えられてい
る。また、５９は搬送路で、この搬送路５９の起端部は
上記シール部５０に対向され、シール部５０でシールさ
れた券紙Ａ・・・を搬送するようになっている。また、
上記搬送路５９の上・下部にはそれぞれ炉５３．５３が
配設され、これら炉５３゜５３により、上記搬送路５９
に向かってフィルム４８ａ、４８ｂを熱収縮させるに充
分な温度の熱風を吹き付けるようになっている。

ところで、上記フィルムリール４６．４７から供給され
るフィルム４Ｂ＆　、４８ｂは透明で熱収縮性を有し、
第１３図に示すようにその幅寸法ａは７２〜７３ｍとさ
れ、シール時には券紙（幅寸法すが５７〜５８の）Ａ・
・・の両端部から耳部ｅ（７，５ｃｍ程度）が突出され
るようになっている。このフィルム４８ａ、４８ｂには
日本カーバイド株式会社製のノ・イエスフィルムＡ１１
０夕を使用してみた。このフィルムは透明で、しかも券
紙の包装材として適切な厚さと強度を有していたからで
ある。このフィルムは７０℃以上で熱収縮するが、きれ
いな包装状態を得るには１３０℃以上の高温による短時
間の熱収縮が望ましい。

しかして、券ブツシャ４２によって券紙Ａ・・・が押し
出されると、その上・下部にフィルム４８ａ、４８ｂが
被覆されながらシール部５０の下部に送られる。しかる
のち抑圧部材５１が下降されて券紙Ａ・・・を押圧保持
するとともに第１４図に示すようにシールカッタ５２が
下降されてその前後端シール用電熱線５６．５７がフィ
ルム４１１１ａに接合されてフィルム４８ａ。

４８ｂを溶着して先端および後端の溶着部ａ。

ｂを形成するとともにカッター用電熱線５８がフィ／＋
／　ムＪ　ｓ　ａ　Ｋ　接合すれてフィルム４８ａ。

９− ４８ｂを切断する。そして、このようにシールされた券
紙Ａ・・・は搬送路５９によって搬送され、その搬送途
中において炉５３．５３によりその上・下から１３０℃
以上の熱風が吹き付けられる。これにより、フィルム４
８ａ、４８ｂが熱収縮し、第１６図に示すように券紙Ａ
・・・はノ４　、ｙりされることになる。とのノ９ツク
時においては第１７図に示すように券紙Ａ・・・の両端
部に開口部６０が形成され、シールノ臂ツクの閉包時に
は上記開口部６０から間色することができ、ナイフ等を
用いる必要がないようにされている。また、フィルム４
Ｂ＆、４８ｂは透明であるため、包装状態のままで内部
を見ることができ、券種の判別も極めて容易である。

１０− −上−述−した−よ−うに−■−ゼづ一命袋−６−１→
ひ券種レルー（−を＝−収納する−た−め−”；−二保
管−持−にＥ収納−箱一「ゴ］！らまたなお、上記一実
施例においては、サーマルドツト印刷方式によって印刷
したが、これに限られることなく、他の印刷方式によっ
て印刷するようにしてもよい。

また、フィルム被覆した券紙Ａ・・・に対しその上・下
から熱風を吹き付けたが上・下・左・右から熱風を吹き
付けてもよく、また、炉５３の数は必ずしも２基で々〈
てもよい。

さらに、券紙Ａ・・・は複数枚集積することなく、一枚
だけを・母ツクするようにしてもよい。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように、発行部から発行されて集
積部に集積された紙葉類を移送機構によって自動的に把
束部に移送して把束するから、従来のようにわざわざ操
作者が集積された紙葉類を手で抜き取って結束したり、
別の把束専用機に運ぶといった作業が不要になり、処理
能率が大幅に向上する。また、乗積箱の上部側を透明カ
バーによって被うため、紙葉類の集積状態および印刷状
態などを目視で判別でき、極めて実用的であるという効
果を奏するものである０

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す側面図、第２図はその平面図、第
３図乃至第１７図は本発明の一実施例を示すもので、第
３図は自動発券包装装置を示す斜視図、第４図は操作パ
ネル部を示す平面図、第５図は自動発券包装装置を示す
平面図、第６図はその側面図、第７図は券発行ユニット
を示す構成図、第８図は移送機構を示す平面図第９図は
その正面図、第１０図は集積箱を示す側面図、第１１図
は把束部を示す構成図、第１２図はシールカッタを示す
正面図、第１３図は券紙にフィルムを被覆した状態を示
す斜視図、第１４図および第１５図は券紙のシール時を
示す説明図、第１６図はシール完了状態を示す斜視図、
第１７図はその斜視図である。 Ａ・・・・・・紙葉類、１１・・・発行部、３７・・・
集積部（集積箱）、３８・・・移送機構、４４・・・把
束部、５５・・・透明カバー。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦１３− 第１日 第８図 ｒ　　　−−］ 第９図 ７ ５２４− 第１０　　図 ７ 第１１図 第１２図 第１３　　口 第１４日 ５２４５　４８ａ　　１２ ５９５０　　　　　　　ゝ・　４６ ５３、７　　゛ ９ ６５　−　　　　　”２ へ ｊ　　　ｉ　　　Ａ　　　　　　　　　　４７６１　　
　　：ｒ−−５１ ５３７′４９　　　　４９ 第１５　　口 第１６ｒ３ 第１７図 ５２５−

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）紙葉類を発行する発行部と、この発行部から発行
   されろ紙葉類を集積する集積部と、この集積部で集積さ
   れた紙葉類を自動的に移送する移送機構と、この移送機
   構によって移送された紙葉類を把束する把束部とを具備
   し、上記集積部の上部側を透明カバーによって被ったこ
   とを特徴とする紙葉類の処理装置。
2. （２）透明カバーは開閉可能に設けたことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の紙葉類の処理装置。