JPS59157087A - ポリボレ−トエステル類及び潤滑剤中におけるそれらの使用 - Google Patents

ポリボレ−トエステル類及び潤滑剤中におけるそれらの使用

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JPS59157087A
JPS59157087A JP59025309A JP2530984A JPS59157087A JP S59157087 A JPS59157087 A JP S59157087A JP 59025309 A JP59025309 A JP 59025309A JP 2530984 A JP2530984 A JP 2530984A JP S59157087 A JPS59157087 A JP S59157087A
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organic liquid
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ロバ−ト・ジヨセフ・ベ−サレイ
チヤ−ルズ・ト−マス・ウエスト
デニス・ジヨ−ジ・ペトリレ
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F5/00Compounds containing elements of Groups 3 or 13 of the Periodic Table
    • C07F5/02Boron compounds
    • C07F5/04Esters of boric acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10MLUBRICATING COMPOSITIONS; USE OF CHEMICAL SUBSTANCES EITHER ALONE OR AS LUBRICATING INGREDIENTS IN A LUBRICATING COMPOSITION
    • C10M139/00Lubricating compositions characterised by the additive being an organic non-macromolecular compound containing atoms of elements not provided for in groups C10M127/00 - C10M137/00

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリボレートエステル類の製法と潤滑剤におけ
るこれらエステル類の使用に関する。更に詳しくは、本
発明は潤滑剤中で磨耗及び酸化抑制剤として有用なポリ
ポレートエステル類をオルト硼酸からつくる一段階方法
に関する、ポリポレートエステルは部分的にエステル化
された硼素酸化物とみなすことができる。更に特定的に
は、これらの材料は酸素原子の橋を通して互いに結合さ
れた少なくとも2個の硼素原子を含有している。そのほ
か、これらは、Rが置換又は未/ 置換ヒドロカルビル基である場合の式R−0−B\の少
なくとも1個の?レートエステル基も含有して゛いる。
これらの材料は直鎖状、分枝状又は環式のものでありう
る。この部類に含まれるものは(R○)2B −0−B
(OBル、(Rす(HO)B −0−B(OR)2、(
Do)2B 0−B(OR)2及び(HO)2B−OB
(OB)(OR)iのよウナビスボレートエステル類、 RO/B\。ノ\。R のメタボレートエステル類、及び詳しく分っていない構
造をしばしばもっているより複雑な重合体材料の多くの
ものがある。
次式に示すように、アルコールとの反応によって硼酸ヲ
エステル化できることが知られている。
3ROH+ H3EO3’(R○)3B + 3Hb(
Jまた硼酸とアルコールとの直接反応によってビスボレ
ートエステル類がつくられることも、 1981年12
月1日ウィツトフィールド(Whitfield )等
へ公布された合衆国特許第4,303,445号で明ら
かにされた。しかし、ボレート及びポリボレートエステ
ル類は加水分解に不安定でおり、この棟の反応の生成物
は水でおる。その結果、水を除去できて反応を完了でき
なければ、普通この製法は満足なものではない。この水
分除去はこれまで十分に解決されていない困難な問題で
ある。
酸化硼素とオルト硼酸エステルとの反応によってポリ?
レートエステルを調製できることも知ら7している。し
かしこの方法は、比較的遅い反応速度のため、実用にな
らないことが多い、この方法の例は、1963年7月加
日にハンター(Hunter ) ヘ発行された合衆国
侍許第3,099,677号、及び1970年7月羽日
にサルペミニ(Salvemini )に発行された合
衆国特許第3,522,286号に記述されている。
1973年8月U日クネオ(Cuneo )に発行され
た合衆国特許第3,755,408号は、ポリボレート
エステル類の二段階方法を明らかにしている。この場合
、第一段階は不活性有機液体中でオルト硼酸(83PO
3)懸濁液を80゛ないし220℃の温度に加熱り醋ト
版σるものであシ、第二段階は生ずる材料をアルコール
又はフェノールと反応させるものである。しかし、この
特許はこれらの二段階を一緒にできると教示又は示唆し
ていない1゜同様に、1965年8月冴日にリャオ(L
iao )に発行された合衆国特許第3.202,49
2号は、ベンゼンのような有機溶媒と−緒に2:1モル
比のモノヒドロキシアルコールと酸化硼素を混合し、反
応水を共沸除去するために還流下に加熱することによっ
て、メタボレートエステル類をつくることができると教
示している。
1955年to月18日ローレンス(Lawrence
 )、らに対して発行された合衆国特許第2,721,
121号及び第2.721,180号は、約350′な
いし約800°F (177”ないし427℃)の範囲
に沸点をもつ液体石油留分に、オルト硼酸及びメタ偵[
j酸からなる群から選ばれる酸の存在下、酸素含有ガス
を通すことによって油溶性有機硼素化合物がつくられる
ことを明らかにしている。この方法の生成物は少なくと
も部分的には、モノボレートエステル及びビスボレート
エステルとして記述できるとの説明かある。更にこれら
の生成物か潤滑剤組成物の酸化及び磨耗特゛性を改良す
るだめの添加物として有用であることか明らかにされて
いる。
本発明は、潤滑剤中に使用される非常に効果的な磨耗及
び酸化抑制剤が、液体有機希釈剤中におけるオルト硼酸
とアルコール又はフェノールとの一段階反応によってつ
くられるという発見に関している。
本発明の一つの態様は、実質的に不活性の有機液体中で
、少なくとも3個の炭素原子のアルコール類及びフェノ
ール類からなる群から選ばれる少なくとも1個のヒドロ
キシル含有化合物にオルト硼酸を、約廓ないし約300
℃の範囲の温度で反応させることからなるポリボレート
エステル組成物の製法である。その場合、有機液体は水
と混ざらず、標準圧力で約′80゛ないし約300℃の
範囲の沸点をもち、ヒドロキシ含有化合物当量のオルト
硼酸モルに対する比が約0.5ないし約1.5の範囲に
おり、反応でつくられる水は連続的に除去される。
本発明のもう一つの態様は、次の段階からなる方法によ
ってつくられるポリボレートエステル′組成物である。
(a)実質的に不活性の有機液体中で、少なくとも3個
の炭素原子のアルコール類とフェノール類からなる群か
ら選ばれる少なくとも1個のヒドロキシル含有化合物に
、約洲°ないし約300℃の範囲の温度でオルト硼酸を
反応させる。その場合、有機液体は水と混ざら′f”、
標準圧力で約80°ないし約300℃の範囲の沸点をも
ち、ヒドロキシ含有化合物当量のオルト硼酸モルに対す
る比が約0.5ないし約]、5の範囲にあシ、反応によ
ってつくられる水が連続的に除去される。(b) (a
)の生成物から実質的に全部の有機液体を除去する、本
発明の更に一つの態様は、上記のポリボレートエステル
組成物と組合わせた主要部の潤滑油からなる潤滑剤組成
物である。
本発明の一つの目的は、油溶性ポリボレートエステル類
の新しい製法を提供するにある。
本発明のもう一つの目的は、油溶性ポリボレートエステ
ル類の改良された製法を提供するにある。
本発明の更に一つの目的は、磨耗及び酸化を抑制するた
めに収滑油中に使われる改良されたポリボレートエステ
ル組成物全提供するKある。
本発明の更に一つの目的は、水分に感受性のある組成物
類の水への許容度を改良するために使用テキるポリボレ
ートエステル類を提供するにある。
本発明のなおも一つの目的は、混濁物及び沈降物の減少
した油溶性ポリボレートエステル組成物を提供するにあ
る。
本発明に従ってつくられる油溶性ポリボレートエステル
組成物が、潤滑剤組成物用のすぐれた磨耗及び酸化抑制
剤であることを我々は発見した。
加うるに、不発明のポリボレートエステル組成物類は、
他の方法でつくられる生成物に比べて減少した混濁物及
び沈降物をもっている。しかも、本発明のポリボレート
エステル類は、水に感受性のある潤滑剤組成物の水に対
する許容度を改良するために使用できることを我々は発
見した。
ポリボレートエステル類は酸化硼素とアルコール又はフ
ェノールとの反応によって、及び酸化硼素とトリアルキ
ルボレートとの反応によってつくることができるが、生
ずる生成物は普通には沈降物を含有し、しばしばゼラチ
ン状物質を沈殿することを我々は見い比した。これらの
油不溶性沈降物や沈殿のため、このような生成物は初め
にろ過さnないと、潤滑剤組成物へ取り入れるには不適
当である。しかし、本発明方法によってつくられるポリ
ボレートエステル類は、沈降物を含まず、沈殿物を出さ
ないことを我々は発見した。その結果、本発明のポリボ
レートエステル組成物類は、濾過せずに潤滑剤組成物へ
直接に取り入れることができる。
不発明のボIJ yj+’レートエステル組成物類は、
約80°ないし300℃の範囲に沸点をもつ揮発性有機
液体中で、アルコール類とフェノール類からなる群から
選ばれる少なくとも1個のヒドロキシル含有化合物との
反応によって、オルト硼酸から一段階でつくられるっ純
粋なアルコール又はフェノールを使用できるか、二つ以
上のアルコール又はフェノールの混合物も使用できるこ
とは認められようつ本発明の実施に用いるのに適したア
ルコール類又はフェノール類は、少なくとも3個の炭素
原子を含有するこのような材料全部を包含している。
もちろん適当なアルコール類が他の官能基を含有できる
ことも認められようつこれらの基はアルコキン、アリー
ロキシ、カル?アルコキシ及びハロゲン基を包含するが
、それらに限定はされない。
3個未満の炭素原子を含有するアルコールの使用は普通
は望ましくない。というのは、このようなアルコールは
油に不溶のポリボレートニスf ルMを形成するためで
ある。本発明方法は、脂肪族アルコール類によって実施
されるのか好ましい。4〜18個、好ましくは4〜8個
の炭素原子を含有するモノヒドロキシアルコール類は、
入手が容易で、粘度や揮発性のような物理性状をもつた
めに、潤滑剤添加物として使うのに非常に満足できるポ
リボレートエステル類を生ずるので、特に好適である。
適当なアルコール類は1−ヘキサノール、1−ブタノー
ル、1−ペンタノール、2〜ペンクノール、2−メチル
−1−プロパツール、4−メチル−2−梨ンタノール、
ドデシルフェノール、ノニルフェノール、エチルフェノ
ール、2−メfルー2−ブタノール、1−オクタツール
、2−オクタツール及び1,6−ヘキサンジオールを包
含するが、これらに限定はされない。
本発明方法におけるヒドロキシル含有化合物当量のオル
ト硼酸モルに対する比は、約0.5ないし約1.5、好
ましくは約0,7ないし約1.2の範囲にあるのが望ま
しい。ヒドロキシル含有化合物の当量か、この材料中の
ヒドロキンル基の数に基づいて計算されることは、娼然
認めらγしよう。例えば、モノヒドロキノアルコール又
はフェノールを使用する時には、アルコール又はフェノ
ールのオルト硼酸に対するモル比は約0.5ないし約1
.5、好ましくは約0.7ないし約1.2の範囲にある
のが望ましい。
本発明によるオルト硼酸とヒドロキシル含有化合物との
反応は、約80’ &いし約300°C及び好ましくは
約100°ないし約300℃の範囲に沸点をもち水と混
ざらない実質的に不活性の有機液体中で行なわれる。こ
の有機液体は、エステル化反応中に生成する水を除去す
るために、また固体を含まないボリボ゛レートエステル
生成物の形成を確実にするために必要である。そのほか
、有機液体は反応混合物の粘度全都合よく制御で・きる
ようにし、反応体間の接触を促進もする。有機液体はオ
ルト硼酸とアルコール又はフェノール出発材料及びポリ
ボレートエステル生成物に対して実質的に不活性でなけ
ればならない。適当な有機液体はベンゼン、トルエン、
キシレン、エチルベンゼン、ジエチルベンゼン及びヘプ
タンを包含するが、これらに限定はされない。
本発明の実施に使われる有欅液体の正確な量は臨界的で
はない。しかしその量は、エステル化反応中に生成する
水を除去するのに適した量でなければならない。そのほ
か、有機液体量はオルト硼酸との分散液の形成に必要な
訃より過剰であるのが好咬しい。
本発明によるオルト硼酸とヒドロキシル含有化合物との
反応は、約8()°ないし約300°C1好甘しくは約
80°ないし約200℃の範囲の温度で実施できる。
この温度範囲内の沸点をもつ有機液体中で還流温度で反
応を行なうと好都合である。所望により、空気酸化の結
果として起pうる分解を排除するだめに、窒素のような
不活性雰囲気下に反応を実施できる。
反応過程で生成する水は、生成され次第除去していかな
ければならない。これは有機液、滓によって容易に行な
われ、水と低沸点共沸混合物を生成する有機液体中で還
流温度で反応を行ない、反応混合物から共沸混合物を蒸
留することによって水を除去すると都合よく達成される
。このような有機液体は、例えばベンゼン、トルエン及
びキシレンを包含する。
オルト刊11酸を純粋な固体として反応混合物中へ取り
入れることができる。しかし、非常に望ましい代わりの
方法は、鉱油中のスラリー又は懸濁液としてオルト硼酸
を加えるものである。この代わりの方法は本発明の実施
中にオルト硼酸を扱う際の取扱い性を改良する。という
のは、スラリーや唐濁液は固体τ′斥〈液体として操作
できるからである。
オルト硼酸とヒドロキシル含有化合物との反応終了後、
有機液体の除去によってポリボレートエステル生成物を
単離できる。慣用技術例えば蒸留によって有機液体を除
去できる。所望により、有機液体の除去を容易にするか
完了させるために、窒素のような不活性ガス流を加熱さ
れた材料中に通すことができる。
本発明方法の好ましい態様は、揮発性有様液体と潤滑油
との混合物中でオルト硼酸をヒドロキシル含有化合物に
反応させるものである。この目的に適した潤滑油は、水
と混ざらず、標準圧力で約1足隻先1 300℃tすtfl+力沸点全沸点ている。このような
潤滑油は鉱油とオレフィン重合体を包含するが、これら
に限定はされない。しかし鉱油が一般に好ましい。本発
明のこの態様で反応混合物へ取り入れられる潤滑油の量
は、オルト硼酸とヒドロキシ含有化合物を合わせた量の
例えば約0.3ないし約20倍、好ましくは約0.5な
いし約2倍の、広い範囲にある。
本発明の反応混合物中に潤滑油の追加的存在は、二つの
主な理由から非常に望ましい。まず第一に、油は比較的
非揮発性であり、よp揮発性の有機液体が反応混合物か
ら除去される時に、ポリボレートエステル生成物と一緒
にとど才っでいる。その結果、損滑油中のポリボレート
エステル濃厚物が生じ、これが最終潤滑剤組成物の調製
における配合成動として使うのに非常(テ瀾足々ものと
々っている。本発明方法によってつくられる紗枠々月?
リボンートエステル類は、極めて粘性であることが多く
、このd、を厚物の潤滑油が取扱性を改良するのに役立
つ。第二に、ポリボレートエステル類は加水分解に不安
定であり、水との接触によって急速に分解する。この直
接につくられる濃厚物中の潤滑油は水と混ざらず、従っ
て空気中の湿りとの接触や水との偶発的な接触からポリ
ボレートエステルを保護する役割を果たす。
本発明方法に従ってつくられるポリボレートエステル類
は、単純な混合によって潤滑油へ取り入えするととがで
きる。適当な潤滑油は例えば鉱油;オレフィン市合体、
ポリオキシプロピレン及びあるジカルボン酸ジエステル
類のような合ルy材料;棉央油、とうもろこし油及びひ
まし油のような丘物油;及びラード油とマソコウ鯨油の
ような動物油を包含する。潤滑油組成物は、典型的には
ポリボレートエステル生成物と絹み台わせた主臀部の1
+71滑油からなり、その場合ポリボレートエステルる
適当な基油中に本ポリボレートエステル生成物約5ない
し約75重量係又はそれ以上を含有する濃厚力を、単独
で、又は他の間知の潤滑油添加物と絹み合わせて、#宇
条件に対して望んでいる割合で「11滑油との配合のた
めに使用でき、またIリボレートエステル生成物の約0
.01ないし7約15重8%を含有する完成品をん−え
るように使用できる。
本発明のポリボレートエステル生成物は、仙の便用の潤
滑油添加物と糾み合わせて使用できる。
これらの添加物は抑制剤、イヴ圧剤、順環改質剤、酸化
防止剤、暦耗抑8i11剤、洗剤、分散剤、消泡剤、粘
度指数改良剤、及び流動点降下剤を包含するが、これら
に限定はされない。
以下の実施例は不発明全例示するためのみ意図されてお
り、制限を加えるものと考えられてはならない。
実施例1 トルエン4002中の2−メチル−x−プロi4 /−
ル514y (11,0モル)とオルト硼酸620f 
(10,0モル)の混合物を大気圧下に遭′流温度で加
熱し、共沸混合物の形成によって連続的に水を除去した
8時間後、7k 375 ml (理論の102 % 
)を集めた。
生ずる透明な反応混合物からトルエンを剤貿し、残留物
を166℃の最終温度に加熱した。次にトルエンの残留
痕跡惜は、166℃の温1ψで1時間、残留物に彎少流
を通すことによって除去された。生ずるポリボレートエ
ステルは透明な液体で、8.4係の4111来を含有し
7た。
実施例2 キシレン3007中の1−ヘキサノール5501i′(
5,3Sモル)とオルト硼酸:う10り(5,01モル
)の混合物を大気圧下に還流温度で加熱し、共沸混合物
の形成によって水を連続的に除去した。水179〃16
(理論の97係)を回収後、反応混合物に182°Cの
温度で窒素流を毎分0.94tの速度で1時間通すこと
によって、反応混合物からキシレンを除去した。生ずる
ポリボレートエステルは透明な液体で7.7%の硼素を
含有した。
実施例3 キシレン3002中の4−メチル−2−ペンタノール5
5ot (5,38モル)とオルト硼酸310グ(5,
01モル)との混合物を大気圧下に還流温度で加熱し、
共沸混合物の形成によって水を連続的に除去する、反応
混合物からの水発生が止んだら、182℃の温度で混合
物に窒素流を毎分0.71tの速度で1時間通すことに
よって揮発性材料を除去した。生ずるポリボレートエス
テルは透明な液体で、6.4係の硼素を含有した。
実tイU例4 キシレン2009中の1−ブタノール407f(5,4
9モル)とオルト硼酸310f (5,01モル)の混
合物を大気圧下に還流温度で加熱し、共沸混合物の形成
によって水を連続的に除去した。水184m/’(理論
の100 % ’)を回収後、182℃で混合物に腎素
流を1時間通すことによって揮発性材料を混合物から除
去した。生ずるポリボレートエステルは透明な液体であ
り、9.4%の硼素を含有した。
実施例5 トルエン1007中の1−ブタノール5ooy(6,7
5モル)とQ化硼紫7o 9(]−001モルの混合物
を大気圧下に還流湯度で加熱し、共沸混合物の形成によ
って水を連続的に除去した。水57 dを回収後、連動
の酸化硼素12oq (1,72モル)を加え、水を除
去しながら追加の水22 rrtiを回収する寸で加熱
を約νけた。生ずる混合物からトルエンを蒸留し、残留
′吻を171°Cの最終1品度才で加熱すると、7.2
係のfd!11朱を含有する誘明な流体生成物を生じた
。しかし、室Y昌で一夜放置した後、生成物から沈殿物
か生じた。
実施例6 実施例2のボリボ゛レートエステル生成′A刀が4°、
!I滑油糾成物中に取り入れられた時の廟耗抑制斉11
としてその叶力を、第1表に示す2釉の司滑油絹放物を
使用してフォード2.31エンジンで評価した。
各試験に新しいカムシャフトを用い、各々の処方剤での
90時1841の運転後、エンジンのカム磨耗を調べた
。ポリボレートエステルを含まない潤滑剤Aは平均41
ミクロンのカム宅耗を生じた。実施例2のポリボレート
エステル0.52重重量%含有する潤滑剤B (ri、
平均24ミクロンの力l、 Jf、耗を生じた。
その結果、ポリボレートエステルを使うと平均カム磨耗
が41係減となった。
基  油                  76.
6    76.1マンニッヒ分散斉:       
     5.5     5.5オーバーベースドカ
ルシウムフエ不−)      3.6      3
.6ジヒドロカルビルジチオ燐酸亜鉛       1
 、49      1 、49オーバーベースドスル
ホン酸マクネシウム0.5      0.5スルホン
酸カルシウム         2.5     2.
5サビ止め剤              0.2  
   0.2才レフイン共重合体粘度指数改良剤   
 9..6     9.6実m例1のポリボレートエ
ステル    0.0     0.52(1)  潤
滑剤AとBの調製に2いて植々の添加物とそれらの童は
同じであるが、但し潤滑剤Aはポリボレートエステル金
含有していない。
(2)各成分量は重量%で表わI〜である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、約80′ないし約300℃の範囲の温度で実質的に
    不活性の有機液体中で、少なくとも3個の炭素原子のア
    ルコール類とフェノール翻からなる群から選ばれる少な
    くとも1個のヒドロキシル含有化合物に、オノにト硼酸
    を反応させることからなるポリボレートエステル糸目放
    物の製法であって、この有機液体は水と混ざらr゛コ標
    準圧力で約80°ないし約300°Cの範囲の沸点をも
    っており、ヒドロキシ含有化合物当量のオルト硼酸のモ
    ルに対する比は約0.5ないし約1.50翁・囲にあり
    、反応によって生ずる水が連続的に除去される場合の方
    法。 2、水が翁機欣体との共沸混合物の形成によって除去さ
    れる、特許請求の範囲第1項による方法。 3、ヒドロキシ、ル含有化合物が脂肪族アルコール類か
    らなる群から選ばれる、特許請求の範囲第2項による方
    法。 4、ヒドロキシル含有化合物が4〜8個の炭素原子を含
    有するモノヒドロキシ脂肪族アルコールからなる群から
    選ばれる、特許請求の範囲第3項による方法。 5、ヒドロキシ含有化合物当量のオルト硼酸モルに対す
    る比が約0.7ないし約1.2の範囲にある、特許請求
    の範囲第4項による方法。 6、  有機液体がベンゼン、トルエン及びキシレンか
    らなる群から選ばれる、特許請求の範囲第5項による方
    法。 7、@重圧力で約300℃を赫えた沸点をもった水と混
    ざらない潤滑油の追加存在下に反応が行なわれる、特許
    請求の範囲第6項による方法。 8、@滑油が鉱油である、特許請求の範囲第7項による
    方法。 9、鉱油量が°オルト硼酸とヒドロキシル含有化合物を
    一緒にした重量の約0.3ないし約加倍である、特許請
    求の範囲第8項に′よる方法。。 10、次の・段階からなる方法によってつくられるポリ
    ボレートエステル組成物。 (al  実質的に不活性の有機液体中で、約8(1°
    ないし約300℃の範囲の温度で、少なくとも3個の炭
    素原子のアルコール類とフェノール類からなる群から選
    ばれる少なくとも1個のヒドロキシル含有化合物にオル
    ト硼酸を反応させる。その場合に、有機液体は水と混ざ
    らず、標臨圧力で約80°ないし約300℃の範囲の沸
    点をもち、ヒドロキシ含有化合物当量のオルト硼酸モル
    に対する比は約0.5ないし約1.5の範囲にあシ、ま
    た反応によってつくられる水は連続的に除去される。 fbl  fa)の生成物から実質的に全部の有機液体
    を除去する。 1】、水が有機液体との共沸温合物の形成によって除去
    される、特許請求の範囲第1O項による12、ヒドロキ
    シル含有化合物が脂肪族アルコールからなる群から選ば
    れる、特許請求の範囲第11項による組成物。 J:(、ヒドロキシル含有化合物が4〜8個の炭素原子
    を含有するモノヒドロキシ脂肪族アルコール類からなる
    群から選ばれる、特許請求の範囲第12項による組成物
    。 14、ヒドロキシ含有化合物、8!lI量のオルト硼酸
    モルに対する比が、約0.7ないし約1.2の範囲にあ
    る、特許請求の範囲第13項による組成物、15、  
    有8液体カー<ンゼン、トルエン及びキシレンからなる
    群から選ばれる、特許請求の範囲第14項による組成物
    。 16、水と混ざらないで標準圧力で約300℃を越える
    沸点をもつ潤滑油の追加存在下に反応が行なわれる、特
    許請求の範囲第15項による組成物。 17、潤滑油が鉱油である、特許請求の範囲第16項に
    よる組成物。 18、鉱油量がオルト硼酸とヒドロキシル含有化合物を
    一緒にした重量の約0.3ないし約20倍である、特許
    請求の範囲第17項による組成物。 19、約80°ないし約200℃の範囲の温度で反応が
    行なわれる、特許請求の範囲第15項による組成物。 刈、特許請求の範囲第10項のポリボレートエステル組
    成物と絹み合わせた主要部の潤滑油からなり、その場合
    にポリボレートエステル組成物情が潤滑剤組成物の約0
    .01ないし約15重彊゛係であるような潤滑剤組成物
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