JPS59156556A - 溶鋼の非金属介在物除去フイルタ− - Google Patents
溶鋼の非金属介在物除去フイルタ−Info
- Publication number
- JPS59156556A JPS59156556A JP2939983A JP2939983A JPS59156556A JP S59156556 A JPS59156556 A JP S59156556A JP 2939983 A JP2939983 A JP 2939983A JP 2939983 A JP2939983 A JP 2939983A JP S59156556 A JPS59156556 A JP S59156556A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten steel
- tundish
- filter
- refractories
- inclusions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/10—Supplying or treating molten metal
- B22D11/11—Treating the molten metal
- B22D11/116—Refining the metal
- B22D11/119—Refining the metal by filtering
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明（ｄ溶鋼中の非金属介在物、特に微細なＡｔ！２
０．系介在物の除去に用いるフィルターに関するもので
ある。
０．系介在物の除去に用いるフィルターに関するもので
ある。
溶鋼中に存在し、凝固完了までに分離除去できない非金
属介在物は、鋼の加工性ならびに機械的性質、成品での
表面品質に悪影各を与える。
属介在物は、鋼の加工性ならびに機械的性質、成品での
表面品質に悪影各を与える。
近年’ｔｉ・同材に要求される品質は次第に厳しくなり
。
。
不純物の少いいわゆるクリーンスチールが求められてい
る。不純物を除去する在来の方法としては、溶銑、溶鋼
にＣｃＬＯ、０ａＦ２ 、 Ｎａ２ＣＯ３等の精善剤（
フラックス）を添加して脱硫、脱燐処理を行う方法が用
いられている。またＮ２ ＋ Ｎ２等の脱ガスについて
はＲＨ式、ＤＨ式等の真空脱ガス装置により処理がなさ
れている。さらに脱酸生成物すなわち、非金属介在物の
除去も溶鋼清浄化の重要なポイントでちる。特にＡＣ脱
酸鋼の場合は脱酸生成物である八〇２０３が浮上しに＜
＜鋳片内に残存することになり、これが成品品ηを劣化
させる原因となる。
る。不純物を除去する在来の方法としては、溶銑、溶鋼
にＣｃＬＯ、０ａＦ２ 、 Ｎａ２ＣＯ３等の精善剤（
フラックス）を添加して脱硫、脱燐処理を行う方法が用
いられている。またＮ２ ＋ Ｎ２等の脱ガスについて
はＲＨ式、ＤＨ式等の真空脱ガス装置により処理がなさ
れている。さらに脱酸生成物すなわち、非金属介在物の
除去も溶鋼清浄化の重要なポイントでちる。特にＡＣ脱
酸鋼の場合は脱酸生成物である八〇２０３が浮上しに＜
＜鋳片内に残存することになり、これが成品品ηを劣化
させる原因となる。
通常、連続鋳造の場合はタンディツシュ内でこれらの非
金属介在物を浮上分離して清浄な溶鋼として鋳型に注入
される。しかし、１００μ以下の微細な非金属介在物や
＋ Ａｅ２ｏ３クラスターのような形態の介在物につい
ては、鋼中からの浮上分離が困難であり適切な除去技術
が確立されていないのが現状である。
金属介在物を浮上分離して清浄な溶鋼として鋳型に注入
される。しかし、１００μ以下の微細な非金属介在物や
＋ Ａｅ２ｏ３クラスターのような形態の介在物につい
ては、鋼中からの浮上分離が困難であり適切な除去技術
が確立されていないのが現状である。
本発明者らは１種々の実験により溶鋼と接触した石灰質
耐火物が鋼中の０２０３と反応しやすく。
耐火物が鋼中の０２０３と反応しやすく。
ＡＵ２０．を吸収しやすいという知見を得た。その実験
結果の一例を第１図に示す。この図は、連鋳クンデイツ
ンユのセキに使われた石灰質耐火物（０１０９３％、残
部１４ｇｏ）の耐火物表面からのＡｉ！２０３含有量分
布であり、Ａ９．２０３が耐火物表面から２０闘程度１
で浸透しているのがわかる。また、この試験結果は、４
ｃｈ（４００ｔ、）鋳造した後の結果であるが１石灰質
耐火物は、はとんど溶損されておらず、溶鋼中への反応
生成９／Ｊ（ａ（ｃａｏｌ＋〕（ｕ２ｏ３） ）の混入
が無いことを示しており１反応生成物自身が介在物起源
にならないことがわかる。このことかな、石灰質耐火物
を溶鋼と接触させることにより、溶鋼中のＡｔ！２０３
が分離除去できるわけであり１本発明はこの現象を積極
的に利用することが第１の要点である。
結果の一例を第１図に示す。この図は、連鋳クンデイツ
ンユのセキに使われた石灰質耐火物（０１０９３％、残
部１４ｇｏ）の耐火物表面からのＡｉ！２０３含有量分
布であり、Ａ９．２０３が耐火物表面から２０闘程度１
で浸透しているのがわかる。また、この試験結果は、４
ｃｈ（４００ｔ、）鋳造した後の結果であるが１石灰質
耐火物は、はとんど溶損されておらず、溶鋼中への反応
生成９／Ｊ（ａ（ｃａｏｌ＋〕（ｕ２ｏ３） ）の混入
が無いことを示しており１反応生成物自身が介在物起源
にならないことがわかる。このことかな、石灰質耐火物
を溶鋼と接触させることにより、溶鋼中のＡｔ！２０３
が分離除去できるわけであり１本発明はこの現象を積極
的に利用することが第１の要点である。
次に第２の要点は、タンディツシュの内部に。
第２図、第３図（Ａ） 、 ＣＢ）に示すごとく、石灰
質耐火物製の円筒１を積重ねることである。
質耐火物製の円筒１を積重ねることである。
すなわち、積重ねる位置は第２図に示す如く。
タンディツシュ２への注入ロングノズル３と鋳型への鋳
込みノズル４との間の任意の位置において１ケ所以上で
ある。＃重ねる方向は円筒の中止軸の方向をタンディツ
シュの溶鋼流動方向に一致させて設置するものであり、
これにより円筒と溶鋼の接触チャンスを増すと共に、こ
のフィルターを通過後、溶鋼の流れを整流にすることに
より、タンディツシュの溶鋼湯面にあるスラグや保温剤
の巻込みを防止するものである。尚１図中５は浮上防止
用の押え板を示している。
込みノズル４との間の任意の位置において１ケ所以上で
ある。＃重ねる方向は円筒の中止軸の方向をタンディツ
シュの溶鋼流動方向に一致させて設置するものであり、
これにより円筒と溶鋼の接触チャンスを増すと共に、こ
のフィルターを通過後、溶鋼の流れを整流にすることに
より、タンディツシュの溶鋼湯面にあるスラグや保温剤
の巻込みを防止するものである。尚１図中５は浮上防止
用の押え板を示している。
次に本発明フィルターと関連先行技術との差異について
述べる。
述べる。
先づ最初に多数の貫通孔を有するセキとの差異について
述べれば、この技術では、溶鋼が接触するのは貫通孔の
内面のみで溶鋼の接触面積が少ない。これに対して本発
明のフィルターは円筒状耐火物で、且つこれを多段積重
ねたものであるので。
述べれば、この技術では、溶鋼が接触するのは貫通孔の
内面のみで溶鋼の接触面積が少ない。これに対して本発
明のフィルターは円筒状耐火物で、且つこれを多段積重
ねたものであるので。
円筒の内外両面に溶鋼が接触して接触面積が著しく増加
する結果、介在物の吸着効果は極めて大きい。
する結果、介在物の吸着効果は極めて大きい。
次に特開昭５６〜１２５２号により耐火物天棚よりなる
フィルターが提案されている。この棚フィルターと本発
明フィルターとの相違点は、第１に、 １１１１フイル
ターの場合に１は、１枚１枚タンディツシュにＩＵ定す
る必要があり、タンディツシュの頬造が著しく困難であ
るのに対して１本発明フィルターでは円筒をタンディツ
シュ内で積１重ね、最終的にこれを１枚の押え板で押え
ればよくフ・ｆルターの設置が極めて簡単であることで
ある。次にその第２点は棚フィルターの場合には溶鋼と
の接触が平面接触であるのに対して本発明フィルターで
は多数の円筒による曲面接触で１本発明フィルターの方
が溶鋼との接触面積が大きく、それだけ介在物の吸着能
力が大きいことである。
フィルターが提案されている。この棚フィルターと本発
明フィルターとの相違点は、第１に、 １１１１フイル
ターの場合に１は、１枚１枚タンディツシュにＩＵ定す
る必要があり、タンディツシュの頬造が著しく困難であ
るのに対して１本発明フィルターでは円筒をタンディツ
シュ内で積１重ね、最終的にこれを１枚の押え板で押え
ればよくフ・ｆルターの設置が極めて簡単であることで
ある。次にその第２点は棚フィルターの場合には溶鋼と
の接触が平面接触であるのに対して本発明フィルターで
は多数の円筒による曲面接触で１本発明フィルターの方
が溶鋼との接触面積が大きく、それだけ介在物の吸着能
力が大きいことである。
円筒状にしてオドみ重ねるもう一つの頚！由は、タンデ
イツシユの予熱時に十分に予熱ガスが通り。
イツシユの予熱時に十分に予熱ガスが通り。
溶鋼注入時にそのフィルタ一部で溶鋼が固まらないよう
な温度にまでセキを加熱することを容易ならしめるため
である。すなわち１％開昭５６−４７５０９のごとく粒
状耐火物にてフィルターを（ス１丁成した場合１粒状耐
火物の績み重なり状況の微妙な異いから、ガス流の通過
場所に不均一が生じ−その結果として、フィルターの一
部が詰まり、溶鋼が流れにくく々る結果、所定の鋳造速
度が得らねなく々る場合が生じたっところが１本発明の
ごとく石灰質耐火物を円筒状にすることによりフィルタ
ー全体が均一に予熱され、溶鋼づまりのようなトラブル
が生じなくなるわけである。ただし。
な温度にまでセキを加熱することを容易ならしめるため
である。すなわち１％開昭５６−４７５０９のごとく粒
状耐火物にてフィルターを（ス１丁成した場合１粒状耐
火物の績み重なり状況の微妙な異いから、ガス流の通過
場所に不均一が生じ−その結果として、フィルターの一
部が詰まり、溶鋼が流れにくく々る結果、所定の鋳造速
度が得らねなく々る場合が生じたっところが１本発明の
ごとく石灰質耐火物を円筒状にすることによりフィルタ
ー全体が均一に予熱され、溶鋼づまりのようなトラブル
が生じなくなるわけである。ただし。
フィルターの横断面での空間の面積率が、少なくなった
り１円筒の長さが長くなると溶鋼との接触率は増大する
ものの、フィルタ一部での溶鋼の圧損が大きくなり７タ
ンデイソシユの形状などが複雑になるため、タンディツ
シュの形状、単位時間当りの鋳造量などを考慮して適正
なものにする必要がある。
り１円筒の長さが長くなると溶鋼との接触率は増大する
ものの、フィルタ一部での溶鋼の圧損が大きくなり７タ
ンデイソシユの形状などが複雑になるため、タンディツ
シュの形状、単位時間当りの鋳造量などを考慮して適正
なものにする必要がある。
以下に本発明による具体的効果を実施例並びに比較例を
もって説明する。
もって説明する。
実施例
転炉出鋼後、ＲＨ真空脱ガス装置内で微調整した第１表
に示すような溶鋼を、肉厚４０ ｒｐ、ｍ−外径ＳＯ，
ａ、長さ１００間の石灰系円筒状耐火物２５個をＴＤの
底から３個、４個、、５個、６個、７個と５段に積んで
上方から、これらの耐火物が浮かないようにハイアルミ
プ系耐火物の押え板により押えて構成されたフィルター
を設けたタンディツシュに受け、鋳型内に浸漬ノズルに
より、第１表に示すような条件にて鋳造した。
に示すような溶鋼を、肉厚４０ ｒｐ、ｍ−外径ＳＯ，
ａ、長さ１００間の石灰系円筒状耐火物２５個をＴＤの
底から３個、４個、、５個、６個、７個と５段に積んで
上方から、これらの耐火物が浮かないようにハイアルミ
プ系耐火物の押え板により押えて構成されたフィルター
を設けたタンディツシュに受け、鋳型内に浸漬ノズルに
より、第１表に示すような条件にて鋳造した。
その結果、 Ｔ、Ｏ−２５ｐｐｍ −ＡＱ２０３系介在
物は。
物は。
顕微鏡観、察で５３個／ ２５ ｒｙＡの極めて清浄な
鋼が得られ、成品ブリキでの磁探欠陥発生率が２ケ／１
０００＋ｙ／と非常に良好な成績であった。
鋼が得られ、成品ブリキでの磁探欠陥発生率が２ケ／１
０００＋ｙ／と非常に良好な成績であった。
比較例
実施例の比軟試、−としてほぼ同成分（第１表に示す）
の溶鋼を実施例と同じ工程でＭ製し１通常のフィルター
のないタンディツシュに受け、鋳型内に浸漬ノズルによ
り、実施例と同一の鋳造条件にて鋳造した。
の溶鋼を実施例と同じ工程でＭ製し１通常のフィルター
のないタンディツシュに受け、鋳型内に浸漬ノズルによ
り、実施例と同一の鋳造条件にて鋳造した。
その結果、Ｔ、○＝ ３８ ｐｐｍ ＋ＡＱ２０３系介
在物＋１２４個／ ２５ ｍＡ ＋成品ブリキでの磁探
欠陥発生率が６ケ／ １０００ｙ＋＋’と介在物フ・ｆ
ルター設置に比較して鋳片での清浄性ならびに成品品質
は劣っていた。
在物＋１２４個／ ２５ ｍＡ ＋成品ブリキでの磁探
欠陥発生率が６ケ／ １０００ｙ＋＋’と介在物フ・ｆ
ルター設置に比較して鋳片での清浄性ならびに成品品質
は劣っていた。
ｖ上、実施例並びに比較例からも明らかなように本発明
による非金属介在物除去フィルターは極めて有益なもの
であるといえる。
による非金属介在物除去フィルターは極めて有益なもの
であるといえる。
第１表
第１図は鋳造後のタンディツシュの石灰系酬大物の表面
からのＡＱ２０．含有量変化の図であり、第２図及び第
３図（Ａ） 、 （Ｂ）は本発明による非金属介在物除
去フィルターをタンディツシュに設置した場合の図であ
る。 １・・石灰系の筒状耐火物 ５・・・浮上防止押え板 第１図
からのＡＱ２０．含有量変化の図であり、第２図及び第
３図（Ａ） 、 （Ｂ）は本発明による非金属介在物除
去フィルターをタンディツシュに設置した場合の図であ
る。 １・・石灰系の筒状耐火物 ５・・・浮上防止押え板 第１図
Claims (1)
- 連続鋳造用タンディツシュの取鍋からの注入位置とタン
ディツシュから連続鋳造用鋳型への注入位置との間に１
石灰系の筒状耐火物の重層物をタンディツシュ内溶鋼の
溶袢１）流動方向に対して１円筒の軸方向を平行にして
、１箇所以上設置し、微小ＡＱ２０３介在物を吸着させ
るようにしたことを特徴とする。溶鋼の非金属介在物除
去フィルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2939983A JPS59156556A (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | 溶鋼の非金属介在物除去フイルタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2939983A JPS59156556A (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | 溶鋼の非金属介在物除去フイルタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59156556A true JPS59156556A (ja) | 1984-09-05 |
| JPS6247621B2 JPS6247621B2 (ja) | 1987-10-08 |
Family
ID=12275059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2939983A Granted JPS59156556A (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | 溶鋼の非金属介在物除去フイルタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59156556A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61117360U (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-24 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS561252A (en) * | 1979-06-14 | 1981-01-08 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Tundish for continuous casting |
-
1983
- 1983-02-25 JP JP2939983A patent/JPS59156556A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS561252A (en) * | 1979-06-14 | 1981-01-08 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Tundish for continuous casting |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61117360U (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6247621B2 (ja) | 1987-10-08 |
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