JPS59155805A - 光学繊維束を像伝送系として用いた光学系 - Google Patents
光学繊維束を像伝送系として用いた光学系Info
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- JPS59155805A JPS59155805A JP58028596A JP2859683A JPS59155805A JP S59155805 A JPS59155805 A JP S59155805A JP 58028596 A JP58028596 A JP 58028596A JP 2859683 A JP2859683 A JP 2859683A JP S59155805 A JPS59155805 A JP S59155805A
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
像伝送系として用いた光学系に関するものである。
従来の内視鏡は、例えば第1図に示した如く、本体1の
内部にイメージガイド2を有していて、対物レンズ3に
より物体Oの像がイメージガイド2の入射端面2aに結
像せしめられ、該像はイメージガイド2を介してその出
射端面2bまで伝送され、出射端面2bの像は接眼レン
ズ4及びカメラヂデイ5内のカメラレンズ6を介してフ
ィルム7上に結像せしめられるようになっており、これ
らが撮影光学系を構成していた。又、本体lの内部にラ
イトガイド8を有していて、光源本体9内のランプ10
の光が集光レンズ11によシライトガイド8の入射端面
8aに入射せしめられ、その光はライトガイド8を介し
てその出射端面8bまで伝送されて物体0の表面を照射
するようになっており、これらが照明光学系を構成して
いた。又、イメージガイド2の出射端面21〕と接眼レ
ンズ10間にはハーフプリズム12が配置されていて、
これによシイメー・ジガイF′2からの出射ブLの一部
を受光素子13上に送り、受光素子13で発生した信号
は導線14により導びかれてシャッタ15を制御するだ
めのシャッタ制御回路16に送られるようになっており
、対物レンズ3から物体0までの距離が遠い時には、物
体面が暗くなるのでシャッタ制御回路J6への入力信号
が小さくなって7ヤソタ15のスピードが遅くなシ、対
物レンズ3から物体0までの距離が近い時には、物体面
が明るくなるのでシャッタ制御回路16への入力信号が
大きくなってシ丁ツタ15のスピードが速くなり、これ
によって自動露出が行われるように構成されていた。と
ころが、この内視鏡に用いられている光学系は、上述の
如くノヤツタスーードを変化させることによシ露出制御
を行うものであったため、絞り口径が常に一定であって
近距離撮影の場合はシャッタスピードが相当速くなり、
その結果被写界深度が相当浅くなるため写真がぼけやす
いという問題があった。
内部にイメージガイド2を有していて、対物レンズ3に
より物体Oの像がイメージガイド2の入射端面2aに結
像せしめられ、該像はイメージガイド2を介してその出
射端面2bまで伝送され、出射端面2bの像は接眼レン
ズ4及びカメラヂデイ5内のカメラレンズ6を介してフ
ィルム7上に結像せしめられるようになっており、これ
らが撮影光学系を構成していた。又、本体lの内部にラ
イトガイド8を有していて、光源本体9内のランプ10
の光が集光レンズ11によシライトガイド8の入射端面
8aに入射せしめられ、その光はライトガイド8を介し
てその出射端面8bまで伝送されて物体0の表面を照射
するようになっており、これらが照明光学系を構成して
いた。又、イメージガイド2の出射端面21〕と接眼レ
ンズ10間にはハーフプリズム12が配置されていて、
これによシイメー・ジガイF′2からの出射ブLの一部
を受光素子13上に送り、受光素子13で発生した信号
は導線14により導びかれてシャッタ15を制御するだ
めのシャッタ制御回路16に送られるようになっており
、対物レンズ3から物体0までの距離が遠い時には、物
体面が暗くなるのでシャッタ制御回路J6への入力信号
が小さくなって7ヤソタ15のスピードが遅くなシ、対
物レンズ3から物体0までの距離が近い時には、物体面
が明るくなるのでシャッタ制御回路16への入力信号が
大きくなってシ丁ツタ15のスピードが速くなり、これ
によって自動露出が行われるように構成されていた。と
ころが、この内視鏡に用いられている光学系は、上述の
如くノヤツタスーードを変化させることによシ露出制御
を行うものであったため、絞り口径が常に一定であって
近距離撮影の場合はシャッタスピードが相当速くなり、
その結果被写界深度が相当浅くなるため写真がぼけやす
いという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、光学繊維束の出射端以後
の光学系の射出瞳又は該射出瞳と共役な位置の近傍に口
径が可変な絞シを配置して、露出制御と連動して被写界
深度を変化させ得るようにした光学系を提供せんとする
ものであるが、以下第2図乃至第8図に示した一実施例
に基づき上記従来例と同一の部材には同一符号を付して
これを説明すれば、17は接眼レンズ4の射出瞳の近傍
に配置された口径が可変な明るさ絞り、18は受光素子
13からの信号を受けて明るさ絞シ17の口径の大きさ
を制御し得る絞シ制御回路である。
の光学系の射出瞳又は該射出瞳と共役な位置の近傍に口
径が可変な絞シを配置して、露出制御と連動して被写界
深度を変化させ得るようにした光学系を提供せんとする
ものであるが、以下第2図乃至第8図に示した一実施例
に基づき上記従来例と同一の部材には同一符号を付して
これを説明すれば、17は接眼レンズ4の射出瞳の近傍
に配置された口径が可変な明るさ絞り、18は受光素子
13からの信号を受けて明るさ絞シ17の口径の大きさ
を制御し得る絞シ制御回路である。
尚、この場合の主光Ivi!は第3図に示した如くイメ
ージガイド2の一本の光学繊維の長手方向に平行な光線
りと考える。第3図においてもEは射出瞳を示している
。
ージガイド2の一本の光学繊維の長手方向に平行な光線
りと考える。第3図においてもEは射出瞳を示している
。
本発明による光学系は上述の如く構成されているから、
対物レンズ3から物体0までの距離が遠い時には、物体
面が暗くて受光素子13からの出力は小さいので、絞シ
制御回路18の作用にょυ明るさ絞り17が太−きく開
かれて露出が行われる。
対物レンズ3から物体0までの距離が遠い時には、物体
面が暗くて受光素子13からの出力は小さいので、絞シ
制御回路18の作用にょυ明るさ絞り17が太−きく開
かれて露出が行われる。
又、対物レンズ3から物体otでの距離が近い時には、
物体面が明るくて受光素子13からの出力が大きいので
、明るさ絞り17が小さく絞られて露出が行われる。か
くして、明るさ絞り17の口径を変化させることにより
自動露出が行われるので、特に対物[/クズ3から物体
Oまでの距離が近い時は対物レンズ3によって形成され
る像の被写界深度が増すという効果がある。
物体面が明るくて受光素子13からの出力が大きいので
、明るさ絞り17が小さく絞られて露出が行われる。か
くして、明るさ絞り17の口径を変化させることにより
自動露出が行われるので、特に対物[/クズ3から物体
Oまでの距離が近い時は対物レンズ3によって形成され
る像の被写界深度が増すという効果がある。
この点について詳述すれば、イメージガイド2が理想的
な光学繊維即ち第4図に示した如く光学繊維の軸に対し
て角度θで入射した光線りが軸に対称な頂角2θを有す
る円錐面となって出射されるような光学繊維2oがら成
るものとする。又、第5図に示した如く、対物レンズ3
の前方には点状物体0′ があり、対物レンズ3のピン
トハ点状物体O′より遠方に合っているものとする。こ
の状態ではイメージガイド2の入射端面2aには例えば
直径dIのほけた光の円が結像されていることになり、
での円はイメージガイド2により伝送されてその出射端
面2bにもぼけた円として結像される。そして、このほ
けた円は、絞りJ7が点線図示の如く全開の場合接眼レ
ンズ4及びカメラレンズ6によってフィルム7上にぼけ
た円として結像される。又、入射端面2 +)上のぼけ
た円の直径d1の部分が対物レンズ3を通ってイメージ
ガイド2へ入射角θ1で入射する光線aにょシ作られて
いるとすれば、この光線aは理想的な光学繊維20を伝
わって出射端面2bから光軸に対して角度θ1の円錐面
として出射される。又、入射端面2b上のぼけた円の中
央に近い直径d2 の部分が対物レンズ3を通ってイ
メージガイド2への入射角θ2で入射する光線すにより
作られているとすれば、この光線1)は理想的な光学繊
維20を伝わって出射端面2bから光軸に対して角度θ
2の円錐面として出射される。ここで、イメージガイド
2の出射端面2bから角度θ】及びθ2で出射される光
線の射出瞳Eでの光線高を夫々hl及び1〕2とすると
、絞り17の半径がJであれば、 出射端面21)から
の出射光は全て絞りJ7を通過するのでフィルム7上に
は出射端面21)上の直径d1のぼけだ円全体が写る。
な光学繊維即ち第4図に示した如く光学繊維の軸に対し
て角度θで入射した光線りが軸に対称な頂角2θを有す
る円錐面となって出射されるような光学繊維2oがら成
るものとする。又、第5図に示した如く、対物レンズ3
の前方には点状物体0′ があり、対物レンズ3のピン
トハ点状物体O′より遠方に合っているものとする。こ
の状態ではイメージガイド2の入射端面2aには例えば
直径dIのほけた光の円が結像されていることになり、
での円はイメージガイド2により伝送されてその出射端
面2bにもぼけた円として結像される。そして、このほ
けた円は、絞りJ7が点線図示の如く全開の場合接眼レ
ンズ4及びカメラレンズ6によってフィルム7上にぼけ
た円として結像される。又、入射端面2 +)上のぼけ
た円の直径d1の部分が対物レンズ3を通ってイメージ
ガイド2へ入射角θ1で入射する光線aにょシ作られて
いるとすれば、この光線aは理想的な光学繊維20を伝
わって出射端面2bから光軸に対して角度θ1の円錐面
として出射される。又、入射端面2b上のぼけた円の中
央に近い直径d2 の部分が対物レンズ3を通ってイ
メージガイド2への入射角θ2で入射する光線すにより
作られているとすれば、この光線1)は理想的な光学繊
維20を伝わって出射端面2bから光軸に対して角度θ
2の円錐面として出射される。ここで、イメージガイド
2の出射端面2bから角度θ】及びθ2で出射される光
線の射出瞳Eでの光線高を夫々hl及び1〕2とすると
、絞り17の半径がJであれば、 出射端面21)から
の出射光は全て絞りJ7を通過するのでフィルム7上に
は出射端面21)上の直径d1のぼけだ円全体が写る。
しかし、絞り17の半径がh2になったとすれば、 出
射端面21)からの出射光のうち出射角θが θ2≦θ≦θ1 ・・・・・・・・・・・ (1)
の光は絞り17を通過出来ないため、出射端2b上のぼ
けた円のうち直径dが d2≦d≦d1 ・・・・・・・・・・・・・
(2)の部分はフィルム7上に写らず、 d ≦ d2 ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・ (3)の部分だけがフィルム7上
に写る。これは、絞り17を絞ればフィルム7上に写る
ぼけた円の大きさが小さくなることを示している。即ち
、点状部体0′の フィルム7上の像は絞り17を絞る
ほど点に近づくわけであり、これは被写界深度が増大し
たことに相当する。従って、本実施例では物体Oまでの
距離が近いほと絞り17の口径が小さくなるように゛構
成されているので、物体0に近づくほど対物レンズ3の
被写界深度が増し、その結果近距離撮影の場合でも明瞭
々写真を撮ることが出来る。
射端面21)からの出射光のうち出射角θが θ2≦θ≦θ1 ・・・・・・・・・・・ (1)
の光は絞り17を通過出来ないため、出射端2b上のぼ
けた円のうち直径dが d2≦d≦d1 ・・・・・・・・・・・・・
(2)の部分はフィルム7上に写らず、 d ≦ d2 ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・ (3)の部分だけがフィルム7上
に写る。これは、絞り17を絞ればフィルム7上に写る
ぼけた円の大きさが小さくなることを示している。即ち
、点状部体0′の フィルム7上の像は絞り17を絞る
ほど点に近づくわけであり、これは被写界深度が増大し
たことに相当する。従って、本実施例では物体Oまでの
距離が近いほと絞り17の口径が小さくなるように゛構
成されているので、物体0に近づくほど対物レンズ3の
被写界深度が増し、その結果近距離撮影の場合でも明瞭
々写真を撮ることが出来る。
次に、グり位置について述べる。第6図に示しだ如く、
絞り17が射出瞳Eの位置にあれば、イメージガイド2
の出射端面2bのどの部分から出射した光も、絞り17
を口径を小さくするにつれて下側光線AIと上側光線t
2は均等に出射角αの大きい光線から絞られて行く。し
かし、第7図に示した如く、絞シ17を射出瞳Eから離
れた位置に置くと、絞り17の口径を小さくするにつれ
て下側光線1.は大きく絞られて行くが、上側光線t2
は絞られ方が小さい。 このため、出射端面21〕から
の出射光のうち出射角αの大きい光線も絞り17を通過
するので、絞fi17の口径が第6図の場合と同じでも
フィルム7土に写るぼけだ円の大きさは大きくなる。捉
って、被写界深度は出射端面21)の周辺部分の像はど
浅くなるので、射出瞳Eから絞り]7までの距離k[は
一定の制限を加えなければならない。実用上、絞ること
によって被写界深度が深くなる効果のある絞り位置は、
下記条件Iによって決定される。
絞り17が射出瞳Eの位置にあれば、イメージガイド2
の出射端面2bのどの部分から出射した光も、絞り17
を口径を小さくするにつれて下側光線AIと上側光線t
2は均等に出射角αの大きい光線から絞られて行く。し
かし、第7図に示した如く、絞シ17を射出瞳Eから離
れた位置に置くと、絞り17の口径を小さくするにつれ
て下側光線1.は大きく絞られて行くが、上側光線t2
は絞られ方が小さい。 このため、出射端面21〕から
の出射光のうち出射角αの大きい光線も絞り17を通過
するので、絞fi17の口径が第6図の場合と同じでも
フィルム7土に写るぼけだ円の大きさは大きくなる。捉
って、被写界深度は出射端面21)の周辺部分の像はど
浅くなるので、射出瞳Eから絞り]7までの距離k[は
一定の制限を加えなければならない。実用上、絞ること
によって被写界深度が深くなる効果のある絞り位置は、
下記条件Iによって決定される。
(条件I)
第8図に示した如く、絞り17が全開の時の絞り位置に
おける主光線りの高さをh cとし且つマージナル光線
t3の高さをb aとした場合、1hcl≦I h a
1 −、、 、、、、、、−、、、 (4)であ
ること。ただし、主光線l7(1光学繊維束2の出射端
面21〕の半径をCとした場合−Cの位置から出た主光
線とし、光学繊維束2の出射端面2bが円形でない場合
はその概略半径の↓の位置から出た主光線とする。
おける主光線りの高さをh cとし且つマージナル光線
t3の高さをb aとした場合、1hcl≦I h a
1 −、、 、、、、、、−、、、 (4)であ
ること。ただし、主光線l7(1光学繊維束2の出射端
面21〕の半径をCとした場合−Cの位置から出た主光
線とし、光学繊維束2の出射端面2bが円形でない場合
はその概略半径の↓の位置から出た主光線とする。
尚、上記実施例とは異なシ、第9図に示した第二実施例
の如く射出瞳Eと共役な位置E′ に絞り17を置いて
も良く、この場合も条件Iが適用される。尚、21はリ
レーレンズである。
の如く射出瞳Eと共役な位置E′ に絞り17を置いて
も良く、この場合も条件Iが適用される。尚、21はリ
レーレンズである。
又、第10図に示した第三実施例の如く像の伝送が第二
イメージガイド22によって行われる場合でもその出射
端以後の光学系の射出瞳E″の近傍に絞り17を置けば
同じ効果が得られ、この場合も条件1が適用される。
イメージガイド22によって行われる場合でもその出射
端以後の光学系の射出瞳E″の近傍に絞り17を置けば
同じ効果が得られ、この場合も条件1が適用される。
又、第11図に示した第四実施例の如くイメージガイド
2の前方の対物レンズ3の入射、瞳の位置に口径が可変
な明るさ絞り17を置いた場合でも、絞シ17を絞るこ
とにより被写界深度が深くなるという効果が得られる。
2の前方の対物レンズ3の入射、瞳の位置に口径が可変
な明るさ絞り17を置いた場合でも、絞シ17を絞るこ
とにより被写界深度が深くなるという効果が得られる。
但し、この例に限り、イメージガイド2の光学繊維は理
想的光学繊維に近いものでなくても良い。
想的光学繊維に近いものでなくても良い。
以上、いずれも近距離撮影の場合に被写界深度が深くな
るという利点を有しているが、この利点は対物レンズ3
が固定伸点の場合に太きい。尚、対物レンズ3の主光線
は第四実施例を除きいずれの場合もイメージガイド2の
軸にほぼ平行であるものとする。
るという利点を有しているが、この利点は対物レンズ3
が固定伸点の場合に太きい。尚、対物レンズ3の主光線
は第四実施例を除きいずれの場合もイメージガイド2の
軸にほぼ平行であるものとする。
又、上記各実施例においては、シャッタスピードと明る
さ絞りの口径の両方を可変にして自動露出を行うように
しても良い。又、本発明は、写真撮影に限らず、眼視観
察やテレビカメラ等の自動調光装置にも適用出来るもの
である。
さ絞りの口径の両方を可変にして自動露出を行うように
しても良い。又、本発明は、写真撮影に限らず、眼視観
察やテレビカメラ等の自動調光装置にも適用出来るもの
である。
これまでの説明においては、イメージガイl’ 2は理
想的光学繊維から形成されているものとして説明してき
たが、実際のイメージガイ15では入射角θ】で入射し
た光が出射角θl て出射されることは無く出射角θ1
のまわシに多少広がって出射されるのが普通である。従
って、絞り17を絞った場合の被写界深度は、イメージ
ガイド2が理想的光学繊維から成ると仮定した場合はど
は増大しない。
想的光学繊維から形成されているものとして説明してき
たが、実際のイメージガイ15では入射角θ】で入射し
た光が出射角θl て出射されることは無く出射角θ1
のまわシに多少広がって出射されるのが普通である。従
って、絞り17を絞った場合の被写界深度は、イメージ
ガイド2が理想的光学繊維から成ると仮定した場合はど
は増大しない。
この点について詳細に説明する。第12図に示した如く
、一本の光学繊維23に入射角θl〜θ1+dθの円錐
面状光束が入射した場合、出射光が角度αで広がるもの
とする。これを式で表耕するために、入射光の強度分布
が第13図に示した如きデルタ関数の場合出射光の出射
角α〜α」−(Iαの部分の強度分布が第14図に示し
た如き関数7(θ1.α)になるものとする。一般[5
’(θ1゜α)はθl付近にピークを有する山形の関数
であって、 とする。又、一本の光学繊維23からの出射光の一部が
第15図に示した如く絞り17によって遮られ、絞り1
7を通過し得るのは出射角β以下の光線であるとすると
、その光量が全光量に対して占める割合P(θI、β)
H となる(第14図参照)。尚、関数7(θ1.α)には
光学繊維23の軸まわりの立体角のウェイトが含まれて
いる。
、一本の光学繊維23に入射角θl〜θ1+dθの円錐
面状光束が入射した場合、出射光が角度αで広がるもの
とする。これを式で表耕するために、入射光の強度分布
が第13図に示した如きデルタ関数の場合出射光の出射
角α〜α」−(Iαの部分の強度分布が第14図に示し
た如き関数7(θ1.α)になるものとする。一般[5
’(θ1゜α)はθl付近にピークを有する山形の関数
であって、 とする。又、一本の光学繊維23からの出射光の一部が
第15図に示した如く絞り17によって遮られ、絞り1
7を通過し得るのは出射角β以下の光線であるとすると
、その光量が全光量に対して占める割合P(θI、β)
H となる(第14図参照)。尚、関数7(θ1.α)には
光学繊維23の軸まわりの立体角のウェイトが含まれて
いる。
さて、第16図に示した如く一本の光学繊維23に頂角
2θ)lの円錐形の光束が入射した場合を考える。実際
[は角度θMは対物レンズ3の絞り24によって決定さ
れる。第16図に示した状態において出射角β以下の光
束の中に含まれている光線の入射角の平均をθeffと
すると、 となる。光学繊維23が理想的光学繊維ならば、θef
f−θM (β50Mのとき) )−−一(8) θej’f−β (β〈0Mのとき) となる。そして、フィルム7上には入射角θeffでイ
メージガイド2に入射した光束によって形成されたぼけ
た円が写ると考えて良い。従って、θeffの値が理想
的光学繊維の場合の値(第(8)式)に近いほど、絞り
17を絞った時に被写界深度の深くなる割合が太きい。
2θ)lの円錐形の光束が入射した場合を考える。実際
[は角度θMは対物レンズ3の絞り24によって決定さ
れる。第16図に示した状態において出射角β以下の光
束の中に含まれている光線の入射角の平均をθeffと
すると、 となる。光学繊維23が理想的光学繊維ならば、θef
f−θM (β50Mのとき) )−−一(8) θej’f−β (β〈0Mのとき) となる。そして、フィルム7上には入射角θeffでイ
メージガイド2に入射した光束によって形成されたぼけ
た円が写ると考えて良い。従って、θeffの値が理想
的光学繊維の場合の値(第(8)式)に近いほど、絞り
17を絞った時に被写界深度の深くなる割合が太きい。
今、ここで絞シ17の口径が変化するためにβの値か、
β馴〈βくβmaX ・・・・・・・・・・・・
(9)の範囲で変化すると仮定し、このβの範囲内での
θeffの平均をθcffとすると、 ・・・・、・(10) となる。従って、θeffの値が、 βn1aX+βmin θeff (5・’ (11) (条
件11)であれば、絞り17を絞った時に被写界深度が
深くなる効果がある。もし、π丁が上記条件■を満たさ
ない場合には、絞シ17を絞っても明るさが変化するだ
けで被写界深度はとんど変らない。
(9)の範囲で変化すると仮定し、このβの範囲内での
θeffの平均をθcffとすると、 ・・・・、・(10) となる。従って、θeffの値が、 βn1aX+βmin θeff (5・’ (11) (条
件11)であれば、絞り17を絞った時に被写界深度が
深くなる効果がある。もし、π丁が上記条件■を満たさ
ない場合には、絞シ17を絞っても明るさが変化するだ
けで被写界深度はとんど変らない。
理想的光学繊維の場合、βくθ、4ならば、となシ、β
40Mならば θeff−θIA≦β馴 Φ−Φ・・−・・・・・
fl:l+となるので、いずれの場合も上記条件1[は
確かに満たされている。θeffの値が小さいほと理想
的光学繊維に近くなり、絞り17を絞ることによって被
写界深度が深くなるのである。
40Mならば θeff−θIA≦β馴 Φ−Φ・・−・・・・・
fl:l+となるので、いずれの場合も上記条件1[は
確かに満たされている。θeffの値が小さいほと理想
的光学繊維に近くなり、絞り17を絞ることによって被
写界深度が深くなるのである。
」:述の如く、本発明の光学系は、絞シを絞ることによ
り被写界深度が深くなるので、近距離撮影の場合でも明
瞭な写真を撮ることが出来、特に対物レンズが固定焦点
である内視鏡等の光学系として好適である。
り被写界深度が深くなるので、近距離撮影の場合でも明
瞭な写真を撮ることが出来、特に対物レンズが固定焦点
である内視鏡等の光学系として好適である。
第1図は従来の光学繊維束を用いた光学系を示す図、第
2図は本発明による光学繊維束を用いた光学系の一実施
例を示す図、第3図は主光線の説明図、第4図は理想的
な光学繊維の説明図、第5図は本発明の基本原理を示す
図、第6図乃至第8図はそれぞれ絞り位置に関する説明
図、第9図乃至第11図に、それぞれ第二乃至第四の実
施例の要部を示す図、第12図は通常の光学繊維の説明
図、第1:3図及び第14図それぞれ通常の光学繊維の
入射光及び出射光の強度分布を示す図、第」5図は通常
の光学繊維の出射端近傍の光学系を示す図、第16図は
通常の光学繊維の周辺の光学系を示す図である。 2 イメージガイド、3 ・対物レンズ、4 接眼レン
ズ、6・カメラレンズ、7・・フィルム、12− ビー
ムスプリンター、13 受光素子、14 導線、17
明るさ絞り、18・・絞り開側1回路、20 理想的光
学繊維。 1.1□1′、゛ニヂ・ 代理人 篠 原 泰 司こム咄 第1図 第2図 才3図 16図 11 オフ図 18図 19図 110図 第11図 牙12図 113図 114図 1−15図 17
2図は本発明による光学繊維束を用いた光学系の一実施
例を示す図、第3図は主光線の説明図、第4図は理想的
な光学繊維の説明図、第5図は本発明の基本原理を示す
図、第6図乃至第8図はそれぞれ絞り位置に関する説明
図、第9図乃至第11図に、それぞれ第二乃至第四の実
施例の要部を示す図、第12図は通常の光学繊維の説明
図、第1:3図及び第14図それぞれ通常の光学繊維の
入射光及び出射光の強度分布を示す図、第」5図は通常
の光学繊維の出射端近傍の光学系を示す図、第16図は
通常の光学繊維の周辺の光学系を示す図である。 2 イメージガイド、3 ・対物レンズ、4 接眼レン
ズ、6・カメラレンズ、7・・フィルム、12− ビー
ムスプリンター、13 受光素子、14 導線、17
明るさ絞り、18・・絞り開側1回路、20 理想的光
学繊維。 1.1□1′、゛ニヂ・ 代理人 篠 原 泰 司こム咄 第1図 第2図 才3図 16図 11 オフ図 18図 19図 110図 第11図 牙12図 113図 114図 1−15図 17
Claims (3)
- (1)光学繊維束を像伝送系として用いた光学系におい
て、光学繊維束の出射端以後の射出瞳又は該射出瞳と共
役な位置の近傍に口径が可変な絞りを配置したことを特
徴とする光学系。 - (2) 下記条件■又は■の少なくとも一方を満足す
ることを特徴とする特許請求の範囲(IIK記載の光学
系。 条件I゛ 絞りが全開の時の絞り位置における主光線の高さをbC
とし且つマー゛シ1ナル光線の高さをhaとした場合、 1hcl ≦ )hal であること。ただし、主光線は光学繊維束の出射端面の
半径の↓の位置から出たものとする。 条件11 一本の光学繊維について、絞りにより出射角βがβmi
n (β〈βmax の範囲で変化するとし、この範囲
内に含まれる光線の入射角の平均をθeff とした
場合、 であること。 - (3) 絞りの口径を受光量に応じて変化させること
により自動露出又は自動調光を行うようにしたことを特
徴とする特許請求の範囲(1)に記載の光学系。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58028596A JPS59155805A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | 光学繊維束を像伝送系として用いた光学系 |
DE19843406386 DE3406386A1 (de) | 1983-02-24 | 1984-02-22 | Optisches bilduebertragungssystem |
US06/582,735 US4676592A (en) | 1983-02-24 | 1984-02-23 | Image transmitting optical system using optical fiber bundle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58028596A JPS59155805A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | 光学繊維束を像伝送系として用いた光学系 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59155805A true JPS59155805A (ja) | 1984-09-05 |
JPH0548450B2 JPH0548450B2 (ja) | 1993-07-21 |
Family
ID=12252967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58028596A Granted JPS59155805A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | 光学繊維束を像伝送系として用いた光学系 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPS59155805A (ja) |
DE (1) | DE3406386A1 (ja) |
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JPH01276112A (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-06 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
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JPS5511251A (en) * | 1978-07-12 | 1980-01-26 | Olympus Optical Co Ltd | Photographing device for endoscope |
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-
1983
- 1983-02-24 JP JP58028596A patent/JPS59155805A/ja active Granted
-
1984
- 1984-02-22 DE DE19843406386 patent/DE3406386A1/de not_active Withdrawn
- 1984-02-23 US US06/582,735 patent/US4676592A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3406386A1 (de) | 1984-08-30 |
JPH0548450B2 (ja) | 1993-07-21 |
US4676592A (en) | 1987-06-30 |
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