JPS59155446A - 含水副生フエライトとゴムの混合物 - Google Patents

含水副生フエライトとゴムの混合物

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Publication number
JPS59155446A
JPS59155446A JP3059183A JP3059183A JPS59155446A JP S59155446 A JPS59155446 A JP S59155446A JP 3059183 A JP3059183 A JP 3059183A JP 3059183 A JP3059183 A JP 3059183A JP S59155446 A JPS59155446 A JP S59155446A
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JP
Japan
Prior art keywords
rubber
mixture
ferrite
product
hydrated
Prior art date
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Pending
Application number
JP3059183A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Mayama
間山 正一
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は含水状態にある磁性フエライト(以下副生フエ
ライトと称す)とゴムの混合物,より詳しくはフイラー
またはフイラーの一部として含水副生フエライトを用い
,ゴムとの混合によつて混合物を造り,電波吸収能,磁
気遮蔽能を有し,防振性,防水性などにすぐれ,電波吸
収材,磁気遮蔽材,振動吸収材,防振シート,防蝕シー
ト,防水シート等に適用する機能性ゴム混合物に関する
ものである。
重金属含有排水処理等で得られるフエライト粉未を利用
する技術は例えば,特開昭53−63423号公報はフ
エライト粉未とアスフアルトとの混合物が電波吸収能や
磁気遮蔽効果を有し,敷設が可能であることを開示して
いる。
特開昭55−104350号公報はこれらの混合物を地
下埋設物の標識や盲人の歩行 誘導用の材料としての利用を開示して いる。
従来のこれらの技術は副生フエライトを乾燥・粉砕して
アスフアルト等の結合材との混合を行なうもので多大の
熱エネルギーを要するのみならず,施工条件が加熱施工
で常温施工ができず,また施工機器,熟練者を要する。
また,水平部分の施工はできるが,立上り部分には施工
ができない等の欠点をもつている。さらに副生フエライ
トはNa2SO4,NaCl等の塩分を含み,従来の利
用方法では洗浄による脱塩等の費用をも要した。
本発明は副生フエライトを用いる場合に付隨的に生ずる
上述の欠点を解消し,力学的性状,耐久性,経済性,機
能性にすぐれた副生フエライト混合物を提供するもので
ある。
すなわち,本発明は含水状態,凝集状態,塩分の含有状
態にある副性フエライトをゴムまたはゴムと配合剤から
なる結合材中に均質に分散してゴム混合物を作製し,常
温施工ができ,施工が容易で水平,垂直部分など場所を
選ばず施工が可能であり,電波吸収能,磁気遮蔽能を有
し,防振性,防蝕性,防水性などにすぐれ,電波吸収材
,磁気遮蔽材,磁気標識体,防振シート,防蝕シート,
防水シートなどの多様な用途をもつ含水副生フエライト
とゴムの混合物を要旨とするものである。
本発明で使用されるゴムは天然ゴム,合成天然ゴム,ス
チレンゴム,ブタジエンゴム,クロロプレンゴム,ブチ
ルゴム,ニトリルゴム,エチレンプロピレンゴム,ハイ
パロン,アクリルゴム,ウレタンゴム,シリコーンゴム
,フツ素ゴム,その他の合成ゴム等の,1種または2種
以上の適宜混合したゴム,あるいはこれらのゴムに対し
て天然または合成の樹脂,プロセスオイル等を適宜加え
て改質したゴム等を用いる。ゴムの状態は固型粉未状態
,液状ゴム状態,ラテツクス状態のいずれに対しても対
応が可能であるが,副生フエライトの含水状態と密接に
関係があり,液状ゴムがその対応の幅が広いと言える。
本発明に使用される加硫剤,加硫促進剤,老化防止剤,
補強剤,粘着剤,硬化剤等の配合剤は1種または2種以
上が適宜用いられるが,ゴムの種類によつては用いられ
ないこともある。
本発明の含水副生フエライトとゴムの混合物の造り方に
ついて説明する。
所定の秤量を終えたゴム,含水副生フエライト,老化防
止剤等を混練機に入れて,副生フエライトが分散して均
質になるまでていねいに混練した後,加硫剤および加硫
促進剤を投入して混合物が均質かつ一様になるまで混練
する。
上記混合物は,成型作業,加工作業,加硫作業等を経て
製品となる。
混練機への材料の投入順序は作業性の 観点からは加硫剤および加硫促進剤を最後にした方が良
い。
本発明に用いられる混練機はバツチ方式のアイリツヒ型
ミキサ,塗料や窯業で用いる混練機バンバリー方式,2
本ロー■法等がある加,アイリツヒ型混練機やニーダー
が比較的容易に均質な混合物を造ることができる。
加硫機はゴム製品の種類に応じて工夫 される。プレス加硫機,加硫缶,連続加硫機が主なもの
であるが,たとえば,板物,マツト,シート等の形状に
成型する場合にはプレスの温度と圧力を利用し,成型と
同時に加硫する熱盤プレスによつて行なうのがすぐれた
結果を生み出す。
加硫温度および加硫時間は加硫剤,加 硫促進剤,加硫促進助剤等の有無,あるいは添加量,ゴ
ムの種類,副生フエライトの含水量によつて,さらには
混練時の材料の温度等によつて異なるが,約50℃〜1
70℃の温度範囲が比較的良好な混合物が得られた。
上記のようにして造られた含水副生フエライトとゴムの
混合物は弾性,強度,耐久性,加工性に富み,十分に実
用に供されるものである。
次に本発明における実施例をあげる。
実施例1 約50℃に加熱した含水比30%の含水副生フエライト
90kgと約120℃に加熱した液状イソプレンゴム約
30kg,SBR約10kgをアイリツヒ型ミキサに入
れて約20分間混練し,硫黄1.8kg,活性亜鉛筆1
.5kgをさらに追加して約6分間混練した。副生フエ
ライトが十分に均質に分散した混合物約3kgをテフロ
ン加工のモールドに入れ,加硫温度150℃に保つた熱
板プレスで約10分間70kg/cm2の加圧でプレス
した結果,450×450×10mmの板状の副生フエ
ライト・ゴム混合物を得た。
実施例2 含水副生フエライト約18kg(そのうち水分約9kg
)と天然ゴム10kg,ビスフエノールA型エポキシ樹
脂1kg,3級アミン100gをそれぞれ120℃に加
熱し,同時に小型アイリツヒ型混練機に投入して約30
分間,90℃の電気式熱板プレスで70kg/cm2の
圧力で加圧した。その結果,表面の仕上りの良い混合物
が得られた。
実施例3 含水副生フエライト約9kg(そのうち水分約3kg)
と液状イソプレンゴム5kgを常温で約10分間ニーダ
ーで練り上げた後,硫黄を添加して約3分間練り上げる
。温度約90℃,プレス圧約60kg/cm2,加硫時
間約30分間のプレス加工を行なつた。混合状態,成型
状態いずれもが良好であり,でき上りの表面は平滑かつ
,架橋も良好とみられた。
実施例4 実施例3の副生フエライト・ゴム混合物に引張試験を行
なつた結果,約40kg/cm2の強度を示した。また
,2本吊りの方法によつて振動試験を行なつた結果,約
0.3の対数減衰率が得られ,制振材料,防振材料とし
ての有意性を見い出した。
同時にVibration Sample Magne
tom−eterで混合物の磁気特性を測定した結果,
約27.2±1.0emu/gの飽和磁化,3.9′e
mu/gの残留磁化等が得られ,磁気標識体として利用
でき得ることを見い出した。
特許出願人 間山正一

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 含水副生フエライトとゴムおよび配合剤を混合によつて
    均質にし,成型,加硫を行なつて一体化した混合物を造
    ることを特徴とする副生フエライト・ゴム混合物
JP3059183A 1983-02-24 1983-02-24 含水副生フエライトとゴムの混合物 Pending JPS59155446A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3059183A JPS59155446A (ja) 1983-02-24 1983-02-24 含水副生フエライトとゴムの混合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3059183A JPS59155446A (ja) 1983-02-24 1983-02-24 含水副生フエライトとゴムの混合物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59155446A true JPS59155446A (ja) 1984-09-04

Family

ID=12308105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3059183A Pending JPS59155446A (ja) 1983-02-24 1983-02-24 含水副生フエライトとゴムの混合物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59155446A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61243858A (ja) * 1985-04-23 1986-10-30 Kiyuubitsuku Eng:Kk 複合型シリコーンゲル材
JPH0426094U (ja) * 1990-06-28 1992-03-02

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61243858A (ja) * 1985-04-23 1986-10-30 Kiyuubitsuku Eng:Kk 複合型シリコーンゲル材
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