JPS59154935A - アシタバ粉末の製造方法 - Google Patents

アシタバ粉末の製造方法

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Publication number
JPS59154935A
JPS59154935A JP58029540A JP2954083A JPS59154935A JP S59154935 A JPS59154935 A JP S59154935A JP 58029540 A JP58029540 A JP 58029540A JP 2954083 A JP2954083 A JP 2954083A JP S59154935 A JPS59154935 A JP S59154935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keiskei koidz
angelica keiskei
leaves
drying
steam bath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58029540A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Suganuma
菅沼 耕一
Yasuo Kurimura
栗村 康雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP58029540A priority Critical patent/JPS59154935A/ja
Publication of JPS59154935A publication Critical patent/JPS59154935A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアシタバAngelica Keiskei 
Koidzurni(Umbel I 1ferae 
)を栽培収穫後、乾燥粉砕して粉末を製造するに際して
の処理方法に関するものである。アシタバは伊豆諸島に
多く野生している宿根草であシ古来より住民に食用され
、又家畜の飼料としても利用されて来た。このものはビ
タミンB11B2、B6、B12、ビタミンE 、Lu
teolin−7−glucoside。
l5oquercitrin、 Psoralen、な
どを多く含み)最近強壮、利尿、催乳の目的に、又更に
ミツバとセロリを合せたような香味と美味に富むことが
ら世人に好壕れて、消費が増大して来た。
しかるに栽培適地が伊豆諸島に限られているため、これ
を各地の需要者に届けるには、生葉の状態では相自の困
難がある。従って広く流通させるために、このものの栄
養価を損失しガい条件で処理して、乾燥、粉砕して、ア
シタバ粉末とすることが望まれていた。
アシタバが粉末で得られれば、食品原料、加工食品原料
、菓子類原料、健康食品原料、医薬原料として多目的に
利用されるものであシ、産業上の意義は犬である。
本発明者らは農産製進学上及び栄養化学上の多年の研究
の結果本発明技術を完成したのである。
即ち、アシタバの葉茎部を圃場よシ収穫後、よく水洗し
たのち、適度の大きさに必要があれば切断し蒸気槽に入
れ、下部よシ水蒸気を通し数分間蒸気浴をして、アシタ
バの葉茎郡全体が、95℃〜100℃に加温されるよう
に処理したのち、冷却、乾燥、粉砕してアシタバ粉末を
製造することを骨子とするのである。
この乾燥前に蒸気浴処理することの目的と効果は次の諸
点にある。即ち ■収穫直後のアシタバの葉茎には、種々の生合成系と自
己消化系の酵素類を含み、これを放置す゛ると、酵素作
用により自己消化(Autolysis )を惹起して
変質をもたらす。
この自己消化を防止し、元来アシタバの葉茎が持ってい
た栄養成分をそのit保持させる目的で蒸気浴処理を短
時間実施する。
■収穫直後のアシタバの、葉茎部はミツバとセロリを合
せたような香味と風味を保持しており、これが消費者の
嗜好に合っているから、蒸気浴処理をすることによシ、
この香味と風味が有効に保存され、従ってアシタバの特
長である香味が保持される。
■収穫直後のアシタバの葉茎部には エネルギー、蛋白質、脂質、炭水化物、ビタミンB1、
B2、B6、・B工2、ビタミンE1 クロロフィ、ル
、キサントフィル、葉酸、コリン、パントテン酸、ビオ
チン、ナイアシン、カロチン、イノシトール、カルシウ
ム、鉄、マグネシウム、カリウム、燐、ナトリウム、ゲ
ルマニウム、Luteolin −7−glucosi
de、 l5oquercitrin、Psorale
n。
Angelicin、 Bergapten、 Xan
thotoxin、 Xanthoange−1o1.
4−Hydroxy derricin 等を豊富に含
有して居り、それらが総合されて、強壮、利尿、催乳、
作用を示すめである。これらの成分を有効に保持させる
ためにこの蒸気浴処理が必要である。
もしこの場合蒸気浴に代え゛熱湯に浸漬する方法を採用
すると、これらの有効成分は、熱湯に抽出され、栄養成
分の損失は非常に太きくなシ、かつ用水が汚染されて、
公害発生の可能性もある。
■粉末アシタバの製造においては蒸気浴処理の次に乾燥
工程に入るが、この乾燥に要する時間が、蒸気浴処理を
することによシ影響を受ける。
即ち蒸気浴処理をする結果として、乾燥速度が犬になシ
乾燥に要する時間は小になる。
アシタバの乾燥は、表面からの水分蒸発作用及び内部の
水分、の拡散(水分の移動)に・より表面に迄運ばれ、
そこでの水分蒸発作用及び蒸気浴での加熱によるアシタ
バの葉茎の組織変化と拡散速度の増加による水分蒸発作
用とが総合されて、・乾燥機構は成立している。蒸気浴
による葉茎の組織の変化に伴う拡散速度の増加の影響で
、乾一時節は短縮される。
■収穫直後のアシタバは、あらかじめ水洗し、ついで蒸
気浴処理をすることによシ、殺菌消毒が実施され衛生的
にクリーンな状態に保たれる。
従って蒸気浴によシ、安全力食品原料菓子原料、健康食
品原料、医薬品原料が製造される。
本発明における乾燥については、真空式自然換気式乾燥
、間熱式自然換気式乾燥等のいずれの方法も有効に利用
できる。
乾燥温度は80〜85℃付近が好適である。
乾燥工程を終了した製品の水分は5〜10チ望ましくは
6〜8%に々る如く管理する。
本発明における粉砕についても特に限定は°しなくて、
二般の粉砕機が有効に利用できる。
・ 以下に本発明を実施例により説明する。
〔実施例及び比較例〕
圃場よシアシタバの葉茎部を根元よシ手で引抜いて、約
15Kg収穫した。これを、水道水で水洗し、付着して
いる土壌、塵芥を洗い落した。
これを5 Kqづつ3区に分は以下の実験に供した。
第1.2.3区の処理方法は以下の通シである。
なお各区の処理は、第1区は本発明の実施例であシ、第
2区は蒸気浴に代えて熱湯浸漬を行なった比較例、第3
区は蒸気浴を行なわ々かつた比較例である。
第1区 (蒸気浴) 水洗したアシバタ葉茎部約5 Kqをスチ
ーム・バスに入れ、スチーム・バス下部よシ100℃−
のスチームを入れバス全部にスチームを充満した。95
〜100℃になってから約5分間の蒸気浴終了後水きシ
し次の乾燥機に入れた0 (乾 燥) 乾燥機は加熱空気の送風式乾燥機を使用し
た。乾燥温度は65℃を超えない温度でおこなった。製
品の水分が10%以下になる迄乾燥をおこなった。
(粉 砕) 乾燥終了後ボールミル型粉砕機に入れ粉砕
した。100メツシユ篩にて70 % Pa5sをもっ
て、粉砕を終了とした0粉末製品1702を得た。
第2区 (熱湯浸漬) 水洗したアシタバ虜茎部約5胸を100
℃の熱湯に投入し、加温し、90℃に1なりでから約5
分間浸漬し7た。浸漬終了後水きシし次の乾燥機に入れ
た。
(乾 燥) 第1区と同じに行なった。
(粉 砕) 第1区と同じに行ない、粉末製品1402
を得た。
第3区 水洗したアシタバ葉茎部約5 K9を用いたが、熱処理
は何もし々かった。
(乾 燥) 第1区と同じに行なった。
(粉 砕) 第1区と同じに行ない粉末製品170グを
得た。
次に以上で得られた各区の粉末製品について食品化学的
、栄養化学的分析を行なった。
その結果は第1表に示した。
粉末製品を得るに際して、乾燥機によって乾燥・したが
その時の乾燥所要時間は第2表に示す。
第   2   表 上記から明らかな挙り乾燥工程に入る前に蒸気浴処理を
数分間実施することによって、以後えられる粉末製品の
色調、香味は良好となシ食品化学的分析値も栄養化学的
分析値も高い。
そして乾燥に要する所要時間は蒸気浴処理をすることに
より短縮される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アシタバ生葉を水蒸気に接触させて酵素を失活させた後
    、乾燥、粉砕することを特徴とするアシタバ粉末の製造
    方法。
JP58029540A 1983-02-25 1983-02-25 アシタバ粉末の製造方法 Pending JPS59154935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58029540A JPS59154935A (ja) 1983-02-25 1983-02-25 アシタバ粉末の製造方法

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JP58029540A JPS59154935A (ja) 1983-02-25 1983-02-25 アシタバ粉末の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59154935A true JPS59154935A (ja) 1984-09-04

Family

ID=12278942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58029540A Pending JPS59154935A (ja) 1983-02-25 1983-02-25 アシタバ粉末の製造方法

Country Status (1)

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JP (1) JPS59154935A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62239943A (ja) * 1986-04-10 1987-10-20 Takeshi Fujita 食品添加用クレソン粉末
WO2014175180A1 (ja) 2013-04-26 2014-10-30 サントリーホールディングス株式会社 フラクトオリゴ糖とケルセチン配糖体とを含有する組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62239943A (ja) * 1986-04-10 1987-10-20 Takeshi Fujita 食品添加用クレソン粉末
WO2014175180A1 (ja) 2013-04-26 2014-10-30 サントリーホールディングス株式会社 フラクトオリゴ糖とケルセチン配糖体とを含有する組成物

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