JPS59154920A - キノコ栽培法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は新しいキノコ栽培法である。現在行われてい
るキノコ栽培法は、その発生までの時間が長く且つその
材料も高価であり、作業量も大であった。カビとの闘い
が現在の栽培法であった。

又有害カビを殺菌する高圧、高温設備を必要とし細心な
注意が必要であった。その為の費用は大であり、キノコ
の生産原価が高くつく原因である。

例えばオガクズ使用の場合、オガクズ、ヌカ等の原料も
高く、ホダ木使用の場合は種菌の打込といった作業内容
を必要としていた。本発明は若干のオガクズ、ヌカ等も
使用するが単価の安い紙、段ボール、古材、解体した家
屋を使用出来得るのであり、これらの材料を使用する事
により生産された品物は天然のものと変らないのである
。現在市販されているマイフグ、タモギタケ等は天然の
ものに比べると、傘の直径が２ｃｒｎ位で見た目にも貧
弱である。現在の栽培技術では致し方がないのであった
。本発明の詳細な説明する。

容器に水を入れ、その中に若干の糖分、澱粉質、水溶性
の肥料、紙、菌糸の生育を助ける根昆布、栽培すべきキ
ノコ片を入れて室温２０〜３０℃位で放置すると１０日
間前後で水の上にキノコカビの発生を見るのである。こ
の事は水中に菌糸の充満している事を意味しているので
ある。この水を栽培させる材料に吸収させるのである。

吸収された菌糸は材料全体で速やかに増殖を始めるので
、有害カビは発生する事が出来ない。オガクズ、ヌカの
混合したものは殺菌しない限りカビの好餌であるが、オ
ガクズに与える水には菌糸が充満しているので有害カビ
は発生する事が出来ない。ホダ木の場合もそのホダ木の
所゛々に種菌を打ち込む現在の方法では、打ち込まない
箇所より有害カビの発生を見た。この事はホダ木として
の生命を短かくするものである。ホダ木、古材の場合に
は、それぞれのキノコ菌糸の充満している水中に２４時
間位入れて置くと材料表面の全体に菌糸は着活するので
ある。容器を用いてオガクズ栽培の場合には、容器の３
分の２位段ボール紙を入れ、その水を浸み込ませ、上部
に菌糸の水を含んだオガクズを平らに入れるのである。

菌糸は温度さえあれば直ちに増殖を始め、短時間でキノ
コの発生を見るのである。

本発明は以上述べた様に絶対に失敗しない栽培法であり
、その手間を省き天然と変らないキノコを得る法である
。その材料の重量を１０Ｋｇ、２０に７とするので自然
界に発生するキノコと同様のものを得る事が出来るので
ある。本発明を応用できるキノコは、マイタケ、雪の下
、ナメコ、シメン、タモギタケ、クリタケ、ナラタケ等
の樹上性全般に亘るのであり、地上性の松茸も本発明を
応用すれば、不可能が可能になる事を秘めている。

菌の着活したホダ木、古材等の仮伏せ、本伏せ等をしな
くても良く、その下部が菌糸のある各栄養素肥料の含有
した水に浸すのであり、その肥料の一部として堆肥を使
用しても差支えないのである。本発明法の過程において
、水中に菌糸の発生させる所でこの出来た水、糖、昆布
、澱粉質、菌糸が充満する水は生菌であり、ガンに効く
といわれている。又数種類のキノコ菌を数箇同−容器に
入れて増殖させると新しい食用キノコの発生も期待出来
る。

以上の様（こ本発明は水中にキノコ菌糸を増殖、その水
を使用する。現行の様に只の水を使用しないのである。

材料に浸入された水の中に菌糸が充満しており、菌糸自
らのみが増殖するので、有害カビの発生がないのである
。現在のキノコ栽培においては、使用するそれぞれの種
菌をその栽培の都度種菌業者より求めなければならなか
ったが、本発明では、栽培するキノコのそれぞれの一片
があれば良いので、その原価が高くならないのであり、
高圧、高温に要するエネルギーも必要としない省エネ栽
培法である。

特許出願人　　１）中　　」匂１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. キノコ菌糸を水で培養したものを、発生させる材料に吸
   収させて行うキノコ栽培法