JPS59154467A - カラ−画像記録方法 - Google Patents

カラ−画像記録方法

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JPS59154467A
JPS59154467A JP58028253A JP2825383A JPS59154467A JP S59154467 A JPS59154467 A JP S59154467A JP 58028253 A JP58028253 A JP 58028253A JP 2825383 A JP2825383 A JP 2825383A JP S59154467 A JPS59154467 A JP S59154467A
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JP
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color
image
photoreceptor
filter
light
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Application number
JP58028253A
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English (en)
Inventor
Toshio Sakai
捷夫 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59154467A publication Critical patent/JPS59154467A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/01Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は、カラー画像記録方法に関する。
(従来」支述1) カラー画像記録力を去と1〜では、従来、カールソノプ
ロセスを利用した方法が良く知しt′1、でいる。
周知の如く、この方法は、原稿を3原色に色分解し、色
分解ことに、感光体への静′に潜像の形成と、色分解の
色と補色の関係にある色の1−ブーによる現像とを行な
い、得られる3色の可視像を、同一の記録媒体上に、互
いに位置合わせして転写・定着しでカラー画像を得る、
というものてあって、同一の感光体を用いて、色分解こ
1どにカールソノプロセス、すなわら、感光体の細小、
からL(■視像の転写までのプロセスを、ドブーの色を
かえて繰返す方式と、3個の感光体を用いて、各色分解
に対応するプロセスを、それぞれの感光体−Cイボない
、各感光体上に報られる色ちがいの可視像を、同一の記
録媒体上へ重ね合せて転写し、定着するという方式とか
ある。niI者の方式には、ひとつのカラー画像をイU
るのに要する時間か長いという問題かあリ、後者の方式
では、カラー画像を得るに要する+4ri間は、前者の
方式に比してmalつるが、感光体を13個用いるため
、装置が大型化するという問題がある。さらに、mi渚
、後者の両刃式とも、プロセス中に、色ちがい可視像の
μ同一記録媒体上への転写を含む。このとき、各可視像
相互の位置合せには、極めて高い精度か要求さ汎るが2
機械精度の限胃のため、完全な位置合せは不可能であり
、このため解像性の良いカラー画像か得られないという
両刃式共通の問題もある。
このような問題の解消のため、近来、1回の画像露光に
よりカラー画像を得ることかでき、1−7かも、上記位
置合ぜの問題の生ずることのない、カラー画像記録力式
、いわゆるワンショットカラー画像記録方式の開発が活
発に進められ、種々の方法が提案されつつある。
(目的) 本発明の目的もまた、新規なワンショット方式のカラー
画像記録方法の提供にある。
(構成) 以下、本発明を説明する。
との明細書においては、6種のカラー画像記録方法が提
案される。これら6種の方法には、いすれにも、複合的
な感光体が用いられる。複合感光体は、いずれも、導電
性基体と、2層の光導電層を不するという共通性を有し
でいる。
第1種の方法にあっては、少くとも、導電性基体−4二
に2層の光導電層を設け、さらにその−Lに、3原色モ
ーリイクフィルターを形成してなるj感光体か用いられ
る。2層の光導電層は、そrしそれ、少くとも可視領域
にバンク17マチ、りな光感jiを有するが、各光導電
層の分光感度もしくは光感度は互いに異なる。3原色モ
ーリイクフィルターは、3原色の各色の光−167透過
さぜる、3朴の微小なフィルター’a二%ヅイク状に配
列したものでちる。
この感光体は、まず、上記2層の光導電層が互いに逆向
きに充電され、この充電と同時もしくは、充電の後に、
カラー画像露光される。
このカラー両f像露光につづいて、3原色モージイクフ
ィん・ターの、特定の色のノイルターのドの、光導電層
の一力の充電状態が主として解消されるような均一露光
か行なわれ、この勉学の色の補色に着色されたトナーに
よる現像が、これにつづいて行なわれる。
つづいて、上記!特定の色の)、レターの下の充電状態
を解消するような光による均一露光と、別の色のフィル
ターの下の−・力の光等重層の充電状態を主として解消
するような均一露光を行ったのち、上記別の色の補色に
着色されたトリーによる現像をイエう。
ついで、上記別の色のフィルターの下の充電状態を解消
するような均一露光と、他の色のフィルターの下の一方
の光導電層の充電状態を主として解消させるような均一
露光とを行ない、その後、上記他の色の補色に着色され
たlナーによる現I像全行う。
この状態Vこおいで、感光体上にカラー〇J祝1像が得
られるので、このカラー〇、T視[像を紙等の記録媒体
上に転写・定危して、所望のカシ−両像記録を得る。
第2神のカラー画像記録方法では、少くとも導電性基鉢
土j/C2層の光導電層を設けてAI′る感光体が使用
される。この感光体における2層の光導電層は、双方と
も、少なくとも可視領域でパンクロマチックな光感度を
有し、可視領域外では互いに分光感度が異なる。
まず、この感光体の2層の光導電層を互いに逆向きに充
電し、ついでカラー画像露光を行うが、このカラー画像
露光は、3原色のスリットフィルターもしくはモザイク
フィルターを介して行なう。
3原色のスリットフィルターというのは、極く細幅のス
リット状で、3原色の各色光を透過させる3種のフィル
ターを、繰り返し配列に配列したものである。
このカラー画像露光ののち、特定の色のフイ)レター金
井しで露光された部位を、−力の光導電5層に06み光
感j朕をもつ光−C均−露光し、ついで、上記特定の色
の補色に着色されたトナーで現像し、これにつづいて、
別の色のフィルターを介して露光された部位を、一方の
光導電層のみ光感度のある光で均一露光する。このとき
、先に現像され、た部分にある可視像を均一照射しても
よい。
ついで、別の色の補色に着色されたl・す−で現像を行
い、さらに、他の8のフィルターを片して露光された部
位を、一方の光導電層のみ感度を有する光で均一露光す
る。このときも、先に現像されてイ(Jられた可視像を
均一照射してもよい。
その後、上記他の色の補色に着色されたトナーで現像を
行うと、感光体上に、カラー可視像が得られるので、こ
れを紙等の記録媒体上に転写・定着することによって、
所望のカラー画像記録を得る。
第3神のカラー画像記録方法においては、第2種の方法
と同じく、少くとも、導電性基体上に、2層の光導電層
を設けてなる感光体が1吏用される。
この感光体における2層の光導電層は、可視領域におい
ては、略同−でパンクロマチックな光感度を有するが、
一方は紫外領域、他方は赤外領I或に光感度を而する。
この感光体はまず、2層の光導電層全互いに逆向きに充
電される。この充電は、感光体表面電位が略Oとなるよ
うに行なわfLる。
ついで行lわハ、るカラー画像露光は、3原色のスリ、
トフィルターを介してされる。
これにつづいて、フィルターをツ「シての均一露光が行
なわれる。このフィルターは、微小な紫外フィルターと
、赤外フィルターと金有し、紫外フィルターの配列は、
スリットフィルターにおける、特定の色のスリ、トフィ
ルターの配列と対応し、赤外フィルターの配列は、上記
スリ、■・フィルターにおける別の色のフィルターの配
列と対応している。上記フィルターは、上記スリットフ
ィルクーと一体的であって、上記紫外・赤外フィルター
の配列は、−に記將定および別の色のフィルターの配り
1]と、配列方向において位置的に合致(〜ている。
この露光後、上記所定の色および別のp−の補色に着色
された2種のトナーによる現像が1]なわハ5、−その
のち、さら((紫外光もしく+i、赤外光による均一露
光が行なわれ、ついで、3原色の他の色の補色に着色さ
扛たトナーによる現f像が行なわtzる。
かくして得らfLるカラー可視像は、紙舌の記録媒体上
へ転写・定着され、所望のカラー画像記録が得られるこ
とになる。
第4神のカラー画像記録方法においては、第3種のカラ
ー画像記録方法において用いられるのと同一の感光体か
用いらJしつる。
この第4神のカラー画麻記録方ρ、において、感光体は
、その2層の光導電層が互いに逆向きに、かつ、感光体
表面電位が略Oとなるように充電さオフ、る。
ついで、露光が行なわれるが、この露光はI9[定の波
長の可視光Vこよって行なわれる。すなわら、カラー画
像信>弓を構成する3原邑α、β、γの各色信号ば、上
記所定の波長の可視光のオン・オフに変換さ八、感光体
は、この光信号によって、所定の画素配列に健っ−C露
光さ才りる。すなわち、3原色の各色信号は、すべて、
同一色の光信風に変換されて、露光がなされるのである
ついで、α色信号用の画素部分か紫夕1光により、また
、β色信長用の画素部分が、赤外光により、均−照q」
さ汎、その後、α、β色の補色に尤−色された2神のト
ナーによる現像が行なわ!しる。
その後、紫外光又は赤外光による均一露光が?)なわ7
′L1これにつづいて、γ色の補色に2]色されたトナ
ーによる現像か?)なわiする。
かくして得られるカラー可視像は、紙等の記録媒体上に
転写され、定着される。このようにして、所望のカラー
画像記録が得られる。
第5種のカラー画像記録方法においては、少くとも、分
光感度の一部が相互に異なる2層の光導電層を導電性基
体上に設けてなる感光体か用いられる。
この感光体の2層の光導電層は、互いに逆向きに充電さ
れる。このとき、感光体表面電位か、7Ji定の極性と
なるようにする。
つづいて、カラー画像露光か、3原色のスリットノイル
クー看テプrして行なわれる。このスリ、トフィルター
を構成する3原色全α、β、rどすると、α色のフィル
ターは、もちろんα色の光を透過させるか、同時に、β
色光、7層色う′れも一部、例えば20〜30%透過さ
せる。β色、γ色のフィルターも同様である。
このカラー画像露光は、感光体の黒色画1像対応部1メ
外の部位の表面電位がOとなるように行なわれる。すな
わち、白色対応部で(佳各光導電層の充電を解消するこ
とによって、又、各カラー色対応部では、各光2泣電層
の充電状1ルに:バランスさせることによって、感光体
表面電位を0とするのである。
この状態で、黒色トナーによる現像を行ない、ついで、
スリットフィルターの特定の色のフィルターに対応する
感光体部位を、一方の光導電層をより強く導電体化する
光でユクノー照射し、ついて、この特定の色の補色に着
色されたトナーで現像する。この最後の、均一照射と現
像のプロセスを、フィルターの各色ごとに繰返して、カ
ラー可視像を得、このカレー可視像を、紙等の記録外体
−ヒに、転写1〜、定着する。
この第5神のカラー画像記録方法において、カラー画[
像露光する際用いられる3原色のフィルターは、こ几を
、感光体と一体的に形成してもよh00層種のカラー画
像記録方法においても、上記第5神の方法で用いられる
のと同じふに光体が用いら)Lうる。
この感光体は、その2層の光導電層を互いに逆向きに、
且つ感光体表面電位が所定の極性となるように充電され
る。
ついて、画像信号に応じた露光が行なわれ、黒画像以外
の部分に対応する部位で、各光導電層の充電状態をバラ
ンスさせて、表面電位を0とする。
ついて、黒色トナーによる現像を行ったのち、両光導電
層を同時に導電体化しうる特定色の光のオフ・オフVC
よって、白色全含むカラー画像信号に応じた画素露光を
行う。
つづいて、3原色の特定の色の信号の画素位高を、光導
電層の一方を主として導電体化しうる光で均一照射し、
上記特定の色の補色に着色されたトナーで現像する。こ
の均一照射と、現像とを、3原色の各色について繰返し
、かくして得られるカラー可視1像を紙等の記録媒体上
に転写・定着して、所望のカラー画像記録を得る。
以下、図面を参照しながら、具体的に詐I明する。
なお、これら6種のカラー画像記録方法を実施する土で
、感光体の形態に特に制限はないが、感光体は繰返しで
使用されるので、ヘルド状あるいはドシム状の形状か適
している。
さて、まず、第1種のカラー画像記録方法について説明
する。
第1図は、この第1種のカラー画像記録方法に用いられ
る感光体の構造を示している。感光体1ば、導電性基体
IA上に、2層の光導電層1B,1C全積層し、さらに
、その上に3原色モーリイクフィルターIDを設けた構
成と々っでいる1゜3原色モサイクフィルターIDは、
例えば、第2図に示すように、微小なフィルターFをモ
ザイク状に配列したものである。第1図および第2図に
おいて、各フィルターFの中に書き入れた文字は、フィ
ルターFの色をあられし、F、は赤、Gは緑、BばHを
示す。もちろん、3原色としては、この場合のような赤
、緑、宵の他に、別の3原色、例えば、マゼンタ、イエ
ロー、シアン等を選択することもできる。第2図で、篩
管Eで示している部分は、透明な細帯状部分である。な
お、フィルターのモザイク配列としては、他に、亀甲状
配列等が考えられる。
感光体1における光導電層IB、ICの厚さは、数10
μm程度、3原色モザイクフィルター1Dの厚さは10
μm前後が適当である。また3原色モザイクフィルター
における各色フィルターの1単位は、0.1mm平方程
度の大きさか標fp的である。
光導電層IB、lCは、ともに、可視領域の光に対して
、パンクロマチックな分光感度を有するが、その分光感
度もしくは光感度が相互に異っている。
例として、光導電層IBは、第3図の曲線3−1の如き
分光感i庄を有し、光導電層ICは、同図曲線3−2の
如き分光感度を有するものとしよう。すると、光導電層
1Bは、可視領域の光に対し、光導電層ICよりも大き
な光感度を有していることになる。
そこで、ます、この感光体1に対し、暗中で、所定の極
性、例えば、負極性の帯電を行うと、第4図(1)に示
すように、光導電層ICを介して、電気2車層が形成さ
れた状態が得られる。ただし、導電性基体1Aと光導電
層IBどの間に、正電荷に対する整流性が仮定されてい
る。なお、図に赴いては、負電荷は、感光体1の表面に
あるかの如く描かれているが、実際には、これら負電荷
は、光導電層ICと3原色モザイクフィルター1Dとの
境界面にある。同フィルターIDの電気抵抗か小さいた
めである。
そこで、この状態において、光導電層1Cをコンデンサ
ーにみたて、第1図(1)に示す状態を称して光導電層
1Cが光電されたという。
上記帯電工程を1次帯電という。
ついで、1次帯市1と逆極性の2次帯電を、これも暗中
においで行ない、1次弗策によって感光体1に付与され
た負電荷の一部を消去すると、第4図(■)に示すよう
に、光導電層1B、ICが、ともに充電された状態が生
ずる。ただ、この状態において、光導電層1B,Cを介
して、それぞれ形成されている電気2重層における双極
子モーメントの向きが互いに逆向きであるので、この状
態を称して、光導電層1B.ICか互いに逆向きに充電
された、というのである。
ついて、第4図(■)に示すように、カラー原稿Oの光
像を、感光体1上に結像投与して、カラー画像露光を行
なう。カラー原稿O上には、黒画像N、白地部W、シア
ン画像C、マゼンタ画像M、イエロー画像Y,赤画像R
o、緑画像Go、青画像Boがあるものとしよう。
すると、黒画像Nの像を結像投与された感光体部位、す
なわち、黒画像Nに対応する感光体部位は露光されず、
白地部Wに対応する部位は白色光で、他の色の画像に対
応する部位は、各画像の色の光で、それぞれ露光される
白色光は、各色フィルターをすべて透過するが、シアン
色光に対しては赤色フィルターが、又、マゼンタ色光、
イエロー色光に対しては、それぞれ、緑フィルターおよ
び青フィルターが、遮光フィルターとして作用する。又
、赤色光、緑色光、白色光は、それぞれ、赤フィルター
、緑フイルター、青フィルターのみを透過する。
光導電層1B、1Cは、ともに、パンクロマチックな分
光感度を有するから、このカラー画像露光において、フ
ィルター透過光により照射された部位では、各光導電層
1B,ICの充電状態が解消されて、表面電位が0とな
り、3原色モザイクフィルター1Dの、各色フィルター
が遮光フィルターとして作用する部位ては、2次帯電後
の状態を維持している。従って、カラー両像露光後の電
気的状態は、第4図(■)の如きものとなる。ここで、
第5図を参照すると、図の時間領域(1)と(■)とは
、感光体1に対する1次帯電および2次帯電の工程に対
応している。すなわち、第4図(1)、(■)で示す工
程に対応している。カラー画像露光工程は、第4図(■
)に対応して、第5図の時間領域(■)に示されている
。このとき、黒画像対応部位では、感光体表面電位は、
線5−1で示すように、変化しない。白地部Wに対応す
る部位では破線5−3で示すように、感光体表面は0へ
と減衰する。
又、各色画像に対応する部位では、充電状態の部分的解
消により、感光体表面電位は若干減衰する。実際には、
3原色マゼンタ、シアン、イエローの各色画像に対応す
る部位と、赤、緑、青の名色画像に対応する部位とで、
減衰量が異なるのだが、繁雑をさげるため、第5図では
、この減衰状態を同一の曲線5−2で示している。
なお、第5図に照らして明らかなように、2次帯電後、
感光体1の表面電位は、若干正極性であるが、2次帯電
後の感光体表面電位は、1次帯電と2次帯電の帯電比に
よって、正極性とも負極性とも0とすることもでき、第
1種のカラー画像記録方法の実施にあたっては、2次帯
電後の感光体表面電位は、正、負いずれの極性であって
もよく、又、0であってもよい。
つぎに、今度は、感光体1に対し、弱い赤色光を、均一
に照射する。この赤色光は赤色フィルター、すなわち、
第4図(■)で文字Rを書き込んだフィルターを透過し
て、その下の光導電層1B、1Cを照射する。
光導電層1B,1Cは、いずれも、赤色光に光感度を有
するが、光導電層1Bの方が、より感度か大きいので、
照射される赤色光が弱いことともあいまって、光導電層
1B、ICの充電状態の解消速度、すなわち、各光導電
層をコンデンサーとしてみた場合の放電速度に差異があ
られれ、まず、光導電層IBの充電状態か解消した状態
か生じ、これにつづいて光導電層1Cの充電状態か解消
する。換言すれば、光導電層IBの充電状態が解消した
状態で、光導電層ICはまだ放電途上にあって、充電状
態にある。
従って、赤色光による均一照射を、上記光導電層1Bの
みの充電状態が解消した状態で、停止すると、このとき
の、感光体1の電気的な状態は、第4回(■)に示す如
きものとなる。
このとき、黒画像N、シアン画像C、緑画像Go、青画
像Boの各々に対応する部位において、赤フィルターの
ある部位では、光導電層1Cのみの充電状態がのこり、
これによって、これらの部位では、感光体表面電位は負
極性へと反転する。
すなわち、第5図(■)に示すように、この赤色光の均
一照射によって、黒画像対応部における、赤フィルター
Fの感光体表面電位は、曲線5−4のように負極性に反
転し、シアン、緑、青の各色画像対応部位における赤フ
ィルタ一部の電位は曲線5−5のように負極性に反転す
る。
そこで、赤色光の色である赤の補色、すなわち、シアン
に着色され、正極性に帯電した、シアントナーTCによ
り現像を行にうと、上記原稿0の、黒画像N、シアン画
像C、録画像GO、青画像BOに対応する部位において
、負極性の表面電位を有する部分、すなわち、赤フィル
ターの部分が現像されて、第4図(Vlの如き状態か生
ずる。
ついて、今度は、赤色光と、弱い5保色光とによる均一
照射を行なう。赤色光は、シアントナーTCによる像こ
しに、感光体1の、赤フイルターFの光導電層ICに作
用し、この部位における充電状態を解消する。一方、緑
色光は、黒画像部N、マゼンタ画像部M、赤画像部Ro
、青画像部Boに対応する部位において、緑フイルタ−
(文字Gを書きいれたフィルター)の下部において、光
導電層IBの充電状態を解消させ、これによって、この
部位における感光体表面電位か、負極性に反転する。
そして、感光体1の電気的状態は、第4図(■)の如き
状態となる。従って、今度は、マゼンタに着色され、正
帯電したマゼンタトナーTMで現像すると、第4図(■
)の如き状態となる。
なお、赤色光と、弱い緑色光による光照射のさいの、感
光体表面電位の変化は、第5図で、時間領域(■)に示
されている。
黒画像Nに対応する部位では、赤フィルターFの充電状
態が解消される一方で、緑フイルタ−Fの充電状態のう
ち、光導電層1Bの充電状態が解消して、この部位の表
面電位か反転するので、負極性電位における電位増大と
電位減衰が同時に生ずるから、さし引きで、電位変化は
生じない。従って、この部位では、線5−8で示すよう
になる。
この小端は、青画像Boに対応する部位においても同様
である。
又、シアン画像C、録画像Goに対応する部位では、感
光体表面電位は、線5−7で示すように減衰する。一方
、マゼンタ画像M、赤画像Roに対応する部位では、線
5Gで示すように、感光体表面電位の負極性・\の反転
か生ずる。
ついで、今度は、緑色光と、弱い青色光による均一・露
光を行なうと、緑色光は、マゼンタトナーTMによる画
像の下の、光導電層の充電状態を解消し、一方、弱い青
色光は、黒画像N、イエロー画像Y,緑画像Goに対応
する部位では青フィルター下で光導電層IBの充電状態
を解消させる。
従って、マゼンタトナーTMの下の部分では、感光体表
面電位は減衰し、青フィルターの部位では、感光体表面
電位は位は、負極性に反転する。この状態は、第4図(
■)に示されでおり、電位変化の様子ば、対応的に、第
5図の時間領域(■)にえがかれている。
黒画像N、赤画像Roに対応する部位では、線5−11
で示すように電位変化ばなく、マゼンタ画像M、青画像
Boに対応する部位では、表面電位は線5−10て示ず
ように減衰する。又、イエロー画像部Y、緑画像Goに
対応する部位では、線5−9で示すように、表面電位は
負極性に反転する。
そこで、イエローに着色され、正極性に帯電したイエロ
ートナーTYを用いて現像すると、感光体I上に、カラ
ー可視像が形成されるので(第4図(■)、この可視像
を、紙等の記録媒体S上に転写する(第4図(Xl)。
次いで、この可視像を、記録媒体S上に定着すれば、所
望のカラー画像機録画が得られる(第4図XI)。
カラー画像記録における、シアン像■C、マゼンタ像I
M、イエロー像は、それぞれ、シアントナーTC、マゼ
ンタトナーTM、イエロートナーTYにより表現され、
赤像IRはマゼンタトナーTMとイエロートナーTY、
緑像IGはシアントナーTCとイエロートナーTY、青
画像IBはシアントナーTCとマゼンタトナーTMとで
、それぞれ表現され、黒像■NはシアントナーTC、マ
ゼンタトナーTM、イエロートナーTYによって表現さ
れる。
ところで、記4図の(X)をみるとよく分るように、シ
アン画像、マゼンタ画像に対応する可視像において、本
来の再現すべき画像面積に比して、トリーにより形成さ
れた可視像の、実質的な面積は小さく、このまま、可視
像を定着すると、これら可視像において、記録媒体の他
の部分が現れて、可視像の像濃度が低下する。そこで、
トナー自体を熱発泡性とし、可視像の熱定着の際、トナ
ーを熱発泡させて、可視像面積(実質的な)を増大させ
ることにより、上述の問題を解決することができる。
以下、具体的な例に即して説明する。
アルミニウムのドラムを導電性基体とし、その周面上に
、下地温度74℃で、Tcを10wt%含む、Sc−T
c合金を厚さ40μに蒸着した。この光導電層は、第3
図の曲線3−1の如き分光感度を有する。この光導電層
上に、ポリアミド樹脂をディビング法により厚さ0.5
〜1.5μmにコーティングして、ホールトラップ層と
した。この層は透明である。次に、キャリャ発生相とし
て、アゾ顔料とそのバインダー樹脂をディビング方で0
.1μmにコーティングした。この層も透明である。こ
の上にキャリャ輸送層として、ドナーとポリエステルバ
インダー樹脂とを厚さ12μmにコーティングした。
キャリャ発生層とキャリャ輸送層とよりなる、このOP
C光導電層は、第3図の曲部3−2の如き分光感度を有
する。
一方、厚さ6μmの二酢酸セルロースフィルム(透明で
、体積固有抵抗1010〜1012Ωcm)に、第2図
に示すような、3原色モザイクフィルターを印刷し、こ
れを、上記OPC光導電層の上に、透明接着剤で貼着し
た。なお、この3原色モザイクフィルターに関し、第2
図でX、Y、Zで示す寸法は、それぞれ、X=10μm
、Y=8μm、Z=2μmとした。
この感光体を、感光体1として、第6図のような装置を
組立てた。
図中、符号2は1次帯電用チャージャー、符号3は2次
帯電用チャージャー、符号6,9,10は現像装置、符
号5,7,8,10,11はLEDアレイ、符号13は
転写用のチャージャー、符号14はクエンチングランプ
、符号15はクリーナ、符号16は定着装置をそれぞれ
示している。
LEDアレイ5は弱い赤色光、LEDアレイ7は強い赤
色光を発する。又、LEDアレイ8は弱い緑色光、LE
Dアレイ10は強い緑色光を発する。さらにLEDアレ
イ11は弱い青色光を介する。
感光体1を矢印方向へ回動させつつ、暗中で、チャージ
ャー2により一1500Vまで1次帯電し、次いで、チ
ャージャー3により+150Vまで2欠帯電した。
ついで、カラー画像の光像4によってカラー画像露光を
行ない、つづいてLEDアレイ5による弱光色光による
均一露光を行ったところ、黒9/アン、緑、青の画像を
投射した部分の赤色フィルターの部分の表面電位が一5
00Vとなった。つづいて、現像装置6により正帯電の
シアントナーで現像を行なった。さらに、LEDアレイ
7による強光色光による均一露光とLEDアレイ8によ
る弱緑色光による均一帯電を行なったところ、シアント
ナーによる可視像の下の部分では、−50■、黒、マゼ
ンタ、赤、青の画像照射部分の緑色フィルタ一部分の表
面電位が一500Vと4った。
つづいて現像装置9により、正帯電のマゼンタトナーで
現像した。
さらに、LEDアレイ10による強縁色光による均一照
射と、LEDアレイ11による青色光による均一照射と
を行なったところ、マゼンタトナー、シアントナーの下
の表面電位は一50V、イエロー、黒、赤、緑の色の画
像を照射した部分の青フィルターの部分の表面電位は−
500Vとなった。
ついて、現像装置12により現像を行なった。用いたト
ナーは、正帯電したイエロートナーである。
現像装置6、9、12は、いずれも、磁気ブラシ現像方
式のものである。
3種のトナーは、いずれも、染料、3wt%の重炭酸ナ
トリウムとバインダー樹脂を含有し、熱発泡性である。
また、現像装置9,12による現像の際、前の現像プロ
セスで得られた可視像は、−50Vという弱い感光体表
面電位て感光体に付着しているので、重ねて現像される
ことはないが、後の現像の際、乱される虞れかあるので
、現像装置9,12による現像は、所謂ソフト現像とし
た。
その後、カラー可視像を、記録媒体としての普通紙に転
写し、定着装置16で、熱ローラー方式の定着を行った
。トナーの熱発泡による面積増大により、高解像力且つ
高濃度のカラー画像記録が得られた。
カラー可視像転写後の感光体1はクエンチングランプ1
4による白色光照射を浮け、その後、クリーナー15に
よりクリーニングされた。繰返してプロセスを行ったか
、各プロセス後の除電はクエンチングのみで十分であっ
た。
上記例において、モザイクフィルターのベースフィルム
として、6μm厚の二酸化セルロースフィルムを用いた
が、このフィルムにかえて、厚さ6μmの、ポリエステ
ル2軸延伸フィルム(体積個有抵抗1015〜1016
Ωcm)を用いて、上記と同様の実験を行なった。
この場合、赤又は緑の強い光による均一露光部可視像下
部に−100〜−150Vの電位が残った。
この事態に応するため、現像装置9,12のバイアス電
圧を高くして、混色をさけることかできた。
除電は、白色光の均一照射と交流コロナ放電で完全に行
なうことができた。
又、これらの例において、カラー画像露光と2次帯電と
を同時に行っても、カラー画像記録を得ることができた
2層の光導電層として、上記例では、可視領域にわたっ
て、光感度が異なるものを用い、赤、青、緑各色光に対
する感度差を利用したが、他の3原色の分光感度差を利
用してもよい。
又、3原色モザイクフィルターの各色フィルターの配列
も、均一でなく、ランダムにしてもよい。
又、上述の具体例では、2層の光導電層の間に、ホール
トラップ層を有したが、光導電層の種類によっては、こ
のホールトラップ層は不要である。
又、2層の光導電層は、上記具体例の組み合わせのみな
らず、種々のものが可能である。
又、トナーに含有させる発泡剤も、重炭酸ナトリウムに
限らない。
又、カラー画像露光は、必らずしもカラー光像の照射に
限らず、赤、青、緑3色のレーザー又はLEDアレイ等
により、画像信号に応じた書込みによる方法で行っても
よい。
上記例では、下層の光導電層の感度が、上層の光導電層
の感度より大きかったが、これを逆にしてもよい。
次に、第2種のカラー画像記録方法を説明する。
第7図(1)における、符号100は第2種のカラー画
像記録方法を実施するための、感光体を示してこの感光
体100は、導電性基体100Aの上に、2層の光導電
層を積層して構成されている。この2層の光導電層は、
それぞれ、可視領域において、パンクロマチックな光感
度を有し、可視領域外における分光感度が互いに異なっ
ている。
例えば、光導電層100Bが、第3図で曲線3−1で示
す如き分光感度を有し、光導電層100Cが、同3図の
破線3−2の如き分光感度を有するものとすれば、上記
の条件は満足されるから、以下、この場合を例にとって
説明する。
第2種のカラー画像記録方法において、感光体100は
、まず、第7図(1)に示すように、各光導電層が、互
いに逆向きに充電される。このプロセスば、先に第1種
の方法において説明した1次、2次帯電でよい。
ついで、カラー原稿O1の光像か、3原色のスリットフ
ィルターF1を介して、感光体100上に照射され、カ
ラー画像露光が行なわれる(第7図(■))。
スリットフィルターF1は、第8図(l)に示すように
、短冊形のフィルターFSを、3間色の繰返しパターン
に配列したものである。フィルターFS中に書き込まれ
た文字、R,G,Bは、フィルターFSの色でそれぞれ
、赤、緑、青である。
原稿O1上に、黒画像N、白地部W,シアン画像部C、
赤画像部Roがあるとすると、各色画像部および白地部
に対応する部位において、感光体100における電気的
状態が、第7図(■)に示す如きものとなることは、こ
れまでの説明から容易に理解されるであろう。
つづいて、感光体100は、フィルターF2を介して、
白色光LWを照射される。フィルターF2ば、第8図(
11)に示すように、フィルターF1と同様の形状を有
しており、スリットフィルターF1における赤フイルタ
ー(Rを書きこんであるもの)に対応する部分が、紫外
線透過部THとなっており、他の部分Uは、遮光性とな
っている。
従って、このフィルターF2を介して白色光LWを照射
すると、カラー画像露光の際、スリットフィルターF1
の、赤フィルターを介して露光された部分が、選択的に
、紫外線で均一露光されることと甜る。こζで、第3図
を参照すると、光力電層100B、100Cのうち、紫
外線に対して光感度を有するのは、光導電層100Bの
力であるから、この均一露光によって、光導電層100
Bの充電状態が解消すると、感光体100の電気的状態
は、第7図(■)のこときものとなり、カラー原稿O1
の、黒画像Nに対応する部位、シアン画像Cに対応する
部位において、紫外線の照射を受けた部分の感光体表面
電位が負極性となる。なお、この例においても、第7図
+11に示す状態における感光体表面電位は正極性であ
るとする。
そこで、正帯電したシアントナーTCで現像を行々えば
、第7図(IVIの如き状態が実現する。
次に、フィルターF”3をブ「して白色光LWの均一照
射を行なう。フィルターF3は、第8図(■)に示すよ
つに、白色光を透過させる透明部TI)と、紫外線を透
過させる紫外線透過部TRIと、遮光部U1とを配タリ
してなっており、透明部T))の配グjば、スリットフ
ィルターF1の赤フィルターの配列に、父、紫外線透過
部TH]の配タリは、緑フィルターの配列に対応してい
る。
従って、この工程において、白色光による照射を′)け
る部位(ま、カラー画像露光(第7図fill)の際、
赤フィルターをづ「して像露光さhた部f〜ンであり、
紫外線に3こる照射を党ける部位は、上記カラー画像露
光の際、緑フィルターを介して像露光された部分である
従って、この白色光照射によって、シアントす−TCの
可視像の下の部分では、感光体表面電位が、2重現像を
生じない程度に減衰し、黒画像N1赤画像Roに対屈:
する部位において、紫外線の照射を受けた部分の感光体
表面電位が負4’i性に反転する。
そこで、正帯電したマゼンタトナーTMで現像を打入え
げ、第7図[VDの状態となる。
ついで、フィルターF4を弁しての、白色光LWの均一
照射を行なう(第7図(■))。フィルターF4は、第
8図flVlに示ずように、白色光を透過させる部分子
))1と、紫外線透過部TH2とを有し、紫外線透過部
TH2の配列は、スリ、トフィルターF1におけるNフ
ィルターの配夕1jに対応する。従って、この工程にお
いては、黒画像N1赤画像Roに対応する部位にお−て
、紫外線の照射を受けfc部分かlrR光体表面電位を
負極性に転ずるので、正帯電したイエロートナーTYで
現像すれば(第7図(■))、感光体100上にカラー
可視像が得られる。あとは、とのカラー用゛祝像を、紙
等の記録媒体−1−に転写し、定着ずれば、カラー画像
記録を得ることができる。
以下、具体的な例に即しで説明する。
アルミニウムドラムの周面に、下地温IW74゛cでT
c10wt%を含む5e−Te合金を厚さ40μrnに
蒸着して、下層の光導電層とした。この先導電層は、先
にものべたように、第3図に曲線3−1で示す如き分光
感度を有する。つぎに、この光導電層上に、ホールトう
、電層として、ポリアミド樹脂をティピング法で厚さ0
5〜15μにコーティングした。さらにこの土に、キャ
リヤ発生層として、アゾ顔料と、そのバインダー樹脂を
厚さ0.11nにコーティングし、キャリャ輸送層とし
てドナーとボリエステルバインダー樹脂を厚さ12μm
にコーティングした。上記キャリャ発生層とキャリャ輸
送層とよりなるOPC光導電層は、第3図の破線3−2
の如き分光感度を有している。
このようにして得ら7した感光体を用いて、η1,6図
の装置を組みかえた。すなわち、第6図の感光体1に替
えて、土ハ12感光体を用いた。又、露光部には、第8
図(1)に示すようなスリットフィルターを、感光体に
)寧く斤接させて設けた。なお、このスリットフィルタ
ーの幅は10mm、個々の微小なスリット状のフィルタ
ーの幅は50μmとした。
又、LEDアレイ5に替えて、白色光(原と、第8図(
11)に示りよう、tフィルターとの系を、、LlにL
)プレイ7.8に替えて、白色光源と、第8図F+11
に示すようなフィルターとの系を、さらに、I、El)
アレイ10.11に替えで、白色光源と、即、8図t+
V+に示すようなフィルターとの系を配備した。
まず、感光体を暗中で−1500Vまで1次帯電し、つ
いで、+150Vまて暗中にて2次帯電した。
つきに、赤、青、緑の3原色のスリ、)フィルターを介
してカラー画像露光をカラー光像の照射によって行ない
、スリットフィルターの赤フィルターを介して像露光さ
れた部分を紫外線で均一露光した。この均一露光の結果
、原稿の黒、シアン。
緑、青の各画像に対応する部位において、紫外線照射部
の表面電位が−500Vとなった。
ついで、前述の熱発泡性シアントナーで現像した。つき
に、上記赤フィルター対応部位を白色光で、緑フィルタ
ー対応部を紫外線で均一露光したところ、黒、マゼンタ
、赤、青の各色画像に対応する部位で紫外線を照射され
た部分は−500Vの表面電位どなり、シアントナーに
よる可視像の下の部分では一50Vの表面電位となった
つづいて、シアントナーによる可視像を乱さないよう、
ソフト現像によって、熱発泡性のマゼンタトナーの可視
像を形成した。
さらに、赤フイルタ−、緑フィルターに対応する部位を
白色光で、竹フィルタ一対1iれ、部を紫外線で、それ
ぞれ均一露光した。その後、熱発泡性のイエロートナー
による現像をソフト現像で♀ゴない、得られたカラー可
視像を普通紙に転写し、定着(〜て、高解像力、高濃度
のカラー画像記録を得ることができた。
上記の例ではスリットフィルターを用いたか、露光を、
所謂フラッシュ露光で行う場合には、モザイクフィルタ
ーを使用することができる。
次に、第3神のカラー画像記録方法につき説明する。
この第3神のカラー画像記録力法においテは、嗜電性基
体上に2層の光導電層を有する感光体が用いら九る。2
層の光導電層は、6可祝領域にjj・いて略同−でパン
クロマチ、りな分光感度をイjする。
−力の光導電層は赤外領域に光感度を翁し、他力は紫外
領域に光感度を南する。従って、この感光体にi+]−
視像を照射する稈3は、各光曽2電層とも層−電体化す
るし、紫外線もしく(・4、赤外線を照((・1回ると
きは、−力の光々′を電層のみがJ、()電体比重る。
具体的な例をあげよう。
アルミニウムトラムを導電性基体どし、−こ、その周面
に、5e−Te合金による下部光・、4重層を形成した
。この光導電層は、第91ネjに曲線9−1で示す如き
分光感度を不する。″」ぐわかるように、この光導電層
は、紫外線に対し一℃大き4光感度をイ〕するが、赤外
線に対しては光感度が、暑い。。
この下部光導電層上に、キャリャ発生層とキャリャ輸送
層とを有する試作のOPC光導電層を形成した。このO
PC光導電層は、第9図に符号9−2で示す曲線の如き
分光感度を有する。このOPC■導電層は、赤外勝に光
感度を有するが、紫外線には、光感度かない。両光導電
層とも、可視領域では、略同−でパンクロマチックな光
感IWを不する。
なお、2層の光導電層の間にポールトラップ用の中間層
かり1〜股さ才している。
この感光体を用いて、第10図に示すような装置を組立
てた。符号200は感光体を示す。この感光体200は
矢印方向へ回動可能である。なお、煩雑を避けるため、
混同を生する虞れのないものについては、第6図に赴け
ると同一の91号を用いた。
第10図に、新たに現れた符号について説明すると、符
号201はフィルタ一部材、符け202は光源、符号2
03は、同じく光源、符号204は転写前チャージャー
を示ず。
フィルタ一部材201は、個の第3種のカラー画像記録
方法の特徴の一端をなすものであって、第H図に示すよ
うに、スリットフィルターF1′と、フィルターF2′
とを有している。フィルターF1′、F2′以外の部分
は遮光性である。
スリットノイルターFl’の各微小フィルノー中に書き
入れられたR,G,Bは、例によって、フィルターの色
を表わし、Rは赤、Gは緑、Bは青である。
又、フィルターF2’iま、赤外フィルターと、紫外フ
ィルターとを翁する。赤外フィルターは、フィルター中
に書き入ハ、られた文字■によっであられされ、紫外ノ
イルクーは、同じく、フィルター中の文字■によって区
別される。九お・、感光体2oOが回動するとき、感光
体周面ば、第11図において、フィルター部材201に
対し、上方から下方へ向って移動する。フィルター部材
における寸法X′、Y′、Z′は、それぞれ、50μm
、8mm、4mmに設定された。なお、赤外フィルター
の配列と、紫外フィルターの配列とは、第11図の上下
方向へ互いにずれていてもよい。
さて、紫外フィルターの配列は、スリットフィルターF
l’における赤フイルタ−の配列と対応し、赤外フィル
ターの配列は、緑フィルターの配列と対応する。
さて、感光体200を矢印方向へ回動させ、チャージャ
ー2によって負極性の1次帯電を行って、表面電位をー
1500Vとし、ついでチャージャー3による正極性の
1次帯電によイル1感光体表面電位を略0どした。この
状態を、第12図(1)に示す。符号200Aは、導電
性期待、符号200B,200Cが光導電層を示す。感
光体表面電位は略Oであるけれども、各光導電層は互い
に逆向きに、充電されている。第10図にもどって、こ
の2次帯電後、感光体200に対シ、カラー光像4を、
フィルタ一部材201のスリットフィルターを介して照
射し、カラー画像露光を行った。
このカラー画像露光の様子は、第12図(■)に説明図
的に示されている。これまでの説明から、カラー画像露
光により、カラー原稿01の、黒画像N1白地部W1シ
アン画イ3テ部C1赤画像部Roに対応する部位の電気
的状態か図の如くなることは、芥鴇に理解Δ耗るであろ
う。このように、カシー何曲豫露光に応じて、感光体2
00中に電荷分布は生ずるか、光導電層200A、20
0Bが充電されでいる電信も、放電してしまった部位で
も、感光体表面電位は略0であるから、このカラー画像
露光後におりても、感光体表面電位は、いたるところ略
0である。
次に、光源20:2を発光させて、紫外フィルターと赤
外フィルターの各配列部位を、紫外線おI、ひ赤外線で
照射した。この状態を、第12図(■)に示す。
すると、第12図(■)かも明らかなように、赤外線に
よる照射を受けるのは、スリ、トフィルター刊パ1′を
づ1−シての画像露光の際、緑フィルターを弁17て像
露光された部位であり、この部位で(佳、赤外線の作用
により、光導電層200Cの充電のみが解消され、黒画
像、シアン画像対応部の表面電位が+500■となった
又、赤フィルターを介して画像露光を・受は部位は、紫
外線の照射をうげ、黒画像、赤画像対1心部位において
、紫外線の照射を受けた部位の表面電位が−500Vと
なった。
そこで、先す、現像装置6により、正帯電のンアントナ
ーTCを用いて現像を行ろ:い、ついで、現像装置9に
より、負帯電の熱発泡性マゼンタトリーTM’な・用い
て現像を行った。この状態を第12図(■)に示す。
つきに、紫外光用の光源203を発光さぜで、感光体2
00の」リー蕗光を行ったところ、黒山像N1赤画像R
oに対応する部位における、盾フィルタ一対応部位の感
光体表面電位が−500Vとなった。
光導電層200Bの充電状態が、紫外線の照射により解
消したためである。なお、マゼンタトナーTM’は紫外
塾を良く吸収するので、マゼンタトナ−TM’ドの部位
では、感光体表面電位は、上記紫外線照射によって+2
00’Vま−で下っ人口たけてあった。
つづいて、現像装置12によって、正帯電のイエロート
ナーTYを用いて現像し、感光体200上、に、カラー
可視像を缶た(第12図(叩)。
この可視像において、シアン可視像、イエロー可視像を
構成する各トナーは、正極性に帯電しており、マゼンタ
可視像を構成するマゼンタトナーTM’にL負帯電して
いるので、転写にさきたつ″(=、まず、転写前ゾへ、
−ジャー204に」Sって、用睨像の帯電極性を所定の
極性、例えば正極性に揃え、その後、カラー可視像を普
通紙S上に転写し、定着したところ、旨解像ツバ筒濃度
のカラー画像記録をイ3することかできた。もらろん、
カラー川視像を構成する各トナーは、熱定着の際、熱発
泡した。
第13図(佳、−に記プロセスにおける、感光体表面電
位の変遭を示している。時間領域Iは1次帯電、時間領
域■は2次帯電、時間領域■はカラー画像露光に対応し
ている。時間領域1■は、フィルターF2’(第11図
)の赤外・紫外両フィルターを介しでの均一露光、時間
領域Vは、紫外線による均一照射に対応している。
赤外フィルターを介して、赤外線により照射されること
て、黒画像、シアン画像に対応する部位では、表向電位
は、曲線13−1で示す如く負極性となり、紫外ノイル
ターを介して紫外線を照射されることで、黒画像、赤画
像に対応する部位では、表面電位は、曲線13−2で示
す如く正極性となる。
又、線13−3は白地部対応部位の表面電位を示す。
時間領域Vにおいて、紫外線が均一照射されると、黒画
像、赤画像において、青フィルターに対応する部位は、
曲線13−4に示すように負極性となり、マゼンタトナ
ーの下部の表面電位は、曲線13−5のように減衰する
。線13−3’は白地部対応部位の表面電位を示す。
さて、先にも述べたように、フィルター部材201の存
在は、この第3伸のカラー画像記録方法の特徴の一端を
なすものである。
この特徴というのは、スリットフィルターF1′と、フ
ィルターF2′とが一体的であることである。
このため、赤外フィルター、紫外フィルターと、スリッ
トフィルターの各色フィルターの配置関係は一定不変で
ちる。従って、あらかじめ、スリ。
トフィルターF1′と、フィルターp2’とを、きちん
ど定めた信置関係で形成すれば、あとは、相互間の位置
合せは不要であり、カラー画像露光後、所望の部位を正
確に、赤外線、紫外線で照射できる。
次に、第4種のカラー画像記録方法について説明する。
この第4神のカラー画像記録方法には、上記第3種の方
法におけると同じ感光体を用いうる。そして、カラー画
像形成のグロ十スも大部分は、へ↓3神の方法と同じで
ある。そこで、この第4(中のカラー画像記録方法につ
いては、第3神の方法とのちがいのみを、詳しく説明し
、第34MjO力法と同じ部分については、説明を簡略
化する。
感光体としては、第3神の方法で説明した感光体200
を用いる場合を例にとることにする。
感光体200は、まず、その2層の光導電層が互いに逆
向きに充電され、かつ、その表面電位が略Oとなるよう
に、上記者光導電層の充電が調整される。
ついで、感光体は露光されるのであるが、第4種のカラ
ー画像記録方法の特徴は、まさに、この露光工程にある
すなわち、カラー画像信号を構成する3原色の各色信号
、例えば、赤色信号、緑色信号、青色信号は、すへて、
所定の波長の可視光の側ン・オフに変換されて、感光体
を画素配列にしたがって露光する。すなわち、画像信号
そのものは、33原色の各色ことにあるのであるか、こ
才りら:3.伸の画像信号の媒介となる光は、ただ1種
類なのである。露光は、レーザービームによるラインス
キャンや、液晶シャッターアレイ等を用いる書込みが可
能であるが、ここでは、LEDアレイを用いる方法を例
にとって説明する。
第14図において、符号205は、赤色光を発するLE
Dアレイを示している。このLEDアレイ205は、微
小なLEDをアレイ配列したものである。図中、符号E
Lが個々のLEDを示している。各LEDは、同一のも
のであるか、Rという文字を書きこまれたものは、赤色
信号により駆動され、Gと記入されたLEDは、緑色信
号で、Bと記入されたLEDは、青色信号で、それぞれ
駆動される。
すると、感光体200の側に立って考えると、もし、L
EDアレイ205の、Rを記入されたLEDをすべて発
光させたとき、図中に符号ERで示す感光体部位が露光
されることになるが、この符号ERで示す部分を、赤色
信号用の画素部分という。同様に緑色信号用の画素部分
EG、青色信号用の画素部分EBがある。これら画素部
分の配列を画素配列と吋ぷ。
従って、LEDアレイ205による露光は、画素配列に
従って行われる。
さて、1例どして、黒画像N,白地部W、シアン画像C
、赤画像Roを、第12図に示すような位買関係で記録
する場合を考えよう。
よず、黒画像に対応する部位では、各LEDともオフの
状態におかれて発光しない。逆に、白地部Wに対応する
部位では各LEDともオンの状態と在って赤色光を発す
る。又、シアン画像Cに対応する部位では、シアンの成
分を有する緑色信号、青色信号がオンの状態であり、赤
画像Roに対応する部位では、赤色信号によって、Rの
記入されたLEDのみが発光する。
結局、白地部Wに対応する部位では、各画像部分ER、
EG、EBとも露光され、シアン画像Cに対応する部位
では、画素部分ER,EGか、父、赤画像Roに対応す
る部位では、画素部分ERのみが露光されることなる。
赤色光に対しては、各光導電層とも同程度の光感度を有
するから、露光された部位では各光導電層の充電状態が
解消する。
そして、感光体200における電気的状態は、第14図
に示す如きものとなる。
この状態を、第12図の(■)の状態と比較すれば、明
らかに、LEDアレイ200による露光で、第12図に
おけるカシー画保露光と同一の状態が得られたことが理
解されるだろう。
従って、この露光の後は、第12図の(■)ないし(■
)に示されたプロセスを行なって、感光体上にカラー可
視像を得、あとは、このカラー可視像を記録媒体上に転
写し、定着すれば、所望のカラー画像記録を得ることが
できる。
なお、第12図(■)に示すフィルターF2′を介して
の均一露光のさい、赤外線による照射部、紫外線による
照射部が各々、画素部分ER,EGとなるように、フィ
ルターF2′における赤外フィルター、紫外フィルター
の配置を調整することは、いうまでもない。
このプロセスにおける、感光体表面電位の変換は、第1
3ン図に示す図と全く同じである。
次に、第5種のカラー画像記録方法につき説明する。
ところで、今土で説明してきた第1ないし7第1種のカ
ラー画像記録方法にるっては、最終的に得られるカラー
画像において黒色画像は、3種のトナーの混色により、
黒色か再現される。しかし、見た目の美しさからすると
、やはり黒色画像は、黒色トナーによって純黒に表現さ
れるのかよい。
この第5種のカラー画像記録方法および、これにつづく
第6種のカラー画像記録方法では、この黒色画像の黒色
トナーによる表現が可能である。
さて、第5種のカラー画像記録方法について説明する。
この方法の実施に用いられる感光体は、導電性基体上に
2層の光導電層を設けたものが用いられる。
これら2層の光導電層は分光感度の一部が相互に異なっ
ている。例えば、下層の光導電層が、第15図の曲線1
5−1の如き分光感度を有し、上層の光導電層が同図の
破線15−2のような分光感度を有するものとしよう。
以下、第16図を参照しながら説明する。
感光体300において、導電性基体300A上の2層の
光導電層300B,300Cは、互いに逆向きに充電さ
れる。この状態を第16図(1)に示してあるが、同図
から明らかなように、光導電層300Cは光導電層30
0Bに対して、強く充電されており、このため、感光体
表面電位の負極性となっている。このように、2層の光
導電層が互いに逆向きに充電されたとき、感光体表面電
位が所定の極性(今説明している例でば負極性)となる
ようにするのは、第5種および第6種のカラー画像記録
方法の特徴のひとつである。この所定の極性の表面電位
は、後に、黒画像対応静電潜像の形成に利用される。
次に、第16図(■)に示すように、3原色のスリット
フィルターF1″を介して、カラー原稿O1のカラー光
像を施し、カラー画像露光が行なわれる。スリットフィ
ルターF1″は、形態的には、第8図(1)に即して説
明したスリットフィルターF1と同じである。両名のし
がいは、スリットフィルターFIニおいては各色フィル
ターは、その着色された原色の光のみを透過させるのに
対し、スリットフィルターF1″では、各色フィルター
は、着色された原色の光のみならず、他の色の光も、あ
る程度透過させるのである。
例えば、スリットフィルターF1″において、赤フイル
ター(Rの文字を記入してある)は、第17図の、曲線
(鎖線)17−1の如き分光透過率を有し、緑フィルタ
ー、青フィルター(それぞれG,Bの文字を記入してあ
る。)は、第17図の分光透過率特性17−2.17−
3を有する。
さて、カラー画像露光が行われると、黒画像Nに対応す
る部位では変化は生じないが、白地部に対応する部位で
は、各光導電層300B,300Cともに充電状態が解
消されて、感光体表面電位は0となる。シアン画像Cに
対応する部位についてみると、シアン色は成分として、
盾色光、緑色光を含むから、青フィルター、緑フィルタ
ーに対応する部位では感光体300の両光導電層の充電
状態は解消して表面電位は0となる。
一方、シアン画像Cに対応する部位の、赤フィルター対
応部位をみるに、赤フィルターは、第17図に示す分光
透過率特性17−1を有し、赤色光のみならず、青色光
、緑色光をも、30%程度透過させる。しかるに、第1
5図に示すように、上層の光導電層300Cは、緑色光
および、青色光のうりでも長波長成分のものについては
、光導電層300Bに比して光感度か高いので、赤フィ
ルターに対応する部位では、光導電層300Cの充電状
態の一部が解消し、感光体表面電位は0となる。この部
分では、各光、導電層の充電状態がバランスすることに
よって、表面電位か0となるのである。
次に赤画像対応部位であるか、まず赤フィルターに対応
する部位では、感光体300は、強い赤色光で照射され
、各光導電層の充電状態は解消して表面電位0となる。
一方、緑フィルター、青フィルターに対応する部位では
、これらフィルターを透過した弱い赤色光により照射さ
れるか、光幹重層300Cは、赤色光に対しても、光導
電層300Bに比し2て高い光感度を有しているから、
ここでも、主として、光等電層300Cを光電L7てい
る電荷の一部が放電することにより、各光導電層の充電
状態は互いにバランスし、感光体表面電位は0となる。
従って、この結果、カラー画像露光後の感光体表面電位
は、黒画像対応部位において負極性、ぞの他の部位にお
いて略Oである。そして、上記負極性お表面電位分布は
、黒画像に対応する静電潜像を形成する。
そこで、この状態において正帯電の黒色トナーTNを用
いて現像を行なえば、第16図(■)に示すように、黒
色トナーによって、黒画像Nに対応する可視像を得るこ
とができる。
ついて、フィルターF2を介して白色光LEを均一照射
する(第16図(■))、フィルターF2は、第8図(
■)に即してすでに説明したものであって、遮光部Uと
紫外線透過部THとを有し、このフィルターF2を透過
した紫外線は、カラー画像露光(第16部(■))の際
、赤フィルターを介して像露光された部位を照射する。
第15図から明らかな様に、紫外線に対しては、光導電
層300Bのみが、光感度を有するから、シアン画像C
に対応する部位において、紫外線で照射された部位では
、光導電層300Bの充電状態が解消し、表面電位は負
極性となる。
そこで、正帯電したシアントナーTCを用いて現像を行
なえば、感光体300上に、シアン画像に対応する可視
像が得られる(第16図(V])。
つづいて、フィルターF3を介して、白色光LWの均一
照射が感光体300に対して行われる(第16図(■)
)。
フィルターF3も、第8図の(■)に即して説明したも
のであって、遮光部U1、紫外線透過部THI、および
透明部TPを有する。
フィルターF3を透過した紫外線は、カラー画像露光の
際、スリットフィルターF1″の緑フィルターを介して
像露光された部位を照射する。これによって、赤画像R
oに対応する部位において、紫外線の照射を受けた部分
の表面電位が負極性となるので、この部分を、正帯電し
たマゼンタトナーTMで現像する(第16図(■))。
さらに、フィルターF4を介して、白色光LWを均一照
射する(第16図(■))。フィルターF4は、第8図
(■)に即してすでに説明したものであって、紫外線透
過部TH2と透過部TP1とを有する。
紫外線透過部TH2を透過した紫外線は、カラー画像露
光の際、青フィルターを介して像露光された部位を照射
する。これによって赤画像Roに対応する部位において
、紫外線の照射を受けた部分の表面電位が負極性となる
ので、この部分を正帯電したイエロートナーTYで現像
すれば、第16図(IX)に示すように、カラー原稿O
1に対応するカラー可視像が感光体300上に得られる
あとは、このカラー可視像を、普通紙等の記録媒体上へ
転写・定着すれば、所望のカラー画像記録を得ることが
できる。
第16図に即して説明したプロセスにむける、感光体表
面電位の変異を第18図に示す。時間領域1■は、1次
および2次帯電に対応し、この2次帯電後の状態が、第
16図(1)に示されている。時間領域■は、カラー画
像露光、時間領域■,■、■は、フィルターF2.F3
、F4を介しての均一白色光照射の工程に対応する。
黒画像に対応する部位では、感光体表面電位は、線18
−1で示すように、2次帯電後の電位を維持する。
カラー原稿O1の、黒画像Nをのそいた部分に対応する
部位では、感光体表面電位はカラー画像露光時(時間領
域■)において、曲線18−2のように減衰する。白地
部Wに対応する部位では、その後、感光体表面電位は、
線18−3で示すように略0を保つ。
一方、フィルターF2を介しての白色光の均一照射のさ
い、紫外線による照射を受けた部位では、曲線18−4
のように、感光体表面電位は負極性となる。これは、シ
アン画像対応部位において生ずる。
フィルターF3を介しての均一照射のさい、紫外線によ
る照射を受ける部位では、表面電位は、曲線18−5の
ようにして負極性となる。これは、赤画像対応部位にお
いて生ずる。
フィルターF4を介しての均一照射のさい、赤画像部対
応部位において紫外線の照射を受けた部位では、感光体
表面電位は、曲線18−7のようにして負極性となる。
なお、フィルターF3.F4を介しての均−照射の際、
それ以前に負極性となった部分は、白色光の照射により
、曲線18−6、18−7の如くして減衰する。減衰が
さほど急激でないのは、すでに形成されているカラー可
視像がフィルターどなるからである。
以下、共体列をあける。
アルミニウムドラムを導電性基体として、その周面にS
c−Te合金による光導電層を形成した。
この光導電層は第15図の曲線15−1の如き分光感度
を有する。
次に、この光導電層のうえに、ホールトラップ用の層と
してポリアミド樹脂を0.1μmの厚さに設け、さらに
、その上に試作のOPC光導電層を設けた。このOPC
光導電層は、キャリャ発生層とキャリャ輸送層とで構成
され、第15の破線15−2の如き分光感度を有する。
このようにして得られた感光体を、感光体300どしで
、第19図の如き装置を組立てた。煩頼をさけろため、
混同の虞れがないと思わ八るものについては、第6図に
おけると同一の符号を用いた。
第19図に新たに現れた符号について説明すると、符号
301は、現像装置である。この現像装置301は磁気
ブラシ現像方式のものであって、トナーとしては、通常
の電子複写機に用いられる正帯電の黒色トナーが用いら
れる。
符号302,303,304は、それぞれフィルターF
2,F3.F4を介して白色光の均一露光を行なうため
のユニットである。
まず、感光体300を矢印方向へ回動させつつ、チャー
ジャー2による1次帯電を行ない、感光体表面電位を−
1500Vとし、次いで、チャージャー2による2次帯
電を行なって、表面電位をー400Vとした。
続いて、カラー原稿の光像4を、スリットフィルターF
1″を介して照射してカラー画像露光を行ったところ、
黒画像対応部の表面電位は−400V、それ以外の部分
では、略0Vとなった。
つづいて、現像装置301により、正帯電黒色トナーを
用いて現像し、さらにユニット302によって、フィル
ターF2を介して白色光を均一照射した(第16図(■
)参照)。その結果、カラー原稿の、シアン、緑、青の
各色画像に対応する部位の表面電位はー500Vとなっ
た。現像装置6により、正帯電のシアントナーを用い、
ソフト現像で現像した。
つぎに、フィルターF3を介しての白色光の均一照射(
第16図(■)参照)をユニット303により行った。
その結果、シアントナーの下の感光体表面電位は−50
■どなり、カラー原稿の、マゼンタ、赤、青の各色画像
に対応する部位の表面電位は−500Vとなった。
現像装置9により、正帯電のマゼンタトナーを用いソフ
ト現像した。
ついで、フィルターF4を介しての白色光均一照射(第
16図(■)参照)を行い、正帯電のイエロートナーに
よるソフト現像を、現像装置12により行った。なお、
シアン、マゼンタ、イエロー各トナーとも熱発泡性であ
る。
かくして得られたカラー可視像を、普通紙S上へ、転写
チャージャー13により転写し、定着装置16で熱定着
したところ、高解像力で高濃度、さらに、黒画像のシャ
ープ性のよい、カラー画像を得ることができた。
さて、最後に、第6種のカラー画像記録方法につき説明
する。
この第6種のカラー画像記録方法には、上記第5種のカ
ラー画像記録方法におけると同じ感光体を用いうる。そ
して、カラー画像形成プロセスの大部分は、第5種の方
法と同じである。そこで、この第6種のカラー画像記録
方法については、第5種のカラー画像記録方法とのちが
いのみを詳しく説明し、第5種の方法と同じ部分につい
ては、説明を簡略化する。
感光体としては、第5種の方法で説明した感光体300
を例として考える。
感光体300は、その2層の光導電層が互いに逆向きに
充電され、その表面電位が所定の極性となるように、各
光導電層の充電状態が調整する。この状態は第16図(
1)に示した状態である。
次いで、感光体300は露光されるのであるが、この露
光は、2段階に分けて行われる。
まず、第1段階では、画像信号に応じた露光が行われ、
黒画像以外の部分に対応する部位では、各光導電層の充
電状態をバランスさせて、感光体表面電位を0とする。
例えば、個の第1段階の露光は、第2図(1)に示す如
くして行われる。図中、符号400は赤外LEDアレイ
を示す。この赤外LEDプレイ400を構成し、アレイ
配列された、個々の赤外LED(符号ELIで示す)は
赤外線を発する。第15図を参照して分るように、赤外
線の照射に対しては、上層の光導電層300Cのみが導
電体化する。
そこで、第20図に示すように、黒画像N、白地部W、
シアン画像C,赤画像Roをカラー画像記録するのであ
れば、画像信号により、赤外LEDアレイ400を駆動
し、黒画像N以外の部分では、全ての赤外LEDを発光
させ、赤外線により照射された部分における各光導電層
の充電状態をバランスさせ、赤外線照射部位における感
光体表面電位を略0とする(第20図(1))。これに
よって、負極性の感光体表面電位分布により、黒画像N
に対応する静電潜像か形成されるので、これを、正帯電
した黒色トナーTNで現像して、黒色可視像を得る(第
20図(■))。
つづいて、第2段階の露光か行なわれるか、この第2段
階の露光は、各光導電層を同等に、導電体化しうる光の
オン・オフにより、カラー画像信じに応じた画素露光に
より行なわれる。
第21図は、この第2段階の露光の1例を示している。
符号205は、先に第4種のカラー画像記録方法の説明
をした際、第4図に即して説明した赤色LEDアレイで
ある。この赤色LEDプレイ205を、第4種のカラー
画像記録方法におけると同じようにしてカラー画像信号
によって駆動し、画素露光を11つと、各画素位置ER
,EG、EBの電気的状、弗は第21図に示す如きもの
となる。この状態でも、黒画像内応部位り、外では、感
光体表面電位はOのままである3) この状態は、第16図(■)に示された状態と同一であ
る。そこで、以後は、第16図(IV)以下に示すプロ
セスを行なλ−ば、第5種のカラー画像記録方法と同様
、所望のカラー画像記録を得ることができる。
以上で、第1種から第6種まで、各種カラー画像記録方
法について説明した。
これら各種カラー画像記録方法は、具体的なプロセスに
おいて相互に異なっているが、以下のごとき共通性を有
している。
すなわち、感光体の各光導電層は、互いに逆向きに充電
される。
との感光体に露光がなされると、これに応じた電荷分布
が生ずる。各色画像に対応する静電潜像は、この段階で
感光体に形成されているのだが、各静電潜像が互いにバ
ランスして相殺するので表面電位の分布としてはあらわ
れない。
そこで、特殊な均一露光を行って各静電潜像のバランス
をくずし、各色画像に対応する静電潜像を表面電位分布
として順次読み出し、次々に異なる色のトナーで現像し
、所望のカラー画像記録を得るのである。
(効果) 以上、本発明によれば、6種の新規なワンショット方式
のカラー画像記録方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は、本発明による第1種のカラー画
像記録方法を説明するための図、第6図は、上記第1種
のカラー画像記録方法を実施するだめの装置の1例を、
要部のみ略示する説明図、第7図ないし第8図は、本発
明による第2種のカラー画像記録方法を説明するための
図、第9図ないし第13図は、本発明による第3種のカ
ラー画像記録方法を説明するための図、第14図は、本
発明の第4神のカラー画像記録方法を、その特徴部分に
より説明するための図、第15図ないし第18図は、本
発明による第5種のカラー画像記録方法を説明するため
の図、第19図は、上記第5神のカラー画像記録方法を
実施するだめの装置の1例を、要部のみ略示する説明図
、第20図および第21図は、本発明による第6種のカ
ラー画像記録方法を説明するための図である。 1・・・感光体、IA・・・導電性基体、IB、IC・
・・光導電層、ID・・・3原色モザイクフィルター、
3−1、3−2・・・分光感度、0,01・・・カラー
原稿、TC・・・シアントナー、TM、TM・・・マゼ
ンタトナー、TY・・・イエロートナー、TN・・・黒
色トナー、S・・・記録媒体、6,9,12・・・現像
装置、F1,F1′F1″・・・スリットフィルター、
F2、F3.F4・・・フィルター、200・・・感光
体、201・・・スリット部材、300・・・感光体、
205・・・赤色LEDアレイ、400・・・赤外LE
Dアレイ、EL・・・赤外LED、EL・・・赤外LE
D、ER,EG,EB・・画素部分。 光4−閃 子・b図 ■ 「■ヒ」−1−、/l′8 第7図 、%□rx 7)? ・7゜ 牽I、3×□ □ 3 1り(つ図 5實、・・10× 、ご 5兜、11閃 伴1)ibs ○ 7ら・(川瞠1 ん(5因 εブ(1(141)θンン(’l’61ソ1)77)l
)I/)t)娼1L2)又 戸)10冥 11 差、17図 1、、−、、、−・−−−−−−−一−−−−−−−j
−鼾−・−・グどin、5θlノをン2θ ・ち4C)図 ○ ・作)10閃 ■リ−ブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導電性基体上に少なくとも、可視領域にパンクロマ
    チックな光感度を有し、相互に分光感j島もしくは光感
    度が異なる2層の光導箱1層を設け、こね、ら光導電層
    上に、3原色モザイクフィルターを設けてなる感光1本
    の、 上記2層の光導電層を互いに逆向きに光重7したの(9
    、もj〜くけた電と同時にカラー画値露光金行7′i:
    い、 ついで、卜記3原色モ−リ−イタフィルターの特定の色
    のフィルターの下の、−力の光pj4%層の充電、状態
    全−Lとしで解消するよう左均−露光召行ない、その後
    、」二記!持定の色の補色1/こ着色さハたトナーVこ
    よる現f像を行ない、 次に、上記判定の色のフィルタ〜の下の充’44:。 状5暢を解消するような光による均一露光と、別の色の
    フィルターの下の一方の光導電層の充7R状態を主とし
    て解消させるような均一露光とを行ない、その後、上記
    別の色の補色に着色さJ′)。 たトナーによる現像を行んい、 つき゛に、上記別の色のフィルターの下の光重状態を解
    消するようfc尤による均一・露光と、他の色のフィル
    ターの下の一方の光導電層の充電状態を主として解消さ
    せるような均一露光とを行ない、十の後、−に記他の色
    の補色に着色さt′1゜たトナーに」、る現像をイ1っ
    て、 感光体上にカラー可視像を得、このカラー可視像を、記
    録媒体上に、転写・定着することを特徴とする、カラー
    曲j像記録力法。 2、特許請求の範囲第1項において、 各色トナーか%pH発泡性であ−)−〇、記録媒体−1
    4に熱定沼さフ′シる際、発泡することを特徴どする、
    カラー画隙記録方法。 3導電性基体上に少くとも、可視領域でパンクロマチッ
    クな光感度をイjし、可視領域外で丸いに分光感庶の異
    7する2層の光導電層を設けでなる感光体の、上記2層
    の光導電層を互匹に逆向きに充電したのち、 3原色のスリットフィルターもしくはモザイクフィルタ
    ーを介してカラー画像露光を行ない、特定の色のフィル
    ターを介して露光された部位を、一方の光導電層のみ光
    感度のある光で均一露光し、ついて、上記特定の色の補
    色に着色されたトリー−で現像し、 ついで、別の色のフィルターをブ「して露光された部位
    を、一方の光導電層のみ光感度のある光で均一露光し、
    必要に応じて、先に現像さ)i−た部分の可視像を均一
    照射し、その後、上記別の色の補色に着色されたトナー
    で現像し、さらに、他の色のフィルターを介して露光さ
    れた部位を、一方の光導電層のみ光感度のある光で均一
    露光し、必要に応じて、先に現像された部分に可視光を
    均一照射し、その後、上記1mの色の補色に着色された
    トナーで現像して、感光体上にカラー可視像を得、 このカラー可視像を記録媒体上に転写・定着することを
    特徴とする、カラー画像記録方法。 4、特許請求の範囲第3項において、 名色トサーか熱発泡性であって、記録媒体に熱定着され
    る際、発泡することを特徴とする、カラー画像記録方法
    。 5少くとも、可視領域においては略同−でパンクロマチ
    、り・へ:光感度を有し、−力は紫外領域、他方は赤外
    領域に光感度を翁する2層の光導′重層を、導箱:性基
    体りに設けてなる感光体0)、上記2層の光導電層を−
    gE−いに逆向きに、かつ、感光体表面′電位が略Oと
    なるように充電し、ついで、3原色のスリットフィルタ
    ーを介して画像露光し、 つづいて、−に記スリットフィルターと一体的に構成さ
    れ、スリットフィルターにおける3原色のうちの所定の
    2色の配列と同配列の、紫外および赤外フィルターを弁
    じて均一露光(7、ぞれぞれの光導電層の充電状啓を、
    紫外光、赤外光に応じて解消したのち、上記所定の2色
    の補色に着色さn、た2わ■のトナーで現像し、さらに
    、紫外光もしくは赤外光による均一照射を行ったのち、
    −1−記所定の2色以外の原色の補色のトナーで現像し
    て、感光体−1−にカラー可視間を得、 このカラー町視像を、記録媒体上に転写・定着すること
    を特徴とする、カラー画像記録方法。 6特許請求の範囲第5項に訃いて、 各色トナーが、熱発泡性であって、記録媒体上に熱定着
    される際、発泡することを!1〒徴とする、カラー画像
    記録方法。 7、少くども、可視領域においては略同一で、パンクロ
    マチックな光感度を有(〜、−力は紫外領域、他方は赤
    外領域に光感度を有する2層の光導電層を、導M性基体
    りに設けてなる感光体の、上記2層の光導電層を互いに
    逆向きに、かつ、感光体表面電位が略Oどなるように充
    電し、ついで、カラー画像信号を構成する3原慎α。 β、γの各色信号金、所定の波長の用′規先のオン・ス
    フに変換して、上記感光体を、所定の画素配列に従って
    露光(−1 α色情−L用の画素部分を紫外光により、β色信弓用の
    画素部分を赤外光により、均一照射1゜だのち、 α、β色の補色に着色さfした2押の1・す−によって
    現f像を11−ない、 ついで、紫外光又は赤外光による均−像露を行ない、そ
    の後、γ色の補色に着色されたトナーによる現像を行っ
    て、感光体ににカン−1拝祝隙を得、 このカラー可視像を、記録媒体上へ転写・定着すること
    を特徴とする、カラー画像記録方法。 8特許請求の範囲第7項において、 各色トナーが熱発泡性であって、記録媒体上に熱定着さ
    肛る際、発)包することを重機とJ−る、カラー画像記
    録方法。 9少くとも、分光感度の一部が相互に異なる2層の光導
    電層を導電性基体上に設けでなる感光体の、上記2層の
    光導電層をh−いに逆向きに、かつ、感光体表面電位か
    所定の極性となるように充電し、 ついで、他の3原色も一部透過させる、3原色のスリッ
    トフィルターを介して、カラー画像露光を行ない、白色
    対応部では、各光導電層の充M5;状態を解消すること
    によって、父、カシ一部対応部では各光導電層の充電状
    態をバランスさせることによって、感光体表面電位をo
    とし、この状態で黒色l・ナーによる現f像を行4:い
    、ついて、上記スリ、トフィルターの!特定の色のフィ
    ルターに対応する感光体部荀を、−力の光々11層に対
    しイ[1対的に大きい感度を不−する光で均−照射し、
    その後、上記特定の色の補色Uこ着色されたトナーで現
    像を行ない、 つぎに、上記スリットフィルターの値の色のフィルター
    シこ対応する感光体部位を、十BL光で均一照射し、そ
    の後、上記他の色の補色に着色されたl・ナーで現像庖
    ゛行ない、 さらに、上記スリットフィルターの別の色のフィルター
    に対応する感光体部位を、上記光により3句−照射し、
    上記別の色の補色νこ着色されたトナーで現像して、感
    光体上にカラー司仇像合得、 このカラー可視像を記信媒体上に転写・定着することを
    !+I徴とする、カラー画像記録方法。 3−0特許請求の範囲第9項にjつ・いて、3原色のフ
    ィルターを、感光体表面に面接形成したこと4二%徴と
    する、カラー画像記録方法。 11特許請求の範囲第9項又は第10項において、各色
    トナーか熱発泡性であって、記録媒体上に熱定着される
    際、発ン池げりことを!1漬徴とする、カシ−画像記録
    方法。 12少くとも、分光感度の一部が相互に異なる2層の光
    導電層を、導電性基体上に設けてな感光体の、上記2層
    の光尋m1層4qいに逆向きに、かつ、感光体表面電位
    の極性が所定の極性となるよう(ゲ充電しい ついて、画像信号に応じた露光を行って、黒画像以外の
    部分に対応する部位では、各光導電層の充電状態をバラ
    ンスさせて、表面電位を0とへ 黒色l・す−による現像を行ったの1つ、両光等電層を
    、同等に導電体化しつる特定色の光のオフ・オフUこよ
    り、カラー両1像イハ弓(含白色)にル[)(じた画素
    露光を行ない、 3原色の私学の色のイご餡の画素位置を、一方の光導電
    層を主として導電体化しうる光で均−照射し、その後、
    箱定の色の補色に着色されたトナーで現像し、 ついで、3原色の他の色の信号の画素位置を、上記光で
    均一照射し、その後、他の色の補色に着色されたトナー
    て現像し、 さらに、3原色の別の色の信号の画素位置を、上記光で
    均一照射し、その後、別の色の補色に着色されたトナー
    で現像して、感光体上にカラー画鍬を得、 このカラー画像を、記録媒体上に転写・定着することを
    特徴とする、カラー画像記録方法。 13、特許請求の範囲第12項において、各有彩色トナ
    ーが、熱発泡性であって、記録媒体上に熱定着されると
    き、発砲することを特徴とする、カラー画像記録方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1986002745A1 (en) * 1984-10-22 1986-05-09 Konishiroku Photo Industry Co., Ltd. Method of and apparatus for forming multi-color images
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