JPS59153617A - 自動車のドア構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車のドア構造、特にドアトリムの構造に
冒ｊする。

従来、自動車のドアの緑装工程においては、アウターパ
ネルとインナーパネルとの周縁部を互いに接合した構造
のドアを車体に取り付け、そのドアのアウターパネルと
インナーパネルとの間に形成されるドア内空間に、工場
のラインで作業者がドアロック装置、ウィンドレギュレ
ータ装置、ソの他のドア同機能部品を、インナーパネル
に開設された適数個の作業孔より挿入し、かつこの作業
孔より作業者が手を挿入して、これらの機能部品を徊１
々別々にドア内に取例け、その仮インナーパネルの表面
をドアトリムでヤ漠うようにしていた。

しかし、これらの作業孔は、ドアの障ｊ性を維持するた
め、あー止り大きくすることはできず、しかも、機能部
品の大部分は、ドア内空間のインナーパネル側に取付け
なければならないので、作業者にとって取付は部所が死
角となり、手さぐりで取付は作業を行なわなければなら
ず、甚だ作業性が悪く、またそれらの取付は作業の自動
化も、作業が多岐にわたっているため困蛯であった。

七のため、第１図に示すように、ドア（１）のアウター
バネｔＬ　（２）に周縁部が接合されているインナーパ
ネル（３）の中央に、大寸の開口（４）を予め穿設して
おき、この開口（４）の大部分を、第３のパネルである
サブパネル（５）ヲもって閉基することにより、ドア（
１）の剛性を維持するとともに、サブパネル（５）ヲイ
ンナーパネル（３）に増刊けるのに先立って、サブパネ
ル（５）に１．ザブラインにて、ウィンドレギュレータ
装置（６）、ドアロック装置（７）、このドアロック装
置（７）を遠隔操作するための電動式のアタテユエータ
（８）、インサイドハンドル（９）、ドア（１）の開閉
動作に適当な抵抗感を付与するためのチェックリンク装
置（１屯及びスピーカ０１）等のドア内機能部品を、予
め一体的に取付けておき、その状態で、ザブパネル（５
）ヲインナーパネル（３）に取付けることにより、機能
部品の取付は作業を著しく藺世ｉ化することが考えられ
ている。

この場合、ドアトリム（功と、このドアトリム（１２）
ニ装眉するヘキグリソブハンドル（１８１、アームレス
ト（１→、トレイボックス（１５八施屑凝用のノブ装置
（１６）、インサイドハンドル用のエスカッションＵ゛
υ、ウィンドレギュレータハンドル（１８）、スピーカ
カバー（１９）及びステップランプ（財））等の室内側
内装部品をも、サブパネル（５）をインナーパネル（３
）に取付ける以前に、サブパネル（５）に予め一体的に
取付けておく。

また、ドアガラス（２１）は、開口（４）か、又は従来
のように、ド□ア（１）の上部に形成されたドアガラス
昇降用のスリン）　（２２１よりドア内空間に挿入し、
サブパネル（５）ヲインナーパネル（３）に取付けた後
に、ドアガラス（２１）に固着されたガラスホルタ幽）
と、ウィンドレギュレータ装置（６）におけるキャリア
プレー）（ｓａ）　ト’ｆｃ、適宜（７）　ホルｌ−（
２４ａ）、ナツト（２４ｂ）ヲもって、互いに連結する
。

アウトサイドハンドルＧ２５）Ｕ、サブパネル（５）ヲ
インナーパネル（３）に取付ける前に、アウターパネル
（２）に取付けておくが、場合によっては、アウトサイ
ドハンドル嘆）もサブパネル（５）側に取付けておき、
サブパネル（５）ヲインナーパネル（３）に装着したと
き、アウトサイドハンドルＰ＋が、アウターパネル（２
）に穿設された開口（図示略）よりドア（１）外面に望
むようにしてもよい。

（２６）は、ドア（１）の上部に立設された窓枠である
。

本発明は、このような方式によって組立てられる、いわ
ゆるパックドドアに関連してなされたもので、特に、ド
アトリムをインナーパネルに装着した後においても、簡
単に外部から、ドア内の機能部品の調整作業や、最終的
な増刊は作業等を行なえるようにした自動車のドア構造
を提供することを目的とするものである。

すなわち、上述のパックドドアにおいては、ドア（１）
内にドアガラス（２１１’に挿入した後、ウィンドレギ
ュレータ装置（６）及びドアトリム（（至）等ヲ一体的
に取付けたサブパネルｔ、５）’ｆＣ、インナーパネル
（３）に取付け、その彼、ドアガラス（２１１のガラス
ホルダ４＋とウィンドレギュレータ装置（６りのキャリ
ヤプレート（６ａ）との連結作業を行なうのであるが、
ドアトリム（（２）によりインナーパネル（８）の開口
（４）が先金に閉塞されていたのでは、この作業を行な
うことは不可能である。

また、サブパネル（５）をインナーパネル（３）に取付
ける場合に、サブパネル（５）の上部は、ドアトリム（
廟にグリップハンドルα３）等を取付けるための止めね
じ＠７１　ｋ共用して、体裁よく、すなわち、ねじ頭が
トリム而に見苦しく露呈しないように、うまく取付ける
ことができるが、サブパネル（５）の下部の取付けに関
しては、ドアトリム（埒の下部に共用し得る適当な止め
ねじがないため、ねじ頭がドアトリム（１２７の表面に
見苦しく露呈するのを許容するが、又は、サブパネル（
５）とドアトリム（胸とを分離して、先にサブパネル（
５）ヲインナーパネル（３）に取付けた後に、その外側
からドアトリム（Ｉａ　ｋ取付けるようにしなければな
らない。しかし、それでは、パックドドアの作業性の向
上という利点が半減してしまう。

そこで、本発明は、ドアトリムをインナーパネルに装着
した後においても、ウィンドレギュレータ装管とドアガ
ラスとの連結作業や、サブパネルとインナーパネルとの
連結作業等を簡単に行なうことができ、しかも、それら
の作業終了後には、従来と変らぬ美麗な外観を呈するこ
とのできる自動車のドア構造を提供しようとするもので
ある。

このような目的を達成するため、本発明においては、第
１図に示すように、ドア（１）のインナーパネル（３）
に装着されるべきドアトリム（稗ヲ、インナーパネル（
３）に固着された固定部（Ｂａ）と、インナーパネル（
３）に対して離間し得るように設けた可動部（１２ｂ）
とによ！ｌｌ構成しておく。

以下、その具体的な構成を、第２図以下に示す詳細な実
施例に基づいて説明する。

第２図乃至第４図は、本発明をパックドドアに適用した
第１実施例を示す。

この実施例においては、平板状の固定ボード（８０）の
下端に、該固定ボード（４））の前後幅と同一の前後幅
を有する可動ボード０１）を、適数個の味香（３４をも
って、自動車の室内側に相材する力量に開閉自在に枢着
するとともに、固定ボー白３０）と可動ボード（３」）
における室内側の面全体にわたって、塩化ビニール製シ
ート等よりなる１枚の連続した上張り材ＣＪ３）　’ｋ
　、中間に発泡ウレタン等のクッション材（ｄ４）　’
に挾んで貼層することにより、ドアトリム（図を構成し
ている。

蝶番国は、この実施例においては、適度の可撓性を有す
る硬質合成樹脂材料により、第４図に明示するように、
薄肉の撓曲部（３２ａ）と、この撓曲部（３２ａ）２中
間にして互いに連設された上下のヒンジ片（３２ｂ）（
３２Ｃ）と、谷ヒンジ片（３２ｂ）（３２ｃ）の同一側
面より突出する上下１対のフックｇ′（３２ｄ）（３２
ｅ）、（３２ｆ）（３２ｇ）とを、一体的に形成したも
のとしてあり、上刃のヒンジ片（３２ｂ）におけるフッ
ク片（ａｚｄ）（ａｚｅ）　ｆｅ、固定ボード（８０）
の下部適所に穿設した上下１対の保合孔（３（ト）（３
６）に、かつ下刃のヒンジ片（３２ｃ）におけるフック
片（３２ｆ）　（３２ｇ）を、可動ボード（３Ｉ）の上
部適所に１設した上下１対の保合孔（３７）（至））に
、それぞれ係着させることにより、簡単に各ボードへの
取付は作業を行なえるようにしである。

なお、蝶４（３つとして、公知の金属製の味香を用いた
り、又は布片若しくは可撓性のテープ状の条Ｈの各端部
を、固定ボード１３Ｑｌ及び可動ボード（３１）に、そ
れぞれ接層又はねじ等により固層することにより、固定
ボード（２））の下端に可動ボード（３１）ｋ部活して
もよい。

固定ボートイ０）ヲ芯材とするドアトリム（旧の固定部
（１２ａ）は、第１図に示すサブパネル（５）に一体的
に取付けられた後に、サブパネル（５）とともに、ドア
（１）におけるインナーパネル（３）に、ねじ止め等に
より固着される。

可動ボード（３］）’に芯材とするドアトリム（１２）
の可動部（１２ｂ）の下端部におけるインナーパネル（
３）側の面には、軸部（３９ａ）の先端に、弾性撓曲可
能な円錐形の頭部（３９ｂ）を備え、かつこの頭部（３
ｃ＋ｂ）の中央に、軸部（３Ｃ＋ａ）の中間部まで至る
スリンｌ−（３９Ｃ）　’ｚ影形成れた適数個の弾性係
合突起（没が、目１１候力向に適宜の間隔をもって突設
され、これらの弾性係合突起（到を、それらに対応する
ようにインナーパネル（３）に穿設された保合孔（４（
２）に圧入゛することにより、可動部（１２ｂ）はイン
ナーパネル（３）に閉止状態で保持されるようになって
いる。そして、この弾性係合突起（３９）を、保合孔（
４１，ｌｌから外すことにより、可動部（１２ｂ）をイ
ンナーパネル（３）よυ離間し、上刃に開くことができ
る。

第１実施例は上述のような構成とキＪｔているので、ド
アトリム（１２）の上部の固定＝ｃ　（ｉｚａ）　ｘ　
、サブパネル（５ンとともにインナーパネル（３）に取
付けた後、ドアトリム（１匂の下部の可動部（１ｚｂ）
を、第１図、第２図及び４３図に想１家線で示すように
開いて、サブパネル（５）の下部中央に形成された適宜
の切欠部（５ａ）及びインナーパネル（３）の開口（４
）よりドア内空間に手を挿入し、ウィンドレギュレータ
装置（６）におけるキャリヤプレート（６ａ）とドアガ
ラス（２１）のガラスホルダ（祠との連結作業を行なっ
たり、サブノ（ネル（５）の下端部とインナーパネル（
３）とのねし止め作業を行なうことができる。

これらの作業終了後には、ドアトリム（１２）の可動部
（１２ｂ）を閉じ、弾性係合突起（３９）を保せ孔（＋
１ｔｌ）に圧入丁れば、可ｇ！］部（１２ｂ）は、固定
部（ｉｚａ）と同−ｔ＝ｘなすようにインナーパネル（
３）に保持され、妄りにインナーパネル（３）から外れ
ることはなくなる。

このとき、固定部（１２ａ）側の上張υ材（３３１と可
！Ｉ７］部（１２ｂ）側の上張ｐ材儲とは、１枚の連続
したシートで形成されているので、固定部Ｑｚａ）と可
動部（１２ｂ）との同に切れ目のない美麗な外観のもの
となる。

！ｉた、自動車の組立て作業時だけでなく、自動車の修
理工場等においても、弾性係合突起＜３９）を保合孔（
４０）から外して、可動部（１ｚｂ）　ｆ開くことによ
り、ドアトリム（層全体をドア（１）から取り外すこと
なく、ドア内空間に取付けられた各種機能部品の調整作
業や取り替え作業を、簡単に行なえるという利点もある
。

第５図は、本発明の第２実施例を示す。

この実施例においては、ドアトリム（埒におけるいに先
金に切９離して形成し、固定部（ｌｚａ）は、上述のサ
ブパネル（５）と一体的に組付けた状態でインナーパネ
ル（３）に取付け、かつ可動部（１２６）は、上述のウ
ィンドレギュレータ４畝６）とドアガラス＠１１との連
結作業、及びサブノくネル（５）の下端部とインナーパ
ネル（３）との遅結作粟寺會行なつｆｃ後に、固定Ｈ字
状−１面の連結枠（４１１に狭んだ状態で、可動部（函
の下Ｒ１都及び前後の縁部におけるインナーノくネル側
の面に突設した適数個の弾性保合突４（４２）を、それ
らに対応するようにインナーパネル（３）に穿設した保
合孔（４３に圧入することにより、インナーパネル（３
）に対して着脱可能なように取伺けである。

弾性係合突起（４２）の構成は、第１実施例における弾
性係合突起（３９）と同一としてあ′る。

連結枠（４Ｉ）は、ドア）　ＩＪム（凶の固定部（１２
ａ）又は可動部（１２≦）のいずれか、に予め固着して
おくか、又は可動部（ｔｚｂ）ｉインナーパネル（３）
に取付ける隙に、単にそれらに係合させるだけとしても
よい。

この第２実施例においても、可動部Ｑｚｂ）　ｋインナ
ーパネル（３）から外すことにより、第１芙施例の場合
と同様なドア内作業を行なうことができるとともに、可
動部（ｔｚｇ）ｉインナーパネル（３）に取付けたとき
は、ねじ頭等が表面に突出しない美麗な外観？呈するこ
とができる。

なお、連粕枠（４１）は、場合によっては城り除いて実
施してもよいが、これを設けることによって、固定部（
１２ａ）と可動部〔１２ｂ）との隙間ななくし、美麗な
外観を呈することができるとともに、固定部（ｉｚａ）
と可動部（１２ｂ）との間のがたを防止し、かつそれら
を補強することができる。

以上から明らかなように、本発明によると、トリムをイ
ンナーパネルに装着した後においても、外部から、ドア
内の機能部品の調整作業や最終的な取付は作業Ｖ＝を、
簡単に行なうことができ、特に、パックドドアにおける
ドアトリムに適用した場合の便益は極めて犬である。

また、本発明は、パックドドアの開発の一城としてなさ
れたものであるが、°サブノくネルを用いない従来型の
ドア構造にも適用することかできる。

この場合にも、ドアトリム全体をインナーノくネルから
取り外すことなく、簡単にドア内の機能部品の調整作業
や取付は作業を行なうことができるという同様の作用、
効果を萎することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明を、パックドドアに適用した場合の全
体の概略分解斜視図、 第２図は、本発明の第１実施例の狭部の斜視図、第３図
は、第２図のＸ−Ｘ線に沿う取付は状態の拡犬縦断囲図
、 第４図は、同じく味香の斜視図、 呆５図は、本発明の第２冥施例における第３図と同様な
部分の縦断面図である。 （３）インナーパネル　　（５）サブパネル（璃ドアト
リム’　　　（ｉｚａ）（ｉｚａ）固定部（ｔ２ｂ）（
１２ｂ）可動部　　　１８ｏ）固定ボード６１）可動ボ
ード　　　　（３４蝶番 （３３）上張り材　　　　　（３４）クッション材ｔ、
（９）（４２）弾性係合突起　　（４０）（４３）保合
孔（４１）連結枠

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　ドアのインナーパネルに装着されるドアトリ
   ムを、インナーパネルに固漸される固定部と、インナー
   パネルより離間し得るように設けた可動部とにより構成
   したことを特徴とする自動車のドア構造。
2. （２）　　−Ｃ’ｌ励部の一端を、固定部の一端に蝶漸
   し、可動部をインナーパネルより外したとき、可動部が
   同足部に対して枢動し得るようにしたことを特徴とする
   特許請求の範囲第（１）項に記載の自動車のドア構造。
3. （３）可動部を、インナーバネ′元より外したとき、固
   定部より分離し得るようにしたことを特徴とする請求 ア構造。