JPS59152114A - 瓶の箱詰め方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酒類等の内容物を充填した横断面が扁平な形
状の複数の瓶を包装箱内に斜めにして収容する瓶の箱詰
め方法及びその方法の実施に使用する箱詰め装置に関す
るものである。

横断面が扁平な形状の瓶を包装箱に収容する場合に、第
１図に示すように、瓶Ｗの向きを、包装箱Ｘ′内に中仕
切板ｙ′によって長方形に仕切られた収容区画２′と平
行にして収容すると、包装箱Ｘ′に衝撃が加わったとき
に、特に、中仕切板ｙ′を介して互いに接触した状態に
ある瓶Ｗの幅の狭い側面に荷重が集中して、瓶Ｗが破損
するおそれがあり、また、これを回避するためには、中
仕切板ｙ′に十分な緩衝作用を持たせるように厚手のも
のを使用しなければならなかった。

そこで、第２図に示すように、瓶Ｗを包装箱Ｘの収容区
画２に対して斜めに収容するようにすれば、包装箱Ｘに
衝撃が加わったときにも、瓶Ｗの側面同士がぶつかり合
うことがなく瓶Ｗが破損し難く、また、中仕切板ｙとし
て薄手のものを使用しても十分に瓶Ｗの破損を防止でき
るために包装箱のコスト低減にも寄与でき極めて有用と
なるのであるが、従来、瓶を自動的に包装箱内に収容す
るには、コンベアに乗載されて一方向に次々と搬送され
てくる瓶を、そのコンベア上に設けた案内板により誘導
して前後及び左右方向に整列して集合し、これらの瓶を
把持部材で吊り上げて同時に包装箱内に収容する方法が
採られており、このような方法では、初めから瓶を斜め
の姿勢にして整列させる必要があるにもか＼わらず、整
列時に瓶同士が互いに干渉し合ってそのように整列させ
ることは極めて難しいため、瓶を包装箱内に斜めに収容
する場合には従来の方法は不適当であり、新しい方法の
出現が望まれていた。

本発明は、かくる要求に基づいて完成されたものであっ
て、扁平な形状の瓶を包装箱内に斜めにして収容する瓶
の箱詰め方法及びこの方法の実施に使用する箱詰め装置
を提供することを目的とする。

以下、不発装置の一実施例を第３図乃至第７図に基づい
て説明し、その作用の説明によって本発明方法の一実施
例を明らかにする。

第４図に示すように、包装箱ａの搬送コンベアＡは三枚
の滑走板１によって構成され、その間の二つの間隔には
、第３図に示すように、順次に滑走板１の」−面への突
出と、その下面への退避を繰り返す三組のストッパ２ａ
乃至２ｃが設けられており、格子状の中仕切板Ｃによっ
て左右方向に同列、前後方向に二側の合計十二の区画に
仕切られた包装箱ａは、滑走板１０両側で循環走行する
左右一対の無端チェーン３に固定された送り棒４によっ
てその後面を押されて、滑走板１上を滑って第３図の右
側に移送され、その途中で第１乃至第３のストッパ２ａ
乃至２ｃが順次に滑走板１の上面に突出し、包装箱ａが
衝き当たる毎に送り棒４の走行を停止させることによっ
て、包装箱ａの最前列の四つの区画、中央の列の四つの
区画および最後列の四つの区画が、順次に一定の位置Ｂ
で一旦停止するようになっている。

第３図に示すように、包装箱ａの搬送コンベアＡの−に
方には水平な基板８が固定され、前記した停止位置Ｂの
直上に対応して窓孔９が形成されており、また、第６図
に示すように、窓孔９の左右両側に固定された一対の支
持板１ｏの間には、二本の回転軸１１が差し渡されて回
転自由に支持され、それらの一方の突出端には互いに噛
み合う扇形歯車１２が固定されているとともに、両回転
軸１１には細長い前後一対の揺動板１３が固定されてい
て、回転軸１１の回転によって、揺動板１３が同図の実
線で示す水平姿勢と鎖線で示す垂直姿勢をとる二位置の
間で揺動するようになっている。

また、第３図に示すように、基板８上の後側の揺動板１
３のすぐ後方には、水平姿勢にある揺動板１３と同一平
面上に水平板１４が固定され、さらに、この水平板１４
のすぐ後方には、包装箱ａノ搬送コンベアＡと直交する
方向にスラットコンベアＣが敷設され、その上側の直線
走行部が水平板１４と同一高さに位置しているとともに
、このスラットコンベアＣの搬送方向の後方には図示し
ない案内板が装置されて、横断面が長円形となった形状
の瓶１〕が、一定の姿勢に整えられるようになっていて
、このスラットコンベアＣの循環走行゛によって、瓶１
〕をその横断面の長軸方向をスラットコンベアＣの搬送
方向と平行にした姿勢で四本ずつ、第４図の下側に向か
って搬送するようになっている。

このスラットコンベアＣの側方には、第４図に示すよう
に、五個の取付部材１５を等間隔で固定した移送装置り
が設けられており、最前方の取付部材１５を除く四個の
取付部材１５には、夫々スラットコンベアＣ上に突出す
る下方位置と、側方に退避する上方位置との二位置の間
で揺動するストッパ１６が取付けられているとともに、
最前方の取付部材１５には固定のストッパ１６が取付け
られ、さらに、五個の取付部材１５の前面には押圧板１
７が固定されており、スラットコンベアＣ上を瓶すが搬
送されて来て、最初の瓶すが最前方のストッパ１６に衝
き当たって停止すると、二番目のストッパ１６がスラッ
トコンベアＣ上に突出して二番目の瓶すが衝き当って停
止し、同様にして、三番目、四番目及び最後方のストッ
パ１６が順次にスラットコンベアＣ上に突出して、四本
の瓶すを一定の間隔で停止させ、四本の瓶すの整列が完
了したところで、移送装置１Ｄ全体が前進し、抑圧板１
７が冬服）】の後面を押圧して、冬服すをその横断面の
長軸方向をスラットコンベアＣと平行にした姿勢で、か
つ、スラットコンベアＣ上に整列した時の間隔を保った
まくで、水平板１４から一対の揺動板１３上に移送する
ようになっている。

第５．６図に示すように、窓孔９の両側に固定された支
持板１０の外側には左右一対の上下方向のガイドバー１
９が立設され、このガイドバー１９には、ガイドバー１
９に沿って昇降する昇降体２０が装置されており、この
昇降体２０は、ガイドバー１９に上下摺動自由に嵌合す
る左右一対の円筒部２１を側板２２で連結した構造にな
り、ガイドバー１９の外側で循環走行する一対の無端チ
ェーン２３の一方の直線走行部が円筒部２１に連結され
ており、無端チェーン２３を正逆いずれかに走行駆動す
ることにより、昇降体２０が上昇若しくは下降するよう
になっている。右側の円筒部２１の下端に形成された底
板２５の下面には箱形のブラケット２６が固定されてい
るとともに、左側の円筒部２１の下端にはＬ字形のブラ
ケット２７が形成されており、これらのブラケット２６
と２７の間には、前後方向に間隔をおいた二本の軸３０
．３１が回転自由に挿通されて支持されており、この二
本の軸３０．３１には四個の取付体３２が装着され、各
取付体３２には、前記した停止位置Ｂの直上に対応して
把持部材３３が装着されている。

把持部材３３は、下向きのエアシリンダ３４の下面に伏
コ字形の取付部３５が固定され、その両　　端に一対の
フィンガ３６が軸３７によって開閉自由に支持されてい
るとともに、その軸３７に固定したレバー３８の先端に
支持したローラ３９がエアシリンダ３４から突出するピ
ストンロッド４０の下端に固定された上下一対の鍔４１
の間に嵌入されていて、このピストンロッド４０の伸縮
により、レバー３８とともに一対のフィンガ３６が揺動
し、対応間隔を拡げたり縮めたりするようになっており
、さらに、エアシリンダ３４の上端部を取付体３２に回
転自由に支持することによって、把持部材３３がその軸
心を中心として回動し得るようになっており、各エアシ
リンダ３４の上端には夫々回動レバー４２が同じ方向を
向けて固定され、その先端には回転ローラ４３が取付け
られている。

また、前記一対の軸８０．３１のうちの一側の軸３０に
はその長さ方向の中央部寄りに左右逆ねじれのねじ４．
５．４６が、また、他側の軸３１にはその両端部に左右
逆ねじれのねじ４７．４８が夫々形成されていて、内側
の二個の取付体３２は一側の軸３０の左右逆ねじれのね
じ４５．４６に螺合され、外側の取付体３２は夫々他側
の軸３１の左右逆ねじれのねじ４７．４．８に螺合して
いるとともに、両方の軸８０．８１のブラケット２６内
に突出した部分およびブラケット２７から突出（９） した部分には、歯数が２対１の互いに噛み合う大歯車５
０と小歯車５１が固定されており、さらに、小歯車５１
側の軸３０のブラケット２６内の小歯車５１から突出し
た部分には第１の傘歯車５２が固定されている。また、
ブラケット２６には、上下方向の軸５５がその上端部を
ブラケット２６の上面に突出させて回転自由に支持され
ており、この軸５５には、ブラケット２６内において、
前記した第１の傘歯車５２に噛合する第２の傘歯車５６
が固定されているとともに、軸５５の上端にはレバー５
７が固定され、その先端には側板２２に突設された支持
部材６０に取付けられた水平な右向きのエアシリンダ６
１のピストンロッド６２の先端が連結されている。

また、前記した上下方向の軸５５の上端部には、スプロ
ケット６５と円板６６とを上下に一体に結合した回転体
６４が回転自由に軸支されており、また、側板２２の左
側の端部に突設されたブラケット６７にも、上記した回
転体６４と対をなす回転体６４が回転自由に軸支されて
おり、両方のスＣ１０） プロケラト６５０間には無端チェーン６８が掛は渡され
、この無端チェーン６８の一方の走行部には、ガイド部
材７０に沿って水平方向に移動自由な摺動体７１が取付
けられているとともに、この摺動体７１には側板２２に
固定された水平な左向きのエアシリンダ７２のピストン
ロッド７３の先端が固定されている。また、両方の円板
６６の下面には、夫々対応する位置にピン７５が植設さ
れているとともに、左右のブラケット２６．２７の」二
面には、細長い移動板７６が把持部材３３の並列方向と
平行に載置されており、その両端部に形成した孔７７に
は前記したピン７５の下端が回転自由に嵌合されており
、さらに、この移動板７６の底面には長さ方向に沿って
凹溝７８が形成され、この凹溝７８に、前記した把持部
材３３の上端のレバー４２の先端に取付けた回転ローラ
４３が嵌合されている。

次に、本実施例の作動について説明する。

包装箱ａがその」−蓋を開放した状態で搬送コンベアＡ
上を送り棒４で押されて第３図の右側に搬送され、第１
のストッパ２ａに衝き当ったところで送り棒４の走行が
停止されて、包装箱ａはその最前列の四つの区画が停止
位置Ｂに来たところで一旦停止する。この間に、四本の
瓶１）がその横断面の長軸方向をスラットコンベアＣの
搬送方向と平行にした一定の姿勢でスラットコンベアＣ
によって搬送されて来て、順次にスラットコンベアＣ」
二に突出するストッパ１６によって一定間隔で停止され
、続いて移送装置りが前進して、四本の瓶すが、上記し
たスラットコンベアＣと平行な姿勢で、かつ、スラット
コンベアＣ」二に整列した時の間隔を保ったま＼で、ス
ラットコンベアＣ上から水平姿勢にある一対の揺動板１
３上に移送され、移送が完了すると同時に、直ちに移送
装置りが原位置まで後退復帰する。

すると、無端チェーン２３が正方向に走行して昇降体２
０が下降し、これに伴なって、第５図に実線で示すよう
に、四本の瓶１〕と同一間隔に位置している四個の把持
部材３３が下降して、フィンガ３６の先端が瓶１）の瓶
口に到ったところで昇降体２０の下降が一旦停止し、第
５図に鎖線で示すように、フィンガ３６が瓶））の瓶口
を把持する。

瓶ｌ〕が把持部材３３によって把持されると、一対の揺
動板１３が垂直姿勢に揺動して瓶すの下面が開放され、
引続いて、まず、左向きのエアシリンダ７２のピストン
ロッド７３が収縮し、摺動体７１が第６図の矢線方向に
移動して無端チェーン６８が時計方向に走行し、これに
よって回転体６４の円板６６が時計方向に一定角度だけ
回動するため、ピン７５によって連結された移動板７６
が第６図の実線位置から鎖線位置に平行移動して、把持
部材３３のレバー４２が揺動し、各把持部材３３がその
軸心を中心として時計方向に約４０度回動して、瓶１〕
は揺動板１３上に整列したときの間隔のま＼で、第７図
に示す斜めの姿勢となる。

次に、右向きのエアシリンダ６１のピストンロッド６２
が伸長して、レバー５７を介して軸５５が時計方向に回
転し、第２の傘歯車５６および第１の傘歯車５２を介し
て小歯車５１側の軸３１が回転すると同時に、大歯車５
０側の軸３０が逆方（１３） 向に回転し、こ−に、大歯車５０と小歯車５１の歯数が
２対１になっていて、大歯車５０側の軸３０の一回転毎
に小歯車５１側の軸３１が二回転するために、内側の取
付体３２が長さ方向の中央に向けて一定距離ずつ対称形
に移動するのに対応して、外側の取付体３２は内側の取
付体３２の二倍の距離だけ中央に向けて対称形に移動し
、各取付体３２は間隔を等しく保ちながらその間隔を狭
め、把持部材３３の間隔が包装箱ａの収容区画の間隔に
対応するように狭められる。

このようにして、四本の瓶すが斜めの姿勢とされ、さら
に、その間隔が狭められると、再び昇降体２０が下降し
て、四本の瓶すが、基板８の窓孔９を通って、停止位置
Ｂにある包装箱ａの最前列の四つの収容区画に、第７図
に示すように、その横断面の長軸方向を斜めにして収容
される。

そして、最前列の四つの収容区画への瓶すの収容が完了
すると、フィンガ３６が開き、無端チェーン２３の逆方
向への走行によって昇降体２０が原位置に上昇復帰する
とともに、一対の揺動板１４ （） ３が水平姿勢に揺動し、さらに、右向きのエアシリンダ
６１のピストンロッド６２が収縮して、各取付体３２が
元の位置まで間隔を拡げ、続いて左向きのエアシリンダ
７２のピストンロッド７３が伸長して、把持部側３３を
回動復帰させる。

この間に、第１のストッパ２ａが退避して包装箱ａが再
び搬送され、第１のストッパ２ａに代って突出した第２
のストッパ２１〕に衝き当ったとこで停止して、包装箱
ａの中央の列の四つの収容区画が停止位置Ｂに到るとと
もに、次の四本の瓶すが移送装置りによって一対の揺動
板１３上に整列され、前記したと同様の手順によって、
把持部材３３で把持した瓶１）を睦言（方向に約４０度
回動させ、さらに、その間隔を縮めて、包装箱ａの中央
の列の四つの区画に斜めに収容し、しかる後、第２のス
トッパ２１）が退避して包装箱ａが再び搬送され、第３
のストッパ２ｃに衝き当ったところで停止して、最後列
の四つの区画が停止位置Ｂに到り、同じように瓶１）が
斜めに収容され、瓶すがすべての収容区画に収容された
ら、包装箱ａは搬送コンベアＡの前方の次の工程へと搬
送されるのである。

なお、本実施例においては、昇降体２ｏに装置された上
下方向の軸５５と、この軸５５の上端部に装着された回
転体６４とが別体となっていて、夫々右向きのエアシリ
ンダ６１と左向きのエアシリンダ７２によって別々に駆
動するようになっているが、軸５５と回転体６４とを一
体にして、エアシリンダ６１若しくは７２の何れが一方
で駆動するようにし、把持部材３３の回動とその間隔の
調節とを同時に行なうような構成としても良い。

上記実施例によって具体的に説明したように、本発明の
瓶の箱詰め方法は、横断面が扁平な複数本の瓶を一定姿
勢で一定間隔に整列し、その−列の瓶を同時に把持して
、それら名題を一定角度回動し、かつ、それら各瓶同士
の間隔を変えて包装箱の収容区画内に斜めに収容するこ
とを要旨とするものであって、従来困難とされていた扁
平な瓶を包装箱の収容区画内に斜めにして自動的に収容
する作業を、能率良く、シかも、確実に行なうことがで
きる効果を奏し、また、本発明の瓶の箱詰め装置は、昇
降自由に装置された昇降体に、複数の把持部材を、その
軸心を中心として回転可能に、かつ、並列間隔を調節自
由に並設するとともに、把持部材を同時に同方向に一定
角度だけ回動させる装置と、把持部材の間隔を同一間隔
を保ちつつ調節する装置とを設け、一定姿勢で一定間隔
に整列された横断面が扁平な複数本の瓶の瓶口を把持部
材で把持して、それらの把持部材を一定角度回動し、か
つ、それらの把持部材同士の間隔を変えて、瓶を包装箱
の収容区画内に斜めに収容する構成としたことを要旨と
するものであって、上記本発明方法を確実に実施し得る
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、瓶の収容状態を示す説明図である
。第３図乃至第７図は本発明装置の一実施例を示し、第
３図は概要を示す一部切欠側面図、第４図は同一部切欠
平面図であり、第５図は要部の詳細を示す一部切欠正面
図、第６図は同一部切欠斜視図、第７図は同一部切欠平
面図である。 ２０：昇降体　３０．３１：軸　３２：取付体３３：把
持部材　４２：回動レバー　４３：ローラ　５０：大歯
車　５１：小歯車　５２：第１の傘歯車　５５：軸　５
６：第２の傘歯車５７：レバー　６１：エアシリンダ　
６４：回転体　７１：摺動体　７２：エアシリンダ７６
：移動板　ａ：包装箱　ｌ〕：読 出願人　　シーケーデイ株式会社 出願人　　ザン）　ＩＪ−株式会社 代理人　　弁理士　野　口　　宏 Ｃつ へ　　　　　　　の （５）　　　　　　　　　　　　Ｕ の 悴　　　　　　　　　　Ｏ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　横断面が扁平な複数本の瓶を一定姿勢で一定間隔に
   整列し、該−列の瓶を同時に把持して、該名題を一定角
   度回動し、かつ、該名題同士の間隔を変えて包装箱の収
   容区画内に斜めに収容することを特徴とする瓶の箱詰め
   方法 ２　昇降自由に装置された昇降体に、複数の把持部材を
   、その軸心を中心として回動可能に、かつ、並列間隔を
   調節自由に並設すると吉もに、前記把持部材を同時に同
   方向に一定角度だけ回動させる装置と、前記把持部材の
   間隔を同一間隔を保ちつつ調節する装置とを設け、一定
   姿勢で一定間隔に整列された横断面が扁平な複数本の瓶
   の瓶口を前記把持部材で把持して、該把持部材を一定角
   度回動し、かつ、該把持部材同士の間隔を変えて、前記
   瓶を包装箱の収容区画内に斜めに収容する構成としたこ
   とを特徴とする瓶の箱詰め装置