JPS5915162A

JPS5915162A - 工事用足場における足場ケ−ジの自動昇降方法および装置

Info

Publication number: JPS5915162A
Application number: JP12140782A
Authority: JP
Inventors: 勉北川
Original assignee: Gifu Industry Co Ltd
Current assignee: Gifu Industry Co Ltd
Priority date: 1982-07-13
Filing date: 1982-07-13
Publication date: 1984-01-26
Also published as: JPS627341B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の目的）本発明は、簡単な構造により、組立自在のやぐら内を次
々とほぼ無制限に昇降自在を目的とした工事足場におけ
る足場ケージの自動昇降方法および装置に関する。

（従来技術）従来、この種の工事足場の昇降は、やぐらの頂部に軸着
した滑車に掛は廻したワイヤロープの一端に足場を他端
をやぐら基部のウィンチのドラムに結着して、ウィンチ
の巻取り巻戻しにより足場をやぐらに沿って昇降させる
方式のものが多く、また、やぐらに沿って直立したねじ
棒に足場に設けた雌ねじ部を螺合させ、このねじ棒又は
雌ねじ部を正逆回転させて昇降させる方式のものもあり
だが、これらのＷ造では、何れも昇降範囲（上昇高さ）
に限度があり、かつ設備も大規模となり、移動には六層
不便のものが多かった。

（発明の構成）本発明は上述の不具合に鑑み、搬送自在の台車上に設け
たパイプ構造のやぐら基部の上部に次々と単体やぐらを
接続組立自在のやぐらを形成し、このやぐらの内部に設
けたガイドレールに沿って上下するケージにナイロン等
の滑性素材によるスクリュー羽根をケージに設けた駆ｗ
ｊＪ装置によって正逆回転自在とし、このスクリュー羽
根のピッチと関連させたピッチをもって、やぐらの何部
に梯子状に取付けた横枠にこれらスクリュー羽根を係合
させてスクリュー羽根の回転により足場を冑するケージ
がやぐら内を昇降自在にするようにしＩたもので、本発
明を実施例の図によって説明する。

第１図乃至ｍ４図において工事用足場１は、前後に小車
輪２．２を設けた台車３の四隅に支柱４゜４、・・・・
を垂設し、横梁５，５および縦梁６．６で支柱４，４．
・・・・の上部を固定し、補強材７゜７を斜めに取（＝
Ｉけ、両側の端部附近にそれぞれ基部のガイ１４レール
８，８を垂直に平行に取付け、台車３の下部枠９から前
後方向に取出自在に設けた収出梁１０．１０の両端に固
定支柱ｉｆ、１１をそれぞれ、上下位置調節自在に設け
、側部には、後述のスクリュー羽根１２，１２．・・・
・のピッチｐに関連させたピッチＰの間隔でパイプ材に
よる横枠１３，１ｇ、・・・・を平行に梯子状に前記支
柱４．４間に架設する。

次にＮ２図に示すケージ１４をこの台車４の支柱４．４
．・・・・内に収容しケージ１４の底部の足場１５の側
部に取付けた係合金臭１６．１６をそれぞれ前記ガイド
レール８，８に係合させると共に、ケージ１４の四隅に
垂直に回転自在に支承したナイロン等の滑性素材による
前述のピッチｐのスクリュー羽根１２，１２．・・・・
を前記横桿１３゜１３、・・・・にそれぞれ係合させる
。横枠１３．１３のピッチＰはスクリュー羽根１２，１
２．・・・・のピッチｐの倍数とする。ケージ１４の四
隅に回転自在に垂直に支承されたスクリュー羽根１２，
１２のスクリュー軸１７．１７の下端を足ｊｌ１５の下
面に設けた駆ｍ装置１８よりの回転軸１９，１９の先端
およびスクリュー軸１７．１７の下端に設けたベベルギ
ヤ（何れも図示略）を噛合させ、ケージ１４の両側のス
クリュー羽根１２，１２゜・・・・の内側に金網２０を
張設した安全フェンス２１．２１を取付け、この一方の
安全フェンス２１の内側に操作函２２を取付ける。

前記台車３上の支柱４．４．・・・・上には、パイプ構
造のやぐら単位体２３，２３．・・・・を次々と上方へ
所要数だけ接続組立、解体自在とし、最上位のやぐら単
位体２３も第３図に示すように下方のやぐら単位体２３
と同じである。やぐら単位体２３はパイプ構造により四
隅の支柱２４，２４゜の両側を各数個の横枠’１３　、
１３　、・・・・によりピッチＰをもって連結し、やぐ
ら単位体２３，２３゜・・・・を上下に連設したとき、
上下の横枠１３．１３とピッチＰで連接するようにする
。図中１２／はスクリュー羽根１２の羽根部、２５はや
ぐら単位体２３の支柱２４．２４の上端を連結する横梁
、２６は横梁２５の中央に設けた取付片、２７は横梁２
５の端部の取付片、２８は斜材、２９はストップバーを
示す。

本実施例では駆動装置１８とスクリュー軸１７とをベベ
ルギヤで連結したが、ベベルギヤに限らず、ユニバーサ
ルジヨイント又は同期モーターその他の伝導手段を用い
ても同様である。またスクリュー羽根は四隅に設けると
、各スクリュー羽根にかかる荷重が少くなって好ましい
が、必ずしも四隅とは限らず両側の中央部に各１個宛装
着してもよい。スクリュー羽根の材質はナイロン等の合
成樹脂に限らず、滑性素材なら金属素材でもよい。

さらにまた本実施例では台車３上に構築可能の工事用足
場１について述べたが必ずしも台車上でなくとも、固定
基台上に構築してもよい。

（発明の作用）本発明の作用を実施例の図によって説明すると、第１図
乃至第４図において、台車３に菜引車（図示路）を連結
して所望の場所まで搬送いｈ引車を外し、正確の位置決
めをしたら台車３の下部枠９の前後に設けた収出梁１０
．１０を両側方へ引き出し、先端に設けた固定支柱１１
，１１．・・・・を地中に打込んで台車３を地面に固定
する。

台車３の搬送のまえに台車３の下部枠９上にケージ１４
を引き入れておき、ケージ１４の足Ｍ１５の四隅に設け
た係合金具１６，１６．・・・・を台車３の両側に併立
して設けたガイドレール８，８に係合させケージ１４を
ガイドレール８．８に案内させて昇降摺動自在とすると
共に、ケージ１４の四隅に設けた合成ＦＭｎ製の大型の
スクリュー羽８１２．１２・・・・の羽根部１２／、　
＋　２７を、台車３の支柱４　、４１Ｔ（＋に積設した
ｔＲ桿１３，１３の２個所以上に係合させておく。ケー
ジ１４は搬送の前に台車３上にセットしておくのがよい
が、痔送後にセットしてもよい。

次に最下位のやぐら単位体２３を分解して、ケージ１４
内に持ち込み、ケージ１４内で作業員（図示路）の手に
より台車３の支柱４，４・・・・上に、横枠１３，１３
・・・・が固定されたやぐら単位体２５の支柱２４，２
４．・・・・をガイドレール８．８が連接するように上
方へ接続し、横梁２５，２５の両端を取付片２７．２７
に固定すると共に斜材２８．２８を槓梁２５，２５の中
央の取付片２６゜２６と前記取付片２７．２７との間に
架設して最初のやぐら単位体２３を台車３上に組付ける
。

次の２番目のやぐら単位体２３を分解してこのケージ１
４内に積込みケージ１４の足ｆｉ１５の下面の駆動装置
！１１８に操作Ｗ１２４を介して地上電源（図示路）と
電気的にケーブル（図示路）によって接続し、ケージ１
４上に乗った作業員（図示ｗ５）が操作函２２を操作し
て駆動ＭＩＮＩ　８を上昇方向へ作動させると、四隅の
スクリュー羽根１２，１２、・・・・は回転軸１９．１
９を介して矢印Ｒ方向に同期して回転（第４図参照）し
、ｆｊｆ桿１３，１３、・・・・の上面をスクリュー羽
根１２，１２．・・・・の羽根部１２／、　１２／、・
・・・の捩れた下面が当接、押圧しつつ回転するのでケ
ージ１４は静かに上昇する。スクリュー羽根１２，１２
．・・・・はナイロン等の合成樹脂製であるため滑りが
よく、円滑な係合回転ができる。横枠１３，１３の取付
はピッチＰはスクリュー羽根１２．１２のピッチｐの倍
数になっているので、スクリュー羽根１２，１２゜・・
・・の羽根部１２／、　１２／、・・・・は下方におい
て外れても上方においては保合が始まっているので、常
時、２〜３個所において係合同転が行われている。スク
リュー羽根１２，１２．・・・・は四隅に設けられてい
るので羽根部！　２／、　１２／・・・・とｇＩ桿１３
．１３・・・・との圧接力は分散されるので、静かで円
滑な回転ができる。

ケージｌ　４が最初のやぐら単位体２３の上部まで到達
したら操作函２４を操作して上昇を一時停止させ、ケー
ジ１４内に積込まれていた分解されたやぐら単位体２３
をケージ１４に乗った作ａｍによって、前回と同様にし
て２番目のやぐら単位体２３をその上に組立てる。

さらに上方の位置に移動しようとするときは、操作函２
２を操作して、駆動装置１８をさきとは逆に回転させる
と、第４図においてすべてのスクリュー羽根１２，１２
．・・・・は同期して、さきとは逆の矢印Ｒ／力方向回
転するのでスクリュー羽根１２．１２．・・・・の下面
は横桿１３，１３の上面を滑って回転し、下降する。従
ってケージ１４もりぐら内を下降し、台車３上で停止し
、ｙｒｒ望年数の分解されたやぐら単位体２３を積込み
再び上昇し、さきと同様の手順によって、所望の高さま
で工事用足′Ｉ＠１を）７！築する。

再び下降して、所要の人Ｒ，機材等を積込んで上昇し、
所望の高さで停止し、作業を実施する。

作業が終了したら、さきとは逆の手順によって、上位に
あるやぐら単位体２３を分解して、チー９１４円にＪ（
ン容して、台車３まで下降して、やぐら単位体２３の分
解体を梗降して再び上昇し、次の」二位のやぐら１０位
体２３を分解して上記の工程を一番目のやぐら単位体２
３が外され、分解されるまで続けて行い、次に固定支柱
１１，１１．・・・・を抜去して収出梁１０，１０を引
込めて、搬送車を連結して、次の位置へ搬送する。

台車３上でなくとも基台（図示略）上にＪ３築する場合
でも同様である。なお、ケージ１４の両側面には金Ｆ１
２０を張った安全フェンス２１．２１が取付けであるの
で、作業者が横枠１３と足場１５との間に挟まれるおそ
れはない。

（発明の効果）本発明は軽量なバイブ購造のやぐら！森位体を上方へ次
々と連設、分解自在とし、やぐら内をガイドレールに沿
フで上下摺動自在に設け、ケージの四隅に垂直にして正
逆回転自在に設けた、ナイロン等の合成樹脂のスクリュ
ー羽根の羽根部のピッチの倍数のピッチをもってやぐら
の両側に設けた憤桿に次々と回転しながら係合するよう
にしたので、やぐら単位体を上方へ連設するだけで、ケ
ージを容易にかつ円滑に上昇または下降さＵ゛ることが
でき、高所イ１（業が極めて容易かつ安全、〒１５速に
できるようになった効果は全く本発明特有のものである
。

【図面の簡単な説明】

ｍ１図は本発明の実施例の全体斜視図、第２図は同ケー
ジのｇ１１図、第３図は同、やぐら単位体の斜視図、第
４図はスクリュー羽根係合部の拡大説明図である。（主要部分の俯号の説明）１・・・・工事用足場　　　３・・・・台　　　車４・
・・・支柱（台車上の）　訃・・・ガイドレール９・・
・・下部枠（台車の）１２・・・・スクリュー羽根１２
／・・・・羽根部１３・・・・横　郡工４・・・・ケ　
−　ジ　　１５・・・・足Ｍ４（ケージ底部）１６・・
・・係合余具（ガイドレールとの）１８・・・・駆動：
！Ａ間　　２１・・・・安全フェンス２２・・・・ｈｙ
　　作　南　２３・・・・やぐら単位化２４・・・・支
柱（やぐら単位体の）２５・・・・横梁（／／）２６・・・・取付片（中央の）２７・・・・取付片（両端の）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）やぐらの両側方に所定ピッチをもって架設した横
枠に、やぐら内を昇降自在の足場を有するケージに回転
自在に設けたスクリュー羽根を係合させ、このスクリュ
ー羽根の正逆回転により前記横枠に順次係合させながら
上昇又は下降することを特徴とする工事用足場における
足場ケージの自動昇降方法。
（２）台又は台車上に上方に接続組立、解体自在のやぐ
ら爪位体の両側部に所定のピッチをもって種部を梯子状
に架設し、足場を有するケージをこのやぐら体の内部に
垂直に設けたガイドレールに昇降自在に嵌装し、このケ
ージの四隅に回転自在にスクリュー羽根を垂設し、足場
の下面に設けた駆動装置により正逆回転自在とし、この
スクリュー羽根のピッチを前記横枠の取付はピッチと関
連させ、かつこのスクリュー羽根をこれら榎桿に係合さ
せたことを特徴とする工事用足場における足場ケージの
自動昇降装置。