JPS5915160B2 - クリ−ム状洗顔料 - Google Patents

クリ−ム状洗顔料

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JPS5915160B2
JPS5915160B2 JP890880A JP890880A JPS5915160B2 JP S5915160 B2 JPS5915160 B2 JP S5915160B2 JP 890880 A JP890880 A JP 890880A JP 890880 A JP890880 A JP 890880A JP S5915160 B2 JPS5915160 B2 JP S5915160B2
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JP
Japan
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present
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face wash
composition
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JP890880A
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昭二郎 栗山
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、クリーム状の外観を呈し、保存安定性、洗浄
効果、起泡性及び使用時の感触に優れ、皮膚に無刺激な
洗顔料に関する。
従来、洗顔クリーム等の洗顔料のベースとして 2は石
鹸ベースが使用されているが、PHがアルカリ側にある
ため皮膚を刺激したり荒らす等の障害を与えやすい。
最近、PHが酸性側にあるクリーム状の洗顔料が種々市
販されているが、水で伸びず、むらにな 3りやすいば
かりではなく、冬期には硬くなつて容器から取出し難く
、長期保存時や夏期に粘度が著しく降下して商品価値が
低落しやすい欠点がある。
一方、N−アシルグルタミン酸塩は、皮膚に対して温和
でかつ皮膚病の原因となる有害微生物の 3繁殖を抑制
し得るが、油性物質の共存下における洗浄力や起泡性は
不充分である。本発明者は上述の如き欠点を改良せんと
して鋭意研究した結果、後述の如き構成による場合はP
Hが酸性側にあつて適度の粘性を有する均質なクリーム
状を形成し、長期保存しても極めて安定5 で、使用し
やすく皮膚を刺激することなくフィーリングの良い感触
を与えながら、良好な洗浄効果、起泡性を発揮し得る洗
顔料が容易に生成することを見出し、本発明を構成した
本発明の目的は、均質なクリーム状の外観を呈0 し、
保存安定性、洗浄効果、起泡性及び使用時の感触に優れ
、皮膚に対して無刺激の洗顔料を提供するにある。
すなわち、本発明は、主要構成成分として、1〜20重
量%(重量%は組成物の重量に対して、5 以下同じ)
のN−アシル、N−メチルタウリン塩と、1〜25重量
%のN−アシルグルタミン酸塩と、0.5〜5重量%の
高級脂肪酸と1〜15重量%のポリエチレングリコール
と0.5〜10重量%の脂肪酸アルカノールアミドと、
23〜94重量0 %の水を含有していることを特徴と
するクリーム状洗顔料である。
以下、本発明の実施の態様を詳説する。
本発明に使用し得るN−アシル、N−メチルタウリン塩
(N−アシル、N−メチルアミノエタン5 スルホン酸
塩)としては、一般式 0RC0NCH2CH2S03A (上記式中で、Rは炭素数8〜18のアルキル基又はア
ルケニル基、Aはナトリウム又はカリウムである。
)5 で示される化合物を挙げることができる。
それらの中で好ましいものとしては、例えばN−ラウロ
イル、N−メチルタウリン、N−ミリストイル、N−メ
チルタウリン、N−パルミトイル、N−メチルタウリン
、N−ステアロイル、N−メチルタウリン、N−オレオ
イル、N−メチルタウリン、及びN−ココイル、.N−
メチルタウリンのナトリウム塩、カリウム塩等が挙げら
れる。N−アシル、N−メチルタウリン塩は一つ又は二
つ以上組合せて使用される。
その配合量(含有量)は、組成物(製品の該洗顔料!の
重量に対して1〜20重量%、好ましくは5!−15重
量%である。1重量%よりも少なくなると保存安定性、
起泡性、洗浄力、感触、粘度が低下しやすく、また20
重量%よりも多くなると保存安定性、起泡性、感触がわ
るくなつたり、粘度が著しく上昇して硬くなりやすい。
N−アシルグルタミン酸塩としては、 一般式 (上記式中で、Rは炭素数7〜21のアルキル基又はア
ルケニル基、M1及びM2はそれぞれ水素アルカリ金属
又はアルカノールアミンから誘導されるカチオンである
)で示される化合物を挙げることができる。
N−アシルグルタミン酸塩は、L体又はD体又は両者の
混合物からなり、好ましいものとしては、例えばN−ラ
ウロイルグルタミン酸、N−ミリストイルグルタミン酸
、N−オレオイルグルタミン酸及びN−ココイルグルタ
ミン酸、又はそれらの酸のナトリウム、カリウム、モノ
エタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、
又はトリエタノールアンモニウム塩等が挙げられる。
N−アシルグルタミン酸塩は一つ又は二つ以上組合せて
使用される。その配合量は、1〜25重量%、好ましく
は5〜20重量%である。
この範囲外では粘度の低いかつ保存安定性のわるい液状
物となりやすく、また起泡性、洗浄力、感触等もわるく
なりやすい。
本発明に使用し得る高級脂肪酸としては、炭素数9〜2
0の飽和脂肪酸又は不飽和脂肪酸の単独又はそれらの混
合物(組合せ)を挙げることができる。
高級脂肪酸の配合量は、組成物の重量に対して0.5〜
5重量%、好ましくは1〜3重量%である。
0.5重量%よりも少ないと保存安定性が低下して、分
離現象を起したり、感触がわるくなりやすく、また5重
量%よりも多くなると粘度が著しく上昇して(硬くなつ
て)使用し難く、また保存安定性もわるくなりやすい。
本発明に使用するポリエチレングリコールとしては、一
般式 (上記式中で、nは2〜100の整数である。
)で示される化合物を挙げることができ、その一つ又は
二つ以上組合せて使用される。その配合量(含有量)は
該組成物重量に対して1〜15重量%、好ましくは5〜
12重量%である。1重量%よりも少なくなるとクリー
ム状を付与形成することができず、また保存安定性が低
下しやすい。
15重量%よりも多くなると洗浄力が低下し、保存安定
性がわるくなりやすい。
ポリエチレングリコールの前記一般式におけるnが1の
場合は保存安定性、洗浄効果がわるくなり、100より
も大きくなると、保存安定性がわるくなり、洗浄力が低
下しやすい。
脂肪酸アルカノールアミドとしては、 一般式 (上記式中でRは炭素数6〜22のアルキル基又はアル
ケニル基、Aは水素又は−CH2CH2OH基、−CH
2CH(CH)CH3基、NはCH2CH2OH基又ぱ
−CH2CH(0H)CH3基である。
)で示される化合物を挙げることができ、一種又は』以
上組合せて使用される。
その配合量(含有量)は組成物重量に対して0.5〜1
0重量%、好ましくは2〜7重量%である。0.5重量
%よりも少なくなると粘度及び起泡性、洗浄力等が低く
なりかつ保存安定性がわるくなりやすく、10重量%よ
りも多くなると、クリーム状を形成し難く不安定な硬い
組成物となりやすい。
水の配合量(含有量)は組成物重量に対して通常23〜
94重量%、好ましくは40〜70重量%である。
本発明のクリーム状洗顔料には、前記の必須成分の他に
香料、着色料、防腐剤等の公知慣用成分を適宜配合して
もよい。
本発明の洗顔料は、例えば脂肪酸アルカノールアミドと
ポリエチレングリコールと高級脂肪酸とN−アシルグル
タミン酸塩とN−アシル、N−メチルタウリン塩と水と
を混合し70〜80℃に於いて充分攪拌を行い、均一に
混合した後、室温まで冷却攪拌を行い、香料、防腐剤を
配合する等の方法によつて調製される。
本発明の洗顔料は、通常PHが酸性側にあつて、実質的
に白色のクリーム状の外観を呈しており、適度の粘性を
保持しているので何時も容器から取出し易く、かつ伸び
易く、長期保存しても極めて安定で、使用に際しては皮
膚を刺激することなく、すべすべしたフイーリングの良
い感触を与え、良好な泡だちと洗浄効果を発揮し得る商
品価値の極めて高いものである。
以下、本発明の実施例を詳述する。
尚、実施例に示す%とは重量%、部とは重量部を意味す
る。実施例 1(1)本発明の洗顔料の組成 (2)洗顔料の製造 前記のラウリン酸ジエタノールアミドとポリエチレング
リコールとステアリン酸とN−ミリストイルL−グルタ
ミン酸ナトリウムとN−ラウロイル、N−メチルタウリ
ンナトリウムとブチルバラベンとメチルパラベンと水と
を混合した後、70℃〜80℃に於いて充分攪拌を行い
、均一に混和してから室温まで冷却し、次に香料を撹拌
下に入れ本発明の均質安定なクリーム状の洗顔料を得た
実施例 2 実施例2の製造方法は実施例1と同様に行ない、均質、
安定なクリーム状の洗顔料を得た。
比較例1〜比較例5 1比較例1として、N−ラウロイル、N−メチルタウリ
ンナトリウムの代りに、2−ラウリルN−カルボキシメ
チル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン
を使用するほかは本発明実施例1と同様に行なつた。
2比較例2として、N−ミリストイルL−グルタミン酸
ナトリウムの代りに、L−グルタミン酸ナトリウムを使
用する他は、本発明実施例1と同様に行なつた。
3比較例3として、ステアリン酸の代りに、鯨ロウを使
用する他は、本発明実施例1と同様に行なつた。
4ポリエチレングリコール(分子量1600)の代りに
、エチレングリコールを使用する他は、本発明実施例1
と同様に行なつた。
5ラウリン酸ジエタノールアミドの代りにラウリン酸カ
リウムを使用する他は、本発明実施例1と同様に行なつ
た。
次に本発明の実施例1及び2と比較例1〜5の各洗顔料
の保存安定性、外観、PH、官能試験「泡たち、使いや
すさ、洗い上り、つつばり感)についてしらべた。
それらの結果を第1表に示した。尚、第1表中の外観は
肉眼観察、保存安定性は−10℃で2週間、45℃で2
週間のサイクルで6ケ月間恒温室に保存した時の状態が
分離したり、着色した場合不安定、色も勾いも変化せず
、均一状態を保つている状態を安定とした。官能試験は
18才〜35才の女性20名をパネルとして行ない、試
料の洗顔料で顔及び手を水で洗つた時、良いと答えた人
数を数字で表わした。此の結果から明らかなように、本
発明の実施例1及び2の洗顔クリームは、比較例1〜5
の該組成物に比較して保存安定性、官能性が著しく優れ
ている。
そして本発明の構成成分の代りに類縁成分を混用しても
良好な洗顔料が得られない。実施例 3N−ラウロイル
、N−メチルタウリンナトリウムの含有量を第2表の如
く変化させ、かつ全量が100部になるように水量を調
整する他は、本発明の実施例1と同様に行なつた。
その結果を第21表に示した。此の結果から明らかなよ
うに、N−ラウロイル、N−メチルタウリンナトリウム
の含有量は1〜20%、好ましくは5〜15%である。
実施例 4 N−ミリストイルL−グルタミン酸カリウムの含有量を
第3表の如く変化させ、かつ全量が100部になるよう
に水量を調整する他は、本発C明の実施例1と同様に行
なつた。
その結果を第3表に示した。此の結果から明らかなよう
に、N−ミリストイルL−グルタミン酸カリウムの含有
量は1〜25%、好ましくは5〜20%である。
実施例 5 此の結果から明らかなように、 ポリエチレング ステアリン酸の含有量を第4表の如く変化させ、かつ全
量が100部になるように水量を調整する他は、本発明
の実施例1と同様に行なつた。
その結果を第4表に示した。此の結果から明らかなよう
に、ステアリン酸の含有量は0,5〜5%、好ましくは
1〜3%である。
実施例 6 ポリエチレングリコール(分子量1600)の含有量を
第5表の如く変化させ、かつ全量が100部になるよう
に水量を調整する他は、本発明の実施例1と同様に行な
つた。
その結果を第5表に示した。%、好ましくは5〜12%
である。
実施例 7 ラウリン酸ジエタノールアミドの含有量を第6表の如く
変化させ、かつ全量が100部になるように水量を調整
する他は、本発明の実施例1と同様に行なつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主要構成成分として、1〜20重量%(重量%は組
    成物の重量に対して、以下同じ)のN−アシル、N−メ
    チルタウリン塩と、1〜25重量%のN−アシルグルタ
    ミン酸塩と、0.5〜5重量%の高級脂肪酸と、1〜1
    5重量%のポリエチレングリコールと、0.5〜10重
    量%の脂肪酸アルカノールアミドと、23〜94重量%
    の水を含有していることを特徴とするクリーム状洗顔料
JP890880A 1980-01-28 1980-01-28 クリ−ム状洗顔料 Expired JPS5915160B2 (ja)

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JPS56106999A JPS56106999A (en) 1981-08-25
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JPS58117291A (ja) * 1981-12-30 1983-07-12 ライオン株式会社 アシル化メチルタウリン塩含有洗浄剤組成物
JPS60132912A (ja) * 1983-12-21 1985-07-16 Kao Corp シヤンプ−組成物
JPS6243498A (ja) * 1985-08-20 1987-02-25 株式会社資生堂 クリ−ム状洗浄剤組成物
JP3523009B2 (ja) * 1996-03-15 2004-04-26 株式会社資生堂 水性増粘ゲル状組成物および液状水中油型乳化組成物

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