JPS595234B2 - 洗顔料組成物 - Google Patents

洗顔料組成物

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JPS595234B2
JPS595234B2 JP14195978A JP14195978A JPS595234B2 JP S595234 B2 JPS595234 B2 JP S595234B2 JP 14195978 A JP14195978 A JP 14195978A JP 14195978 A JP14195978 A JP 14195978A JP S595234 B2 JPS595234 B2 JP S595234B2
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JP14195978A
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昭二郎 栗山
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は透明なゼリー状の外観を呈し、保存安定性、洗
浄効果起泡性及び使用感の良好な洗顔料10組成物に関
する。
従来、洗顔クリーム等の洗顔料のベースとしては石鹸ベ
ースが使用されているが、PHがアルカリ側であるため
皮膚を刺激したり荒らす等の障害を与えやすい。
15最近、PHが酸性側にある液状、クリーム状等の酸
性洗顔料が種々市販されているが、液状のものは顔や手
を洗う時に流れ落ちやすく不便であり、クリーム状にす
れば水で伸びず、むらになりやすく、使用上不便である
ばかりではなく、冬期には20硬くなつて容器から取出
し難く、また長期保存時や夏期に粘度が著しく低下して
商品価値が著しく低落しやすい欠点がある。
本発明者は上述の如き欠点を改良せんとして鋭意研究し
た結果、後述の如き構成による場合は、25ゲル化剤や
増粘剤を使用しなくても、適度の粘性を与え透明、美麗
なゼリー状を形成し、長期保存しても極めて安定で、使
用時には適度に流動して使いやすく、洗浄時には皮膚を
刺激することなく、良好な感触を与えながら、良好な洗
浄効果を発揮30し得る新規な洗顔料が容易に得られる
ことを見出し、本発明を完成した。
本発明の目的は、透明なゼリー状の外観を呈し保存安定
性、洗浄効果、起泡性及び使用感が良好でかつ皮膚に対
して無刺激の洗顔料を提供するこ35とにある。
すなわち、本発明は、主要構成成分として、一般式)ク
7− 〜 ? ??Cm? 1ム ? ′ 11(上記
式中でnは2〜100の整数である。
)で示されるポリエチレングリコールが2〜20重量%
、一般式 (上記式中で、Rは炭素数6〜22のアルキル基又はア
ルケニル基、Aは水素又は−CH2C↓0H基、一CH
2CH(0H)C3基、Nは−CH2CH2OH基又は
−CH2CH(0H)CH3基である。
)で示される脂肪酸アルカノールアミドが1〜10重量
%、一般式 (上記式中で、Rは炭素数7〜21のアルキル基又はア
ルケニル基、M1及びM2はそれぞれ水素又はアルカリ
金属、アルカノールアミンから誘導されるカチオンであ
る。
)で示されるN−アシルグルタミン酸塩が1〜20重量
%、アシル化コラーゲソペプチドアルカリ塩が1〜10
重量%含有されており、そして溶媒が水からなるゼリー
状の洗顔料組成物である。
以下、実施の態様を詳説する。本発明に使用するポリエ
チレングリコールとは、一般式HO(CH2CH2O)
H(上記式中で、nは2〜100の整数である。
)で示される化合物であつて、その一つ又は二つ以上組
合せて使用される。その使用量(含有量)は該組成物全
量に対して2〜20重量%、好ましくは5〜15重量%
である。2重量%よりも少なくなると適度の粘性及びゼ
リー状を付与形成することができずまた保存安定性が低
下しやすい。
20重量%よりも多くなると洗浄力が低下し、また低温
時(冬期等)に硬くなりやすい。
ポリエチレンコールの前記一般式におけるnが1の場合
は保存安定性、洗浄効果がわるくなり、100よりも大
きくなると、洗浄効果がわるくなる。
脂肪酸アルカノールアミドは、一般式 (上記式中でRは炭素数6〜22のアルキル基又はアル
ケニル基、Aは水素又は−CH2CH2OH基、−CH
2CH(0H)CH3基、Nは−CH2CH2OH基又
は−CH2CH(0H)CH3基である。
)で示される化合物であつて、一種又は二種以上組合せ
て使用される。その使用量(含有量)は組成物全量に対
して1〜10重量%、好ましくは2〜7重量%である。
1重量%よりも少なくなると、不透明な外観を呈し、粘
度及び起泡性、洗浄力等が低くなりかつ保存安定性がわ
るくなりやすく、10重量%よりも多くなると、不透明
な外観を呈し保存安定性がわるくなる。
本発明において用いられるN−アシルグルタミン酸塩は
、一般式 V▲▲Z ! ↓五z υ υ vふ▼工z(上記式中
で、Rは7〜21個の炭素原子を有するアルキル基又は
アルケニル基、M1およびM2は水素又はアルカリ金属
、アルカノールアミンから誘導されるカチオンである。
)で表わされる化合物であつて、L一体又はD一体又は
両者の混合物からなり、適当なものとして、例えばN−
ラウロイルグルタミン酸、N−ミリストイルグルタミン
酸、N−パルミトイルグルタミン酸、N−ステアロイル
グルタミン酸、N−オレイルグルタミン酸、N−ココイ
ルグルタミン酸又はそれらの酸のナトリウム、カリウム
、モノエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニ
ウム又はトリエタノールアンモニウム塩等が挙げられる
その使用量は、組成物重量に対して、1〜20重量%、
好ましくは5〜15重量%である。この範囲外では、不
透明の粘度の低いかつ保存安定性のわるい液状物になり
、そして起泡性、洗浄力が低下しやすい。本発明に使用
するアシル化コラーゲンペプチドアルカリ塩とは、天然
蛋白質のコラーゲンを蛋白分解酵素や塩酸等の酸で部分
加水分解して得られる平均分子量300〜800(好ま
しくは350〜600)のコラーゲンペプチド(分子末
・端にはカチオン性基としての−NH2基、アニオン性
基としての−COO基を有する)の−NH2基く炭素数
8〜22の飽和脂肪酸又は不飽和脂肪酸或いはそれらの
酸クロライドを縮合(アシル化)した後、その−COO
H基にアルカリ金属水酸化物、トリエタノールアミン、
2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオールを
反応して得られるものである。
アシル化コラーゲンペプチドアルカリ塩を一般式で示す
と下記の通りである。RCONH(RICHCONHC
HR″5)COOM(上記式中で、RCOは炭素数8〜
22の飽和脂肪酸残基又は不飽和脂肪酸残基、F,R信
まアミノ酸中に見出される種々の基、Mはナトリウム、
カリウム、トリエタノールアミン、2−アミノ−2−メ
チル−1.3−プロパンジオールである)。
アシル化コラーゲンペプチドアルカリ塩のアシル基(脂
肪酸残基)としては、例えばアン油脂肪酸、ウンデシレ
ン酸、オレイン酸、イソステアリン酸等の脂肪残基のも
のが特に好ましい。アシル化コラーゲンペプチドアルカ
リ塩の使用量(含有量)は、組成物重量に対して1〜1
0重量%、好ましくは3〜7重量%である。
1重量%よりも少ないと不透明な液状となつて保存安定
性がわるくかつ起泡性、洗浄力が低下し、皮膚刺激を緩
和することが難しくなる。
10重量%よりも多くなる不透明となり、保存安定性、
起泡性がわるくなり、またベタついた感触を与えやすい
水の使用量(含有量)は、組成物重量に対して通常38
〜93重量%、好ましくは54〜83重量%である。本
発明には前記の必須成分の他に香料、染料等の着色剤、
防腐剤等の公知慣用成分を適宜使用してもよい。
本発明の洗顔料組成物は、例えば脂肪酸アルカノールア
ミドとポリエチレングリコールの均一混合物(約65〜
75エC)の中に、N−アシルグルタミン酸塩とアシル
化コラーゲソペプチドアルカリ塩と水からなる混合水溶
液(約65〜75℃)を撹拌下に添加、混合し、冷却し
、香料を配合することによつて得られる。
本発明の洗顔料組成物は、通常PHが酸性側にあり、実
質的に透明美麗なゼリー状の外観を呈し適度の粘性を有
していて容器から取出し易く、長期保存しても極めて安
定であり、使用に際しては皮膚を刺激することなく、フ
イーリングの良い感触を与えながら、良好な洗浄効果を
発揮し得る新規な洗顔料であつて、商品価値の極めて高
いものである。
以下、本発明の実施例を説明する。
尚、実施例で部とは重量部、%とは重量%を意味する。
実施例 1(1)本発明の洗顔料の組成 ポリエチレングリコール (分子量1500)(純分) 10部ラウリン酸
ジエタノールアミド(純分) 5部
N−ミリストイルL−グルタミン酸 モノトリエタノールアミン(純分)10部アン油脂肪酸
コラーゲンペプチド (分子量400)カリウム塩(純分) 5部ブチルパ
ラベン 0.1部メチルパラベン
0.1部香 料
0.5部水
69.3部(2)洗顔料の製造法 4ララリン酸ジエタノールアミドとポリエチレングリコ
ールとブチルパラベン、メチルパラベンとを70℃近辺
で均一混合する。
8N−ミリストイルL−グルタミン酸モノトリエタノー
ルアミンとアン油脂肪酸コラーゲンペプチドカリラム塩
と水とを約70℃で均一混合溶液を作成する。
前記の4に8を加え、室温迄撹拌し香料を加えて均一に
撹拌し本発明のゼリー状洗顔料組成物を得た。実施例
2 ポリエチレングリコール (分子量3000)(純分) 7部オレイン酸
ジエタノールアミド(純分) 4部N−ラウロ
イルL−グルタミン酸モノナトリウム(純分)
10部アン油脂肪酸コラーゲンペプチド (分子量400)ナトリウム塩(純分) 5部ブチルパ
ラベン 0.1部メチルパラベン
0.1部香 料
0.5部水 7
3.3部(3)実施例2の製造方法は実施例1と同じで
ある。
比較例1〜比較例41比較例1として、ポリエチレング
リコール(分子量1500)の代りに、エチレングリコ
ールを使用する他は、本発明実施例1と同様に行なつた
2比較例2として、ラノリン酸ジエタノールアミドの代
りに、ラウリン酸ナトリウム塩を使用する他は、本発明
実施例1と同様に行なつた。
3比較例3として、N−ミリストイルL−グルタミン酸
モノトリエタノールアミンの代りに、L−グルタミン酸
トリエタノールアミン塩を使用する他は、本発明実施例
1と同様に行なつた。
4比較例4として、アン油脂肪酸コラーゲンペプチドカ
リウム塩の代りに、ポリオキシエチレンゾルビタンモノ
ラウリン酸エステル(EO2O)ネトを使用する他は、
本発明実施例1と同様に行なつた。
(4)次に本発明の実施例と比較例の各洗顔料の保存安
定性、外観、官能試験(泡たち、使いやすさ、洗い上り
、つつばり感)についてしらべた。
それらの結果を第1表に示した。尚、第1表中の外観は
肉眼観察、保存安定性は−10℃で2週間、45℃で2
週間のサイクルで6ケ月間恒温室に保存した時の状態が
分離したり、着色した場合不安定、色も匂いも変化せず
、均一状態を保っている状態を安定とした。官能試験は
18才〜35才の女性20名をパネルとして行ない、試
料の洗顔料で顔及び手を水で洗つた時、良いと答えた人
数を数字で表わした。く変化させ、かつ全量が100部
になるように水量を調整する他は、本発明の実施例1と
同様に行なつた。
その結果を第2表に示した。此の結果から明らかなよう
に、ポリエチレングリコールの含有量は、2〜20%、
好ましくは5〜15%である。
実施例 4 ラウリン酸ジエタノールアミドの含有量を第3表の如く
変化させ、かつ全量が100部になるように水量で調整
する他は、実施例1の本発明と同様に行なつた。
この結果から明らかなようにラウリン酸ジエタノールア
ミドの含有量は1〜10%、好ましくは2〜7%である
実施例 5 N−ミリストイルL−グルタミン酸モノトリエタトルア
ミンの含有量を第4表の如く変化させ、かつ全量が10
0部になるように水量で調整する他は、実施例1の本発
明と同様に行なつた。
この結果から明らかなように、N−ミリストイルL−グ
ルタミン酸モノエタノールアミンの含有量は、1〜20
%好ましくは5〜15%である。実施例 6アン油脂肪
酸コラーゲンペプチド(平均分子量〕は400)カリラ
ム塩の含有量を第5表の如く変化させ、かつ全量が10
0部になるように、水量で調整する他は、実施例1の本
発明と同様に行なつた。
この結果から明らかなように、アン油脂肪酸コラーゲン
ペプチドのアルカリ金属塩の含有量は1〜10重量%、
好ましくは3〜7重量%である。
実施例 7ヤシ油脂肪コラーゲンペプチドカリウムの代
りに、アン油脂肪酸コラーゲンペプチドトリエタノール
アミン塩、アン油脂肪酸コラーゲンペプチド2−アミノ
−2−メチル−1,3−プロパンジオール塩、ウンデシ
ロイルコラーゲンペプチドナトリウム塩、オレイロイル
コラーゲンペプチドカリウム塩、イソステアロイルコラ
ーゲンペプチドトリエタノールアミン塩の夫々を使用す
る他は実施例1.と同様に行なつて各洗顔料を製造した

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主要構成成分として、 一般式 HO(CH_2CH_2O)_nH・・・・・・(1)
    (上記式中で、nは2〜100の整数である。 )で示されるポリエチレングリコールが、2〜20重量
    %一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(2)
    (上記式中で、Rは炭素数6〜22のアルキル基又はア
    ルケニル基、Aは水素又は−CH_2CH_2OH基、
    −CH_2CH(OH)CH_3基、A′は−CH_2
    CH_2OH基又は−CH_2CH(OH)CH_3基
    である。 )で示される脂肪酸アルカノールアミドが、1〜10重
    量%、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(3)
    (上記式中で、Rは炭素数7〜21のアルキル基又はア
    ルケニル基、M_1及びM_2はそれぞれ水素又はアル
    カリ金属、アルカノールアミンから誘導されるカチオン
    である。 )で示されるN−アシルグルタミン酸塩が1〜20重量
    %、アシル化コラーゲンペプチドアルカリ塩が1〜10
    %含有されており、そして溶媒が水からなるゼリー状の
    洗顔料組成物。 2 水が、38〜93重量%含有されている特許請求の
    範囲第1項記載の洗顔料組成物。
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