JPS5915155B2 - エポキシ樹脂防食塗料組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂防食塗料組成物

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JPS5915155B2
JPS5915155B2 JP6151980A JP6151980A JPS5915155B2 JP S5915155 B2 JPS5915155 B2 JP S5915155B2 JP 6151980 A JP6151980 A JP 6151980A JP 6151980 A JP6151980 A JP 6151980A JP S5915155 B2 JPS5915155 B2 JP S5915155B2
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resin
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ratio
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義弘 尾塚
成亮 前田
章 寺前
晶三 前川
博 新居
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Dai Nippon Toryo KK
Nippon Steel Corp
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Dai Nippon Toryo KK
Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、可撓性を有し、防食性や密着性のすぐれた塗
膜を得るための常温乾燥型エポキシ樹脂防食塗料組成物
に関する。
従来、塗料用として使われているビヒクルは不ク0 飽
和脂肪酸、アルキド樹脂、オレフィン系樹脂、ジエン系
樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂
など多岐にわたつている。
なかでもエポキシ樹脂は、すぐれた物理性、耐薬品性、
及び防食性を有する塗膜が得られるため、25その需要
は近年高まる一方である。
具体的には該エポキシ樹脂は、塗膜の重要な特性である
耐薬品性や耐食性を有効に利用できるパイプ、船舶、タ
ンク、その他の鋼構造物等の防食塗料分野に使用されて
いる。
30ところで前記エポキシ樹脂を自然乾燥型塗料用ビヒ
クルとして使用する場合、上記の優れた塗膜性能を発揮
させるためにはエポキシ樹脂と硬化剤とが反応し、充分
な架橋反応の進むことが必須条件である。
すなわち、もし架橋反応が不充分であれば35所望の塗
膜の防食性や吻性等の諸性能は得られない。しかし、従
来のエポキシ樹脂塗膜は硬化が進むにつれて硬くなり、
可撓性がなくなるとともに物性が低下する傾向がある。
さらに近年、鋼構造物の大型化に伴い、鋼構造物自身の
歪や変形が問題になるとともに、該構造物の素材表面に
塗布されている塗膜の物性に大きな関心がもたれるよう
になつてきている。とにかく鋼構造物に変形が生じた場
合、素材に塗布されている塗膜に可撓性がないと、素材
との剥離、塗膜のワレ等の欠陥が生じ易くなるのであり
、その有効な解決策が望まれていた。更に、従来の塗膜
層は薄膜を何回か塗り重ねて成層膜を得るのが一般的な
方法であつたが、最近塗装コストの低減および重防食の
観点から、一回で非常に厚く塗装できる、いわゆるハイ
ピルド型塗料が多くなりつつある。
しかしてこの種の塗料から得られた塗膜は、塗膜内部の
歪による剥離やワレ等の欠陥が生じ易い傾向を有してい
た。前記のごとき各種欠点を改良するため、種々の構造
をもつた可撓性のあるエポキシ樹脂が既に市販されてい
る。しかしながらこれらの樹脂は可撓性の点では優れて
いるが、防食塗料として長期間使用するにはその塗膜の
耐水性や防食性の観点から劣るものであつた。従つて、
長期の防食性を要求される海洋構造物、船舶、橋梁、パ
イプ、プラント等の重防食分野への塗料用樹脂材料とし
てはその使用におのずから限度があつた。
一方、エポキシ樹脂に種々の改質剤を添加して塗脂の可
撓性を改良する方法も試みられているが、エポキシ樹脂
塗膜の硬化条件や塗膜の防食性などの点で制約があり、
重防食塗料分野での実用化には各種問題が残されていた
たとえば、ポリサルフアイド樹脂と脂肪族の低級アミン
(たとえばジメチルアミノメチルフエノール、トリスジ
メチルアミノメチルフエノール、ベンジルジメチルアミ
ン、α−メチルベンジルジメチルアミン、等)との混合
物、あるいはサルフアイド樹脂と芳香族の低級アミン(
たとえばm−フエニレンジアミン、4・41−メチレン
ジアニリン等)との混合物を工ポキシ樹脂と組合せて使
用すると、可撓性を有する塗膜が得られることが報告さ
れているが、一方塗膜の耐水性や防食性が著しく悪く、
塗膜にふくれやサビが発生し易い傾向があつた。従つて
勿論重防食塗料組成物としては全く使用に耐えないもの
であつた。また、芳香族の低級アミンを使用する従来の
系では、塗膜を成膜するために加熱を必要とするので、
大型構造物に用いられる重防食塗料分野への応用は比較
的困難であつた。
さらに、ポリサルフアイド樹脂と活性水素当量の小さい
脂肪族ポリアミン(たとえばジエチレントリアミン、ト
リエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ジ
メチルアミノプロピルアミン等)との組合せも知られて
いる。
この組合せの組成物からは、比較的可撓性のよい塗膜の
得られることが知られているが、ポリサルフアイドと活
性水素当量の小さい脂肪族アミンとの相溶性が低いため
、均一な塗膜が得られないという欠点があつた。さらに
また酸無水物とポリサルフアイド樹脂との混合物をエポ
キシ樹脂と併用することも報告されているが、該組成物
は常温では硬化せず、したがつて大型鋼構造物用塗料と
しては適さないものであつた。
前記の通り、従来知られている各種塗料組成物には、常
温硬化性であり、かつ可撓性および防食性等の塗膜性能
が優れているというような全ての前記所望条件を満足す
る塗料組成物はなかつたのである。
本発明は前記の如き従来知られているエポキシ樹脂防食
塗料組成物の各種欠点を改善又は改良することを目的と
するものである。
すなわち大型鋼構造物の変形などに十分耐えられる可撓
性はもちろんのこと、優れた防食性等を有する塗膜を得
るためのエポキシ樹脂防食塗料組成物を提供しようとす
るものである。即ち、本発明は、 1.(1) 一分子中に少なくとも二個以上のエポキシ
基を有する主剤としてのエポキシ樹脂・・・・−・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・−・・・・・・・・100重量部(
2)ポリサルフアイド樹脂1メルカプタン当量に対し、
活性水素当量50〜500の、アミンアダクト樹脂、ポ
リアミド樹脂、ポリアミンから選ばれた一種もしくは二
種以上のアミノ化合物が4〜25活性水素当量の割合よ
りなる硬化剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
0〜400重量部の割合からなるエポキシ樹脂防食塗料
組成物、及び2,(1) 一分子中に少なくとも二個以
上のエポキシ基を有する主剤としてのエポキシ樹脂・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・−・・・−・・・・・・・・・・・・−10
0重量部(2)ポリサルフアイド樹脂1メルカプタン当
量に対し、活性水素当量50〜500のアミンアダクト
樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミンから選ばれた一種も
しくは二種以上のアミノ化合物が4〜25活性水素当量
の割合よりなる硬化剤−・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・20〜400重量部(3)れき青質・・・・
・・・・・・・・−・・・・・・・・1〜400重量部
の割合からなるエポキシ樹脂防食塗料組成物に関する。
本発明に使用される「1分子中に少くとも2個以上のエ
ポキシ基を有する主剤としてのエポキシ樹脂」としては
、例えばビスフエノール型エポキシ樹脂として一般に市
販されているエピコート828、同834、同836、
同1001、同1004、同1007、同DX−255
、〔以上油化シエルエポキシ(株)製商品名〕、アラル
ダイトGY−2601同6071、同6084〔以上チ
バガイキ一(株)製商品名〕、DER33O、同331
、同337、同660、同661、同664〔以上タウ
ケミカル(株)製商品名〕エピクロン8001同830
、同8501同8601同1050、同4050〔以上
大日本インキ化学工業(株)製商品名〕等;フエノール
ノボラツク型エポキシ樹脂として一般に市販されている
DEN43l、同438〔タウケミカル(株)製商品名
〕等:ポリグリコール型エポキシ樹脂として一般に市販
されているアラルダイドCT5O8〔チバガイギー(株
)製商品名〕、DER732、同736〔タウケミカル
(株)製商品名〕等;エステル型エポキシ樹脂として一
般に市販されているエピクロン200、同400〔大日
本インキ化学工業(株)製商品名〕等;線状脂肪族エポ
キシ樹脂として一般に市販されているBF−1000〔
日本曹達(株)製商品名]の如きエポキシ化ポリブタジ
エン等をあげることができる。
更にこれらの樹脂から容易に類推されるエポキシ系化合
物ならびに上記エポキシ樹脂の誘導体も同様に使用可能
である。
具体的には、例えばポリオール型エポキシ樹脂、脂環式
エポキシ樹脂、・・ロゲン含有エボキシ樹脂などがあげ
られる。本発明に於て、前記エポキシ樹脂は一種もしく
は二種以上の混合物として使用し得る。本発明に使用さ
れる「ポリサルフアイド樹脂」としては、一般式(ただ
しn=2〜50) で示される、末端に反応性のメルカプタン基を有してい
る樹脂及びこれらの変性物が用いられる。
具体的には市販されているチオコールLP−2、同LP
−3、同LP−8、同LP−32、同LP33〔以上東
レチオコール(株)製商品名〕等を例示することができ
る。次に本発明に使用される[活性水素当量50〜50
0のアミノ化合物」としては、―般に市販されているエ
ポメートB−001、同B−002、同S−002〔以
上油化シエルエポキシ(株)製商品名〕などの複素環状
ジアミン;市販のラツカマイドTD−961、同−97
1〔大日本インキ化学工業(株)製商品名〕、トーマイ
ド238〔富士化成(株)製商品名〕、アデカハードナ
一EH−531、同EH−551〔旭電化工業(株)製
商品名〕などのアミンアダクト樹脂;市販のアデカカハ
ードナ一EH−220、同EH−230〔旭電化工業(
株)製商品名〕などの変性ポリアミン;市販のバーサミ
ド115、同125〔ペンゲル日本(株)製商品名〕、
サンマイド305、同315〔三和化学工業(株)製商
品名]、トーマイド245、同240〔富士化成(株)
製商品名〕などのポリアミド樹膜などを例示することが
できる。
これらは一種もしくは二種以上の混合物として使用可能
である。
さらに、必要に応じて有機溶剤に希釈して使用すること
もできる。前記の如く前記アミノ化合物の活性水素当量
は50〜500の範囲である。
活性水素当量が50にみたないアミノ化合物を使用する
と、塗膜の耐水性が著しく低下するため防食塗料組成物
としては役立たなくなる。またアミノ化合物の種類によ
つてはポリサルフアイド樹脂との相溶性が悪いものや、
室温で硬化しないものがあり好ましくない。一方、活性
水素当量が500をこえるようなアミノ化合物を使用す
ると、得られた塗膜の可撓性が低下するため、本発明の
目的とするエポキシ樹脂防食塗料組成物が得難くなる。
本発明のエポキシ樹脂防食塗料組成物において、前記ポ
リサルフアイド樹脂とアミノ化合物は、ポリサルフアイ
ド樹脂1メルカプタン当量に対してアミノ化合物4〜2
5活性水素当量の割合で混合して用いる。
前記混合範囲において、該アミノ化合物が4活性水素当
量にみたない場合には、得られる塗膜の可撓性は向上す
るが、硬化が非常に遅くなるとともに、塗膜の防食性も
低下するようになるため好ましくない。一方、アミノ化
合物が25活性水素当量をこえて使用されると、得られ
た塗膜の防食性が多少向上するが、逆に塗膜の可撓性が
著しく低下するため好ましくない。更に、本発明のエポ
キシ樹脂防食塗料組成物においては、使用時に前記ポリ
サルフアイド樹脂とアミノ化合物よりなる硬化剤を、前
記エポキシ樹脂100重量部に対して20〜400重量
部、好ましくは30〜300重量部の割合で用いる。
前記割合に於てエポキシ樹脂100重量部に対して、ポ
リサルフアイド樹脂とアミノ化合物とからなる硬化剤が
20重量部より少ないと、十分可撓性を有する塗膜が得
られず、大型鋼構造物等の歪に対応できる塗膜とはなら
ない。一方エポキシ樹脂100重量部に対して、ポリサ
ルフアイド樹脂とアミノ化合物とからなる硬化剤が40
0重量部をこえて用いられると、塗料の作業性が低下す
るとともに得られた塗膜の耐水性が著しく悪くなるため
好ましくない。本発明の別の態様においては更にれき青
質を用いる。
該れき青質としては、通常タールエポキシ樹脂塗料に使
用されるれき青質が全て使用可能である。例えば石油系
、石炭系、アスフアルト系のタール成分あるいは各種誘
導体があり、具体的にはタークロン洗230、同滝18
0、同滝180−L〔(株)吉田製油所製商品名〕など
の石炭系タール化合物;ストレートアスフアルト;プロ
ーンアスフアルト;膨潤炭;タールピツチ;コールター
ル等を例示することができる。
これらのれき青質は、エポキシ樹脂100重量部に対し
て400重量部以下の割合で使用する。前記に於て、該
れき青質の使用量が400重量部をこえると塗膜に、べ
とつきが出てくると共に、塗膜の耐油性、耐薬品性、耐
溶剤性等が低下するため好ましくない。本発明のエポキ
シ樹脂防食塗料組成物には、必要に応じて黄鉛、亜鉛華
、弁柄、酸化クロム、フタロシアニンブルー、カーボン
ブラツク、酸化チタン等の有機あるいは無機系の着色顔
料;タルク、沈降性硫酸バリウム、炭酸カルシウム、ク
レー等の体質顔料;鉛丹、鉛酸カルシウム、クロム酸亜
鉛カリウム、塩基性クローム酸鉛、モリブデン酸亜鉛、
縮合リン酸亜鉛等の防錆顔料;ガラスフレーク、ガラス
フアイバ一、雲母粉、合成シリカ等の補強顔料;メチル
イソブチルケトン、キシレン等の溶剤,その他増粘剤、
消泡剤、沈殿防止剤等の添加剤を併用することが可能で
ある。
また、本発明のエポキシ樹脂防食塗料組成物には、エポ
キシ樹脂、ポリサルフアイド樹脂およびアミノ化合物と
相溶性を有する他の樹脂、例えば一般に市販されている
クイントン15001同1700〔日本ゼオン(株)製
商品名〕クマロンインデン樹脂等の石油系樹脂やブチル
化尿素等を併用することも可能である。
更に、本発明の防食塗料組成物には、例えばブチルグリ
シジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジ
ルエーテル等の公知の反応性希釈剤を添加してもよい。
本発明の防食塗料組成物を、有機溶剤を全く用いない無
溶剤型組成物として使用する時は、前記反応性希釈剤の
添加が必要なことである。本発明の防食塗料組成物は、
例えばエポキシ樹脂又はエポキシ樹脂とれき青質より成
る混合物に、必要に応じて顔料、溶剤、反応性希釈剤、
添加剤等を混合し、ロールミル等の通常の練合機で練合
したものを主剤とし、使用時にポリサルフアイド樹脂お
よびアミノ化合物を混合して本発明のエポキシ樹脂防食
塗料組成物とする。
また本発明のエポキシ樹脂防食塗料組成物は、エポキシ
樹脂、ポリサルフアイド樹脂およびアミノ化合物を夫々
別包とした、いわゆる三液型エポキシ樹脂防食塗料組成
物としてもよいし、エポキシ樹脂と、ポリサルフアイド
樹脂およびアミノ化合物との混合物とを別包とした、い
わゆる二液型エポキシ樹脂防食塗料組成物としてもよい
かくして得られた本発明のエポキシ樹脂防食塗料組成物
は、エアレス塗装機、エアスプレー塗装機、刷毛等の常
法により被塗物に塗布され、常温乾燥あるいは加熱乾燥
等により塗膜を得る。得られた塗膜は可撓性が非常に優
れるとともに、防食性も良好であり、従つて苛酷な腐食
環境下でも十分な性能を発揮する。以下、本発明の詳細
を実施例により説明する。
尚、「部」又は「%」は「重量部」又は「重量%」をも
つて示す。実施例 1 (主剤) 下記配合を練合して主剤とした。
(硬化剤) 下記配合を混合して硬化剤とした。
前記主剤と硬化剤を80/20(重量比)の割合で混合
し、本発明のエポキシ樹脂防食塗料組成物を得た。
前記エポキシ樹脂防食塗料組成物中における、アミノ化
合物中の活性水素当量/ポリサルフアイド樹脂中のメル
カプタン当量−4.8であり、かつ主剤中のエポキシ樹
脂と硬化剤の比は100/88(重量比)であつた。該
組成物をサンドブラスト処理した鋼板(JIS−G−3
141)上にエアスプレー塗装により乾燥膜厚150μ
になるように1回塗りし、20℃で7日間乾燥させた後
、防食性試験に供した。一方、ポリエステル樹脂フイル
ム上に前記同様の方法により乾燥膜厚500μの塗膜を
作成し、20℃で10日間乾燥後、フイルムから塗膜を
剥離して可撓性(伸び率)を測定した。いずれもその結
果は表−1に示した。
実施例 2 (主剤) 実施例1の主剤を使用した。
( 硬イヒA1) 下記配合を混合して使用した。
前記主剤と硬化剤を80/20(重量比)の割合で混合
し、本発明のエポキシ樹脂防食塗料組成物を得た。
前記エポキシ樹脂防食塗料組成物中における、アミノ化
合物中の活性水素量/ポリサルフアイド樹脂中のメルカ
プタン当量=22.7であり、かつ主剤中のエポキシ樹
脂と硬化剤の比は100/71(重量比)であつた。つ
いで実施例1と同様の方法により塗膜を得た後、防食性
試験及び可撓性測定を行なつた。結果を表−1に示した
。実施例 3 (主剤) 実施例1の主剤を使用した。
(硬化剤) 下記配合を混合して使用した。
前記主剤と硬化剤を75/25(重量比)の割合で混合
し、本発明のエポキシ樹脂防食塗料組成物を得た。
前記エポキシ樹脂防食塗料組成物中における、アミノ化
合物中の活性水素当量/ポリサルフアイド樹脂中のメル
カプタン当量−8,1であり、かつ主剤中のエポキシ樹
脂と硬化剤の比は100/89(重量比)であつた。つ
いで実施例1と同様の方法により塗膜を得た後、防食性
試験および可撓性測定を行なつた。結果を表−1に示し
た。実施例 4 (主剤) 下記配合を練合して主剤とした。
(硬化剤) 下記配合を混合して硬化剤とした。
前記主剤と硬化剤を80/20(重量比)の割合で混合
し、本発明のエポキシ樹脂防食塗料組成物を得た。
前記エポキシ樹脂防食塗料組成物中における、アミノ化
合物中の活性水素当量/ポリサルフアイド樹脂中のメル
カプタン当量−7.8であり、かつ主剤中のエポキシ樹
脂と硬化剤の比は100/49(重量比)であつた。つ
いで実施例1と同様の方法により塗膜を得た後、防食性
試験および可撓性測定を行なつた。結果を表−1に示し
た。実施例 5 (主剤) 下記配合を練合して主剤とした。
(硬化剤) 下記配合を混合して硬化剤とした。
前記主剤と硬化剤を80/20(重量比)の割合で混合
し、本発明のエポキシ樹脂防食塗料組成物を得た。
前記エポキシ樹脂防食塗料組成物中における、アミノ化
合物中の活性水素当量/ポリサルフアイド樹脂中のメル
カプタン当量−6.3であり、かつ主剤中のエポキシ樹
脂と硬化剤の比は100/75(重量比)であつた。つ
いで実施例1と同様の方法により塗膜を得た後、防食性
試験及び可撓性測定を行なつた。結果を表−1に示した
。実施例 6 (主剤) 下記配合を練合して主剤とした。
(何イヒ斉1) 実施例1の硬化剤を使用した。
前記主剤と硬化剤を80/20(重量比)の割合で混合
し、本発明のエポキシ樹脂防食塗料組成物を得た。
前記エポキシ樹脂防食塗料組成物中における、アミノ化
合物中の活性水素当量/ポリサルフアイド樹脂中のメル
カプタン当量−4.8であり、かつ主剤中のエポキシ樹
脂と硬化剤の比は100/73(重量比)であつた。つ
いで実施例1と同様の方法により塗膜を得たのち防食性
試験および可撓性測定を行なつた。結果を表−1に示し
た。比較例 1 (主剤) 実施例1に示した主剤を使用した。
(硬化剤) 下記の配合物を混合して硬化剤とした。
前記主剤と硬化剤を90/10(重量比)の割合で混合
し、比較例のエポキシ樹脂防食塗料組成物を得た。
主剤中のエポキシ樹脂と硬化剤の比は100/38(重
量比)である。ついで、実施例1と同様の方法により塗
膜を得た後、防食性試験および可撓性測定を行なつた。
結果を表−1に示した。比較例 2 (主剤) 実施例1の主剤を使用した。
(硬化剤) 下記の配合物を混合して硬化剤とした。
前記主剤と硬化剤を85/15(重量比)の割合で混合
し比較例のエポキシ樹脂防食塗料組成物を得た。
主剤中のエポキシ樹脂と硬化剤の比は100/51(重
量比)であつた。比較例 3 (主剤) 実施例1の主剤を使用した。
(硬化剤) 下記の配合物を混合して硬化剤とした。
前記主剤と硬化剤を50/50(重量比)の割合で混合
し比較例のエポキシ樹脂防食塗料組成物を得た。
前記エポキシ樹脂防食塗料組成物中における、アミノ化
合物中の活性水素当量/ポリサルフアイド樹脂中のメル
カプタン当量=0.7であり、かつ主剤中のエポキシ樹
脂と硬化剤の比は100/340(重量比)であつた。
ついで実施例1と同様の方法により塗膜を得た後、防食
性試験および可撓性測定を行なつた。結果を表−1に示
した。比較例 4(主剤) 実施例1の主剤を使用した。
(硬化剤) 下記の配合物を混合して硬化剤とした。
前記主剤と硬化剤を85/15(重量比)の割合で混合
し比較例のエポキシ樹脂防食塗料組成物を得た。
前記エポキシ樹脂防食塗料組成物中における、アミノ化
合物中の活性水素当量/ポリサルフアイド樹脂中のメル
カプタン当量−35であり、かつ主剤中のエポキシ樹脂
と硬化剤の比は100/56(重量比)であつた。つい
で、実施例1と同様の方法により塗膜を得た後、防食性
試験および可撓性測定を行なつた。結果を表−1に示し
た。比較例 5(主剤) 実施例1の主剤を使用した。
(硬化剤) 下記の配合物を混合して硬化剤とした。
前記主剤と硬化剤を80/20(重量比)の割合で混合
し比較例のエポキシ樹脂防食塗料組成物を得た。
前記エポキシ樹脂防食塗料組成物中における、アミノ化
合物中の活性水素当量/ポリサルフアイド樹脂中のメル
カプタン当量−2.1であり、かつ主剤中のエポキシ樹
脂と硬化剤の比は100/90(重量比)であつた。つ
いで実施例1と同様の方法により塗膜を得た後、防食性
試験および可撓性測定を行なつた。結果は表−1に示し
た。この系ではポリサルフアイド樹脂とトリエチレンテ
トラミンとの相溶性が不良であつた。比較例 6 (主剤) 下記配合を練合して主剤とした。
(硬化剤) 下記配合して硬化剤とした。
ポリサルフアイド樹脂(実施例1で用 いたものと同一) 60部 前記主剤と硬化剤を80/20(重量比)の割合で混合
して比較例のエポキシ樹脂防食塗料組成物を得た。
ついで実施例1と同様の方法で塗膜を得た後比較試験に
供した。結果は表−1に示した比較例 7(主剤) 下記配合を練合して主剤とした。
(硬化剤) 比較例6で使用した硬化剤を用いた。
前記主剤と硬化剤を80/20(重量比)の割合で混合
して比較例のエポキシ樹脂防食塗料組成物を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (1)一分子中に少なくとも二個以上のエポキシ基
    を有する主剤としてのエポキシ樹脂・・・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・・100重量部(2)ポリサ
    ルファイド樹脂1メルカプタン当量に対し、活性水素当
    量50〜500の、アミンダクト樹脂、ポリアミド樹脂
    、ポリアミンから選ばれた一種もしくは二種以上のアミ
    ノ化合物が4〜25活性水素当量の割合よりなる硬化剤
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・20〜400重量
    部の割合からなるエポキシ樹脂防食塗料組成物。 2 (1)一分子中に少なくとも二個以上のエポキシ基
    を有する主剤としてのエポキシ樹脂・・・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・・100重量部(2)ポリサ
    ルファイド樹脂1メルカプタン当量に対し、活性水素当
    量50〜500のアミンアダクト樹脂、ポリアミド樹脂
    、ポリアミンから選ばれた一種もしくは二種以上のアミ
    ノ化合物が4〜25活性水素当量の割合よりなる硬化剤
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・20〜400重量
    部(3)れき青質・・・・・・・・1〜400重量部の
    割合からなるエポキシ樹脂防食塗料組成物。
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