JPS5915066A - 透明窓付き包装材 - Google Patents

透明窓付き包装材

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Publication number
JPS5915066A
JPS5915066A JP12396082A JP12396082A JPS5915066A JP S5915066 A JPS5915066 A JP S5915066A JP 12396082 A JP12396082 A JP 12396082A JP 12396082 A JP12396082 A JP 12396082A JP S5915066 A JPS5915066 A JP S5915066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
transparent window
layer
packaging material
aluminum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12396082A
Other languages
English (en)
Inventor
昭夫 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd, Asahi Kasei Kogyo KK filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPS5915066A publication Critical patent/JPS5915066A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は透明窓付き包装材に関する。その目的は、バ
リヤー性、透視性が優れ、高い保香性、保存性および内
容物の透視性を要求される食品等の包装に好適な包装材
を提案するにある。
従来、茶、コーヒー、パイプタバコ等の高い保香性が要
求される場合や、調理ずみ食品等の高い保存性が要求さ
れる場合には、包装材としてアルミニウム箔あるいはア
ルミニウム蒸着膜等のアルミニウム膜を構成要素とし積
層した包装材が多く使用されていた。アルミニウム膜は
ガス、水蒸気のバリヤー性が高く、食品等の保香性、保
存性を高水準に維持できるが、不透明であるため包装し
た内容物を透視し確認することができなかった。仮りに
包装材のアルミニウム膜層を部分的に切欠して、その部
分に透明性、バリヤー性が高い、例えば塩化ビニリデン
系樹脂コートした防湿セロファン、ポリビニルアルコー
ル系フィルム、あるいはポリ塩化ビニリデン系フィルム
等を配して透明窓を設けても、金種フィルム厚みを大と
しなければアルミニウム膜並のバリヤー性を付与するこ
とができなかった。また、透明窓に露出して使用すると
、防湿セロファンは損傷してピンホールを発生し易く、
ポリビニルアルコール系は吸湿しバリヤー性が低下する
などの欠点がある。
この発明は上記事情に鑑みなされたものであリ、その要
旨は、ポリアクリロニトリル系フィルム層、遮光材層、
シーラント層を構成要素とし積層してなった包装材にお
いて、遮光材層が欠落し、ポリアクリロニトリル系フィ
ルム層を有する透明窓が設けてあり、該ポリアクリロニ
トリル系フィルムはアクリロニトリル含有、率65重量
%以上のポリマーを2軸延伸してなったフィルムである
ことを特徴とする透明窓付き包装材である。
この包装材で用いるアクリロニl−IJル含有率65%
以上のポリマーを2軸延伸してなったポリアクリロニト
リル系フィルム(以下PANフィルムと略称する)は酸
素ガス透過率10cc(厚さ1 m1j−当り) / 
m” ・atw、 day以下であり、従来の副バリヤ
ー性フィルムより高いバリヤー性を備え、表面に露出し
て用いても吸湿したり、劣化して性能が低下しない。従
って、アルミニウム膜等の遮光材層を積層してなった高
ノ<リヤー包装材の一部、例えば全面積の20%以下を
窓部分となし、PANフィルムのみとなしても、包装材
本来のバリヤー性を実質的に損なうことがない。また、
PANフィルムは透明性が優れ良好な透視性を発現し、
剛性が高く腰があるので、窓部分の保形性がよく、アル
ミニウム膜等の遮光材を積層した包装材の包装形態を良
好に維持できる。
PANフィルムはアクリロニトリル含有量65重量%以
上でなくてはならない。65%未満では得られるフィル
ムの物性、特にガスバリヤ−性が劣り好ましくない。よ
り好ましくは80%以上である。また、2軸延伸したも
のでないと機械的強度が低く不適当である。2軸方向の
延伸倍率は、縦横の延伸倍率比を通常0.4〜2.5と
し、延伸により得られるフィルムの厚さが原反厚さ1に
対し0.4以下、好ましくは0.2以下であり、例えば
特公昭46−7458号あるいは、特公昭54−150
69号に記載の方法により得られるPANフィルムはこ
の包装材に用い好適である。その厚みは通常5〜50μ
であり、好ましくは10〜30μである。5μ未満では
バリヤー性が不充分であり、50μ以上のバリヤー性は
実用上必要としない。
遮光材層はアルミニウム箔またはアルミニウム蒸着膜か
らなるアルミニウム膜、あるいは樹脂コート紙、着色紙
等で構成される。アルミニウム蒸着膜は基板となるフィ
ルム上にアルミニウムを蒸着して形成され、基板フィル
ムと蒸着膜が積層一体となり包装材を構成する。PAN
フィルムを基板フィルムとなしアルミニウムを蒸着する
と、蒸着層とPANフィルムとの固着力が強く強固な蒸
着膜を形成することができ、この発明のPANフィルム
層とアルミニウム膜層の遮光材層とを同時に構成できる
ので特に好適である。
透明窓部分はPANフィルムを有し透萌でなくてはなら
ない。PANフィルム単独で構成してもよいが、他の透
明な層と積層したものであってもよい。例えば、ポリオ
レフィン系のシーラントJf!Jと積層するならば透明
性を損なうこともなく、製造に当り均一にエクストルー
トラミネーションが可能となり製造の合理化が達成でき
、しかもPANフィルムのバリヤー性特に水蒸気のバリ
ヤー性が向上し好適である。
以下実施例の包装材を図面を用い説明する。
第1図において、アクリロニトリル含有率85%の2軸
延伸してなった厚さ20μのPANフィルム1の片表面
に厚さ5ooXのアルミニウム蒸着膜2を予め蒸着して
おき、その表面に50μの無延伸ポリプロピレン6から
なるシーラント層を積層し、その一部において、アルミ
ニウム蒸着膜2を切欠し、PANフィルム1およびポリ
プロピレン3からなる透明窓4を設けて高バリヤー性の
包装材を構成した。
第2図において、樹脂コート紙5、アクリロニl−IJ
ル含有率90Xの2軸延伸した厚さ30μのPANフィ
ルム6、無延伸ポリエチレン(50μ)7からなるシー
ラント層を順に積層し、その一部において樹脂コート紙
5を切欠し、PANフィルム6および無延伸ポリエチレ
ン7からなる透明窓8を設けて高バリヤー性の包装材を
構成した。
第1図、第2図の包装材はそれぞれ、シーラントの層で
熱溶着し製袋等の工程を経て透明窓付き容器となしたと
ころ、透明窓を透し内容物がよく透視でき、透明窓がな
いものに比べ実質的Iこバリヤー性の低下は認められな
かった。また窓の保形性が良好で包装容器の形態を損な
わず機械強度が高く、製袋、内容物の充填、輸送保管等
に際してピンホールの発生等破損が認められなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ実施例の包装材の断面図であ
る。 1・・PANフィルム、2・・アルミニウム蒸着膜、3
・・無延伸ポリプロピレン、4・・透明膜、5・・樹脂
コート紙、6・・PANフィルム、7・・無延伸ポリエ
チレン、8・・透明窓。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1ン  ポリアクリロニトリル系フィルム層、遮光材
    層、シーラント層を構成要素とし積層してなった包装材
    ζこおいて、遮光材層が欠落しポリアクリロニトリル系
    フィルム層を有する透明窓が設けてあり、該ポリアクリ
    ロニトリル系フィルムはアクリロニトリル含有率65重
    置%以上のポリマーを2軸延伸してなったフィルムであ
    ることを特徴とする透明窓付き包装材。
JP12396082A 1982-07-16 1982-07-16 透明窓付き包装材 Pending JPS5915066A (ja)

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JP12396082A JPS5915066A (ja) 1982-07-16 1982-07-16 透明窓付き包装材

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ID=14873590

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JP12396082A Pending JPS5915066A (ja) 1982-07-16 1982-07-16 透明窓付き包装材

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