JPS59150176A - 疎水性繊維用経糸糊剤 - Google Patents

疎水性繊維用経糸糊剤

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JPS59150176A
JPS59150176A JP58020906A JP2090683A JPS59150176A JP S59150176 A JPS59150176 A JP S59150176A JP 58020906 A JP58020906 A JP 58020906A JP 2090683 A JP2090683 A JP 2090683A JP S59150176 A JPS59150176 A JP S59150176A
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acid
polyester resin
polyhydric alcohol
sulfonic acid
warp yarn
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博一 横山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抱合力及び糊抜き性が改善されたポリエステル
樹脂系経糸糊剤にかかるものである。
従来ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン等の疎
水性繊維用の経糸糊剤としてはポリビニルアルコールや
ポリアクリル酸エステル等が用いられているが、繊維に
対する接着性が必ずしも充分でなく、又高湿度の条件下
では糊付糸が粘着性を示し、製織時に糊かすを生成し糸
切れを起こすとかあるいは織布汚染を生ずる傾向があっ
た。
かかる問題を避ける方策の一つとして近時、ポリエステ
ル系樹脂を主剤とする糊剤の提案が行われている。つま
り例えば特公昭47−40873号公報に記載される如
くナトリウムスルホイソフタル酸等のスルホン酸塩基を
含有する多価カルボン酸、あるいはスルホン酸塩基含有
芳香族多価アルコール等を結合したポリエステル系#1
脂を使用するもので、スルホン酸塩基の導入によシ木米
水に不だのポリエステル樹脂を可溶化して水溶液として
のサイジングを可能とすると共に、繊維に対する接着力
をも充分に発揮させるのである。
しかし本発明者がかかるスルホン酸塩基を含有するポリ
エステル樹脂系繊維糊剤の有用性に着目して、その上記
糊剤の実用化を検討したところ、繊維に対する抱合力を
更に高めること及びサイジング後の糊抜性を改善するこ
とが必要であることが判明した。
本発明者はかかる問題を解決すべく鋭意研究を重ねた結
果、全グリコール成分に対しスルホン酸塩基含有脂肪族
多価アルコールを6〜20モル%給合してなるポリエス
テル樹脂を用いる場合、徐来のポリエステル系樹脂繊維
用糊剤よりも抱合力、糊抜性が著しく向上することを見
出し本発明を完成するに到った。
本発明のかかる顕著な効果はポリエステル樹脂中に導入
するスルホン酸塩基の導入手段として従来のスルホン酸
塩基含有多価カルボン酸あるいはスルホン酸塩基含有芳
香族多価アルコールに代えて、スルホン酸塩基含有脂肪
族多価アルコールを用いることによって得られるのであ
る。本発明の該多価アルコールは例えば脂肪族不飽和多
価アルコールに酸性亜硫酸塩を反応逼せ不飽和結合に酸
性亜硫酸塩を付加させたものであり、従来のスルホン酸
塩基含有ポリエステル樹脂とはその構造が異っているの
である。
本発明で使用するスルホン酸塩基含有脂肪族多価アルコ
ールは前記した如く通常脂肪族不飽和多価アルコールと
酸性亜硫酸塩を反応させて、不飽和結合に酸性亜硫酸塩
を付加させたものが好適に用いられる。
該反It3は例えば脂肪族不飽和多価アルコールと酸性
亜硫酸塩を酸化鉄の存在下に70℃程度に加熱すること
によって行われる。
本発明で使用する脂肪族不飽和多価アルコールとしては
6−ブテン−1・2−ジオール、2−プテンート4−ジ
オール、2・5−ジメチル−6−ヘキセン−2・5−ジ
オール等のオレフィン系クリコール、1・5−へキサジ
エン−6・4−ジオール、2・6−オクタジニンー4・
5−ジオール等のジオレフィン系グリコールが挙げられ
る。
酸性亜硫酸塩としては酸性亜硫酸塩) IJクム、酸性
亜硫酸カリツム等が実用的に用いられる。
ポリエステル樹脂の製造に際しては上記成分と多価アル
コール及び多価カルボン酸を縮合する。
多価アルコールとしてはエチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレング
リコール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジ
メタツール、ペンタエリスリトール等が例示される。
多価カルボン酸としては例えばシュク酸、マロン酸、ジ
メチルマロン酸、コハク酸、りtvり/L/酸、アジピ
ン酸、トリメチルアジピン酸、ピメリン酸、2・2−ジ
メチルグルクール酸、アゼライン酸、セバシン酸、1・
6−シクロヘキサンジカルボン酸、1・6−シクロペン
クンジカルボン酸、1・4−シクロヘキサンジカルボン
酸、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、2・5−
ノルボルナンジカルボン酸、1・4−ナフタール酸、シ
フエニン酸、4・4′−オキシ安息香酸、ジグリヲール
酸、チオジプロピオン、4・4′−スルホニルジ安息香
酸、2・5−ナ7タレンジカルボン酸等の飽和カルボン
酸が挙げられる。
必要であればマレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、
イタコン酸、シトラコン酸等の不飽和カルボン酸を併用
しても良い。
前記したカルボン酸は低級アルキルエステルあるいは酸
クロライド等の形状であっても良い。
上記ポリエステル樹脂中に占めるスルホン酸塩基含有多
価アルコールの割合は全グリコール成分に対して6〜2
0モル%でなければならない。
6モル%以下ではポリエステル樹脂の水溶性化が困−難
であったシ、たとえ水〆性化できても溶液の安定性が低
く一方、20モル%以上の導入ではポリエステル樹脂が
吸湿性を有しとりあつかいKくくなりいずれも実用的で
ない。
樹脂の製造は通常のポリエステルの反応表同様な条件で
行われるので特別の操作は必要でない。
すなわちスルホン酸塩基含有脂肪族多価アルコールと多
価カルボン酸をジブチルチンオキシド、三酸化アンチモ
ン、酢酸亜鉛等のエステル化M 媒の存在下、170〜
280℃の温度でエステル化反応したのち、縮合触媒の
存在下に0.5〜1.OπmHgの真空下で温度240
〜280°Cで縮合反応をする。結合触媒としては酸化
ゲルマニウム、三酸化アンチモン、テトラグチルチタネ
ート、ジグチルチンオキサイド等が挙げられる。
糊液の調製に当っては本発明のポリエステル樹脂を水に
溶解する。前記樹脂と共に澱粉類、PVA。
PVA誘導体、アクリル糊料、油剤およびその他の助剤
などを必要に応じて併用しても差支えない。
この場合糊液の濃度は糊液中での気泡の蓄積、糊のN&
維に対する適切な付着量などの点から5〜12重量%の
範囲で、その粘度は濃度10重量%において5〜20 
cps程度の範囲になるように調整するのが適当である
本発明の糊剤は前記の如く優れた効果を奏することが出
来るので、天然繊維、合成繊維の別あるいはサイジング
方式の別を問わず広く一般の紡績糸、フィラメントの糊
付は時に有利に適用される。
次に実例をあげて本発明の糊剤について更に詳しく説明
する。
実施例1 温度計、撹拌機、バツクドカラムを設けた四つロフラス
コに窒素気流下テレフクル酸帆5モル、イソフクル酸0
.5モル、エチレングリコール1.2モル、ジエチレン
グリコール0.4モル、2−ラジオスルホ−1,4−ブ
タンジオール0.1モルをジプチル錫オキサイド0.1
部とともに仕込み、撹拌下140℃〜220°Cでエス
テル化反応、次いで三酸化アンチモン0.1部を添加し
1トール以下の減圧下220℃〜260°Cで縮合を行
ない〔η〕が0.60のポリエステル樹月旨を得た。
全グリコール成分に対する2−ソジオスルホ−1,4−
ブタンジオールの含有量は10.9モル%であった1、 該ポリエステル樹脂の10%水溶液を調製し糊剤の性能
を評価した1、表1に結果を示す。
対照例1として実施例1における2−ラジオスルホ−1
,4−ブタンジオールに代えて5−ソシオスルホイソフ
タル酸を用いた以外は回倒と同じ実験を行った。その結
果も表1に示す。
表    1 (注)原  糸;ポリエステル糸(50d/24フイラ
メント)糊付条件;付着量 糊付糸2〜3yを100%量の水に入れ90″Cで6回
糊抜きを行ない、水洗・乾燥後に重量を測定し、糊付糸
と糊抜糸の重量差により求めた。
絞り率 前記付着量(へ)を糊付濃度(4)で除し、100倍し
て求めた。
抱合力試験 松井精機製TM式抱合力試験機を用い、加重1ooy、
角度145°(10mm)、20°C165%RI(に
て糸割れするまでの平均摩擦回数を測定した。
糊抜率 糊付糸2〜6yを100倍量の水に入れ、80〜85°
Cで5分糊抜きを行ない、水洗・乾燥後に重惜測定し、
糊付糸と糊抜糸との重量差より糊抜3ttを求め付着量
に対する比率を示しだ。
実施例2〜4、対照例2〜ろ 表2に示す如きスルホン酸塩基含有多価アルコールを用
いて実施例1に準じて実験を行った。
その結果を表2に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 全グリコール成分に対しスルホン酸塩基含有脂肪族多価
    アルコールを6〜20モル%縮合してなるポリエステル
    樹脂を主剤とする疎水性繊維用経糸糊剤。
JP58020906A 1983-02-09 1983-02-09 Sosuiseiseniyotateitonorizai Expired - Lifetime JPH0240786B2 (ja)

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