JPS59149937A - ゴム組成物 - Google Patents

ゴム組成物

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JPS59149937A
JPS59149937A JP2381183A JP2381183A JPS59149937A JP S59149937 A JPS59149937 A JP S59149937A JP 2381183 A JP2381183 A JP 2381183A JP 2381183 A JP2381183 A JP 2381183A JP S59149937 A JPS59149937 A JP S59149937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
weight
parts
phosphate
resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP2381183A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutsugu Suzuki
鈴木 千嗣
Yoshio Tajima
田島 義夫
Masaaki Obara
小原 正明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP2381183A priority Critical patent/JPS59149937A/ja
Publication of JPS59149937A publication Critical patent/JPS59149937A/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐寒性、耐油性、難燃性にすぐれたゴム組成物
に関し、詳しくは、アクリロニトリル・ブタジェン共重
合体ゴムまたはアクリロニトリル・ブタジェンゴムとポ
リブタジェンゴムを主体ゴムとして、これらのゴム分に
りん酸エステル、塩素化ポリエチレンおよび三酸化アン
チモンをそれぞれ特定範囲内で配合することにより、耐
油性、耐寒性、難燃性の諸特性を同時に満足するゴム組
成物に関する。
ベルトコンベア等のベルト、ホース、工業用部品におい
ては、苛酷な条件下で使用されるものも少なくなく、特
に耐油性、耐寒性、難燃性の3特性を兼備したゴム材料
が要求されるようになった。
しかしながら、これら3特性は互に相反する特性である
ためにこれら3特性を兼備したゴム材料は得られていな
い。
すなわち、ベルト、ホース、工業用部品等に使用される
製品においては多くは耐油性を必要とするが、一般に耐
油性をもつゴムは分子内に極性基を有しており耐寒性は
悪い傾向にある。例えば耐油性ゴムとして極性基(アク
リロニトリル)を有するアクリロニトリル・ブタジェン
共重合体ゴム(NOR)が使われていたが、NBRは耐
寒性に劣るという欠点がある。このため耐寒性を向上さ
せるために、NBRに脆化点の低いポリブタジェンゴム
(SR)が混合されるが、BRは耐油性が低いという欠
点がある。このようにゴム分の組合せだ(プでは耐油性
、耐寒性を兼備させることは困難であった。
さらに、例えばコンベアベルト等は耐油性、耐寒性の他
に難燃性をも要求される。ゴムまたはプラスチックをi
M ff4化するため有機系および/または無機系の難
燃剤が使用されている。ゴムを難燃化するためにはこれ
らの難燃剤を多量に投入する必要がある。ゴム用の難燃
剤はコスト等の点から塩素化パラフィン系を多用してい
るが、この難燃剤の使用により難燃性については満足で
きるが、塩素化パラフィンは脆化点を上げるため耐寒性
を著しく低下させるという欠点がある。塩素化パラフィ
ン系以外の難燃剤についても多量配合により耐寒性を阻
害する傾向がある。
このように、耐油性と耐寒性、難燃性と耐寒性は相反す
る性質であり、耐油性、難燃性に優れしかつ一50℃の
極寒地でも使用に耐える耐寒性に優れたゴム組成物は未
だ得られていない。
本発明は、耐寒性、耐油性、難燃性を有するゴム組成物
を得ることを目的とするものであり、特にベルト、ホー
ス、工業用部品のゴム材料として利用される。
本発明のこの目的は以下に示すゴム組成物によって達成
される。
すなわち本発明は、ニトリル含有量が15〜30重量%
のアクリロニトリル・ブタジェン共重合体ゴム(NBR
)を70〜100重量部、ポリブタジェンゴム(SR>
30〜0重量部を含むゴム分100重量部に対し、りん
酸エステルまたはそのハロゲン化物5〜40重量部、塩
素′化ポリエチレン10〜60重量部、三酸化アンチモ
ン2〜10重量部含有することを特徴とするゴム組成物
にある。
本発明におい゛て、ゴム分100重量部中のNBRの含
有量は70〜100重量部であり、BRの含有量は30
〜O重ω部である。NBRの含有量が70重1部未満お
よびBRの含有量が30重量部を越える場合には耐油性
が低下し好ましくない。
また、本発明で使用づるNBRはニトリル含有量が15
〜30重量%の範囲にあることが必要で、二1〜リル含
有量が30重量%を越えると耐油性は向上(るが耐寒性
はat下(]るため好ましくない。
本発明に使用される・りん酸エステルとしては、トリメ
チルホスフェート、トリエチルホスフェ=1〜、トリブ
チルボスフェート、トリオクチルホスフェート、トリブ
トキシエチルボスフェート、Aクチルジフェニルポスフ
ェ−]へ、トリクレジルボスフェート、タレジルフェニ
ルホスフェート、トリオクチルホスフェ−ト等であり、
またりん酸工、ステルのハロゲン化物としては、トリス
(クロロエチル)ボスフェート、トリス(2−クロロプ
ロピル)ホスフェート、トリス(2,3−ジクロロプロ
ピル〉ホスフェート、ポリホスホネート、トリス(2,
3−ブロモプロピル)ホスフェート、トリス(ブロモク
ロロプロピル)ホスフェート、2.3−ジブロモプロピ
ル−2,3−クロロプロピルホスフェート、ポリホスフ
ェート等であり、難燃剤および可塑剤としの働きを有す
る。その配合量はゴム分100重量部に対し、5〜40
重量部、好ましくは10〜30重量部であ′る。りん酸
エステルまたはそのハロゲン化物の配合量が5重量部よ
り少ないと難燃性が低下し、40重量部を越えると難燃
性は向上するものの、加硫特性、特に硬さおよび引張り
強さが低下し好ましくない。
本発明において、塩素化ポリエチレンは加硫剤の選択に
よりNBRおよびSRと共加硫することが可能であるが
、良好な耐寒性および難燃性を得るためには配合剤とし
て加える必要がある。その際の配合量としてはゴム分1
00重量部に対し10〜60重量部、更゛に好ましくは
20〜40重量部である。塩素化ポリエチレンは上記範
囲内で配合した場合には、耐寒性、耐油性、難燃性とも
良好であるが、i32索化ポリエチレンの配合量が10
重量部未満で・は難燃性が悪く、また60重量部を越え
ると耐油性が低下してしまう8゜ また、三酸化アンチモンはゴム分100−1iff1部
に対し、2〜10重(至)部間合される。三酸化アンチ
モンの配合量が2重量部未満では難燃性に劣り、10重
量部を越えて配合してもそれほどの配合効果は発現しな
い。
本発明のゴム組成物においては、前記した配合剤に加え
て、通常ゴム組成物に配合される配合剤、例えばカーボ
ンブラック、酸化亜鉛、ステアリン酸、イオウ、加硫促
進剤等が必要に応じて適量配合される。
以下、実施例および比較例に基づいて本発明を具体的に
説明する。なお、第1表中の配合値はづべて重量部単位
である。
実施例1〜8および比較例1〜7 第1表に示す配合で加硫促進剤とイオウを除く各種配合
剤とゴム分をパン1<、り一型ミキサーで混合して得ら
れたマスターバッチに、加硫促進剤とイオウを加えて混
合しゴム組成物を得た。
このゴム組成物を148℃、30分の通常のプレス加硫
を行ない、加硫ゴムを得、加硫ゴムの特性を評価した。
加硫ゴムの特性評価は、JI’SH硬さ、引張り強さ、
破断伸び、耐寒性、耐油性、難燃性について行なった。
各特性の評価方法は次の通りである。
JIS  H硬さ、引張り強さおよび破断伸びはJIS
  K  6301に準拠して行ない、耐寒性は脆化温
度で評価し、JIS  K  6301に従い衝撃脆化
試験機を使用して測定した。
耐油性はJIS軽油軽油1マ油施し、室温、168時間
後における体積変化率が40%以下の場合に良好(0)
とし、それを越える場合を不良(×)どした。
また、難燃性はJIS  K  6324の方法に準じ
て、厚さ5 mm、幅25Il1mの短冊状のサンプル
を使用し、着火時間30秒後の燃焼時間が10秒以内の
場合を良好(○)とし、10秒を越えた場合を不良(×
)とした。
それぞれの結果を第1表に示す。
* 1:DN  401、ニトリル含有量18重口%、
日本ゼオン社製、*2 : N I POL1043、
ニトリル含有量29重毎%、日本ゼオン社製、*3:N
IPOL  B R1220,日本ゼオン社製、*4.
:flPOL 1041、二1〜リル含有量41重間%
、日本ゼオ2社製、*5:、エラスレン301、昭和電
工社製、*6:N−シクロへキシルベンゾチアジルスル
フェンアミド。
第1表に示されるように、本発明のゴム組成物である実
施例1〜8はいずれも耐寒性、耐油性、難燃性に優れて
おり、加硫物性も好ましい範囲にある。このうち、実施
例4〜5はゴム分としてNBRどBRを併用したゴム組
成物であるが、ゴム分としてNBRを単独配合したゴム
組成物とほぼ同等の特性を示している。
これに対して、比較例1は従来、ベルトコンベア等に使
用されるゴム組成物であるが、耐寒性に著しく劣る。ま
た、比較例2は三酸化アンチモン未配合のため難燃性が
劣り、比較例3はりん酸エステルまた・4よそのハロゲ
ン化物が未配合のため同様に難燃性に劣る。比較例4は
ゴム分であるSRの含有量が多プきるため耐油性が悪い
。一方、比較例5は塩素化ポリエチレンが未配合のため
難燃性に劣る。さらに比較例6は塩素化ポリエチレンと
りん酸エステルまたはそのハロゲン化物の配合量が多す
ぎるため、耐油性に劣ると共に加硫物性、特にJIS 
 H硬さ、引張り強さに劣る。比較例7は、使用するN
BRのニトリル含有率が多いため耐寒性に著しく劣る。
以上説明のごとく、NBRまたはNBRとSRを主体ゴ
ムとして、これらのゴム分にりん酸エステルまたはその
ハロゲン化物、塩素化ポリエチレンおよび三酸化アンチ
モンをそれぞれ特定範囲内で配合してなる不発明のゴム
組成物は、耐油性、耐寒性、難燃性の諸特性を同時に満
足するのみならず、引張り強さ、破断伸び等の加硫物性
も損わないことから、ベルトコンベア等のベルト、ホー
ス、工業用部品等のゴム材料として好適に利用される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、二1〜リル含有四が15〜30重量%のアクリロニ
    トリル・ブタジェン共重合体ゴムを単独または70M量
    部以上含むゴム分100重量部に対し、りん酸エステル
    またはそのハロゲン化物5〜40重量部、塩素化ポリエ
    チレン10〜60重量部、三酸化アンデモ22〜10重
    量部配合することを゛特徴とするゴム組成物。 2、ニトリル含有量が15〜30重量%のアクリロニト
    リル・ブタジェン共重合体ゴムを70重量部以上、ポリ
    ブタジェンゴム30重量部以下を含むゴム分100重量
    部に対し、りん酸エステルまたはそのハロゲン化物5〜
    40重量部、塩素化ポリエチレン10〜60重量部、三
    酸化アンデモ22〜10重量部配合することを特徴とす
    るゴム組成物。
JP2381183A 1983-02-17 1983-02-17 ゴム組成物 Pending JPS59149937A (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6234925A (ja) * 1985-08-08 1987-02-14 Osaka Soda Co Ltd ブレンドゴムホ−ス
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JPS5257248A (en) * 1975-11-01 1977-05-11 Ciba Geigy Ag Chlorineecontaining alphatic polymer composition and process for improving fleme retardant property

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