JPS59149101A

JPS59149101A - 運動靴

Info

Publication number: JPS59149101A
Application number: JP12356883A
Authority: JP
Inventors: エドワ−ド・ジヨセフ・ノ−トン; ロナルド・リ−・クレイ; ゼノン・オレ−・スモトリクズ
Original assignee: NIYUU BARANSU ASURETEITSUKU SH; NIYUU BARANSU ASURETEITSUKU SHIYUU Inc
Current assignee: NIYUU BARANSU ASURETEITSUKU SH; NIYUU BARANSU ASURETEITSUKU SHIYUU Inc
Priority date: 1983-02-10
Filing date: 1983-07-08
Publication date: 1984-08-27
Also published as: AU560685B2; AU1589283A; BR8303632A; CA1205626A; EP0115663A1; ES282025Y; ES282025U; NZ204621A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はフットボール、サッカー等のフィールドスポー
ツで使用されるタイプの運動靴に係り、特に改良された
かかと部（ｃｏｕｎｔｅｒ　）を支える表甲（ｕｐｐｅ
ｒ　）及び足前部の中足頭骨群（ｍｅｔａｔａｒｓａｌ
　ｈｅａｄｂｏｎｅ　ｇｒｏｕｐ）のある部分で屈曲す
る靴底とを持つ運動靴に関する。

最近の運動靴は、デザイン及び構造上の進歩によって、
柔軟で、屈曲性のある軽量な素材を用いて作られている
ので、重量のある固い靴であったら疑いもな（障害が出
ると思われるような運動のストレスを不必要に増加させ
ることなく運動を行うことができるようになってきてい
る。運動靴のデザインと構造について改良がなされてき
ているにもかかわらず、着用している運動靴の基本的デ
ザイン及び構造の欠陥に起因すると思われる負傷を多く
の着用者がしていることも珍らしいことではない。すな
わち、運動靴の多くは、特に運動中にかかる力に見合う
だけの足の支え、または関節の支えを有していなかった
。従って、化度業界では、道路、トラック及びフィール
ドを含むいかなる場所においても、ランニング、ジョギ
ング等を含むどのような運動にも向（ように靴を改良し
ようと努力してきた。

ランニング、ジョギング等の運動中の一連の足の動きは
、かかとの着地、親指のつけ根のふくらみの着地、回内
（ｐｒｏｎａｔｉｏｎ　）、弛緩及び回外（５ｕｐｉｎ
ａｔｉｏｎ　）として代表的に認められるが、その際に
、中間平面にある足後部に支えと安定性を与える必要が
ある。最近の運動靴のデザイン及び構造は、足の支持、
と安定性の必要性の問題に向けられてきた。こ　　　。

の問題の解決法の一つとしてツートン（Ｎｏｒｔｏｎ　
）　他の米国特許第４，２８８，９２９号に書かれたも
のがある。

ツートン他によ、って述べられた調整法は足後部におけ
る支持と安定性の問題の解決には成功したが、ツートン
他（こよるデザインと構造とをもつ運動靴は、不均衡に
並んでいる足前部の中足頭骨群にそった屈曲性が不足し
、かつ従来技術による鞘構造において通常受けるものよ
り屈曲に対する抵抗が少ない運動靴の、前述した部分で
の屈曲性が不足していることが原因で起きる他の問題を
充分解決しているとはいえない。

本発明の目的は、過度な回内の可能性を減少させて回向
を調整し、それによってランニングに関係した負傷件数
を無くすか、少な（とも減少させ、かつ運動靴の底の不
当なあるいは不適当な屈曲性に起因する足底の主要靭帯
の伸びの可能性を無くすか、少なくとも減少させる働き
を持つ特にフィールドスポーツに適する運動靴を提供す
ることにある。

本発明の履物は、靴型になった表甲に取付けた靴底を有
する特にフィールドスポーツに用いられる型の運動靴で
ある。靴底には、足前部の不均衡された屈曲部があ°る
。屈曲部は、好ましくは足の前方の親指のつけ根部分に
ある複数のすべり止めの中央に付けられ、底の全体の厚
さよりもいくらか薄くするように作られている。

更に、靴型になっている表甲は、靴下力の立体部分を支
え堅固にするかかと部を含む。好ましい実施例では、か
かと部は、表面の層及びそのほぼ二倍の厚さの基礎の層
との二重構造で、その二層の重なり合う部分で共に薄板
加工されている。

以下本発明の実施例を図面により説明する。

第１図は本発明による運動靴の側部立面図、第２図は運
動靴の底構造を示す底面図、第３図は運動靴の底の平面
図、第４図は第１図の４−４線断面図、第５図は運動靴
のかかと部の二層の分解組立て図、第６図は通常位置及
び屈曲した位置における靴底の一部分の部分断面図であ
る。

第１図に示す運動靴１０（以下「靴」とよぶ）は、特に
サッカーのようなフィールドスポーツに向く型である。

靴には皮またはナイロンのような合成表甲はここで述べ
られるタイプの靴の製作に従来から用いられてきた他の
生地を用いて作ることもできる。

表甲には一般に足を入れるための開口部及び着用者の弓
形になった足のまわりに表甲を確保するための靴ひも１
４とがある。舌部】６は表甲に取り付けられ足と靴ひも
の間に位置し、背部のつまみ（ｂａｃｋｔａｂ　）　１
８はかかとからアキレス脚部分まで」ユに伸びている。

上述の靴は靴底２０によって完全なものになる。

靴底については第２図において良く理解できる。

この靴底は、靴の構造においてまたここに述べられた目
的のために表甲との組合せで優れたものになるような、
耐久性、屈曲性その他の特性を持つ素材で作ることが望
ましい。好ましい実施例では靴底はナイロン１２で作ら
れている。

靴底２０はワンピース構造になっており、基礎部分２２
と、足の前の部分内の親指のつけ根から足の土踏まずの
下をかかとまで伸びる区分２４及び足の前方区分にある
先端部２６を持つ外側部分とを含む外側部分の各区分は
靴の長手方向に配置され、その各々には靴の中央寄りと
外側寄りの間を横切って伸びる部分が少なくとも一個所
ある。特に、前方区分には部分２ｋがあり、土踏まず及
びかかとの下に伸びる区分には部分２４ａ及び２４ｂが
ある。

これらの部分は、靴の中央寄り及び外側寄りに位置する
一組のすべり止め２８の取り付は面となる。

すべり止めは従来からの方法で取り付けられ、また表甲
及び靴底も従来からの方法で取り付けることができる。

例えば、複数個のリベット２９を用いて靴底と表甲を取
り付けることもできる。

区分２４の部分２４ａの先端は部分２４ｃで切られて屈
曲部３０となる。この屈曲部には、他の場合よりもさら
に平均的に靴が曲がるようにする目的がある。屈曲部は
区分２４及び先端部２６内のすべり止め２８群の中央に
位置する。さらに屈曲部は、くるぶし及び土踏まずの前
にある中足頭骨部に見合うように不均衡な輪郭をとる。

靴底２０はどのような厚さでもよく、基礎部分２２が総
体的な厚さの過半分の厚さを成す。例えば、基礎部分が
総体的な厚さの約３分の２にな、るようにする。同様に
屈曲部も総体的な厚さの約３分の２を成す。発明を限定
する意図はないが好ましい実施例と思われるものを述べ
ると、靴底は総体的な厚さが約４　ｍｍ、基礎部分が約
２．５　ｍｍであっても良い。さらに屈曲部は約２３　
ｍｍの長さくまたは前に述べたように靴を横切る幅）が
ある。

屈曲部の働きとして屈曲作用に対して抵抗の少ない状態
における靴の屈曲性を与え、また屈曲部は、始動、実行
、着地の段階までの靴の機能を強化するものと考えられ
る。さらに、抵抗の少ない状態における屈曲部及び靴の
平均した屈曲性とは足裏の靭帯の伸びを減少させる可能
性もある。

第６図は、靴底２０及び基礎部分２２と屈曲部３０の先
端部２６の屈曲の様子を示す部分拡大図である。

かかと部３２は靴１０のかかと部分内で靴底２０から上
に伸びる。かかと部は足の中央寄り及び外側寄りのくる
ぶし部からかかとのまわりを取り囲み、足の下方の立方
体部分に支持と堅牢さを持たせるためプラスチック素材
の二層から成る。このように、かかと部は過剰な回内ま
たは回外の可能性を減少させる特殊な機能を持ち、運動
靴が破損する可能性を少なくする。

第４図及び第５図では、かかと部３２には基層３４及び
表層３６とがあることがわかる。第４図に示されるよう
に、これらの二層はその境目に沿って互いにしっかり止
められ、表層は外側にしっかり止められる。かかと部の
二層はその重なり合う部分で薄板加工によって接着され
る。

好ましい実施例においては、基層及び表層の素材はサー
リン（５ｕｒｌｙｎ　）のような強化ポリエチレン素材
がよい。発明を限定する意図はないが、よい結果を生ん
だかかと部の例として、基層をｌ　ｍｍ（ｏ、’ｏ４ｏ
インチ）の厚さにし、表層を０．５　ｍｍ　（０，０２
０インチ）の厚さにしたものがある。

かかと部は運動靴の内底のまわりに取り付けるか、また
は基層を、例えば靴底２ｏ及び内底あるいは他のかか゛
と支持面との間に支持される内側へ曲げた底面（図示せ
ず）を形成するように作ることもできる。

かかと部３２の基層３４及び表層３６の上に表張りの薄
板３８及び４０をつける。この薄板はプラスチックシー
ト材、スェードその他の素材で作り、通常行なわれてい
るようにかかと部構造を明確にするため対照的な色にし
てもよい。

かかと部３２の機能として靴の後部の破壊及び／または
過剰回内または回外の可能性を無（すか、はとんど無（
すことがある。走る動作には、かかとの着地、親指のつ
け根の着地、回向、狭緩及び回外が含まれるという特徴
がある。ここで用いられる１回内」という言葉は、足が
中央寄りまたは内側へ回転することを指し、「回外」と
は、身体の中心線より後ろへ遠ざかるような関節（腰、
膝、足首その他）の回転のことである。前述の位置にお
かれたかかと部は、着用者の足を安定させるよう力学的
な調整を行ない、通常の歩行サイクルにおける自然な位
置である中間平面にあるようにして、それにより足の回
転量を減らす。足の回転量を減少させることは、靴の破
壊及び／または少なくとも足後部の負傷の可能性を減ら
すことになる。

靴底に用いられるナイロン１２素材は、前述のように運
動靴の底に必要とされる強度、堅牢性、耐久性、支持性
その他を満足させるものである。さらにこの素材は広く
知られた成型技術によって成型可能である。

更に、靴型になっている表甲は、靴下方の立体部分を支
え堅固にするかかと部を含む。好ましい実施例では、か
かと部は、表面の層及びそのほぼ二倍の厚さの基礎の層
との二重構造で、その二層の重なり合う部分で共に薄板
加工されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による運動靴の側部立面図、第２図は運
動靴の底構造を示す底面図、第３図は運動靴の底の平面
図、第４図は第１図の４−４線断面図、第５図は運動靴
のかかと部の二層の分解組立て図、第６図は通常位置及
び屈曲した位置における靴底の一部分の部分断面図であ
る。１０・・・靴　　　　　　　　１２・・・表甲１４・・
・靴ひも　　　　　　１６・・・舌部１８・・・つまみ
　　　　　　２０・・・靴底２２・・・基礎部分　　　
　　２４・・・区分２４ａ〜２４．ｃ・・・部分　　　
　２６・・・先端部２８・・すべり止め　　　　２９・
・・リベット３０・・・屈曲部　　　　　　３２・・・
かかと部３４・・・基層　　　　　　　３６・・・表層
３８．４０・・・薄板代理人弁理士　中村純之助アメリカ合衆国マサチューセラツ州つオウバーン・ウェストゲイト・ドライヴ・ナンバー１０３

Claims

【特許請求の範囲】１、表甲、靴底及び該靴底から突出する複数のすべり止
めを含んで成る運動靴において、靴底は基層と外側層か
ら成り、該外側層には前記すべり止めが取り付けられ、
足の前部分にある前記すべり止め群の間に長手方向で少
なくとも二つに分離した薄い部分があり、またかかと部
分の靴底から上方へ、かつ靴底の側面に沿ってつま先部
分に向って伸びるかかと部を持ち、該かかと部はその全
長にわたって麻かとを包み込み支持と堅固さを与えるに
充分な高さを持つ壁状を成し、前記靴底とは異なる素材
で作られ、前記表甲表面の下部で前記靴底に取り付けら
れている運動靴。２　前記外側層は前記つま先部分に向って伸び、前記靴
底の前記側面の間に等間隔にとった切除部分を持ち、該
切除部分には屈曲部があり前記靴底がそこで屈曲するよ
うになっている特許請求の範囲第１項記載の運動靴。３、前記切除部分及び靴底部分は、全体的に足の中足頭
骨の不均衡な並び方に沿っている特許請求の範囲第１項
記載の運動靴。４　前記かかと部は基層及び表層とを持ち、該基層は前
記靴底に取り付けられ、前記表層は前記基層との重なり
合う境目に沿って接着される特許請求の範囲第１項記載
の運動靴。５８　　前記基層が前記表層の内側に配置された特許請
求の範囲第４項記載の運動靴。６、前記基層の厚さは前記表層の厚さよりも厚い特許請
求の範囲第５項記載の運動靴。７、表甲、靴底及び該靴底から突出する複数のすべり止
めを含んで成る運動靴において、かかと部分から靴底の
上方へ、かつ靴底の側面に沿ってつま′先部分に向って
伸びる部分にあるかかと部を有し、該かかと部はその全
長にわたってかかとを包み込み支持と堅固さを与えるに
充分な高さの壁状に作られ、基層及び表層とを持ち、該
基層は前記靴底に取り付けられ、前記表層は前記基層と
の重なり合う境目に沿って該基層に取り付けられている
運動靴。８　前記基層が前記表層の内側に配置された特許請求の
範囲第７項記載の運動靴。９　前記基層の厚さは前記表層の厚さよりも厚いもので
ある特許請求の範囲第８項記載の運動靴。