JPS591488B2 - 複雑な形状の押出材の成型用ダイス - Google Patents

複雑な形状の押出材の成型用ダイス

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Publication number
JPS591488B2
JPS591488B2 JP1606177A JP1606177A JPS591488B2 JP S591488 B2 JPS591488 B2 JP S591488B2 JP 1606177 A JP1606177 A JP 1606177A JP 1606177 A JP1606177 A JP 1606177A JP S591488 B2 JPS591488 B2 JP S591488B2
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JP
Japan
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die
molding hole
molding
metal
extruded material
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Expired
Application number
JP1606177A
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JPS53102260A (en
Inventor
光治 岸野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、断面形状において、著しく異なる肉厚差或
いは高いトング比等を有する複雑な断面形状の押出材を
成型する押出成型用ダイスに関するものである。
一般に、上記のような複雑な形状の押出材を成型する場
合、成型孔を形成するベアリング部においてメタル流量
の均衡をとるためにベアリング長さに変化を持たせてい
た。
すなわち、肉厚が大きい部分はメタルが流れやすいので
、ベアリング長さを長くシ、また肉厚が小さい部分は逆
にメタルが流れにくいのでベアリング長さを短くして、
メタル流量の制御を行っていた。
しかし、この方法では、ベアリング長さに極度の差を持
たせる必要があり、また、ダイスの設計、製作が可能で
も、実際の作業では、押出速度を遅くしたり、押出後に
押出材の矯正を行う等の煩わしい点があり、更に、断面
形状が複雑な上に、トング比の高い要素が加わった場合
には、ダイスの強度に限度があるため、ダイスの製作が
困難であった。
この発明は、上記問題に鑑みなされたもので、この発明
によれば、ベアリング長さに大差を持たせることなく、
また、ベアリング長さが均一でも、メタル流量を制御す
ることが可能であり、しかも、きわめて複雑な形状の成
型孔を有するダイスでも製作が簡単であり、かつ、ダイ
スの強度上の問題も緩和でき、ダイスの破損度が低下し
寿命が増大する等の優れた効果を有する。
以下に、この発明の実施例を添付図面により説明する。
第1図は、例えば冷却装置等に使用される押出材1の断
面を示しており、との押出材1は、肉厚の大きい基部1
aと、肉厚が小さく、がっ、幅に対する深さの割合(ト
ング比)が高い多数のひれ状部1bとで構成されている
押出材1を成型するダイス2は、成型孔3を有するダイ
ス基体4とポート体5とで構成されており、ダイス基体
4の成型孔3を形成するベアリング部は、成型孔3の形
状に対応してその長さに若干の変化を持っている(場合
によってはベアリング長さを均一にすることも可能であ
る。
)。ポート体5には、第2図に示すように4つのポート
5′が設けられており、これらポート5′は、それぞれ
成型孔3に連通している。
ポート5′と成型孔3との連通部6には、成型孔3の形
状に対応して、メタルの流量を制御するためのマンドレ
ル部7が設けられている。
このマンドレル部7は、成型孔3の形状に対応してその
形状及び成型孔3へ向う突出長さが適宜変化されるもの
であって、例えば、第3図ないし第5図に示すダイスの
断面個所では、押出材1の肉厚大の部分1aを成型する
部分に対向する部位は、成型孔3に向って突出7a、7
bされ、その部分へのメタル流量を少なくさせるように
し、また、押出材1の肉厚率の部分1bを成型する部分
に対向する部位は、その部分の成型孔3にメタルを多く
流入させるために切欠かれ7c。
7e1或いは凹状7dに形成されている。
上記のように、この発明は、ポート体5に形成されるマ
ンドレル部7に、成型孔3の形状に対応させて、その長
さ及び形状に変化を持たせることを特徴とするもので、
ベアリング長さに大差を持たせることなく、メタル流量
の制御を可能とし、押出成型を容易とするもので、しか
も、複雑な形状の成型孔を有するダイスの製作において
も、マンドレル部が表面に露出しているため、簡単に加
圧できる上、ダイスの強度上の問題も緩和でき、かつ、
従来のものに比べてダイスの寿命を増大させることがで
きる。
また、ベアリング長さを均一化することも可能であって
、この場合には、ベアリング長さの差によって生ずる押
出材表面の色むら(ストリーク、ダイマーク等)を防止
することができる。
なお、上記実施例では、中実型材のダイスの場合につい
て述べたが、第6図に示す中空型材1′の場合にも、例
えば中空部1a′は通常のポートホールダイスの形式で
成型し、中空部12′以外の部分1b′における肉厚の
異なる部分の成型は、前記したと同様にすれば可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面中、第1図は押出材の第一実施例を示す断面図
、第2図はこの発明のダイスの正面図、第3図ないし第
5図はそれぞれ第2図のI−I、IV−IV及び■−V
線に沿う断面図で、第6図は押出材の別の実施例を示す
断面図である。 図において、3・・・・・・成型孔、4・・・・・・ダ
イス基体、5・・・・・・ポート体、5′・・・・・・
ポート、6・・・・・・連通部、7・・・・・・マンド
レル部、7 a 、 7 b・・・・・・突出部、TC
27e・・・・・・切欠き、7d・・・・・・凹状部で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 断面形状において、著しく異なる肉厚差或いは高い
    トング比等を有する複雑形状の押出材を成型するものに
    おいて、成型孔を有するダイス基体とポート体とから構
    成され、このポート体にはこのポート体が前記ダイス基
    体と組合された際に前記成型孔と対向する部位に、この
    成型孔へ流入されるメタルの流量を制御するためのマン
    ドレル部を形成し、このマンドレル部は、押出材の肉厚
    大の部分を成型する部位に対向する部位はメタルの流量
    を少なくするために成型孔に向って突出され、押出材の
    肉厚小の部分を成型する部分に対向する部分はその部分
    の成型孔に対しメタルを多く流入させるために切欠き或
    いは凹状に形成されて、メタルの流量を制御させるよう
    にしたことを特徴とする、複雑な形状の押出材の成型用
    ダイス。
JP1606177A 1977-02-18 1977-02-18 複雑な形状の押出材の成型用ダイス Expired JPS591488B2 (ja)

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JPS53102260A JPS53102260A (en) 1978-09-06
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JPH04327378A (ja) * 1991-04-30 1992-11-16 Niinuma Atsushi 金属部材の寸法調整又は修正のための溶接方法

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JP4824499B2 (ja) * 2006-08-03 2011-11-30 株式会社神戸製鋼所 ダイスの設計方法、ダイス、中空パネルの製造方法及び中空パネル

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