JPS59148735A - ユビデカレノン組成物 - Google Patents
ユビデカレノン組成物Info
- Publication number
- JPS59148735A JPS59148735A JP2345083A JP2345083A JPS59148735A JP S59148735 A JPS59148735 A JP S59148735A JP 2345083 A JP2345083 A JP 2345083A JP 2345083 A JP2345083 A JP 2345083A JP S59148735 A JPS59148735 A JP S59148735A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ubidecarenone
- mixture
- acid
- oleic acid
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は経口吸収性にすぐれたユビデカレノン組成物
に関するものである。
に関するものである。
ユビデカレノンは、次の化学構造式を有する化合物であ
り、冠機能の改善に有効な医薬として広く伴用されてい
る。
り、冠機能の改善に有効な医薬として広く伴用されてい
る。
ユビデカレノンは水に極めて溶は難く、したがってこれ
を経口投与したときの吸収性に難点があった。この経口
吸収性を改善する目的で種々の研究がなされ、ユビデカ
レノンに高級脂肪酸または高級脂肪酸モノグリセライド
を配合してなる組成物が経口吸゛収性にすぐれている旨
報告されている(特開昭56−12309号、同56−
18914号)。
を経口投与したときの吸収性に難点があった。この経口
吸収性を改善する目的で種々の研究がなされ、ユビデカ
レノンに高級脂肪酸または高級脂肪酸モノグリセライド
を配合してなる組成物が経口吸゛収性にすぐれている旨
報告されている(特開昭56−12309号、同56−
18914号)。
しかしながら、これらの組成物も吸収性において満足し
得るものでなく、未だ実用化されるに至っていないのが
実情である。
得るものでなく、未だ実用化されるに至っていないのが
実情である。
この発明の発明者らは、ユビデカレノンと高級脂肪酸で
あるオレイン酸との混合物に中級脂肪酸であるカプリン
酸を配合すると、ユビデカレノンに高級脂肪酸あるいは
高級脂肪酸モノグリセライドを配合してなる従来の組成
物よりも吸収性が著しく改善されることを見出し、この
発明を完成した。
あるオレイン酸との混合物に中級脂肪酸であるカプリン
酸を配合すると、ユビデカレノンに高級脂肪酸あるいは
高級脂肪酸モノグリセライドを配合してなる従来の組成
物よりも吸収性が著しく改善されることを見出し、この
発明を完成した。
この発明のユビデカレノン組成物は、ユビデカレノン、
オレイン酸およびカプリン酸の混合物からなる。
オレイン酸およびカプリン酸の混合物からなる。
この発明の組成物は、オレイン酸と加温溶融したカプリ
ン酸とを先ず混合し、これに加温溶融したユビデカレノ
ンを混合することにより製造するのが便利であるが、混
合順序はこれに限定されるものではない。
ン酸とを先ず混合し、これに加温溶融したユビデカレノ
ンを混合することにより製造するのが便利であるが、混
合順序はこれに限定されるものではない。
オレイン酸とカプリン酸との組成割合は特に限定されな
いが、両者の重量比が約1:1である場合に特に好まし
い効果が奏せられる。
いが、両者の重量比が約1:1である場合に特に好まし
い効果が奏せられる。
オレイン酸とカプリン酸との混合物に対するユビデカレ
ノンの添加割合も特に限定されないが、通常前者1重量
部に対しそ後者が0,06〜0.10重量部加えられる
。
ノンの添加割合も特に限定されないが、通常前者1重量
部に対しそ後者が0,06〜0.10重量部加えられる
。
このようにして得られる混合物は加温溶融状態のものを
軟カプセルに充填するか、あるいは加温溶融状態のもの
を硬カデセlしに充填したのち固化させて経口投与に適
した製剤とするのが便利であるが、そのほか乳糖の如き
通常の担体と混合したものを用いて常法によシ顆粒剤、
錠剤等の固形剤とすることもできる。
軟カプセルに充填するか、あるいは加温溶融状態のもの
を硬カデセlしに充填したのち固化させて経口投与に適
した製剤とするのが便利であるが、そのほか乳糖の如き
通常の担体と混合したものを用いて常法によシ顆粒剤、
錠剤等の固形剤とすることもできる。
次に、この発明の組成物を犬に経口投与したときの吸収
率を試験例により示す。
率を試験例により示す。
試験例
検体:
試験に用いた各検体の組成は次の通シである。
A・・・・・・ユビデカレノン 25〜オレイ
ン酸 675〜 カプリン酸 575mW B・・・・・ユビデカレノン 25m2オレイ
ン酸 750■ なお、上記の検体Aは後記の実施例で得られる本発明の
組成物であシ、検体Bは前記の特開昭56−12309
号、同56−18914号公報に記載された発明の組成
物中で最も好ましい結果の得られているオレイン酸を配
合したものである。
ン酸 675〜 カプリン酸 575mW B・・・・・ユビデカレノン 25m2オレイ
ン酸 750■ なお、上記の検体Aは後記の実施例で得られる本発明の
組成物であシ、検体Bは前記の特開昭56−12309
号、同56−18914号公報に記載された発明の組成
物中で最も好ましい結果の得られているオレイン酸を配
合したものである。
試験動物:
試験実施の前日よシ絶食させた雄性ピーグル大(体重:
10.0〜16.5#)を検体Aについては1群6頭、
検体Bについては1群2頭用い、試験実施当日の午後9
時に薬剤を投与し、投与後12時間食餌を与えなかった
。なお、水の摂取は自由とした。
10.0〜16.5#)を検体Aについては1群6頭、
検体Bについては1群2頭用い、試験実施当日の午後9
時に薬剤を投与し、投与後12時間食餌を与えなかった
。なお、水の摂取は自由とした。
投与方法:
ビークル犬に各製剤(ユビデカレノンとして25”g/
犬)を経口投与し、直後に胃ゾンデを用いて水40耐を
強制的に投与した。
犬)を経口投与し、直後に胃ゾンデを用いて水40耐を
強制的に投与した。
血液試料の採取:
投与直前、投与後2時間、4時間、6時間、8時間、1
0時間、12時間および24時時間上前腕静脈より血液
約6vttを採取し、遠心分離後の血清を試料とした。
0時間、12時間および24時時間上前腕静脈より血液
約6vttを採取し、遠心分離後の血清を試料とした。
定量法:
各血清中のユビデカレノンの濃度を高速液体クロマトグ
ラフィーによシ測定した。
ラフィーによシ測定した。
試験結果:
各採血時点の平均濃度を次表に示す′。
上記の試験結果からも明らかなように、この発、明の組
成物は、従来量も好ましいとされていたオレイン酸配合
組成物よりも著しくすぐれた経口吸収性を示した。
成物は、従来量も好ましいとされていたオレイン酸配合
組成物よりも著しくすぐれた経口吸収性を示した。
次に、この発明の組成物の製造法を実施例によシ説明す
る。
る。
実施例1
ユビデカレノン 0257
オレイン酸 5.75S’カプリン酸
3.755’カプリン酸を加温溶融し、これ
にオレイン酸を加えて攪拌する。溶融状態にあるこの混
合物に、加温溶融したユビデカレノンを加え、攪拌後、
溶融状態のまま0号硬カプセル10個に分注し、放冷し
て内容物を固化させて硬カプセル剤とする。
3.755’カプリン酸を加温溶融し、これ
にオレイン酸を加えて攪拌する。溶融状態にあるこの混
合物に、加温溶融したユビデカレノンを加え、攪拌後、
溶融状態のまま0号硬カプセル10個に分注し、放冷し
て内容物を固化させて硬カプセル剤とする。
特許出願人 藤沢薬品工業株式会社
Claims (1)
- (1)ユビデカレノン、オレイン酸およびカプリである
特許請求の範囲第1項記載のユビデカレノン組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2345083A JPS59148735A (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | ユビデカレノン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2345083A JPS59148735A (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | ユビデカレノン組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59148735A true JPS59148735A (ja) | 1984-08-25 |
Family
ID=12110834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2345083A Pending JPS59148735A (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | ユビデカレノン組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59148735A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7635675B2 (en) | 2003-08-13 | 2009-12-22 | Biocon Limited | Micro-particle fatty acid salt solid dosage formulations for therapeutic agents |
WO2011112900A2 (en) | 2010-03-12 | 2011-09-15 | Cytotech Labs, Llc | Intravenous formulations of coenzyme q10 (coq10) and methods of use thereof |
-
1983
- 1983-02-14 JP JP2345083A patent/JPS59148735A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7635675B2 (en) | 2003-08-13 | 2009-12-22 | Biocon Limited | Micro-particle fatty acid salt solid dosage formulations for therapeutic agents |
WO2011112900A2 (en) | 2010-03-12 | 2011-09-15 | Cytotech Labs, Llc | Intravenous formulations of coenzyme q10 (coq10) and methods of use thereof |
EP3366280A1 (en) | 2010-03-12 | 2018-08-29 | Berg LLC | Intravenous formulations of coenzyme q10 (coq10) and methods of use thereof |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Kragh‐Sørensen et al. | The kinetics of citalopram: single and multiple dose studies in man | |
EP0193287B1 (en) | Etoposide preparations | |
EP0349235B1 (en) | Niacin and guar-gum containing composition | |
JPH0667829B2 (ja) | イブプロフエン含有ゼラチン軟カプセルおよびその製造方法 | |
JPH02235817A (ja) | 新規シクロスポリン製剤 | |
JPH11512115A (ja) | 経口投与用製剤組成物 | |
JPS61221131A (ja) | 吸収促進したユビデカレノン含有組成物 | |
JPH0769874A (ja) | カプセル形態のユビデカレノン経口製剤 | |
JPH0840880A (ja) | 軟ゼラチンカプセル剤中のケトプロフエン溶液に基づく医薬製剤およびその調製法 | |
JPS6345366B2 (ja) | ||
JPS59148718A (ja) | ユビデカレノン組成物 | |
JPS59148735A (ja) | ユビデカレノン組成物 | |
CA1315681C (en) | Tablet for use in the treatment of progesterone deficiency | |
JPS5940137B2 (ja) | 経口投与用医薬組成物 | |
US3922145A (en) | Hypothyroid serum control | |
JPS639493B2 (ja) | ||
JPS60109519A (ja) | ニフェジピン坐剤 | |
JPS63188623A (ja) | 吸収改善ユビデカレノン製剤 | |
JP2546808B2 (ja) | 膣坐剤 | |
JPH0629180B2 (ja) | 吸収性の改良されたメナテトレノン含有組成物 | |
JP2002255802A (ja) | 経口用イブプロフェン製剤 | |
JPH0233010B2 (ja) | ||
JPH07549B2 (ja) | 軟カプセル充填用組成物 | |
JPS631923B2 (ja) | ||
KR100201907B1 (ko) | 비페닐디메틸디카르복실레이트를 가용화시킨 연질캅셀제 |