JPS59148413A - 前置増幅器 - Google Patents

前置増幅器

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JPS59148413A
JPS59148413A JP58021532A JP2153283A JPS59148413A JP S59148413 A JPS59148413 A JP S59148413A JP 58021532 A JP58021532 A JP 58021532A JP 2153283 A JP2153283 A JP 2153283A JP S59148413 A JPS59148413 A JP S59148413A
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JP
Japan
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circuit
capacitor
amplifier
input
gain
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JP58021532A
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Takashi Sase
隆志 佐瀬
Masahiro Ueno
雅弘 上野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分jlj7: ] 本発明は広1lii)囲の【/ンジを有1.た入力信号
を増幅・ノ°るための前置増幅器に係り、’l?にその
利得を精度よく可変設定でき、かつそれ自体をLSI化
するのに適した前置増幅器に閂する。
〔従来技術〕
側角1用旧“3γ機では、入力信号をA、 、/ D変
換器に、Lリゾfジタル化(2でとり込、’)、fti
/rの処理を行うが、多Tll1多様な七ンリの広範囲
なレンジの入力f;1号を一括し7て収j及う場合暮律
1−1通常A/D変換ニー!tの前段に前僅′増幅器が
設置される。この1h合、前置増幅器としては、利得が
可変設定でき、入力インピーダンスが非常に高く、オフ
ヒント′市圧を除去した高精度なものを必要とする。1
時に、このような特性を有した前置増幅器をLSI化す
るには、LSI技術に適した回路構成とする心安がある
これらに対処するためK、従来U2g1図の回路を多段
接続構成した第3図の回路側が提案されでいる。第1図
の回路は、スイッチトキャパシタ回路を用いたもので、
この回路は、第2図に示すような2相のタイミング信号
θ1.62によっでコンデンサ41〜46の各端子に接
続されたスイッチ30〜40を駆動することにより以下
のように作動する。即ち、タイミングθ1のとき(タイ
ミング信号θ1がオンのとき、以下同様)、スイッチ3
0,31,33.34がオンとなって、入力電圧Vや、
■−がコンデンサ41.42にそれぞれサンプリングさ
れ、保持されるとともに、スイッチ33.34のオンと
スイッチ3914oのオンによってコンデンサ43.4
4の両端はともに接tlkさlLlそれらの電荷が放’
Ff7.されてイニシャライズさiする。回路に、スイ
ッチ33.34オンにより差動増幅器15の2入力端は
ともに接地され、かつスイッチ35.36もオンなので
、差動増幅器15.16のオフセット電圧はコンデンサ
45゜46に:同一極性で保持される。次に、タイミン
グθ2になると、入力電圧Vや、V−は切離され(スイ
ッチ30.31オフ)、コンデンサ41゜42に保持さ
れた電圧は、スイッチ32,37゜38オンによりコン
デンサ43.44に移行する。
この移行に際しては、差動増幅器15.16に対するフ
ィードバックコンデ/ザ43.44 (その容量を各々
C3,C4とする)の並列インピーダンスに対する入力
コンデンサ41.42 (その容量を各々CI、Cmと
する)の並列インピーダンスの比((、+ +Cz )
 / (C3+、C4)の利得が与えられる。同時に増
幅器15.16のオフセント電圧はコンダン?45.4
6に同一極性で保持されているので、これは打消しあっ
て出力端53゜54間には現れない。
そこでこのような第1図の回路を第3図の回路17〜1
9としでカスケード接続し、最終段19で片側接地出力
に変換するようにし、かつそれらの回路17〜19へ与
えるタイミングθ1.θ2を交互に入れ75.えること
により、オフセット電圧の影響を受けない信号増幅が可
能になる。しかしながら、このような従来回路では、前
置増幅器としては入力インピーダンスが小さいこと、各
増幅段とも固定利得設定のため可変利得回路構成が複雑
になる等の欠点を有しており、また増@器の周波数特性
から、各スイッチの駆動周波数を高くとることができず
、出力電圧の利用に制約がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を除去し、容
易に可変利得の設定が可能で入力インピーダンスも十分
に大きく、かつ回路内のオフセット電圧、リーク電流、
及びコンデンサの寄生容量による誤差の少ない、LSI
化に適した前置増幅器を提供するKある。
〔発明の概要〕
本発明は、入力信号を極性切換回路によりその最高周波
数よシも十分高い周波数の切換パルスでチョッピングし
で高周波信号に変調し、これによって得られた高周波信
号を高入力インピーダンスの演算増幅器とコンデンサと
スイッチより成る可変利得設定可能な増幅回路で増幅し
、更にその出力高周波信号を整流型スイッチトキャパシ
タ回路によって入力信iの帯域の信号へ復調すると同時
に1高周波信号に含まれたオフセット電圧を除去して所
要の出力信号を得るようにしたことを第1の特徴としで
おり、上記増幅回路及び整流型スイツチトキャパシタ回
路は、そこで用いるコンテンツ゛に附随するLSI/庁
有の寄生容量によりその/l?性が影響を受けないよつ
な回路構成としたことを第2の特徴としておシ、また上
記増幅回路の各コンデンサを適当な周期で放tttさせ
て効期化するスイッチを設けてリーク電流による誤差を
除去するように構成したことを第3の特徴としておシ、
更に上記増幅回路の出力をサンプルホールド回路により
ホールドすることによシ、入力信号の極性切換回路の同
期とスイッチドキャパンタ回路の駆動周期を独立に設定
し得るようにしたことを1゛α4の1時r改とするもの
である。
〔発明の実箔例〕
以下、本発明f:実栴例により詳細に説明する。
第4図は本発明の一実楕例を示すもので、第5図はその
動作タイムチャートである。本実施例は、利得が一定の
もので、これを可変とする変形は後述する。第4図に於
て、極性切換回路1ooVi、、2メーク形スイッチ2
0.21で構成され、増幅回路101は、コンダン?8
1.83及び演算増幅器10で構成される正相増幅器と
、コンデンサ82.84及び演算増幅器11で構成され
る正相増幅器と、コンダン?87〜90及び演算増幅器
12で構成される差動増幅器と、各コンデンサの初期設
定用スイッチ22〜27とから成っている。
サンプルホールド回路102は、スイッチ60゜コンデ
ンサ70.演算増幅器13で構成され、整流形スイツチ
トキャパシタ回路103は、2メーク形のスイッチ61
,62、及びコンデンサ71で構成され、更に電流電圧
変換回路104Vi、2メーク形のスイッチ63,64
、及び演算増幅器14でチトソ成され為。ぞして以上の
各スイッチは、実際にはMOS)ランジスタ等のスイッ
チ素子により実現される。
以上の回路の動作を、第5図の・タイムチャートを用い
て説明する。第5図のタイミング信号a〜hは、第4図
の各スイッチ20〜27.60〜64の接点の記号に相
当【7、タイミング信号オンの時対応接点が可動片に接
続されることを示している。そして極性切換用のスイッ
チ20.21のタイミング信号a、b(同一周期を有す
る)の周波数は、入力信号(図示せず:入力端1,2間
に印加される)の最高周波数成分よシ十分高く、このス
イッチングにより入力信号が歪みなくタイミング信号a
、t)の周波数近辺の高周波帯域ヘシフトされるものと
する。従って、第5図の横軸(時間軸ンの範囲では、入
力信号はほぼ直流とみなせる。
そこでまず、タイミングa、b(タイミング信号を単に
タイミングと略記する。以下同様N’C先立ってタイミ
ングCを時刻t1〜t2の間オンとし、スイッチ22〜
27をオンとしてコンデンサ81〜84.87〜90の
初期設定、すなわちコンデンサにリーク等により蓄積さ
れた電流の放電を行い、リーク電流の影響を除去する。
このt。
〜t2の間タイミングa、bはともにオフである。
続いて極性切換回路100では、時刻tzzls間はタ
イミングaをオン、t3〜t4間はタイミングbをオン
とし、この2つの時間区間で入力信号は交互に極性を反
転され、タイミングa、t)の周波数近傍の高周波信号
に変調されて増幅回路101へ入力される。従って入力
信号側からみた入力インピーダンスは、演算増幅器to
、iiの入力インピーダンスに等しくなり、これはMO
Sトランジスタを演算増幅器10.11の初段用に用い
れば、十分に大きな値とすることができる。
増幅回路101の利得は、2つの正相増幅器からなる第
1の増幅段と、差動増幅器から成る第2の増幅段の利得
の積となる。第1の増幅段のそれぞれの増幅器の利得G
1は、入力コンデンサ81゜82の容量をCm、帰還コ
ンデンサ83.84の容量をC1とすると、 で表わされ、第2の増幅段の利得G2は、入力コンデン
サ87.88の容量を01、帰還コンデンサ89.90
の容量をCtとすると、 で表わされるため、増幅回路101の利得Gけ、となる
。従って増幅回路101全体としては、変調された高周
波信号が2G倍に増幅されて出力される。そしてこの出
力波形量は、タイミングa。
bそれぞれのオン期間でほぼ、反転した極性(前述のよ
うに入力信号の変化は第5図の範囲でけ殆んどない)に
なり、タイミングCオンのところだけ0となる。
次にこの出力電圧iをタイミングdでサンプリングして
す゛ンプルホールド回路102で保持する。
タイミングdial、、タイミングa、bがオフする第
5図の時刻’+ +  ’3 + ’4・・・の直前に
オンするものとすると、波形i上の丸印で示した値がナ
ンプルされるので、サンプルホールド回路102出力は
第5図jの波形となり、これが整流形スイツヂトギャパ
シタ回路103へ入力される。
1;(流型スイツチトキャパシタ回路103け、第5図
のタイミングe+’+g+ hで動作する。このうちタ
イミングeとfは常に互いに逆の位相でオンとなり、タ
イミングgとhもそうである。しかしタイミングglh
は、タイミングCオンの時とタイミングbオンのときで
逆位相になる。そしてタイミングCオンの間は、タイミ
ングe、hが同相、タイミングf1gが同相となるので
、タイミングCオンオンのとき入力信号iによりコンデ
ンサ71にサンプルされ蓄積された電荷は、続くタイミ
ング19gオンのとき入力信号1とは逆極性で電流電圧
変換回路104へ印加される。またタイミングbオンの
間は、タイミングe9gが同相、タイミングf、hが同
相となるので、この場合のス・rツチトキーvバシタ回
路103け、周知のように通常の抵抗器と等価になり、
入力信号iと同一極性のリーンプルされた信号が電流電
圧変換回路104へ印加される。1メとって電流電圧変
換回路104の出力には、;夕性切換回路100でタイ
ミングa、I)により変調され、増幅回路101で増幅
された信号が復調(整流)されたものとなる。
但しこの出力にではまだタイミングeによりナンプルさ
れた波形であるので、この出力kを平滑化すれば所要の
出力信号が得られる。ここで、電流電圧変換回路104
は、その帰還ループにコンデンサ72とタイミングe、
fでηb作するスイッチ63.64から成るスイツチト
キャパシタが抵抗として挿入されでおり、コンデンサ7
1の出力電流を電圧として利用できるように変換するも
のである。そしで、もし増幅回路101あるいVi、ヤ
ンプルホールド回路102でオフセット電圧が生じたと
すると、それは第5図の波形jが、そのオフセット電圧
分上、下にシフトするだけである。従つてこれを整流型
スイツチトキャパシタ回路103で復調すると、第5図
の出力kがタイミングaの期間増大(又は減少)した分
だけタイミングbの期間減少(又は増大)シ、従ってこ
れが平均化されたと′きにはオフセット電圧分は除去さ
れる。なお以上の説明で、第5図に示した各タイミング
信号C〜hはそのオン期間が重複気味になっているが、
実際には重複しないようにする方がよい。またタイミン
グ5は増幅回路101の利得を定める各コンデンサがリ
ーク等により充放電され、増幅回路が動作範囲からはず
れる(増幅器の飽和等1ことを防止するために用いてい
るが、このタイミングCによる各コンデンサの初期化は
、増幅動作に障害がなければ、第5図のようにタイミン
グa。
bの各周期毎に行う必要はない。更に、サンプルホール
ド回路102を用いているので、タイミングg、hが第
5図で述べたようにタイミングa。
bに応じて入れかわるようになっていれば、スイツチト
キャパシタ用のタイミングe−hは極性切換用のタイミ
ングa、bとは独立に選定できるので設計上極めて有利
である。しかし、もしタイミングa、l)とタイミング
e −hとを完全に周期させれば、サンプルホールド回
路102を省略することができる。また前述した電流電
圧変換回路104も、もし電流出力をそのまま利用する
場合には省略すればよい。
以上の実姉例によると、リーク電流によるコンデンサ充
放電の影響を除去でき、増幅回路等でのオフセット電圧
も確実に除去でき、かつ入力インピーダンスも容易に大
きな値とすることができるが、更にLSI上のコンデン
サで問題となる寄生容量の影響も受けない構成となって
いることを次に説明する。第6図はLSIで用いられる
コンデンサの構造例を示すもので、第7図はその電気的
な等何回路である。第6図のコンデンサは、アルミ電極
引出端子200.ポリシリコン電極引出端子201、P
ウェル電極引出端子202を有し、シリコン基板210
.Pウェル211、フィールド配化M (810! )
 212 、第4の電極となるポリシリコア層213、
リンガラx(PSG)214.5102膜215.5I
SN4膜z16、第2の電極となるアルミ層217から
成っている。第7図の正規容量218はアルミ電極21
7とポリシリコン電極213にはさまれた8102膜2
15と8isNa膜216で得られ、LSI構造上特有
の寄生容量219がポリシリコン電極201とPウェル
電極211にはさまれたフィールド酸化膜212で構成
される。特に、第6図ではシリコン基板210の電位の
影響を遮断するためにPウェル層211を設は接地電位
としているが、Pウェル層211がない場合でも寄生容
量219はポリシリコン213とシリコン基板210間
に形成されている。そして、正規容量218の端子20
1側の電極、即ちポリシリコン層213が第4図の増幅
回路101の利得設定用の各コンデンサ81〜84.8
7〜90の太線で示した側の電極となるように接続する
ものとする。このうちコンデン?83.84.87.8
8及び89はいずれもそのポリシリコン電極201が演
算増幅器10〜12の出力側に接続されている。従って
寄生容量け増幅器の負荷とはなるが、利得の設定ループ
には影響しない。また、コンデyす81,82及び90
では、それぞれポリシリコン電極201が接地されでい
るので何の影響もない。このように、ポリシリコン電極
側を回路の低・rンピーダンス又は接地側に接続するよ
うにして寄生容量の影響を除去し、LSI化に適したも
のとしている。第4図の他の回路、即ちサンプルホール
ド回路102、スイッチ上キャパシタ回路103、及、
び電流電圧変換回路104についても同様も寄生容量の
影響は殆ど受けない。なお第6図のコンデンサでは、誘
電材料として5i02膜とSi3N4膜を組合せたもの
を使用しでいるが、このどちらか一方、又はその他の一
層絶縁膜構造でも用いることができる。
また、コンデンサの電極としてアルミ電極とポリシリコ
ン電極の例を示したが、アルミ又はポリシリコンが二層
構造可能な場合には、アルミ−アルミ、電極、ポリシリ
コン−ポリシリコン電極も使用できる。
次に、第4図の実施例では利得を一定としたが、この利
得は、式(3)で示したようにコンデンサの容量比によ
り定まる。ところが、個別の容重の誤差が大〜くでも、
容量比はほぼ面債比で定寸り、これは容易に高鞘度でつ
くれることが知られでいる。
従って本実施例では利得の精度も十分高くとれる。
そこで次に、この利得を可変とする実施例を、第4図の
増幅回路1010部分について以下で述べる。
第8図は、第4図の増幅回路101の第1及び第2の増
幅段の帰還コンデン?83,84,89゜90を、コン
デンサとスイッチとの直列回路群を並列に複数個配置す
る構成で置きかえたものである。演算増幅器10の第1
増幅段の利得は、スイッチ8313,8328.・・・
のうち1個又は複数個をオンとしてその時得られる帰還
容量をC3とすれば式(1)により与えられる。もう1
個の第1増幅段及び第2増幅段についても同様である。
但し、第1及び第2の増幅段で利得の配分をする場合に
は、第1の増幅段の利得G1を第2のそれの利得G、に
比べてできるだけ大きくとることがノイズ等の明点から
好ましい。
第9図は、第・4図の増幅回路101の別の実施例で、
各増幅段の帰還コンデンサとその切換スイッチは第8図
のものと同様であるが、更にスイッチを持たないコンデ
ンサ830,840,890゜900が各1個並列接続
されているところが異なっている。この場合には、例え
ば演算増幅器10を中心とする第1増幅段の利得は、式
(1)のC,K。
コンデンサ830とスイッチ8318.・・・のうちの
オンしているところにあるコンデンサとの容量の和を入
れて定められる。従ってコンデンサ830の容量は、こ
の増幅段で要求される最大利得に対応して定められる。
又他の帰還コンデンサ831゜832、・・・の容量は
、第8図のときのようにそれぞれ単独で利得に対応する
大きさにする必要はなく、その大きさからコンデンサ8
30の容量を差引いた値でよい。他の増幅段についても
同じである。また最大利得時の次に大きな利得の時はス
イッチ831Sのみオン、その次はスイッチ5ais。
832Sをオン・・・というようKすれば、利得低下分
に対応する容量の変化分を順次コンデンサ831゜83
2、・・・へ割当てればよく、このような構成を各増幅
段で行えば、可変利得の構成としたときのコンデンサ全
体の占めるチップ面積は最小となる。
なお、可変利得の設定方法としては、第8図。
第9図の実施例とも、増幅回路101の第1及び第2の
増幅段の帰還容量側のみを切換えるものとしたが、この
切換え構成を入力容量側、あるいは帰還容量及び入力容
量の両側で行うようにしてもよい。これらのいずれの場
合にも、利得切換のスイッチが、第8図及び第9図に見
られるように、回路の低インピーダンス側(増幅器の出
力側jあるいは接地側に設置されることが、利得設定上
の誤差を少なくするうえで好ましい。それは通常MOS
トランジスタ等で構成されるスイッチのを生容量の影響
を受けないからである。
第10図には、本発明の第4の実施例として、増幅回路
101の別の基本形を示しでいる。本実施例は、第4図
増幅回路の第1の増幅段の利得設定の入力容−981,
82のポリシリコン電(1返側を、第6図で説明した寄
生容量99を介して接地する構成KL、たものである。
この構成においても、増幅回路の利得は式(1)と同様
に表わされ、寄生容量が利得に影響しないことを示して
いる。したがって、本実施例においでも、増幅回路の利
得を第4図のものと同様に高精度に設定することができ
、また、本実施例においても、第8図、第9図等で示し
た可変利得設定可能な回路構成を実現することができる
〔発明の効果〕
以上の実施例から明らかなように、本発明によると、コ
ンデンサの寄生容量、コンデンサへのリーク電流による
充放電、及び増幅回路でのオフセット電圧等による出力
電圧誤差や誤動作は殆んど除去され、高入力インピーダ
ンスでかつ可変利得を容易に精度よく設定できる。LS
I化に適した前置増幅器を実現できる、という効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の増幅器の回路例を示す図、第2図は第1
図の回路の動作タイムチャート、第3図は第1図の回路
を用いて構成した従来の前置増幅器の例を示す図、第4
図は本発明の前置増幅器の第1の実施例を示す回路図、
第5図は第4図の実施例の動作タイムチャート、第6図
はモノリシックコンデンサの例を示す構造図、第7図は
第6図のコンデンサの等価回路図、第8図、第9図及び
第10図はそれぞれ第4図の増幅回路の別の実施例を示
す回路図である。 10〜14・・・演算増幅器、20〜27・・・スイッ
チ、60〜64・・・スイッチ、70〜72・・・コン
デンサ、81〜84・・・コンデン?、87〜90・・
・コンデンサ、lOO・・・極性切換回路、101・・
・増幅回路、102・・・サンプルホールド回路、10
3・・・整流形スイツチトキャパシタ、200・・・ア
ルミ電極引出端子、201・・・ポリシリコン電極引出
端子、212・・・フィールド酸化膜、215・・・S
igh膜、216・・・Si3N4膜、8318.83
28・・・スイッチ。 代理人 弁理士 秋本正実 肯゛S 刀 蓼80 惨9囚

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入力信号を、その極性を周期的な切換タイミング信
    号によって切換えて変調信号に変換するための極性切換
    回路と、上記変調信号を増幅するための増幅回路と、該
    増幅回路の出力変調信号を、コンデン・す゛の充放電の
    タイミング及び極性を制御することKよって復調するた
    めのスイッチトキャパシタ回路とを、備乏−たことを特
    徴とする前置増幅器。 2、前記増幅回路とi?tJ記スイッチトキャパシタ回
    路2の間にサンプルホールド回路を設けたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の前置増幅器。 3、前記スイッチトキャパシタ回路は、コンデンサと、
    前記切換タイミング信号より短い周期で前記増幅回路出
    力もしくけ前記サンプルホールド回路出力をサンプリン
    グして上記コンデンサに充電するための第1のスイッチ
    と、該第1のスイッチの各サンプリング時点と交互に上
    記コンデンサの充電電荷を放電させかつ該放電の極性が
    上記極性切換回路に於る入力信号の切換え毎に反転する
    ように制御するための第2のスイッチとから構成された
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項もしくは第2項
    記載の前置増幅器。 4、前記増幅回路は、1以上の演算増幅器と該演算増幅
    器の利得を設定するだめのコンデンサとから構成された
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の前置増幅
    器。 5゜前記利得を設定するためのコンデンサの少なくとも
    1つは、対応する初期値設定用放電スイッチを有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の前置増幅器
    。 6、前記増幅回路は2段の増幅段から成るとともに、第
    1の増幅段はその入力と出力が同相となる2個の正相増
    幅器によシ差動入力から差動出力となるように構成され
    、第2の増幅段は上F第1の増幅段の差動出力を差動入
    力としかつその出力が片側接地のシングルエンド増幅器
    によシ構成されたことを特徴とする特許請求の範囲第4
    項記載の前l増幅器。 7、前記正相増幅器゛及びシングルエンド増幅器の各々
    が、演算増幅器と、該演算増幅器の入出力端子間に設け
    られた帰還コンデンサと、上記演算増幅器の入力側に設
    けられた入力コンデンサとから成シ、その利得が上記入
    力コンデンサと帰還コンデンサの比のみで定まるように
    構成されたことを特徴とする特許[請求の範囲第6項記
    載の前置増幅器。 8、前記入力及び帰還コンデンサは、フィールド酸化膜
    上の第1の電極と、該電極に対向して該電極の上部に構
    成される第2の電極と、上記第1及び第2の電極との間
    に形成された絶縁膜とにより構成されたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第7項記載の前置増幅器。 9、前V入力及び帰還コンデンサの初期値設定のための
    、前記第1の増幅段の差動入力端子を接地電位に接続す
    る第3のスイッチと、前記第1及び第2の増幅段の帰還
    コンデンサを短絡する第4のスイッチとを設けたことを
    IFW徴とする、l(苛1+’T’ H古来の範囲第7
    項記載の前買増幅器。 10、前記増幅回路のオ眠!I設定のだめのコンデンジ
    のうち、演算増幅器の入出力端子間に接続されるものに
    あっては前記第1の電極を上記演3つ増幅器の出力側に
    接続し、寸た他のコンデンリーにおいでは上記第1の電
    極を接地電位側に接続したことを特徴とする、lr¥許
    請求の範囲第8項記載の前置増幅器。 11、前記増幅回路の第1の増幅段の入力コンデンサは
    、直列接続された2個のコンデンサから成り、かつその
    間の接続点を前記第1の電極としたことを特徴とする、
    1時fr請求の範囲第8項、第9項、もしくは第10項
    記載の前置増幅器。 12、前記増幅回路内の各演算増幅器の入力コンデンサ
    と帰還コンデンサの一方又は双方を、コンデンサと利得
    切換スイッチから成る直列回路を少なくとも1個以上並
    列接続して措成し、上記利得切換スイッチのオンオフに
    より上記増幅回路の利得を可変設定できるようにしたこ
    とを特徴とする特許九+’?求の範囲第7.8,9,1
    0.もしくけ工1項N【シ載の前l増幅器。 13、前言「i利得切換スイッチを、対応するコンデン
    サの接続される両hIMのうち、接地側もしくは前記演
    3γ噌幅器の出力、1.:M子細IK直列挿入1〜′f
    r、ことをl特徴とする /l踵γ績求のflli\囲
    第12項第12項記載幅器。
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