JPS5928288B2 - 電荷検出回路 - Google Patents

電荷検出回路

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JPS5928288B2
JPS5928288B2 JP54172360A JP17236079A JPS5928288B2 JP S5928288 B2 JPS5928288 B2 JP S5928288B2 JP 54172360 A JP54172360 A JP 54172360A JP 17236079 A JP17236079 A JP 17236079A JP S5928288 B2 JPS5928288 B2 JP S5928288B2
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charge
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capacitor
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terminal
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雄一郎 伊藤
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電荷検出回路とくに差動動作可能な電荷検出回
路に関するものである。
電荷転送装置(Charge Transfer De
vice 1以下CTDと略記する)においては信号が
、その振幅に比例する量の電荷の形で転送される。
したがってこの信号を担う電荷すなわち信号電荷を検出
して後段の回路で処理し易いレベルまで増幅するには、
入力電荷に比例する出力電圧を生ずる増幅器を用いるこ
とが望ましいわけであって、このような機能を有する増
幅器は電荷感知型増幅器(Charge 5ensit
ive Amplifier)と呼ばれてすでに周知で
ある。
以下この型の増幅器をC8増幅器と略記する。
上記C8増幅器はとくにトランスバーサル・フィルタ等
のCTDを利用するアナログ信号処理装置において、C
TDに直結される前置増幅器に好適である。
そこで従来CTDを用いた電極分割型フィルタの出力端
においては正係数側と負係数側とにそれぞれ1系統ずつ
のC8増幅器を接続して信号電荷を電圧に変換し、上記
両系統の信号電圧を差動増幅器に入力することによって
正負の符号を付した後平滑化するようにしていた。
しかしこの形式の電荷検出回路は上記差動増幅器の入力
端子に接続される抵抗素子の抵抗値に厳しい精度が要求
される不利があるため、以前に本発明者は3系統のC8
増幅器を用いる電荷検出回路を提案した。
第1図にこの電“荷検出回路を示し、以下この回路につ
いて簡単に説明する。
第1図において2系統のC8増幅器は上述した信号電荷
を電圧に変換する役割を有している。
C8増幅器1は正係数用であって、2個の入力端子中逆
相側1aには信号電荷が印加され、他方の入刃端子(同
相側)Ibには一定の正の直流電圧が直流電圧源5によ
って与えられている。
コンデンサ3は負帰還用コンデンサで、このコンデンサ
3を通ずる負帰還によって出力端子1cには入力端子1
aに印加された信号電荷量に比例した出力電圧を生ずる
他の系統のC8増幅器2は負係数用であるが、回路構成
は正係数のC8増幅器1と本質的に同じであって、同相
入力端子2bは直流電圧源6により一定電位に保たれて
おり、負帰還用コンデンサ4を通ずる負帰還によって出
力端子2cに、逆相入力端子2aに印加される信号電荷
量に比例する出力電圧を生ずる。
図示の回路において重み係数に正負の符号を付するため
には、第3のC8増幅器7に上記2系統のC8増幅器1
″F6よび2(以下それぞれ第1および第2C8増幅器
と呼ぶ)と第3のC8増幅器7の入力端子7a 、7b
との間にコンデンサに!6よひ2個の切替えスイッチ5
W1SよびSW2が介挿されている。
切替えスイッチSW1の共通端子11はコンデンサにの
片側電極に、同じく切替え端子12および13は第1C
8増幅器1の出力端子legよび第3C8増幅器7の逆
相入力端子7aにそれぞれ直結されている。
また切替えスイッチSW2の共通端子21はコンデンサ
にの他の片側電極に、切替え端子22および23は第2
C8増幅器2の出力端子2cおよび第3C8増幅器7の
同相入力端子7bに、それぞれ直結されている。
なお8は負帰還用コンデンサで第3C8増幅器7の出力
端子7cと逆相入力端子1aとの間に接続されており、
9は負帰還用コンデンサ8の放電用インピーダンスであ
る。
また第3C8増幅器7の同相入力端子γbは接地されて
いる。
次に図示の回路の動作について説明する。
第1、第2両C8増幅器は、コンデンサに$6よび切替
えスイッチ5w1gよびSW2が無ければ単に入力電荷
量に比例する振幅の出力電圧を生ずるのみで、しかも該
両C8増幅器1,2の出力電圧の極性もまた同一である
いま両C8増幅器の出力端子1cおよび2cにそれぞれ
出力電圧yt−F+よび■2を生じているものとしよう
このとき切替えスイッチs W12よびSW2をそれぞ
れ切替え端子13および23に切替えれば、コンデンサ
にはVl −v2に等しい電圧に充電されることになる
この充電完了後両切替えスイッチSW1およびSW2を
それぞれ切替え端子13および23に切替えれば 7コ
ンデンサにの下側電極(共通端子21につながっている
方)は強制的に接地されるが、コンデンサ両端の電位差
は瞬時に変化し得ないので、コンデンサにの非接地端子
の電圧はvl−v2に等しくなるわけである。
ゆえにこのときには第3C8増幅器7に(Vl−V2)
という入力電圧、換言すればQ=Ck (Vl−V2
)という入力電荷が与えられたことになる。
ただし簡単にするためC8増幅器1の固有人力容量は無
視した。
またCkはコンデンサにの容量値を表す。
以上により、切替えスイッチが第3C8増幅器1の入力
端子7a、7b側に切替えられたとき、該増幅器7の出
力端子7cに現れる出力電圧をv3 とすれば v3
: −(Vl −v2 )・5ゝf となる。
ただしCfは第3C8増幅器7の帰還用コンデンサ8の
容量値を表す。
しかして信号レベルが比較的小さい範囲内では、V’l
−v2の値が正のときには出力電圧v3の極性は負、
またこの逆のときには該出力電圧の極性もまた逆となる
よってIvl−v21を重み係数とP波すべき信号の振
幅とに比例させれば、Vl−v2の正負により正負の重
み係数が実現することになる。
しかし上記従来の電荷検出回路は、CTD・とともに集
積化しようとすると、次のような問題点を生ずる。
上記電荷検出回路をCTDとともに集積化する場合には
、増幅器中の増幅素子をすべてMOS(Metal −
0xide −Sem1conductor )型の電
界効果トランジスタを用いることになり、その結果第1
′J6よび第2C8増幅器の両者とも出力インピーダン
スがかなり高くなる。
その結果コンデンサにの充電が完了するのに時間がかか
るため、高速動作の場合にはコンデンサにの充電が完了
しないうちに切替えが行われ、該コンデンサにの両端子
間の電位差がVI V2に等しくならない可能性があ
る。
また上記高い出力インピーダンスを通じて両C8増幅器
の出力が結合して相互に影響を及ぼし合い、とくに両C
8増幅器の出力インピーダンスが不揃いの場合にはコン
デンサにの充電電圧がVl−v2に等しくならない恐れ
がある。
本発明は前述の点に鑑みなされたもので、2系統のC8
増幅器の出力端子間の結合を根本的に防止した新規な電
荷検出回路を提供しようとするものである。
以下図面を用いて本発明に係る電荷検出回路の一実施例
につき詳細に説明する。
第2図は本発明に係る電荷検出回路の一実施例の回路接
続を示したもので、第1図と同等部分には同一符号を用
いた。
2系統のC8増幅器1,2の出力端子1cおよび2cは
それぞれ切替えスイッチSWaおよびSWbの切替え端
子32および42に直結されている。
上記切替えスイッチSWaの共通端子31はコンデンサ
に1の片側端子に、右側の切替え端子33は第3C8増
幅器7の入力端子7aにそれぞれ直結されており、上記
コンデンサに1 の他の片側端子は接地されている。
いま1個の切替えスイッチSWbの共通端子41はコン
デンサに2の片側端子に直結され、切替え端子42は第
2C8増幅器2の出力端子2cに接続され、他の切替え
端子43は接地されている。
第2図の回路にはさらにもう1個の切替えスイッチSW
cがあり、該スイッチSWcの共通端子51はコンデン
サに2の片側端子に、切替え端子52は第3C8増幅器
γの逆相入力端子7aに、それぞれ接続されている。
また切替えスイッチSWcの他の切替え端子53は接地
されている。
次に第2図の回路の動作について説明する。
いま第1、第2両C8増幅器の入力端子1 a 、 2
aにそれぞれ電荷入力が印加され、出力端子1c。
2cにそれぞれVl 、 v2なる出力電圧が生じてい
るものとする。
このときまず3個の切替えスイッチSWa 、swb
、SWcをそれぞれ図に示されているように切替え端子
32,42,53の方へ切替える。
するとに1はvlなる電圧に、コンデンサに2はv2な
る電圧に、それぞれ充電される。
コンデンサに1は電圧の一時的保持の役割を果たすもの
であるから以後保持用コンデンサと呼び、コンデンサに
2は後述するように位相反転回路に若干像た働きをなす
ので以後反転用コンデンサと呼ぶことにしよう。
さて両コンデンサに1.に2の充電完了後上記3個の切
替えスイッチを矢印イ22ロ、ハようにそれぞれ切替え
る。
すると保持用コンデンサに1 の電圧v1は3c8増幅
器7に入力信号として印加されることになる。
一方反転コンデンサに2においては、切替えスイッチS
Wbの共通端子41に接続されている方の端子が強制的
に接地され、このとき該コンデンサに2の他方の端子は
接地から離れる。
しかるにコンデンサの両端子間の電位差は瞬時に変化す
ることができないので、切替えスイッチSWcの共通端
子51に接続されている反転コンデンサに2の端子の電
圧は−v2となり、これが第3C8増幅器7に入力信号
として印加される。
この際C8増幅器7の入力端子7aは仮想接地点となっ
ているため、両コンデンサに1.に2間に相互の影響は
ない。
上述の入力により第3C8増幅器7の出力端子7cに現
れる出力電圧をv′3とすれば が成立する。
ただしCfは負帰還用コンデンサ8の、C1は保持用コ
ンデンサに1の02は反転コンデンサC2の、それぞれ
容量値である。
またP−jwである。
上式(1)を整理すると が得られ、もしC2=C1ならば となる。
この(3)式から、保持用コンデンサに1 と反転用コ
ンデンサに2との容量値を等しくしておけば、第3C8
増幅器からv 1− v 2に比例する出力電圧が得ら
れ、したがって第2図の回路が所期の動作を行うことが
明らかである。
上述した両コンデンサの容量値C1と02とを等しく設
定することは、集積回路においては高精度の抵抗素子を
形成するよりもはるかに容易である。
なお各スイッチはすべてMO8型トランジスタを用いた
電子スイッチとすればよい。
さらに上記(2)式においてC1v 1 =Q1 、C
2V 2=Q2と置けば となる。
(4)式から、第2図の回路が差動型電荷検出回路とし
ての機能をも有することがわかる。
なお第3C8増幅器Tの負帰還用コンデンサ8に並列接
続されている放電用インピーダンス9としては本実施例
においては便宜上単一の抵抗素子を用いているが、該抵
抗素子の代わりに周知の切替え容量素子(SWitch
ed Capacitor)を用いると集積比に−そう
有利である。
このような実施例を第3図に示した。
第3図は第3C8増幅器7と帰還回路だけを取り出して
示したもので、点線枠Za内が放電用回路であって、2
個の絶縁ゲート電界効果トランジスタ(IG−FET)
61および62と、一端が接地されたコンデンサ63と
から成っている。
IG・FET61と62とは互いに直列接続されていて
、両FETのチャンネルの一端はそれぞれ負帰還用コン
デンサ8の片方の電極につながっている。
該両IG−FET61および62のゲート電極61gお
よび62gに、それぞれ位相が半周期ずつずれたパルス
列を印加すれば、図の回路Zaは抵抗と同じように負帰
還用コンデンサ8を放電させる。
そして該回路ZaはMO8素子だけで構成可能である。
なお一般に放電インピーダンスは第3C8増幅器7の両
入力端子間に接続してもよい。
以上説明した本発明に係る電荷検出回路は、2系統のC
8増幅器が相互に影響を及ぼし合う不都合を根本的に無
くシ、また高精度の抵抗素子を必要とせず、単に2個の
容量素子の容量値を揃えるだけで高精度の電荷検出を行
うことのできる優れた利点がある。
ゆえにCTDの出力用増幅器とて、とくに集積化する場
合にきわめて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電荷検出回路を示す接続図、第2図は本
発明に係る電荷検出回路の一実施例を示す回路接続図、
第3図は本発明の別の一実施例における負帰還回路の接
続図である。 1:第1C8増幅器、2:第2C8増幅器、7:第3C
8増幅器、9:放電用インピーダンス、K1:保持用コ
ンデンサ、K2:反転用コンデンサ、61.62 :
IG−FET、63 ニ一端接地のコンデンサ、Za:
切替え容量素子による放電用インピーダンス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 正の係数を有する電荷信号が入力される第1の電荷
    感知型増幅器と、負の係数を有する電荷信号が入力され
    る第2の電荷感知型増幅器と、一端が基準電位に接続さ
    れた電荷保持用コンデンサと、正の係数をもった電荷信
    号と負の係数を持った電荷信号との差に対応した電位を
    出力する第3の電荷感知型増幅器と、反転用コンデンサ
    と、第1、第2、第3の切替えスイッチとよりなり、第
    1の切替えスイッチは前記電荷保持用コンデンサの他端
    を第1の電荷感知型増幅器の出力端子と第3の電荷感知
    型増幅器の入力端子とに選択的に接続し、第2の切替え
    スイッチは前記反転用コンデンサの一端を第2の電荷感
    知型増幅器の出力端子と基準電位とに選択的に接続し、
    第3の切替えスイッチは前記反転用コンデンサの他端を
    基準電位と第3の電荷感知型増幅器の入力端子とに選択
    的に接続するとともに、前記第1の切替えスイッチにお
    ける第1の電荷感知型増幅器の出力端子から第3の電荷
    感知型増幅器の入力端子への切り替えと、第2の切替え
    スイッチにおける第2の電荷感知型増幅器の出力端子か
    ら基準電位への切り替えおよび第3の切替えスイッチに
    おける基準電位から第3の電荷感知型増幅器の入力端子
    への切り替えとを同期して行なうことを特徴とする電荷
    検出回路。 2 コンデンサおよび各増幅器内の増幅素子がすべてM
    O8型素子であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の電荷検出回路。
JP54172360A 1979-12-27 1979-12-27 電荷検出回路 Expired JPS5928288B2 (ja)

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AT388830B (de) * 1988-01-25 1989-09-11 Avl Verbrennungskraft Messtech Ladungsverstaerkerschaltung
DE4113033A1 (de) * 1991-04-20 1992-10-22 Fraunhofer Ges Forschung Integrierbare leitfaehigkeitsmessvorrichtung
EP0640219B1 (de) * 1992-05-15 1995-11-15 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Förderung Der Angewandten Forschung E.V. Integrierbare leitfähigkeitsmessvorrichtung
EP1783895B1 (en) * 2005-11-02 2018-10-17 Marvell World Trade Ltd. Transconductance amplifiers with compensation

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