JPS59145013A - エレクトレツトカ−フイルタ−エレメント - Google Patents

エレクトレツトカ−フイルタ−エレメント

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JPS59145013A
JPS59145013A JP1906183A JP1906183A JPS59145013A JP S59145013 A JPS59145013 A JP S59145013A JP 1906183 A JP1906183 A JP 1906183A JP 1906183 A JP1906183 A JP 1906183A JP S59145013 A JPS59145013 A JP S59145013A
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JP
Japan
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electret
melting point
filter element
layer
low
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JP1906183A
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JPS6356810B2 (ja
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Hisayuki Takigawa
滝川 久幸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明1d:フイルターエレメント構成素材さして用い
る合成繊維をエレクトレット化することにより、低い圧
力損失で高い除塵率を得る仁とができるエレクトレット
カーフイルターエレメントの構成に関するものである。
従来のカーフイルターエレメントは繊維デニールを厚み
方向でり化させたI#Flと樹脂付着量とを変化させて
密度勾?を付与したものが主済と々っている。この種の
カーフイルターエレメントはカード機によるクエグ形成
時の紡出限界により、現状では1ダニール以下の1m#
が紡出でき々い為、プレスにより密度上昇を計ってもポ
アサイズはせいぜい50ミクロンより下がらず、湿式タ
イプのものに比べ除塵率が劣る。また湿式タイプや1紙
フィルターエレメントは密度勾配や気孔を粗くすること
ができず、除塵率は良好であっても粉塵保持容量が乾式
不織布フィルターエレメントに比べて大巾に劣るという
欠点がある。
本発明は上記相反する問題点を解消する新規なるカーフ
イルクーエレメントを提供するものである。即ち繊維間
間隙に形成される気孔径を小さく出来ないe乾式不繊布
カーフイルターエレメントを、エレクトレット化するこ
とにより、電気的な凝集力を付加し、従来の湿式による
フィルターエレメントやp紙フィルターエレメント以上
の除塵率を圧力損失を高めずに向上せしめてエレクトレ
ットカーフイルターエレメントを構成するものである。
次に本発明の構成にかかる合成1m維よりなる不織布フ
ィルクーエレメントのエレクトレット化Wついて説明す
ると、上帽層から下流層側に向ってエレクトレット化し
易い低融点ポリエステル繊維の混率を順次高めた合成繊
維層又はこれに予め機械的結合処理を施した不織布繊維
層を150〜180″’CK加熱し、その状態で間隙5
問以内、電圧10KV、時間約5分間処理を行う。間隙
が小さい程、又時間が長い程、或は不織布繊維層の湿度
が高い程エレクトレット化され易い。
合成樹脂や合成繊維の場合その融点が低い程分子間が活
性化し易くエレクトレット化し易い傾向にある。
本発明は上記合成繊維の特性を有効に利用し、上流層か
ら下流層に向ってエレクトレット化し易い低融点ポリエ
ステル繊維の混率を高めると共に熱加圧による上記低融
点ポリエステル繊維の圧着に伴う密度の上昇と更に繊度
を小さくすることによる間隙減少の組合せにより、圧力
損失は従来と同等以上で、除塵率は湿式不織布或は1紙
以上のカーフイルターエレメントを形成することができ
た。
また内燃機関は水分を非常にきらい、従来、かかる用途
に用いられるフィルクーには製造に際し吸水性のレーヨ
ンを使用している関係上、撥水処理、油含浸処理等何ら
かの後処理がされているが、本発明でけ構成繊維が吸湿
性忙乏しいポリエステル系合成繊維で形成されており、
接着剤を含有しない為、含水率が非常に少なく、また撥
水処理を必要とし々いカーフイルクーエレメントとして
理想的なものとなる。
次に本発明の1実施例を図面に従って詳細に説明する。
上流層としてm、p、=250〜260℃の高融点ポリ
エステル繊維(1) 3 de’ x 51MM80%
、m、p、= 200〜230℃のポリエステル繊M 
(2) 8dJ X 51調10%、m、p、 = 1
50〜180℃の低融点ポリエステル繊維(8) 3d
J X 5mmm 10%との混合繊維を用いて目付8
0g/lriのカードクエプを形成し、同じく中間層と
してm、p、= 250〜260°Cの高融点ポリエス
テル繊維(1)2de’ X 51m 4096 、m
、p、= 200〜210℃のポリエステル繊維(21
2d e’ X 51rrvn 40%、m、p、”1
50〜IJjO℃の低融点ポリエステル繊維(818d
e’X51m20%との混合m、維を用いて目付100
g〜のカードクエブを形成する。更忙下流層としてm、
p。
2250〜260°Cの高融点ポリエステル繊維(1)
0.5dl、X 519 10%、m、p、= 200
〜280℃のポリエステ/L[維(21Q、5d1!/
x 51mm 60%、m、p、= 150〜180℃
の低融点ポリエステル繊維(al 8de’ X 51
++m80%との混合繊維を用いて目付100gzWの
カードクエグを形成する。
@1図はこの欅にして形成されたカードクエグの1部拡
大図を示し、(1)は融点250〜260℃の高融点ポ
リエステル繊維、(2)は融点200〜2300Cのポ
リエステル繊維、(3)は融点が150〜180℃の低
融点ポリエステル給維である。
次に上記各配合のカードクエプを積層し、下流層側より
打込数40p肩、打込深さ夏2閣の条件にてニードルパ
ンチ加工を施した彷、上、下の、(ンチング板にて厚さ
が制御できる温度150℃に調整された乾燥機にて熱処
理を行ない、m、p。
が15θ〜180″Cの低融点ポリエステル繊維(8)
表面を溶融し、枦成繊維間相互を接合、固着すると共に
パンチング板にて厚さを2rIvnに加圧する。
次に間隙3mm5電圧10KV、で5分間エレクトレッ
ト処理してエレクトレットカーフイルターエレメントを
斤モ成するー 尚、上記本発明のエレクトレットカーフイルターエレメ
ントの厚さM O,5〜3mの厚さの範囲で調節するこ
とができる。また構成繊維としてはポリエステル系合成
繊維を用い、エレクトレット化繊維として用いる低融点
ポリエステル繊維Bの上流層、中間層、下流F、間の各
配合割合けI:I:2〜に8:12の範囲で酬、合する
ことが好ましい。また下流層は配合割合を高め溶融樹脂
化することでエレクトレット化を高めることができる。
またエレクトレット化繊維としてはこの他ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル系ポリエチレン等の繊維を岸独又は
混合して用いることも可能であり、クロスクエプの他、
ランダムクエブで形成してもよい。
本発明は上記の様に構成されており、その実用テストに
際しては、供給された粉塵は先ず、上流層で篩い分は法
により大きな粉塵が捕集され、次に中間層にて上流層で
捕集されない小さな粉塵が篩い分は法とエレクトレット
化された静電気的凝集力により捕集され、従来乾式不織
布製カーフイルターエレメントでは捕集されなかっだ微
細塵を、下流層のエレクトレット化された静電気的凝集
力と緻密化により完全捕集が行われる。土Pの如く上流
層から下流層にかけて段階的にポリエステル合成繊維を
物理的、化学的にヂ・化させ、各層に於て均一に粉塵を
捕集し、カーフイルターにとって除塵率の次にm要な特
性である粉塵保持容量を大巾に向上させ10万に□メン
テナンスフリーの画期的なカーフイルクーエレメントを
完成することができた。
次に従来のカーフイルターエレメントとの性能比較テス
トを行ない得られた結果をvJ2図に示す。図中aは本
発明によるエレクトレットカーフイ/l/ ターエレメ
ント、bけ乾式不織布製カーフイルターエレメント、C
はF紙製カーフイルターエレメント、dけF紙製カーフ
イルターエレメントに撥水剤兼用吸着剤を含浸させたカ
ーフイルクーエレメントである。を記各々のフィルター
材の初期圧力損失をIn/1lec時40mmH□O前
徒に統一(油含浸タイプは含浸前のもの)した後、ジグ
ザグ状に有効V過面積が2500m  Kなる様にDワ
杉加工17、フィルター面風速0.5 mla 。
粉塵としてJIS第8第8休粉粉塵濃度30012M供
給し、粉塵20g供給後の除塵率を初期除塵率、圧力1
失が200mm820まで増加した値をフルライフI!
′i′塵率、圧力損失が2(10mH20まで増加した
時の有効濾過面積部が捕tした粉!M量を即位−換算し
た粉塵保持容量の8点で性能比較を行った結果を次表に
示す。
上表の如く木′e−男のエレクトレットカーフイルター
エレメントは除塵率、粉塵保持容量に於て特にすぐれ、
自動車等内燃枠間のメンテナンスフリーに寄与するとこ
ろ大で燃比を向上させると共に保全工数が低減される等
すぐれた効果を有する発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いる繊維層の一部拡大図、第2図は
木発り1のエレクトレットカーフイルターエレメント及
び従来カーフイルターエレメントの性能比較曲線図であ
る。 (1)・・・融点250〜260℃の高@戸ポリエステ
ルwL、維 (2)・・・融点200〜230℃のポリ
エステル繊維 (3)・・・融点150〜180°Cの
低pH点ポリエステル繊維 特許出願人 金  井  宏  之

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上流層、中間層、下流層を夫々融点が250〜2600
    Cの高融点ポリエステル繊維を主体として、それよりも
    低い融点200〜280℃のポリエステル#維、融点1
    50−180℃の低融点ポリエステル繊維との混合m維
    を用いて形成した繊維層の積層体からなり、かつ上記各
    繊維層間の低融点ポリエステル繊維の配合比が上流層か
    ら下流層KかけてI:l:2〜1:8:12となし、熱
    加圧により一体に固着し、エレクトレット加工してなる
    ことを特徴とするエレクトレットカーフイルターエレメ
    ント
JP1906183A 1983-02-07 1983-02-07 エレクトレツトカ−フイルタ−エレメント Granted JPS59145013A (ja)

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JPS6356810B2 JPS6356810B2 (ja) 1988-11-09

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