JPS627413A - 空気清浄機能フィルタ用成形体の製造方法 - Google Patents

空気清浄機能フィルタ用成形体の製造方法

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JPS627413A
JPS627413A JP14655385A JP14655385A JPS627413A JP S627413 A JPS627413 A JP S627413A JP 14655385 A JP14655385 A JP 14655385A JP 14655385 A JP14655385 A JP 14655385A JP S627413 A JPS627413 A JP S627413A
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dielectric material
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Shoji Motojima
本島 昌治
Moriji Kamoshita
鴨志田 守次
Akio Onose
小野瀬 章夫
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は空気清浄機のフィルタに係り,熱可塑性樹脂ビ
ーズおよびフレーク状誘電体に無機質フィラーを充填混
合成形体とし、成形体中の無機質フィラーをエツチング
で溶解除去し50〜60μの空孔を与える低圧力損失フ
ィルタ用成形体の製造方法に関する。
〔発明の背景〕
従来より空気中の集塵を目的として種々のフィルタが考
えられてきた。しかし低圧力損失と高捕集効率を共に得
られる十分なものは存在していない。この相互関係は,
フィルタの生命で有るが、同時に相反する特性である。
そこで、静電気を長時間安定に保有するエレクトレット
は、その静電気力によってダストを効率良く捕集できる
ことから,低圧力損失かつ高捕集効率が期待できる.こ
の種のフィルタは従来から考察され、特公昭56−47
299号公報,あるいは特開昭54−113900号公
報に開示されたごとく,小繊維を素材として構成された
繊維をニードルパンチングして不織布状にし、電荷を加
えてフィルタとしたものが一般的であった6しかし,こ
れらは圧力損失が高いという問題がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、低圧力損失のフィルタを焼結成形方法
により無機質フィラーを充填混合成形体とし、無機質フ
ィラーをエツチング溶解除去し空孔を与えるフィルタ用
成形体のwJはかつ有用な製造方法を提供することにあ
る。
〔発明の概要〕
空気清浄機のフィルタは不織布に電荷を与えエレクトレ
ットフィルタとして使用する。
本発明のフィルタは、不織布の構成材であるところの繊
維に代えて、熱可塑性樹脂の微小球ビーズ誘電体若しく
は微小フレーク誘電体を焼結成形法で成形体としたエレ
クトレットフィルタとして使用する。しかし、この種の
成形体は、高圧力損失であることがわかり実用化するた
めには重要なネックポイントとなった。そこで熱可塑性
樹脂ビーズ誘電体若しくはフレーク誘電体に無機質フィ
ラーを充填混合成形体とし成形体中の無機質フィラーを
エツチング溶解除去し成形体に空孔を与え低圧力損失フ
ィルタ用成形体を製造することを提供するものである。
〔発明の実施例〕
以下1本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、エレクトレットフィルタを用いた空気清浄機につ
いて説明する。第1図は家庭用空気清浄機の一例の全体
構成図である。図において、1はフロントカバー、2は
煙草の煙や塵を付着除去する不織布をエレクトレット化
したフィルタとなる成形体、3は臭気を吸着除去するた
めの活性炭入りパックフィルタであり、換気本体フレー
ム4にファン5を組み込み、このファンの起動により図
中央矢印の方向に空気の連続的経路が構成される製品で
ある0本発明を実施する場合には、成形体2が本発明に
よるエレクトレットフィルタとなることは言うまでもな
い。
第2図は、本発明による低圧力損失を与えたフィルタ成
形体の構造の例として、平面および断面図の一部を拡大
したプラスチック焼結成形フィルタ成形体の構造を示し
たものである。図においてAは焼結成形後の無機質フィ
ラーの配向体で、Bは焼結成形後の樹脂独立付着配向体
である。Bの樹脂独立付着配向体中の無機質フィラー配
面体Aをエツチング溶解除去すると樹脂独立付着配向体
BはCの如く間隙部が与えられ低圧力損失状態の基で間
隙部Cの空気通路が得られる。エレクトレットフィルタ
としては更に樹脂独立付着配向体Bに付着しているエツ
チング液を処理乾燥除去後、Dの如く電荷を負荷してお
くことによって、煙草の煙や塵など微細塵埃を捕集する
機能が生じる。
また、活性炭を混入することによって臭気等の除去も図
れる。
次に、本発明によるフィルタ加工方法およびその実施例
について説明する。
実施例1 第3図は、プラスチック焼結成形法を用い低圧力損失フ
ィルタの加工方法を示す説明図である6図において、無
機質フィラー(例えば塩化ナトリウム)Aと熱可塑性樹
脂(例えばポリエチレン)ビーズ誘電体若しくはフレー
ク状誘電体Bを均一に混合した素材を上型Eと下型Fで
構成した金型に、充填し、乾燥炉にてポリエチレンの成
形温度160〜250℃の雰囲気中で20〜50分間成
形する。これ以外の成形温度では低いと成形体が得られ
ず、高いと成形体が溶融し独立付着配向体が得られない
。従って、成形温度と成形時間は前述した条件範囲内に
よって成形体Gが得られる。
成形体G中の無機質フィラーA(例えば、塩化ナトリウ
ム、塩化力リシウム、炭酸カルシウム、鉄粉、銅粉、ア
ルミ粉等)をエツチング(例えば、水、酸、アルカリ等
)溶解除去すると熱可塑性樹脂(例えば、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン。
ナイロン、テフロン等)ビーズ誘電体若しくはフレーク
状誘電体Bが樹脂独立付着配向体として50〜60μ程
度の空孔が得られ、断面図Cの如く間隙部がもうけられ
る。前述の間隙部を得るエツチングには2通りが有り、
水でエツチングする無機質フィラーA(例えば塩化ナト
リウム、塩化カルシウム等)はエツチング後、乾燥工程
に移せる利点が有り、経済性として処理剤が安価で無公
害のため公害設備の設置が不要といった有利な点が有る
のに対し、酸、アルカリでエツチング(例えば、塩酸、
硝酸、水酸化ナトリウム等)する無機質フィラーA(例
えば、炭酸カルシウム、鉄粉。
銅粉、アルミ粉等)はエツチング後、更に水洗を行い乾
燥工程に移すと云った欠点が有り経済性や公害等におい
て不利である。従って、断面図Cで得られた成形体を空
気雰囲気中80℃に熱源で設定し30分間以上乾燥を行
い水分の除去を計る。
これによって得られた成形体は本発明の低圧力損失フィ
ルタとして使用出来る。更にこの成形体をエレクトレッ
トフィルタとして使用するには陽極電極Hと陰極電極工
からなる陰極電極側にフィルタjを配し、10〜20K
Vの高直流電圧を1〜5分間荷電することによってエレ
クトレットフィルタDが得られる。
実施例2 第4図は川流不織布と熱可塑性樹脂ビーズ誘電体若しく
はフレーク状誘電体粒径3oμに無機質フィラー粒径5
0〜60μを重量比で混合し第3図の焼結成形法によっ
て加工した成形体を圧力損失と風量の関係について説明
する。
熱可塑性樹脂ポリプロピン、ポリエチレン等のビーズ若
しくはフレーク100 w t%においては圧力損失が
高く風量が現流品並に得られない。更にビーズ若しくは
フレーク90wt%においても圧力損失が高く川流不織
布の領域に達しない。従って、ビーズ若しくはフレーク
は90wt%以下で、しかも10wt%以内の範囲で有
れば川流不織布の領域に達することは熱論のこと低圧力
損失のフィルタが得られ低圧力損失のフィルタが仕様に
よって容易に選択出来る。また、ビーズ若しくはフレー
ク10wt%以下においては無機質フィラーAが多すぎ
るため成形不可である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、エレクトレットフィルタ用成形体の製
造法において、次の効果が得られる。
(a)焼結成形法のフィルタ製造法において、使用する
製品によって、圧力損失の異なるものを自由に選択でき
る。
(b)複雑な形状に対する自由度が大きい。
(c)無機質フィラー(例えば塩化ナトリウム)の安価
なしかも水によってエツチングが容易に出来、エネルギ
ーを必要とせず、無公害のため公害設備が不要である。
【図面の簡単な説明】
第1図は家庭用空気清浄機の一例を示す全体構造図、第
2図はプラスチック焼結成形エレクトレットフィルタの
構造を示す平面図および一部拡大断面図、第3図は焼結
成形法による低圧力損失フィルタ加工工程断面図、第4
図は焼結成形法で加工したフィルタの圧力損失と風量の
関係図である。 1・・・フロントカバー、2・・・エレクトレットフィ
ルタ、3・・・パックフィルタ、4・・・本体フレーム
、5・・・ファン、A・・・無機質フィラー、B・・・
熱可塑性ビーズ誘電体若しくはフレーク誘電体、C・・
・樹脂独立付着配向体の間隙部断面図、D・・・エレク
トレットフィルタ、E・・・上型、F・・・下型、G・
・・成形体、H・・・陽極電極、I・・・陰極電極、j
・・・フィルタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.熱可塑性樹脂ビーズもしくはフレーク状誘電体と無
    機質フィラーを充填混合して所定形状の成形体を形成し
    、エッチング液で前記無機質フィラーを溶解除去して前
    記成形体に空孔を形成し、しかる後にこの成形体を乾燥
    し、エレクトレット化してフィルタに供するフィルタ用
    成形体の製造方法。
  2. 2.熱可塑性樹脂ビーズもしくはフレーク状誘電体に充
    填混合する無機質フィラーの粒径範囲を20〜500μ
    、重量混合比を10〜90wt%といて成形体を形成し
    たことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載のフ
    ィルタ用成形体の製造方法。
JP60146553A 1985-07-05 1985-07-05 空気清浄機能フィルタ用成形体の製造方法 Expired - Lifetime JPH0675659B2 (ja)

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