JPS59144684A - セルロ−ス繊維−熱可塑性合成繊維混用布帛の加工方法 - Google Patents
セルロ−ス繊維−熱可塑性合成繊維混用布帛の加工方法Info
- Publication number
- JPS59144684A JPS59144684A JP58014597A JP1459783A JPS59144684A JP S59144684 A JPS59144684 A JP S59144684A JP 58014597 A JP58014597 A JP 58014597A JP 1459783 A JP1459783 A JP 1459783A JP S59144684 A JPS59144684 A JP S59144684A
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- JP
- Japan
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- fiber
- thermoplastic synthetic
- processing
- flame retardant
- fabric
- Prior art date
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- Pending
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、綿、レーヨン等のセルロース繊維トポリエス
テル繊維等の熱可塑性合成繊維を混用した布帛の加工方
法、7時に、該布帛に防炎性能に加えて防融性能も付与
する加工方法に関する。
テル繊維等の熱可塑性合成繊維を混用した布帛の加工方
法、7時に、該布帛に防炎性能に加えて防融性能も付与
する加工方法に関する。
従来、セルロース繊維織編物やポリエステル−レーヨン
混あるいはポリエステル−綿混繊編物等に防炎性を付与
するため、それらの布帛に得燃剤を含浸する方法によっ
て付着させることは行われている。しかし乍ら、このよ
うに防炎加工されたポリエステル繊維混用布帛は、離燃
剤がポリエステルを溶融し易くさせることもあって、ち
ょっとした火に触れてもポリエステルが溶融してその部
分が変質したり、ポリエステル混率の高いものにあって
は、穴が開いたりすると云う問題がある。
混あるいはポリエステル−綿混繊編物等に防炎性を付与
するため、それらの布帛に得燃剤を含浸する方法によっ
て付着させることは行われている。しかし乍ら、このよ
うに防炎加工されたポリエステル繊維混用布帛は、離燃
剤がポリエステルを溶融し易くさせることもあって、ち
ょっとした火に触れてもポリエステルが溶融してその部
分が変質したり、ポリエステル混率の高いものにあって
は、穴が開いたりすると云う問題がある。
本発明は、上述のような問題を解消するためになされた
ものであり、防炎性を有し、しかも、ちょっと火に触れ
たぐらいでは変質したり穴が開いたりすることのないセ
ルロース繊維−熱可塑性合成繊維混用布帛を得ることが
できる加工方法の提供を目的とする。
ものであり、防炎性を有し、しかも、ちょっと火に触れ
たぐらいでは変質したり穴が開いたりすることのないセ
ルロース繊維−熱可塑性合成繊維混用布帛を得ることが
できる加工方法の提供を目的とする。
本発明は、セルロース繊維−熱可塑性合成繊維混用布帛
に難燃剤を含浸する方法によって刺着させた後、耐熱性
樹脂を塗布する方法によって付着させるようにしたこと
を特徴とするセルロース繊維−熱可塑性合成繊維混用布
帛の加工方法、にある。
に難燃剤を含浸する方法によって刺着させた後、耐熱性
樹脂を塗布する方法によって付着させるようにしたこと
を特徴とするセルロース繊維−熱可塑性合成繊維混用布
帛の加工方法、にある。
本発明におけるセルロース繊維は、一般的には綿、レー
ヨンであるが、アセテート繊維であってもよい。そして
、熱可塑性合成繊維は、代表的にはポリエステル繊維で
あるが、それに限らず、ポリプロピレン繊維やナイロン
繊維の如(ホ17 x ステル繊維と同様溶は易くて燃
え易いもの、あるいは、ポリ塩化ビニル繊維の如く溶は
易いが燃え難いものであってもよい。また、難燃剤には
、従来公知の燐酸アミド糸、ポリ燐酸カルバメート系。
ヨンであるが、アセテート繊維であってもよい。そして
、熱可塑性合成繊維は、代表的にはポリエステル繊維で
あるが、それに限らず、ポリプロピレン繊維やナイロン
繊維の如(ホ17 x ステル繊維と同様溶は易くて燃
え易いもの、あるいは、ポリ塩化ビニル繊維の如く溶は
易いが燃え難いものであってもよい。また、難燃剤には
、従来公知の燐酸アミド糸、ポリ燐酸カルバメート系。
脂肪、族燐酸エステル系、ハロアルキル燐酸エステル系
、燐醪メラミン系、テトラキス・)・イドロキシメチル
・ホスホニウムクロライド、N−ハイドロキシメチルジ
アルキル・ホスホノ・プロピオン・アマイド、アミン・
プラスト燐酸塩系等の難燃剤が用いられ、その中でも燐
酸メラミン系、アミン・プラスト燐酸塩系が好ましい。
、燐醪メラミン系、テトラキス・)・イドロキシメチル
・ホスホニウムクロライド、N−ハイドロキシメチルジ
アルキル・ホスホノ・プロピオン・アマイド、アミン・
プラスト燐酸塩系等の難燃剤が用いられ、その中でも燐
酸メラミン系、アミン・プラスト燐酸塩系が好ましい。
布帛に難燃剤を付着させる含゛浸方法としては、難燃剤
の溶液または種顔によっては難燃剤の組成剤の混合溶液
に布帛を含浸し、搾液することによって刺着景を規制し
、乾燥まだはさらにベーキングすることによって難燃剤
を固着させるような、それぞれの難燃剤にとって従来公
知の方法が用いられる。尤も、本発明はこれに限られる
ものではなく、乾燥やベーキングを耐熱性樹脂の塗布後
に行うようにしてもよい。なお、含浸溶液には、必要に
応じて反応促進剤を加え、あるいはまた柔軟剤や硬仕上
剤と云った風合改良剤その他の添加剤を加えてもよいこ
とは勿論である。このような含浸方法によって付着させ
る離燃剤の量は、布帛におけるセルロース繊維の混率や
1誰燃剤の種頑によっても異なるか、一般的には、防炎
効果の而とべたつき等風合変化の面から、布帛」量の1
0〜40%が適量であり、好1しくけ15〜25%が適
量である。善健剤付着処理後に付着させられる耐熱性樹
脂には、ボリシロキザン、シリコンゴム等の珪素樹脂、
四弗化エチレン、六弗化プロピレン、三弗化Ja化エチ
レン、弗化ビニリデン等の弗素樹脂、セラミック成分を
含有した混合樹脂の囃独または混合が好ましく用いられ
る。このような耐熱性樹脂を樹脂固型分として10〜7
0y/m2、好ましくは20〜407/m2塗布するこ
とによって、ポリエステルのような熱可塑合成繊維成分
の溶融による変質等を防1卜することができる。耐熱性
樹脂の塗布は、それらの樹脂溶液あるいはプレポリマー
等組成剤の溶液をフローティングナイフコルティング法
に適当な粘度に調整して、フローティングナイフコーテ
ィングによつ、て行うことが好ましい。樹脂等の溶液の
調整は、それぞれの樹脂における従来公知のだ法によっ
て行われ、フローティングナイフコーティングによって
塗布すると、所望量の樹脂を片面からの塗布によって布
帛の内部に捷で十分均一に行き渡らすようにできる。樹
脂等の溶液には、必要に応じて架橋剤や反応促進剤ある
いは暢燃剤等を添加し得ることは勿論である。なお、架
橋剤や反応促進剤は洗濯やドライクリーニングに対する
耐久性を向上させる上からも添加される。以上のように
して耐熱性樹脂を塗布された布帛は、次いで乾燥とキユ
アリングを施されて耐熱性樹脂を固着され、あるいはさ
らに洗滌および乾燥処理されて、防炎性並びに防融性を
有する布帛として衣料用、内儀用、その他の用途に供せ
られる。
の溶液または種顔によっては難燃剤の組成剤の混合溶液
に布帛を含浸し、搾液することによって刺着景を規制し
、乾燥まだはさらにベーキングすることによって難燃剤
を固着させるような、それぞれの難燃剤にとって従来公
知の方法が用いられる。尤も、本発明はこれに限られる
ものではなく、乾燥やベーキングを耐熱性樹脂の塗布後
に行うようにしてもよい。なお、含浸溶液には、必要に
応じて反応促進剤を加え、あるいはまた柔軟剤や硬仕上
剤と云った風合改良剤その他の添加剤を加えてもよいこ
とは勿論である。このような含浸方法によって付着させ
る離燃剤の量は、布帛におけるセルロース繊維の混率や
1誰燃剤の種頑によっても異なるか、一般的には、防炎
効果の而とべたつき等風合変化の面から、布帛」量の1
0〜40%が適量であり、好1しくけ15〜25%が適
量である。善健剤付着処理後に付着させられる耐熱性樹
脂には、ボリシロキザン、シリコンゴム等の珪素樹脂、
四弗化エチレン、六弗化プロピレン、三弗化Ja化エチ
レン、弗化ビニリデン等の弗素樹脂、セラミック成分を
含有した混合樹脂の囃独または混合が好ましく用いられ
る。このような耐熱性樹脂を樹脂固型分として10〜7
0y/m2、好ましくは20〜407/m2塗布するこ
とによって、ポリエステルのような熱可塑合成繊維成分
の溶融による変質等を防1卜することができる。耐熱性
樹脂の塗布は、それらの樹脂溶液あるいはプレポリマー
等組成剤の溶液をフローティングナイフコルティング法
に適当な粘度に調整して、フローティングナイフコーテ
ィングによつ、て行うことが好ましい。樹脂等の溶液の
調整は、それぞれの樹脂における従来公知のだ法によっ
て行われ、フローティングナイフコーティングによって
塗布すると、所望量の樹脂を片面からの塗布によって布
帛の内部に捷で十分均一に行き渡らすようにできる。樹
脂等の溶液には、必要に応じて架橋剤や反応促進剤ある
いは暢燃剤等を添加し得ることは勿論である。なお、架
橋剤や反応促進剤は洗濯やドライクリーニングに対する
耐久性を向上させる上からも添加される。以上のように
して耐熱性樹脂を塗布された布帛は、次いで乾燥とキユ
アリングを施されて耐熱性樹脂を固着され、あるいはさ
らに洗滌および乾燥処理されて、防炎性並びに防融性を
有する布帛として衣料用、内儀用、その他の用途に供せ
られる。
さらに、本発明を実施例に基づいて説明する。
経糸にポリエステル65弼/レーヨン35%の混紡糸を
用い、緯糸にポリエステルフィラメント糸を用いた目+
t25(H’/m2の平織物を、の組成の鑓燃剤液に含
浸して、液付着量が平織物重量、070%となるように
搾り、次いで120℃で3分間の乾燥を行った。次に、
得られた織物にそれぞれ下記A組成の樹脂液とB組成の
樹脂液をフローティングナイフコーティングによって片
面から塗布量が4097m2となる様に塗布して、2種
類の耐熱性樹脂塗布織物を得た。
用い、緯糸にポリエステルフィラメント糸を用いた目+
t25(H’/m2の平織物を、の組成の鑓燃剤液に含
浸して、液付着量が平織物重量、070%となるように
搾り、次いで120℃で3分間の乾燥を行った。次に、
得られた織物にそれぞれ下記A組成の樹脂液とB組成の
樹脂液をフローティングナイフコーティングによって片
面から塗布量が4097m2となる様に塗布して、2種
類の耐熱性樹脂塗布織物を得た。
へ組成液:
B組成液:
なお、A、B組成液の%を燃剤には燐酸メラミンを用い
た。
た。
上記塗布織物を120℃で2分間乾燥し、次いで180
℃で1分間キユアリングした後、石齢29/1の60℃
液に浸漬し、次いで60℃により湯洗を行い、さらに水
洗して搾った後、120℃で3分乾燥して仕上げた。
℃で1分間キユアリングした後、石齢29/1の60℃
液に浸漬し、次いで60℃により湯洗を行い、さらに水
洗して搾った後、120℃で3分乾燥して仕上げた。
得られた2種類の織物の防炎性能と防融性能を、防炎性
能についてはJIS L−10911−1法により、防
融性能についてはアスピレータによる一定条件の吸気で
燃焼を持続している煙争の火を20秒間接触させる方法
により、防炎、防融処理前の未加工織物と比較して測定
した。なお、防炎性能と防融性能の比較は、各織物をそ
れぞれJIS L−1084に基づき水洗い洗濯30回
したもの、およびドライクリーニング30回したものに
ついても行った。
能についてはJIS L−10911−1法により、防
融性能についてはアスピレータによる一定条件の吸気で
燃焼を持続している煙争の火を20秒間接触させる方法
により、防炎、防融処理前の未加工織物と比較して測定
した。なお、防炎性能と防融性能の比較は、各織物をそ
れぞれJIS L−1084に基づき水洗い洗濯30回
したもの、およびドライクリーニング30回したものに
ついても行った。
以上の試験結果を第1−表に示す。
(註)防融性能は試料数n=3の各結果を示し、◎は穴
も変質も生じない、○は穴は生じないが若干の変質が見
られた、×は穴が生じた、を示している。
も変質も生じない、○は穴は生じないが若干の変質が見
られた、×は穴が生じた、を示している。
(発明の効果〕
第1表の結果が示すように、本発明の加工方法によって
得られたポリエフチル/レーヨン織物は耐久性に優れた
防炎性能と酢 性能を有する。
得られたポリエフチル/レーヨン織物は耐久性に優れた
防炎性能と酢 性能を有する。
なお、本発明はポリエステル/レーヨンの混用布帛に限
らず、広くセルロース繊維−熱口■塑性合成繊維混用布
帛に適用し得る。
らず、広くセルロース繊維−熱口■塑性合成繊維混用布
帛に適用し得る。
特許出願人 杉本線染株式会社
Claims (2)
- (1) セルロース繊維−熱可塑性合成繊維混用布帛
に磐燃剤を含浸する方法によって何着させた後、耐熱性
樹脂を塗布する方法によって何着させるようにしたこと
を特徴とするセルロース繊維−熱可塑性合成繊維混用布
帛の加工方法。 - (2) 前記熱可塑性合成繊維か4クリエステル繊維
である特許請求の範囲第1項記載のセルロース繊維−熱
可塑性合成繊維混用布帛の加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58014597A JPS59144684A (ja) | 1983-02-02 | 1983-02-02 | セルロ−ス繊維−熱可塑性合成繊維混用布帛の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58014597A JPS59144684A (ja) | 1983-02-02 | 1983-02-02 | セルロ−ス繊維−熱可塑性合成繊維混用布帛の加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59144684A true JPS59144684A (ja) | 1984-08-18 |
Family
ID=11865588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58014597A Pending JPS59144684A (ja) | 1983-02-02 | 1983-02-02 | セルロ−ス繊維−熱可塑性合成繊維混用布帛の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59144684A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002199923A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-16 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | ケース体 |
CN103628325A (zh) * | 2012-08-24 | 2014-03-12 | 无锡市富仕德特种玻璃纤维有限公司 | 一种硅氟防火纤维布 |
-
1983
- 1983-02-02 JP JP58014597A patent/JPS59144684A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002199923A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-16 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | ケース体 |
CN103628325A (zh) * | 2012-08-24 | 2014-03-12 | 无锡市富仕德特种玻璃纤维有限公司 | 一种硅氟防火纤维布 |
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