JPS59144345A - 回転電機のコイル絶縁方法 - Google Patents
回転電機のコイル絶縁方法Info
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- JPS59144345A JPS59144345A JP1769683A JP1769683A JPS59144345A JP S59144345 A JPS59144345 A JP S59144345A JP 1769683 A JP1769683 A JP 1769683A JP 1769683 A JP1769683 A JP 1769683A JP S59144345 A JPS59144345 A JP S59144345A
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- JP
- Japan
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- coil
- insulating layer
- electric machine
- slot
- insulating
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/12—Impregnating, heating or drying of windings, stators, rotors or machines
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、回転電機のコイル絶縁方法に関するものであ
る。
る。
従来、高電圧回転電機のコイルの絶縁方法としては、次
に示すようなものがあった。すなわち、（１）亀甲形に
巻回成形されたコイルの全周を絶゛縁テープ類で巻装し
、その亀甲形コイル単体な含浸タンク中で含浸樹脂を真
空加圧含浸する方法（２）亀甲形に巻回成形されたコイ
ルを回転電機の鉄心のスロット内に挿入してリード部等
を接続し、これに絶縁処理した後、全体な含浸タンク中
にて樹脂を真空含浸し、次いで、乾燥炉中で加熱硬化さ
せて絶縁層を形成する、いわゆる、全含浸方法 （３） あらかじめ樹脂を多量に含有する絶縁テープ
類でコイルの全周を巻装し、加熱、加圧成形して絶縁コ
イルを形成した後、鉄心のスロット内に挿入する、いわ
ゆる、プリプレグ方法 である。
に示すようなものがあった。すなわち、（１）亀甲形に
巻回成形されたコイルの全周を絶゛縁テープ類で巻装し
、その亀甲形コイル単体な含浸タンク中で含浸樹脂を真
空加圧含浸する方法（２）亀甲形に巻回成形されたコイ
ルを回転電機の鉄心のスロット内に挿入してリード部等
を接続し、これに絶縁処理した後、全体な含浸タンク中
にて樹脂を真空含浸し、次いで、乾燥炉中で加熱硬化さ
せて絶縁層を形成する、いわゆる、全含浸方法 （３） あらかじめ樹脂を多量に含有する絶縁テープ
類でコイルの全周を巻装し、加熱、加圧成形して絶縁コ
イルを形成した後、鉄心のスロット内に挿入する、いわ
ゆる、プリプレグ方法 である。
しかしながら、上記（１） 、 ｆ、２）及び（３）の
方法による絶縁構成においては、絶縁性能はほぼ同等で
あるが、ｆ／］ 、 （コ）の方法による場合には真空
含浸装置を必要とし、また、（３）の方法による場合に
は加熱プレス装置等の設備を必・要とする欠点がｋ・っ
た８また、高電圧回転機のコイルの形状は、一般に亀甲
形であるために、上記（ハ、 ｆ、２） 、 （、？）
の各方法共、特にコイルエンド部、コイルエンドノーズ
部、結線部２位相リング部等から成るコイルエンドの巻
装作業は手作業によらなけねばならない部分が多く、従
って、作業工数も多くを要し、また、複雑であってテー
ピング作業も長時間を必要とするために、コイル絶豚部
のテーピングレス化が望まねていた。
方法による絶縁構成においては、絶縁性能はほぼ同等で
あるが、ｆ／］ 、 （コ）の方法による場合には真空
含浸装置を必要とし、また、（３）の方法による場合に
は加熱プレス装置等の設備を必・要とする欠点がｋ・っ
た８また、高電圧回転機のコイルの形状は、一般に亀甲
形であるために、上記（ハ、 ｆ、２） 、 （、？）
の各方法共、特にコイルエンド部、コイルエンドノーズ
部、結線部２位相リング部等から成るコイルエンドの巻
装作業は手作業によらなけねばならない部分が多く、従
って、作業工数も多くを要し、また、複雑であってテー
ピング作業も長時間を必要とするために、コイル絶豚部
のテーピングレス化が望まねていた。
更に、加熱硬化処理後のコイルエンド部の絶縁組成は、
十分に緻密なものとすることは困難であり、絶縁上の弱
点箇所もほとんどすべてがこの部分に年中しており、絶
縁処理上の大きな雛点とされていた。
十分に緻密なものとすることは困難であり、絶縁上の弱
点箇所もほとんどすべてがこの部分に年中しており、絶
縁処理上の大きな雛点とされていた。
本発明は、このような従来のコイル絶縁方法における欠
点を解消して、絶縁処理に要する作業工数を低減し、且
つ、欠陥の多かったコイルエンド部分の絶縁を、その形
状のいかんにかかわらず、良好なものにすることのでき
る回転電機のコイル絶縁方法を提供することを目的とす
るものである。
点を解消して、絶縁処理に要する作業工数を低減し、且
つ、欠陥の多かったコイルエンド部分の絶縁を、その形
状のいかんにかかわらず、良好なものにすることのでき
る回転電機のコイル絶縁方法を提供することを目的とす
るものである。
本発明は、この目的を達成するために、巻回されたコイ
ルの回転電機鉄心のスロット内に挿入さねる部分、及び
、この部分からコイル間を支持する間隔片挿入部を含む
部分までのコイルエンド部。
ルの回転電機鉄心のスロット内に挿入さねる部分、及び
、この部分からコイル間を支持する間隔片挿入部を含む
部分までのコイルエンド部。
並びに、上記間隔片をマイカシート又はマイカテープ等
で巻装して第１絶縁層を構成し、これを上記スロット内
に挿入すると共に結線した後、第１絶縁層が構成さゎて
ぃないコイルエンド部、ノーズ部及び結線部を、上記第
１？緑層端部においてオーバーラツプするようにして、
硬化物のガラス転移混度が−ｑθ〜＋コ００℃（針入度
法）で無溶剤の熱硬化性樹脂で被覆して第λ絶縁層を構
放し、次いで、こねに全含浸処理をがＣしたことを特徴
とするものである。
で巻装して第１絶縁層を構成し、これを上記スロット内
に挿入すると共に結線した後、第１絶縁層が構成さゎて
ぃないコイルエンド部、ノーズ部及び結線部を、上記第
１？緑層端部においてオーバーラツプするようにして、
硬化物のガラス転移混度が−ｑθ〜＋コ００℃（針入度
法）で無溶剤の熱硬化性樹脂で被覆して第λ絶縁層を構
放し、次いで、こねに全含浸処理をがＣしたことを特徴
とするものである。
なお、本発明によるコイルエンド部の？縁は、コイルエ
ンドの支持構造や絶縁設計を変更することにより達成す
ることができたものである。
ンドの支持構造や絶縁設計を変更することにより達成す
ることができたものである。
以下、本発明をその一実施要領例により形成したコイル
の一例を示す添付図面に基づいて説明するが、そねに先
立って、従来の回転電機に装備されていたコイルを添付
図面第１図により説明する。
の一例を示す添付図面に基づいて説明するが、そねに先
立って、従来の回転電機に装備されていたコイルを添付
図面第１図により説明する。
図において、符号／は鉄心のスロットに挿入されるコイ
ルのスロット部、コはコイルエンド部、３はノーズ部、
りは結線部であって、コイルはこは加熱加圧により形成
さ才１、そして、このコイルのすべては、テーピングが
施さ才すると共に、必要に応じては全体を真空含浸され
ている。
ルのスロット部、コはコイルエンド部、３はノーズ部、
りは結線部であって、コイルはこは加熱加圧により形成
さ才１、そして、このコイルのすべては、テーピングが
施さ才すると共に、必要に応じては全体を真空含浸され
ている。
次に本発明により構成されたコイルを添付図面第２図及
び第３図に示すが、図においてスロット部／、コイルエ
ンド部２、ノーズ部３− 結線部’Ｉは従来方法により
構成されたコイルの各部と同様で多）るが、スロット部
／の第１絶縁層／／は、コイルのスロット内挿入部と共
に鉄心／λの端部から、コイル間を支持する間隔片が挿
入される間隔片挿入部／３を含む部分に至るコイルエン
ド部コア１）ヒ上記間陪片をマイカテープやマイカシー
ト等を巻回して構成されている第１絶縁層でトリ、この
第１絶縁層は、その端部が上記間隔片挿入部／３の端部
から、少なくとも１０ｙｍｎ以上距たるように形成さね
ているが、これは、コイル支持部を含む部分を耐電圧が
高く且つ機械的強度の強いマイカ絶縁層としだも・ので
あって、このコイル間を支持するためには、コイルエン
ド部間に上記の間隔片を挿入して行わね、また、この間
隔片には、積層板、例えば、マイカ板、ガがスラミネー
ト、マイカテープマット、マイカシート等が用いられる
。
び第３図に示すが、図においてスロット部／、コイルエ
ンド部２、ノーズ部３− 結線部’Ｉは従来方法により
構成されたコイルの各部と同様で多）るが、スロット部
／の第１絶縁層／／は、コイルのスロット内挿入部と共
に鉄心／λの端部から、コイル間を支持する間隔片が挿
入される間隔片挿入部／３を含む部分に至るコイルエン
ド部コア１）ヒ上記間陪片をマイカテープやマイカシー
ト等を巻回して構成されている第１絶縁層でトリ、この
第１絶縁層は、その端部が上記間隔片挿入部／３の端部
から、少なくとも１０ｙｍｎ以上距たるように形成さね
ているが、これは、コイル支持部を含む部分を耐電圧が
高く且つ機械的強度の強いマイカ絶縁層としだも・ので
あって、このコイル間を支持するためには、コイルエン
ド部間に上記の間隔片を挿入して行わね、また、この間
隔片には、積層板、例えば、マイカ板、ガがスラミネー
ト、マイカテープマット、マイカシート等が用いられる
。
次に符号ｌグは第１絶縁層／／が構成されていないコイ
ルエンド部λ、ノーズ部３及び結線部りに被覆された第
コ絶縁層であって、この第２？縁層／グはこのように、
コイルエンド部λの残部の外に、ノーズ部３、結線部ｑ
等の全部にも共に被枡された絶縁層であり、硬化物のガ
ラス転移温度が一グＯ〜＋−〇θ℃を有する熱硬化性合
成樹脂で構成さねており、その合成樹脂としては、エポ
キシ樹脂、ポリエステル樹脂、エステルイミド樹脂、ポ
リイミド樹脂、シリコン樹脂、アクリル樹脂、ポリウレ
タン樹脂等が用いられる。なお、硬化物のガラス転移温
度を−りθ〜＋、２０θ℃に限定した理由は、−弘Ｏ℃
より低いと機械的に強度が弱く、また、２００℃以上で
はクラックを起してよくないためである。そして、この
第２絶縁層の厚さは、００ ！； −１，ｖｍが有効で
あって、電圧階級により、コイル間のギャップの大きさ
と適正厚さが選択される。
ルエンド部λ、ノーズ部３及び結線部りに被覆された第
コ絶縁層であって、この第２？縁層／グはこのように、
コイルエンド部λの残部の外に、ノーズ部３、結線部ｑ
等の全部にも共に被枡された絶縁層であり、硬化物のガ
ラス転移温度が一グＯ〜＋−〇θ℃を有する熱硬化性合
成樹脂で構成さねており、その合成樹脂としては、エポ
キシ樹脂、ポリエステル樹脂、エステルイミド樹脂、ポ
リイミド樹脂、シリコン樹脂、アクリル樹脂、ポリウレ
タン樹脂等が用いられる。なお、硬化物のガラス転移温
度を−りθ〜＋、２０θ℃に限定した理由は、−弘Ｏ℃
より低いと機械的に強度が弱く、また、２００℃以上で
はクラックを起してよくないためである。そして、この
第２絶縁層の厚さは、００ ！； −１，ｖｍが有効で
あって、電圧階級により、コイル間のギャップの大きさ
と適正厚さが選択される。
このように構成される第λ絶縁層の樹脂塗膜形成方法と
しては、粉体塗装法、電気泳動法、浸漬法が用いられ、
特に、粉体塗装法としては流動浸漬法、静電粉体塗装法
、溶射法又はそれらの複合法が用いられる。また、電気
泳動法としては、水分散形エマルジョンワニスを用い、
マイカを充填シタエポキシエマルジョンやエステルイミ
ドエマルジョン、ポリイミドエマルジョン、ポリエステ
ルエマルジョンが特に有効である。
しては、粉体塗装法、電気泳動法、浸漬法が用いられ、
特に、粉体塗装法としては流動浸漬法、静電粉体塗装法
、溶射法又はそれらの複合法が用いられる。また、電気
泳動法としては、水分散形エマルジョンワニスを用い、
マイカを充填シタエポキシエマルジョンやエステルイミ
ドエマルジョン、ポリイミドエマルジョン、ポリエステ
ルエマルジョンが特に有効である。
更に、浸漬法としては、チキントロピック性を有する厚
膜形成フェスを用いる。更には又、上記粉体塗装法、電
気泳動法及び浸漬法の２方法以上の組合せでもよい。
膜形成フェスを用いる。更には又、上記粉体塗装法、電
気泳動法及び浸漬法の２方法以上の組合せでもよい。
また、この粉体塗装法や浸漬法に用いる材料としては、
上記したエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、エステルイ
ミド樹脂、その他が用いらねるが、特に、エポキシ樹脂
が取扱いも簡単で、性能もよいので有効である。
上記したエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、エステルイ
ミド樹脂、その他が用いらねるが、特に、エポキシ樹脂
が取扱いも簡単で、性能もよいので有効である。
本発明の第２絶縁層ｌグ及びこれに関連する部分は、以
上のように構成され塗膜されるが、次にこのように構成
するための本発明の絶縁方法について、一実施例に基づ
いて説明する。
上のように構成され塗膜されるが、次にこのように構成
するための本発明の絶縁方法について、一実施例に基づ
いて説明する。
まず、銅線に２重ガラス繊維処理を施したコイル（２ｒ
ｒＬＸ ｇ、 ！； ｍｍ ）を−列３段に形巻して亀
甲形のコイル糾形成し、それが装着される鉄心のスロッ
トへの挿入部、及び、この部分からコイル間を支持する
間隔片挿入部を含む部分までのコイルエンド部、並びに
、上記間隔片にマイカテープ７層を巻装して第１絶縁層
／／を構成する。
ｒＬＸ ｇ、 ！； ｍｍ ）を−列３段に形巻して亀
甲形のコイル糾形成し、それが装着される鉄心のスロッ
トへの挿入部、及び、この部分からコイル間を支持する
間隔片挿入部を含む部分までのコイルエンド部、並びに
、上記間隔片にマイカテープ７層を巻装して第１絶縁層
／／を構成する。
次いで、このようにして製作した例えば７一本のコイル
を、例えば、スロット数７．２、Ｊ、 Ｊ ｋＶ誘導電
動機の固定子（内径７λ順）のスロット内に挿入した後
、これらのコイルを結線する。
を、例えば、スロット数７．２、Ｊ、 Ｊ ｋＶ誘導電
動機の固定子（内径７λ順）のスロット内に挿入した後
、これらのコイルを結線する。
このようにスロット内に挿入されたコイルは、／１，０
℃に加熱した後、例えば、エポキシ粉末スコッチキャス
ト／１６．２Ａθ（、，７Ｍ社）の流動浸漬槽中に、そ
のコイルエンド部−の残部、ノーズ部、結線部等、第２
絶縁層／グを構成する部分を浸漬し、コイルエンド部２
やその細筒コ絶縁層／りを形成する部分に、／闘程度の
エポキシ樹脂塗膜を形成させる。
℃に加熱した後、例えば、エポキシ粉末スコッチキャス
ト／１６．２Ａθ（、，７Ｍ社）の流動浸漬槽中に、そ
のコイルエンド部−の残部、ノーズ部、結線部等、第２
絶縁層／グを構成する部分を浸漬し、コイルエンド部２
やその細筒コ絶縁層／りを形成する部分に、／闘程度の
エポキシ樹脂塗膜を形成させる。
このようにしてエポキシ塗膜が形成さねたならば、次い
で、／Ａθ℃のオープン中に人ねて約７時間加熱し樹脂
皮膜を硬化させて第２絶縁層ｌダを構成する。ただし、
両絶縁周のつなぎ部は、第１？縁層／／に第２ｐ縁層／
グをオーバーラツプさせて、界面を強化していることは
、前述のとおりである。
で、／Ａθ℃のオープン中に人ねて約７時間加熱し樹脂
皮膜を硬化させて第２絶縁層ｌダを構成する。ただし、
両絶縁周のつなぎ部は、第１？縁層／／に第２ｐ縁層／
グをオーバーラツプさせて、界面を強化していることは
、前述のとおりである。
このようにし・て、第１及び第２絶縁層／ｌ、／ｌＩは
形成されるが、この第１．第コ絶縁周／／、／グの形成
が終ると、この固定子をエポキシ樹脂で全含浸し、回転
乾燥によって所定の硬化を行う。
形成されるが、この第１．第コ絶縁周／／、／グの形成
が終ると、この固定子をエポキシ樹脂で全含浸し、回転
乾燥によって所定の硬化を行う。
なお、このようにして製作したコイルを装備した固定子
を、交流λＯｋＶの電圧を水中で１分間印加する耐電圧
試験によって試験した結果では、全く異常はなく、更に
、水中で交流１０ｋＶの電圧な７００時間印加しても、
何ら異常は認めら才１ず、良好な試験結果が得られた。
を、交流λＯｋＶの電圧を水中で１分間印加する耐電圧
試験によって試験した結果では、全く異常はなく、更に
、水中で交流１０ｋＶの電圧な７００時間印加しても、
何ら異常は認めら才１ず、良好な試験結果が得られた。
以上述べたように、本発明のコ・ｆ層絶縁方法は、鉄心
のスロ゛ット内に挿入する部分、及び、この部分からコ
イル間を支持する間隔片挿入部を含む部分までのコイル
エンド部、並びに、上記間隔片を、マイカシートやマイ
カテープによって巻装して第１絶縁層を構成し、ノーズ
部、結線部等を含んで第１絶縁層が形成されていないコ
イルエンド部に熱硬化性樹脂によって被覆絶縁を施すこ
とにより第２絶縁層を構成し、これらに全含浸処理を施
すようにしたために、絶縁処理に要する所要工数を著し
く低減することができ、また、従来特に欠陥の多かった
コイルエンド部分の絶縁を、その形状のいかんにかかわ
らず、良好なものとすることができるもので、実用上大
きな効果を奏し得るものである。
のスロ゛ット内に挿入する部分、及び、この部分からコ
イル間を支持する間隔片挿入部を含む部分までのコイル
エンド部、並びに、上記間隔片を、マイカシートやマイ
カテープによって巻装して第１絶縁層を構成し、ノーズ
部、結線部等を含んで第１絶縁層が形成されていないコ
イルエンド部に熱硬化性樹脂によって被覆絶縁を施すこ
とにより第２絶縁層を構成し、これらに全含浸処理を施
すようにしたために、絶縁処理に要する所要工数を著し
く低減することができ、また、従来特に欠陥の多かった
コイルエンド部分の絶縁を、その形状のいかんにかかわ
らず、良好なものとすることができるもので、実用上大
きな効果を奏し得るものである。
第７図は従来の回転電機の固定子巻線の一例の一部破断
正面図、第２図は本発明方法によって構成された回転電
機の固定子巻線の一実施例のｉ部破断正面図、第３図は
第一図のコイルエンド部付近の縦断面図である。 ／・・コイルのスロット部、コ・・コイルエンド部、４
７・・ノーズ部、ダ・・結線部、／／・・第１絶Ｒ層、
／、２・・鉄心、／３・・間隔片挿入部、／ｌＩ・・第
コ絶Ｒ層。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人 葛 野 信 −
正面図、第２図は本発明方法によって構成された回転電
機の固定子巻線の一実施例のｉ部破断正面図、第３図は
第一図のコイルエンド部付近の縦断面図である。 ／・・コイルのスロット部、コ・・コイルエンド部、４
７・・ノーズ部、ダ・・結線部、／／・・第１絶Ｒ層、
／、２・・鉄心、／３・・間隔片挿入部、／ｌＩ・・第
コ絶Ｒ層。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人 葛 野 信 −
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （／） 回転電機に装備される巻回されたコイルの回
転電機鉄心のスロット内に挿入される部分、及び、この
部分からコイル間を支持する間隔片挿入部を含む部分ま
でのコイルエンド部、並びに、上記間隔片をマイカテー
グ、マイカンート等で巻装して第１絶縁層を構成し、こ
れを上記スロット内に挿入すると共に結線した後、第１
絶縁層が構成されていないコイルエンド部、ノーズ部及
び結線部を、上記第１絶縁層端部においてオーバーラツ
プするようにして、硬化物のガラス転移温度が一１Ｉｏ
〜＋−００℃で無溶剤の熱硬化性樹脂により被覆して第
２絶縁層を構成し、次いで、これに全含浸処理を施した
ことを特徴とする回転電機のコイル絶縁方法。 （コ）熱硬化性樹脂が、エポキシ樹脂である特許請求の
範囲第１項記載の回転電機のコイル絶縁方法。 （３）第コ絶縁層の皮膜厚さが、Ｏ，ＯＳ〜６龍である
特許請求の範囲第７項又は第２項記載の回転電機のコイ
ル絶縁方法。 （グ）第２絶縁層の被覆方法が、粉体塗装法、電着塗装
法及び浸漬塗装法の／方法及び一方法以上の複合の内の
いずれかの方法による被覆である特許請求の範囲第１項
ないし第、７項のいず４かに記載の回転電機のコイル絶
縁方法。 （５）第１絶縁層は、その端部が、間隔片の端部よりも
少なくとも１０ｍ以上の距離を有するように構成されて
いる特許請求の範囲第１項ないし第グ項のいずれかに記
載の回転電機のコイル絶縁方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1769683A JPS59144345A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 回転電機のコイル絶縁方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1769683A JPS59144345A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 回転電機のコイル絶縁方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59144345A true JPS59144345A (ja) | 1984-08-18 |
Family
ID=11950960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1769683A Pending JPS59144345A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 回転電機のコイル絶縁方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59144345A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59162748A (ja) * | 1983-03-03 | 1984-09-13 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機の全含浸コイル絶縁方法 |
| JPS6059948A (ja) * | 1983-09-12 | 1985-04-06 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機のコイル絶縁処理方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5127406A (ja) * | 1974-08-30 | 1976-03-08 | Mitsubishi Electric Corp | Kaitendenkinokoiruzetsuenhoho |
-
1983
- 1983-02-04 JP JP1769683A patent/JPS59144345A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5127406A (ja) * | 1974-08-30 | 1976-03-08 | Mitsubishi Electric Corp | Kaitendenkinokoiruzetsuenhoho |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59162748A (ja) * | 1983-03-03 | 1984-09-13 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機の全含浸コイル絶縁方法 |
| JPS6059948A (ja) * | 1983-09-12 | 1985-04-06 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機のコイル絶縁処理方法 |
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